401. 私がウォシャウスキー
木の実ナナ?万引きGメン? [地上波(字幕)] 4点(2005-06-02 16:52:29) |
402. オルガミ ~罠~
韓国映画はほとんど見ないのですが、不覚にも「冬ソナ」にはハマってしまい、そしてこの作品を見ることになったわけですが…。なかなかおもしろかったです。嫁姑バトルはこのくらいの時間(100分)で十分です。うまくまとまってる。「いいかげんにせぇ~!」と思い始めたころに終わってくれたし。「冬ソナ」みたいに長かったらぜったい見ないよ。 [地上波(字幕)] 5点(2005-05-24 13:09:19) |
403. ハーモニーベイの夜明け
もののけおじさんの沈黙。でも、てゆーかだから10点あげちゃう!だって好きなのよ、こうゆうのアタシ。 10点(2005-03-06 16:11:19)(笑:1票) |
404. 東京物語
基本的にモノクロ映画は苦手なのだが、この作品にはすぐに引き込まれてしまった。色を特に必要としない。登場人物たちの心情とそこに流れる空気を感じられれば充分な気がする。例えばうちわの使い方が表現する。自分ばかりをバタバタと扇ぎまくる息子と娘。義父母の事をゆっくりと扇いであげる嫁。それだけで全てを語っている。何も自分で自分を扇いだからといって怒られる訳はない。悪いことは何もしていない。ただ気持ちの問題だけ。例えば食事のシーン。父のことを思いやった風の言葉を吐きながら、飯をせっかちに掻きこむ娘。悪いことはしていない。ただその言葉に気持ちが感じられないだけ。誰も悪くはない。ただ合理的なだけ。現代人に似ている。古さを感じさせなかったのはそのセイだろう。最後次女と嫁の会話だけが代弁者となり、救われた気がした。でも個人的に杉村春子演じる長女の存在が一番気に入ってしまった。彼女の演技あっての作品だと思った。 10点(2005-02-26 17:52:43)(良:1票) |
405. 13デイズ
緊迫感ありテンポも良くなかなかおもしろい。キューバ危機ってこんなだったんだぁ、勉強になったなぁ。8点。…と思ったけど、これかなり史実を歪曲しているようですね。ソ連がなぜキューバに核ミサイルを持ち込んだかとか(もちろん理由はどうあれ核には反対ですが)、アメリカとキューバの関係はどんなだったかとか、そういった多角的な視点では全く描こうとしてない。言ってしまえば地球侵略をもくろむ宇宙人に立ち向かう、強いアメリカを描こうとしているんですねぇ(あれ、こんな話ありましたね)。いくら事実を基にしたフィクションでも、ここまで来るとアメリカ万歳の都合いい話になってしまいますね。これはいかんです。 5点(2005-02-08 10:26:59) |
406. ポリスアカデミー
懐かしいな~!中学のころ良く見ました。シリーズ4くらいまでは見た気がする。それぞれのキャラがみんな良いです。お気に入りのキャラが見つかった人はハマれるんではないかな。私はフックス(気弱な黒人の女の子)とタックルベリー(ガンマニア)が妙に好きです。 7点(2005-02-02 10:17:43) |
407. アミスタッド
奴隷解放運動家と、奴隷を家畜のように扱う人々、どちらの言い分が正しいかなんて第三者から見れば簡単にわかること。ただそう単純にはいかないのが現実。政治的背景もある。内戦を恐れるのも当然の考え方。この作品は、当時の色々な人々の思惑がからみ合った、複雑な歴史の局面を描くことに誠実に取り組み、成功していると思う。勉強にもなるし、感動的でもある。シンケ役のジャイモン・ハンスウはものすごい存在感で、「原始のパワー」みたいなものを表現していた。またラストのサーの演説「先人のおかげで今の我々がある」という言葉はまさに、現代人に投げかけられた作り手のメッセージである。彼らが虐げられ、戦い、話し合ったから今の私たちがあるのだと。とっても素晴らしい作品だったのに平均点低すぎなので、この点出しちゃいます。 10点(2005-01-31 12:39:54)(良:1票) |
408. 仮面の顔/ほんとうの顔
