401. (500)日のサマー
《ネタバレ》 ヒロインのサマーがあんまり好きではなかったので、(500)日が一発で(1)日になる瞬間がとても共感できました。オータムちゃんのほうが全然イイヨ!(根拠ナシ) 個人的には秒速5センチメートルなぞより遥かに面白かったです。この映画は主人公(男)視点で描かれていますが、客観的な、滑稽なところも描かれていたからでしょうか。自分一人の閉じた世界でグルグル回って美しい思い出にするのも結構だけど、空気読めない友人たちから笑い者にされるくらいが丁度いいのかもしれません。この監督はスパイダーマン撮るそうで。あのしょーもない恋愛がどう描かれるのか見ものですな。 [DVD(字幕)] 8点(2011-02-20 01:19:29) |
402. ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い
キャラクターが魅力的で、それだけでも十分楽しめます。ただ、構成にも力を入れてるとは思いますが、なんかもうちょっとこう、ウマイことできるんじゃないかとモヤモヤするところも。トラブルとその解決がどれも単発的で、もっとそれぞれに連鎖関係があっても良かったかも(それをやろうと思ったら相当難しい?)。贅沢なお願いでしょうか。 このページで、署名活動を経て日本公開されたと初めて知りました。せっかく面白い映画なのに、有名スターが出てない等の理由で公開されずに、埋もれてる映画がいっぱいあるのかと思うと悔しいなあ。 [ビデオ(吹替)] 7点(2010-11-16 18:29:09) |
403. 十三人の刺客(2010)
三池監督の映画は苦手なものが多いのだけど、これはオーソドックスな作りで素直に楽しめました(それ故ファンには物足りないかも?)。出てくる役者たちも皆いい!皆魅力的だったなあ。鬼頭半兵衛が一番好きだったな。「理由などわからぬ、いいや要らぬ!」シビレるぅ~。シナリオ上というのか、設定上というのか、そういう所だけでは出せないキャラの魅力が、役者の魅力や個性で引き出されていると思う(それはただ単に役者の見た目に頼っている訳では決してない)。伊勢谷祐介さんのポジションが微妙と言えばそうなんですが、居なければそれはそれで、寂しいw。牛のCGがヘッポコだった以外は文句無しです。大満足でした。こんな娯楽映画(邦画)がもっと増えればいいなあ。 [映画館(邦画)] 9点(2010-11-01 12:46:33) |
404. 時をかける少女(2010)
なかなか面白かった。はっきり言うとアニメ版のほうが断然面白いんですが、こちらもまあまあ。釈然としないところも多く、もっと面白くできるのではないかという場面も多いけど、魅力ある映画だと思います。 [ブルーレイ(邦画)] 7点(2010-10-29 15:33:36) |
405. 借りぐらしのアリエッティ
田舎にやってきた子供がなんかヘンなもんと出会う、という意味ではトトロと一緒ですね。ただ、こちらはトトロ(小人)の側から人間を描いて・・・いるのかな?(笑)。小人視点の映画であることは間違いないとは思いますが・・・。ディティール描写は細かいですが、どうもそのへん曖昧で、焦点があやふやに感じます。脚本宮崎駿のなかではテーマやメッセージがキッパリあるんだと思いますが、「わかりやすい型にハマったカタルシス」はあえて回避しています(もののけ姫以降全部そうでしょうが)。その方針は理解はできるけどやっぱり物足りなさも感じるのです。宮崎駿が直接監督するならお好きにどうぞ、で済みますが、「若い人に企画先行でやらせる」ならもっとオーソドックスにやっても良かったのでは。そこまで俗なことはやりたくないのかね。「トトロ」で例えると、「クライマックスでトトロとネコバスが登場せず、自力でメイをみつけて病院まで行きましたオワリ」という感じ。 上質な映画ではあると思いますけどね。 [映画館(邦画)] 6点(2010-07-21 23:04:13) |
406. トイ・ストーリー3
《ネタバレ》 面白かった!思わず胸が熱くなりました。うぉぉおおおぉ~~ん!!ゴミ回収車に放り込まれるクライマックスあたりからヒートアップの勢い凄まじい。まるでゲッタウェイのようだ!主人公たちは運良く新しい主人と巡り会えることになりますが、ゴミ処理場で処分されてしまう運命もまた、確実にあるわけだ。その運命を受け入れたときの彼等に感動せずにはいられない。パート1のときから、「彼等がいつかゴミとして捨てられてしまう時がくるのでは?」とモヤモヤしていた部分を、バチーンと描いてくれた映画です。 [映画館(吹替)] 10点(2010-07-19 00:37:37) |
407. 踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!
