41. リトル・ストライカー
レビューがこんなに少ないなんて!私ももっと早くこの映画に出会いたかった!てっきりフットボールだけの映画だと思ってたら、深い人間ドラマに心が締めつけられた。決して皆幸せじゃなく、誰にも弱さを見せられず苦しんでいる。その苦しみが少しずつ、でも確実に和らいでいく情景がなんとも心地よく切ない。映画全体にブリティッシュ・ポップがかかっていて飽きない。洋楽ファンの自分にはおいしすぎる選曲に大満足。ストーリーは少々重めなのに清清しい感じがするのは確かな選曲や使うシーンがキマっているからだろう。エリックが自分の弱さを告白し、自分がいかにフットボールを愛しているかをジミーに語る姿は感動モノ。ベタな展開やストーリーだけれどそれに弱いんだ自分~。 10点(2004-04-19 22:04:51)(良:1票) |
42. ラスト サムライ
けっこう面白かったですけどね。素直に面白いって言えない。なにかぬけてる。邦画として作って欲しかったっていうのがあるかな。 6点(2004-04-05 10:12:30) |
43. リーグ・オブ・レジェンド/時空を超えた戦い
こういうありえない人たちが集まるのっていいですねー。一番かっこよかったのはネモ船長。戦闘場面での軽やかで素早い動き。惚れ惚れです。そして一人浮いてる。 ドリアンもかっこよかったですが、いかんせん役者の微妙なデブ加減でイマイチ惚れず。直立不動な感じで敵をバッタバッタ(古)倒すのは良かったけど。 ミナは美しいです。やはりドラキュラ伯爵夫人たるもの、クールビューティー?でなければ。喋り方も好き。ロドニー・スキナーはメンバーのムードメーカー的存在なのに皆相手にしてないのが切なすぎる。かまってやれよ・・・一番良い奴なのに。 話は期待より下。あれだけ個性豊かな人物が集まってるのに本当にもったいない。ラストも画面にツッコミ。あんな中途半端なせいで、映画全体の評価がよりダウンです。 でも、これこそ娯楽。ありえないキャラクターによるありえないストーリー。こうゆう映画って本当に冒険心や好奇心くすぐられまくるので、また誰か作ってくれよぉ♪ 6点(2004-04-02 11:22:27) |
44. エネミー・オブ・アメリカ
かなり面白かった。ラストも上手いことマフィアとの撃ち合いにもっていったなぁと感動。お互いが勘違いしてる様が面白かった。この映画、登場人物のヴィジュアルがいいですね。NSAの局員たちなんてなんて男前ぞろいなのかしら。 8点(2004-03-27 23:37:30) |
45. ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還
内容が詰め込みすぎで、感動物(なのかどうかも如何わしいが)独特のあの心地よい余韻が全くない。もっと時間伸びてもいいから細かく詳しく演出して欲しかった。あいかわらずCGはすごいけど、そんなの今じゃあんまり驚かない。敵も無駄に多い。戦闘シーンは2に慣れてしまったのか、あまり興奮せず。ピンチになったら強力な助っ人がドーンと現れるっていう点も飽きた。 第一ストーリーがしっかりまとまってない。CGばかりすごくても、ストーリーに重みがないと薄っぺらい映画になってしまう。原作が素晴らしいのは当たり前。要は、それをいかに画面・映像に生かすかだと思う。別に感動もしないし・・・「題材が偉いだけでただのハリウッド映画だな・・・」と思いました。 これはそんなに世界中騒ぐほどの映画なのか?アカデミー賞もさ、イベント性中心じゃなく真剣にやろうよ・・・。 5点(2004-03-25 10:26:52) |
46. スターリングラード(2001)
戦争映画なのに軽い上に浅い。エド・ハリス以外の主役達にやる気が感じられなかった。ジュードは美形すぎて、戦争映画に必要不可欠な「人間臭さ」というものがまったくなかった気が。 かなり期待した自分が嫌だ・・・。 3点(2004-03-15 16:21:43) |
47. ピースメーカー
映画観始めて数分後、「これは心臓の不整脈を治療する医療機器を付けた主人公がアクションする映画ではない」と気づいた。そして姉もそう思っていた。 4点(2004-03-15 16:11:09) |
48. ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア
