21. サイダーハウス・ルール
あれだけの題材をとりあげるには、全体的に薄い作品でした。ただ、なにより院長役のマイケル=ケインが、とても興味深いキャラクターとして登場していたおかげで、作品全体の出来を押し上げています。 6点(2003-02-03 17:35:47) |
22. X-メン
まさにアメコミ映画。いろいろなキャラクターがいる分だけスーパーマンよりおもしろい。 6点(2003-02-03 17:24:04) |
23. アナザヘヴン
良さそげなパーツを集めただけ、1本の映画にまとまっていない。ラストの謎解きは逃げ。 1点(2003-02-03 17:21:02) |
24. グリンチ(2000)
ロン・ハワード監督は、時々おかしくなるらしい。いい映画と悪い映画の差があり過ぎる。この作品も悪いとまでは言わないが、どっち付かずなものになってます。まぁジム・キャリーの動きに人情話しをリンクさせるのは、難しいとは思うんだけど・・・。「グリンチ」というキャラクターに愛着ない日本人には、わからない良さがあるのだろうか。 4点(2003-01-18 15:52:18) |
25. U-571
潜水艦乗りは選りすぐりでなければいけないのに、アメリカ兵がナヨナヨしすぎ。あんな切羽詰まった状況なら、やることは一つのはず、そこに人間的成長を盛り込むのはアンバランス。しかもご都合がよろしすぎるのが、気になる所。下士官と兵卒だけが生き残った状況ならおもしろくなったかも。 3点(2003-01-18 15:43:50) |
26. ハンニバル(2001)
同じ俳優が演じても、監督が違うとこんなにキャラクターの印象が違うのかと言う見本。リドリースコット監督は、無機質な恐さを撮らせると右に出る者がいないのですが、人間の内面は、正直全くといっていい程描けません。そのため脚本(原作を削っただけ)のまんま、恐く無い映画を作ってしまいました。しかし、シリーズのファンなので甘めの採点に・・・。 6点(2003-01-18 15:33:15) |
27. リトル★ニッキー
私自身この手のおバカ映画に対して、この高得点を付けたのは驚き。しかしこれだけ付けずにはおれないほど、頑張ってバカしてます。いやバカに命かけてるといっても、過言では無い。それぞれのキャラが立っている。『ウエディングシンガー』からは格段の進歩。 8点(2003-01-18 15:15:57) |
28. インビジブル(2000)
映像だけを取り立ててほめるのはいかがなものかと思うが、やっぱり大したものでした。ストーリーもちゃんと組み立てられていて、彼が透明になった後の倫理観、自制心の欠如や、周囲の彼に対する恐怖は、なるほどと思わせる出来。 7点(2003-01-18 15:08:00) |
29. ペイ・フォワード/可能の王国
ラストのシーンが、それまでのムードをぶち壊しにしていますね。「先に送った」のだから、前(出発点)に戻ってはいけない。心に何も残らないラストです。 5点(2003-01-18 14:56:28) |
30. ミッション・トゥ・マーズ
最後の結論は安易に感じましたが、全体を通してみれば、なかなかに見ごたえのある作品でした。火星の考察もいい感じで、『レッドプラネット』とは段違いですね。 6点(2003-01-18 14:52:04) |
31. リング0 バースデイ
<ネタバレ>ストーリーのつじつまが合わない。キャラが確立してない。などなど言いたいことは山ほどありますが、なによりこの映画で許せない点は、「貞子」に対する愛情の無さです。特にラストで彼女が井戸に落ちた後シーンは必要無い。不快を通り越して、憤りすら感じる。 1点(2003-01-18 14:48:21) |
32. ダンジョン&ドラゴン
評価しようがないというのが本当の所ですね。スポットを見る限りでは、B級のファンタジーと予想してたのですが、実際にはそれをはるかに下回る出来でした。 2点(2003-01-18 14:37:42) |
33. ファイナル・デスティネーション
展開はホラーの典型なのですが、あのテンションはすごい。あの運命か死神かの、殺すったら殺すんだという執念が滑稽ですらあり、その為あまり陰惨な雰囲気がなくて、気分よく楽しめました。 7点(2003-01-18 13:59:38) |
34. ショコラ(2000)
全体はオーソドックスに作られていて、安心して見られました。ところどころに心の琴線にふれるシーンが盛り込まれており、そのバランスも上手かった。あまりベタベタせず、それでいてまろやかで、まさに高級チョコレートのような作品。 8点(2003-01-18 13:49:05) |
35. A.I.
氷のシーン以降は、バッサリ切ってもよかったんじゃないでしょうか。スピルバーグ監督は、安易なハッピーエンドによく持っていくので、せっかくの切ない気分が興醒めしてしまう。目のつけどころはいいんですけどね。 4点(2003-01-17 18:33:53)(良:1票) |
36. ジーパーズ・クリーパーズ
いや~、残念。前半は、なかなかどうして結構ドキドキさせてくれました。何度も何度も曳き潰したヤツの背中から、アレが飛び出すまでは・・・。アレが出た時、ちょっと笑いました。結末を何とかすれば、大バケする映画なのに。おしい。 5点(2003-01-17 18:02:01)(良:1票) |
37. ハリー・ポッターと賢者の石
原作ファンには申し訳ないんですが、あの脚本では、劇場まで足を運んだ映画ファンは納得しません。人間が白と黒しかいないのは、子供の童話だけ。ただ、映像はがんばっていたので、この点数。 3点(2003-01-17 17:53:57) |
38. スターリングラード(2001)
冒頭の戦闘シーンでは、目を背けたくなるような戦場を作り出し、期待させておきながら、中盤以降はもうグダグダ。「お前、ロシア人じゃなくてアメリカ人だろ」と、ツッ込みたくなるくらい主人公がよくしゃべる。 4点(2003-01-17 17:43:41) |
39. 千と千尋の神隠し
正直、宮崎監督のやる気が全く感じられない作品でした。相変わらず登場するクリーチャーは面白いのだけど、登場させただけという感じ。『もののけ姫』の時の熱い拳はどこへやら。ジブリ運営のために、無理して作ったのでしょうか? 4点(2003-01-17 17:32:09) |
40. ロード・オブ・ザ・リング
映画のすべてが盛り込まれた作品。これぞ映画。あのスケールだからこそ、映画を作る意味があり、劇場で見る意味がある。2004年春の第3部を見終わらないと、内容的な評価は下せないにしても、それまで期待していられるだけのテンションが、確実に沸き上がりました。『エクステンデッド・エディション』を見れば、さらに楽しめる。 10点(2003-01-17 17:20:05) |