正直2時間ちょい見ても、「なんか面白そうな映画だなぁ」と思ってしまった。まるで壮大な予告編で、肝心の客が見たい部分が全く描けてないように思う。いかにも、昨日「ダークナイト」見たという人が作ったような映画だ。 [映画館(邦画)] 3点(2010-07-09 01:15:49) |
408. ダークナイト(2008)
《ネタバレ》 まずこの映画、オープニングシーンが素晴らしい!全面ガラス張りのビル街を全景からググーッとトラックイン。秩序立った風景の中で、一枚のガラスが破裂。ここから一気呵成にカオスの世界に突入していきます。ニューヨークでは、割れた窓ガラスや壁の落書きを修復することから始めて治安を回復しましたが、この映画ではまったく逆。街全体を恐怖のどん底に突き落とす壮大な劇場型犯罪は、たった1枚のガラスが割れるところからスタートしていた・・・。映画全体をも象徴する、ゾクッとするオープニングでした。 しかし、力作だと思うけれど、手放しで絶賛はできない箇所も多かったです。とくに、一般市民を衆愚として描きすぎじゃないか?と思いました。最後はトゥーフェイスの罪をバットマンが被るという道を選びます。これって結局一般市民のことを信用してないってことじゃないのか?と思ってしまいました。 [映画館(字幕)] 7点(2010-06-25 13:52:47) |
409. ターミネーター4
SF的な突っ込みドコロはあまり気にしない性質なので、一本の映画としてはまあまあ楽しめます。が、ターミネーターシリーズとして見たら「ロマン」が足りないよナァーと思いました。過去作は現代が舞台で、「このままでは未来が大変なことになる」という大きな動機になる要素がありましたが、今回で未来になっちゃいましたしね。未来のために戦うという(現実の問題で言えば、温暖化とか紛争とか)、現代の我々でも共感できる要素があったから良かったのではないかなと思ったり。 [映画館(字幕)] 6点(2010-02-17 14:27:26)(良:1票) |
410. DRAGONBALL EVOLUTION
なんというかもう、なんとも言えんよコリャ。 [DVD(字幕)] 3点(2009-11-15 11:29:09) |
411. ウォンテッド(2008)
《ネタバレ》 1人を殺して1000人救うはずが、1人を殺すついでに1000人くらい死んでるかもしれん。 [DVD(字幕)] 6点(2009-11-08 18:11:07)(笑:1票) |
412. トゥルーマン・ショー
アイデアが面白い。奥さんや母親、友人たちの笑顔が怖いです。けど、この題材ならもっと面白く料理できそうな人って他にいそうですよね。あのドームもちょっと荒唐無稽すぎたような気も。しかしラストシーンはルネ・マグリッドの絵のようで不思議な絵だなーと思いました。 [DVD(字幕)] 6点(2009-11-08 12:41:38) |
413. パイレーツ・ロック
音楽のことは詳しくないけれど、映画は凄い楽しめた!逆にコダワリがありすぎると楽しめないのかな?キャラクターたちがみんな魅力的でいいですね。どちらかというと役者の魅力って言ったほうがいいかもしれないけれど、余計な設定やらエピソード無しでキャラが立ってるのはいいなと思います! [映画館(字幕)] 8点(2009-11-07 20:06:29) |
414. キングダム/見えざる敵
中東版ブラックレインって感じですかね。ラストにビックリです。 [DVD(字幕)] 7点(2009-11-03 10:43:07) |
415. デイ・アフター・トゥモロー
《ネタバレ》 意外と(?)そこそこ楽しめる映画。もっと酷いんだろうと思ってた(笑)。ちょっとうまいこと話が進み過ぎではなかろうかとは思ったけど。印象的なのは「図書館に残るか、それとも外へ出て避難するか」というシーン。情報が全くないなかであの決断は難しいですよねー。「じっとしているより生き残る希望に賭けて行動するべき」なんてのが映画で多いパターンですけど。実際の災害、遭難とかでも、どちらが正しい、間違っているとは言えない選択で、生死が分かれてしまうんだろうなと思いました。 [映画館(字幕)] 6点(2009-11-03 07:49:45) |
416. 宇宙戦争(2005)