あ、やっぱり誰も書いてませんか。TVMですからね。でもとっても良かったですよ。実話だそうで、ドナルド・サザーランド演じるシューシャン先生と、ジェイムズという自閉症(?)の人が主人公であり原作者です。父子もの、ラストの後味も良く、気軽に見られる作品です。D.サザーランドの息子役はもちろんキーファー…じゃなかった。 7点(2005-01-28 14:51:20) |
409. 大いなる遺産(1998)
おとぎ話を聞くような感じ。むかしむかしあるところにお金持ちのおばあさん(湯婆々?)とその姪と、貧しい庭師の少年がいました…云々。そうするとデニーロの存在は少々強烈過ぎるかも。グウィネスの賛否はありますが、まぁ言うほど不細工でもないと思うけど。そりゃあ少女時のエステラの方が断然美しく妖しく魅力的ですが。彼女は女優やってないんですかねぇ…。あと義兄のジョーが良かった。彼とか脱獄囚ラスティング達の大きな期待、てのが原題なんでしょうけど、遺産って?才能とかそういうことなん?まさかイーサンだから?違いますね。リメイクだもんね。すいません。かなり散文になってしまった。とにかく雰囲気は好きな作品です。 7点(2005-01-27 13:04:26) |
410. 小説家を見つけたら
見たことあるような有りがちなお話。でもこれはこれで見て良かったなぁと思えます。純粋で心の優しいジャマール、老いてもなお情熱的なフォレスター。二人は決して似てないけどそれぞれ魅力的で、互いに影響し合う。世代を超えた友情関係は、落ち着いた雰囲気の画面に心地よく、違和感がありません。好きなシーンはやっぱり、引きこもり老人が自転車で手信号をする所かな(笑)。二人の友人関係がもっともっと長く続いてほしかった。 7点(2005-01-20 14:40:05) |
411. アルカトラズからの脱出
《ネタバレ》 『ショーシャンク』の元ネタだったんでしょうか。こちらは脱出劇であることがタイトルから明らかなので、比べてラストのサプライズ度は弱いが、その過程は(達成されることを前提に見ても)かなりドキドキした。爪切りとスプーンで道具を作ったり、全く動かないダミーの頭をベッドに置いたりするところは本当にハラハラさせられた。また屋上に出たとき、青や赤のライトが三人を照らす所なんかは、サイレンや銃声がいつ鳴るのかと、心配で心配で目を覆ってしまう程緊張した(いやだから達成される事と思って見ても)。その緊張感は、それまでのどこか淡々とした雰囲気と違い、まさにクライマックスの盛り上がりを見せている。これが絶妙で、最終的に生きていようがそうでなかろうが、彼らが873日練りに練った作戦を遂行した事には変わらない、そんな爽快感が残った。バッツが一緒でなかったことだけが、心残り。 [地上波(字幕)] 9点(2005-01-17 23:27:26) |
412. ターナー&フーチ / すてきな相棒
結構普通。当時見たときはもっとおもしろかったと思ったんだけどなぁ…。 6点(2004-11-30 11:57:56) |
413. おかしな二人
おもしろかったなぁ~。舞台劇の映画化だから良く出来たコントのようで、気軽に見れました。ふたりがどんどん夫婦みたいになっていくところがおかしい。ジャック・レモンとウォルター・マッソーは本当にすごい!黄金コンビ!「カリブは最高!」とか好きなんだけど、ここのレビューにはないんですね。 8点(2004-11-30 11:54:10) |
414. さらば冬のかもめ
「かもめ」とは水兵の事でしょうね。原題の「Detail」は軍隊用語で「特殊任務の為の分遣隊」ですから、タイトルは直訳すると「最後の分遣隊」。?。分かりにくいから「かもめ」にしちゃったんでしょうね。そこにちょっと哀愁も散りばめて、コメディテイストは感じられないタイトルになってしまいましたが。変なオヤジ役の多いジャック・ニコルソンですが、このバタスキーは変な(イカれた?)中にもやさしさがある兄貴気質ないい奴で、結構好きです。人が健全に生きていく為には、喜怒哀楽がいかに大切かということを、彼は理屈ではなく身をもって若い友に教えたかったんだと思います。8年後のメドウズはきっといい男になって帰ってくるでしょう(20数年後には酔っ払いの飛行士でしたが)。良い作品に出会うと私は、日本でリメイクした場合のキャスティングをつい考えてしまいます。この場合、哀川翔兄貴と宇梶総長でしょうか。メドウズは内山かな。みんなちょっと年がいき過ぎてるかな…。 8点(2004-11-24 14:50:26) |