《ネタバレ》 ラスト近く、ギャングのボスのしんみりとしたセリフ。キザだとは思いつつも感動。雨の中キャデラックをプレゼントするシーンに胸がすごくキュンとなる。死という重いテーマを扱っているにもかかわらず、爽快で温まる映画。 [DVD(字幕)] 10点(2004-03-15 15:47:09) |
49. 猿の惑星
数年前、初めて観るときどうしても我慢できず父にラストを教えてもらった自分に腹が立つ。ああ腹が立つ。 ちなみにメスのサルメイクはリメイク映画よりずっと素晴らしい。 7点(2004-03-14 16:22:57) |
50. シザーハンズ
《ネタバレ》 「ジョニーデップの出世作って何だろ~」と調べたら。この映画のポスターを見てビックリ。「なんだこの青白い男!」そして映画を観たのですが・・・いやあ切ない。ウィノナはあの頃が一番可愛かったなと。今でも可愛いですが。またロングにしてくれないかな。ジョニーのエドワードは今更語る必要もないでしょう。悲しくなるくらい純粋なエドワード。もう何も言うますまい。 なによりこの二人の幸せを今でも願ってしまうのです・・・ 8点(2004-03-11 11:03:39) |
51. 火垂るの墓(1988)
清太最後の台詞「翌朝僕はローセキのかけらのような節子の骨をドロップの缶におさめて 山を降り・・・そのまま壕へは戻らなかった。」に、観る度胸が締め付けられます。頼る家がない清太にとって、あのまま壕で暮らすことが唯一の生きる道であったように思います。それを捨てて、放浪し(←おそらく)駅で死んだ清太の気持ちを考えると、もう、もう・・・お姉ちゃん涙が止まりません!!兄妹ふたりで生きてきた清太にとっては節子がいなくなってしまった時点で、生きようとする力を失ってしまったのだろうか・・・そんなことを思い、とても切なくなります。 [映画館(字幕)] 7点(2004-03-10 17:04:20)(良:1票) |
52. ギャング・オブ・ニューヨーク
《ネタバレ》 一番大事なことだけど、デカプが復讐の炎をメラメラ燃やしてるとは思えない。伝わってこない。デカプにはこんな役はやっぱり無理なのか?と思いました。そして「おいおい今時こんな使う監督おったんかい」と失笑した、ジョニーといういろんな意味でありがちな友人兼、裏切り者の存在。なにより私が想像していたアムステルダムとウィリアムの対決も、なんともあっけない。あんなに強そう(という映画的見せ方)なウィリアムの最後が、腹にナイフ(木?)ささってそれで瀕死になってるなんて。そんなバカな。しかも諦めてるー。強くて、図太い男・ウィリアム・カッティングが、諦めてるー。今までのあの威厳は? キャラが変わってますよ、ダニエルさん。最後まで立ち向かって欲しかったです。 一番の敗因は監督でしょう。 そこそこ良い俳優を集めていながら、どれも役を中途半端に終わらせてる。 結局この映画で見所だったのは、売春婦達のファッションでした。キャメロンのドレスなんかなんともお洒落。それだけ。 2点(2004-03-10 16:25:23) |
53. 妹の恋人
《ネタバレ》 ジョニー・デップばかり好評されてますが、私の一押しはやっぱりお兄ちゃん!ベニー役のエイダン・クインです。大きくて透きとおる青い瞳が印象的。なんかかわいそうな立場なんだけど、それだから応援したくなる。この映画、原題は「benny & joon」ですから。兄妹が主役なんです。なのに、ジョニー・デップばかり目立つような邦題にしてしまったのがちょっと不満。まぁ、そのときはジョニー・デップ・シザーハンズがフィーバーしてたからね~、しょうがないか。サムが本当に愛らしいです。「無口な青年」がもうハマっていました。ジョニーは風変わりな役をもっとも得意とする個性派俳優。 だから本当に楽しく観れました。あの大きな目とおちょぼ口、バスター・キートンファッションが決まりすぎ! 手品とか練習しただろうな~。ジューンが可愛い!とても愛らしく少女のような純粋さと繊細さがありました。 ラストもとっても好き。(でもあのラストのサムの後姿、なんか世の中知り尽くした中年男のにほひがしてたような) 8点(2004-03-08 17:52:06) |
54. ニュー・シネマ・パラダイス