《ネタバレ》 相変わらずのスピルバーグ節!神懸かりの演出テクニックで、至ってシンプルなお話を超一級の娯楽大作に仕上げてくれました。ミクロな部分を徹底的に描く事でマクロを感じさせる物語になっていると思います。物語のテーマとスピルバーグの演出スタイルが見事に合致しているんでしょうね。前半はスペクタクルで、後半は象徴的な展開になっていき、前編後編で違った楽しみ方もできます。 逆に、リアリティを重視する人からは評価されずらいだろうなあと思います。 ティム・ロビンスは主人公の負の一面で、彼を殺すことで「一人で生きていく自分勝手な性格」と決別する、ということなんでしょう。「地下室」は深層心理の典型的な象徴だし(けどちょっと無理あるかな・・・)。息子が生きて帰ってくるのも、個人的にはご都合主義とは思いませんでした。「リアリティの都合」で死ぬほうがよっぽどご都合主義でしょう。ツッコミやすい映画だとは思いますが、それ以上に良いところがいっぱいある作品だと思います。 自分は映画全体を見て、「手を繋ぐ」っていうのは大事なことなんだなあ、と思わされました。この映画には、手を繋いだりスキンシップするシーンが沢山あります。つらい時、不安な時、危険な時。登場人物たちは直前までケンカしていても、そういう時にはしっかり手を繋ぎハグし合います。邦画ではあまりこういう演技ないですよね。国民性の違いもあるのかな。パニックに陥りかけた妹を励ますシーンも、ある意味では手を繋ぐ場面ですね。 自分が好きなのは、主人公親子がトライポッドに捕まり、鳥かごのようなモノに閉じ込められるシーン。ここをただのパニックシーンだと思ってはいけない!カゴに閉じ込められているのは、男女はもちろん、子供に老人、黒人白人アジア人、民間人に軍人たち。そして彼らが、たった一人のために手に手をとって助け合います。カゴの中が世界の縮図になっていて、人類が一致団結する場面になっているわけです。前半で散々人類の醜い一面を描いてきましたが、本当に絶望的な局面で初めて希望が見えるんです。このシーンは見て震えましたね。ここがクライマックスと言ってもいいんじゃないでしょうか。あとのシーンはオマケってことで(笑)。けれど、宇宙人が絶命するシーンも印象的でした。大殺戮を繰り広げた彼らでさえ、もがき苦しみ絶命する瞬間、助けを求めて「誰か」に手を伸ばすんだなあ・・・。 [映画館(字幕)] 9点(2009-11-03 07:38:17) |
417. X-メン
《ネタバレ》 キャラクターがみんな凄い超能力を持ってるけど、なんかみんなマヌケなんだよなぁ。話や展開の都合で「私のミスだ」「それはわからない」「動きが早すぎる」「そんな難しいことはできない」などなど、なんだか情けないのばかり。悪役(とくに部下たち)も魅力がなく、戦ってても「超絶特殊能力をもった者たちの低レベルな争い」に見える。若干前の映画なのでVFXもしょっぱい感じはするけれど、この後のシリーズはもっと良くなって迫力満点になって欲しいな、と期待しつつ、次回作も見てみようとは思います。 [DVD(吹替)] 5点(2009-11-03 07:24:33) |
418. サマーウォーズ
ネットや携帯が普及してきたときは「今までの恋人たちのすれ違い等の物語が通用しなくなった」と言ってる人もいたけれど、最近はネットや携帯がなければ話が成り立たなくなってきましたな。エンターテイメントとしてとても楽しめるレベルの映画だとは思うんだけど、なんか画竜点睛を欠いてるような感じ。ああー面白かった、帰ろ、で終っちゃう。映画自体がネットという小道具に使われてるように感じます。クレヨンしんちゃんの「ブタのヒヅメ」以上のものは無かったです。 [映画館(邦画)] 6点(2009-08-08 13:20:32) |
419. トランスフォーマー/リベンジ
ストーリーはスゴイ単純なので、前作よりも面白かったと思います。キャラクターにも魅力が出てきたし、相変わらずロボットアニメの王道を踏襲しています。老ロボが魅力的でした。パパママもパワーアップしてるしね。けど、魅力的なのは新キャラばかりで、前作からのキャラクターたちは陰が薄くて残念(アイアンハイドとか)。まだまだ続編が出そうですが、メガトロンはだんだんバイキンマンキャラになってきました。 [映画館(字幕)] 7点(2009-06-28 15:00:04)(笑:1票) |
420. ハンコック
《ネタバレ》 「私だ」「お前だったのか」暇をもてあました、神々の、遊び。 [ブルーレイ(字幕)] 6点(2009-06-16 03:02:21) |