415. ひまわり(1970)
「究極のメロドラマ」という印象ももちろん受けますが、それだけに留まらず戦争の不毛さ、やるせなさを男女のロマンスでもって充分に表していると言えます。むせ返るほどのひまわり(その下には兵士が眠るという)、丘の斜面に整然と並ぶ無数の墓標、勝気で美しかった女性が日増しにやつれていく様、愛する妻のことを案外あっさり忘れていった夫、それら全てが悲しく切なくやるせない。何度か使われる駅での別離、再会。そしてマンシーニの音楽。どこを取っても「どうしようもなく切ない反戦メロドラマ」です。 8点(2004-11-07 15:25:11) |
416. エリン・ブロコビッチ
企業を相手取った法廷劇と思ってたんですが、良い意味で違ってました。エリン・ブロコヴィッチという、見掛けは派手だけど一本筋の通った、心の温かい女性の元気な姿に勇気づけられます。ジュリア・ロバーツもきっとこんな女性なんだろうなぁと思いつつ、この作品で数々の主演女優賞を獲得したことに納得しました。私生活では来年早々双子を出産後、子育ての為5年間休業するとの事。これもエリンとジュリアでは子育ての方法こそ異なりますが、子供に対する愛情の深さは共通するものを感じてしまうのです。さすがハリウッドで一線を走り続けている女優、という感想です。 8点(2004-11-07 13:59:09) |
417. たそがれ清兵衛
時代劇に不慣れな者にも解りやすいゆったりとしたつくりは、老若男女人種を問わず、見て汲み取る事の出来る情感を表現していると思う。その点は評価に値すると思うが、アカデミー賞にノミネートされ英語字幕になった時、そのセリフははたして生かされているのだろうかと、そればかりが心配になった。例えば清兵衛が余五善右衛門の家に入る時の「ごめん」は「Excuse me」なのかなぁ?とか…。あぁDVD見ればわかるんですかね。そうします。その後原作も読んでみたいです。 7点(2004-10-20 13:28:55) |
418. ストーリー・オブ・ラブ
身につまされるとこあるある。普通の夫婦のリアルな生活。それは(特に倦怠期ともなれば)他人が見ておもしろい物でもなんでもないわけだが、E.クラプトンの音楽のおかげで素敵に哀愁を漂わせ、それでいてよりリアルに映っている。私も日常のしょうもない時間にクラプトンをかけてみよう。見飽きたダンナの顔も少しは素敵に見えるかも!?ラストの妻の言葉には、多くの方と同様、感動し涙が出てしまいました。世の夫婦たちには是非おススメ。あと邦題は“アス”のままの方がいいと思います。 7点(2004-10-18 13:34:42) |
419. ミステリー、アラスカ
はい、私もアラスカで起こった怪奇的事件を扱った推理物かと思って見ましたよ。んでいきなりミステリー町の池ホッケーと聞いてちょっとがっかり。更に劇場未公開って事で、全く期待しないで半ば投げやりに鑑賞しました。ラッセル・クロウがあの巨体でどんな滑りをするんだ?くらいに。結局足が遅いことを理由にスタメンから一時外されたりなんかしてうま~くゴマかされた感じ。前半はエロ話ばかりで退屈。とにかく寒い土地柄でホッケーとエッチしかやることがないんだ、ということを強調したかったんでしょうね。後半の対レンジャーズ戦はなかなか迫力があって良かった。ヘボチームではなく、選手がスカウトされるくらいの強いチームであった事が痛快だった。まぁ期待しないで見た分、見終わった後は、へぇ~…って思った。意外性のある作品ではある。あと確かにラッセル・クロウは普通の庶民役すくないですね。これも意外。 6点(2004-10-09 17:48:46) |
420. ロズウェル
矢追純一の「木曜スペシャル」世代のわたくしとしましては、ロズウェル、エリア51、なんて言葉を聴いただけでワクワクするもんです。もちろん葉巻型とか牧場主とか大好物なワードが出て来て、更にミッシングリング!まで行けばもう言うことなしです。嘘かホントかなんてどうでもいい!正座して見ました。でも劇場公開しなくていいです。 7点(2004-10-06 10:32:26) |