正直、青年と老人になってからのシーンはいらないです。純粋で可愛い幼少期のトトが一番好きだから。いたずらばかりやってアルフレードを困らせる。けれどアルフレードはそんなトトを自分の子のように愛している。そんな微笑ましい所だけで、この映画を観たかったです。なんというか、青年からのシーンがどうも好きになれない。思春期に入って盛りまくってるトトは「こんなのトトじゃない!」と思いました。もちろんアルフレードはいつまでも素晴らしい人物です。いい映画というのは、やはりいいセリフが多いものです。この映画では、全てアルフレードによって語られています。子を見守る父のような、優しくも厳しいアルフレードの言葉に何度も胸が熱くなりました。 だから、お願い。子供のままで終わらせて~。純粋なトトを最後まで見せて欲しかったです。 5点(2004-03-08 17:31:10) |
55. エド・ウッド
エド・ウッドもすごいけど、エド・ウッドの映画を全部見た人がいたとしたらそっちもすごい。 7点(2004-03-07 23:17:15) |
56. グリーンマイル
《ネタバレ》 とりあえず上映時間長い。 一人一人内面がよく描かれてると思います(特に囚人)。コーフィーが処刑されるシーンは涙涙。彼が真犯人ではないと分かっているのは死刑執行の看守たちだけであり、被害者の家族たちではない。看守たちには、電気のレバーを引くことしかできないという無念さ。なんとも悲しすぎる。それにあのラスト。救われないね~。ウルウルしてた私の心は、一気に冷めた。でも、パーシーの結末はニヤリとしてしまった。あいつもどっかで性格変わると思ったのに・・・映画の観すぎだね。 でもいつも思うのだけど、これって感動する映画じゃないよね。むしろ逆。怖い、この映画。 [地上波(吹替)] 7点(2004-03-07 20:15:38) |
57. ラ★バンバ
ラスト近くに出てくる黒人歌手が、ドンドコドンのぐっさんにそっくりでお茶吹きそうになった。 5点(2004-03-07 19:26:55) |
58. ニューヨークの恋人(2001)
《ネタバレ》 タイムスリップしたことで周りへの影響はどーなるのでしょう?メグが過去へ行ったことで、メグは現代に存在しないことに?まぁそーゆー疑問は置いといて、素直に楽しめました。ヒューは体格がえいなぁ。足長いし。メグもお得意の現代女性をキュートに演じて、やはり彼女は可愛いと再確認。ラスト近くになると面白さが半減。それまでは楽しめました。弟と元彼が好きだ~。あとスティングの歌もよろしいです♪ 7点(2004-03-06 10:55:30) |
59. ムーラン・ルージュ(2001)
周りが「期待するほどでもないよ~」と言ってたので不安があったけど、全然!私は大満足でした。ミュージカル好き・嫌いな人はハッキリ別れるのでこうゆうバラバラの評価なのかなと思ったり。私は前者です。歌で愛を告白したり、悲しい気持ちを表現したり。やっぱりすばらしいと思います。主演の二人は歌めちゃめちゃ上手いですね。驚き。公爵もいい味出てたし(後半はただの悪者だけど)、脇役の方達も良かったです。音楽も現代のPOPSがかかりまくって飽きません。内容も楽しいですし、また観たいなと思います☆ Come What Mayが頭から離れない~ 10点(2004-03-06 10:44:38)(良:1票) |
60. 恋におちたシェイクスピア
《ネタバレ》 期待した割にはイマイチ。真面目な映画だと思ってたのにほぼコメディーだったって事に残念。シェイクスピアを取り扱うなら、やっぱり重いくらいでも良かったかなと。二人の悲恋にも引き込まれず。二人のラブシーンがうっとうしかったです。まだあるんかい!うんざり(というかベッドシーンが苦手な個人的意見です)。主演の二人より他の俳優さんたちの個性が強くて、なんだかな~。ジェフリー・ラッシュはボケキャラは可愛すぎる(個人的意見ですので)。乱闘が始まってるのを演技だと思ってたりとか、なぜだかドクロ持ってたりとか、あくまで喜劇にこだわってるとか。やはり舞台俳優さんは違うのね。映画の内容(二人のラブ)よりローズ座の動き(役者さんたち)の方に目がいって、とても面白かったです。ベン・アフレックも(珍しく)良かったし。 5点(2004-03-03 22:52:49) |