41. Shall we ダンス?(1995)
久々に面白くて、それでいてジンときてしまうような邦画観たな~という気持ちでいっぱいになりました。冴えない中年サラリーマンが、ダンスに夢中になって光り輝く様を役所広司が見事に好演。竹中直人や渡辺えり子は少々やり過ぎの感があるもの、相変わらずの芸達者ぶりで楽しませてくれます。そして何より、たま子先生の優しさが胸に沁みました。私がもし社交ダンスを踊るのならば、パートナーには舞先生より彼女を選びたいです。 [地上波(字幕)] 8点(2005-05-08 21:17:36) |
42. シザーハンズ
「ビッグ・フィッシュ」が良かったので、初期の名作と誉れ高いこの作品も観てみました。ティム・バートン監督の異形なモノに対する愛をひしひしと感じます。エドワードが善意の心を持った人間(といっていいのか)なのに対し、カラフルで統一されている街に住む、普通の人たちの心は異形で、見た目=その人の価値ではない、ということを強く訴えているような気がしました。 [DVD(字幕)] 8点(2005-05-08 20:44:07) |
43. デッドマン・ウォーキング
死刑執行の直前になるまで自分の罪を認めずに悪態つきまくっていたマシューにはまったく同情できませんでしたが、重いストーリーは色々考えさせられるところがありました。「死刑にしてほしいから人を殺した」という奴も出てくるようなこの世の中ですが、死ぬことですべての罪が許されるということはないと思います。 [地上波(吹替)] 7点(2005-05-08 20:30:11) |
44. 刑事ジョー/ママにお手あげ
まあ嫌いじゃない話ではありますが。ママが「I'll Be Back!」と威嚇するところが笑えました。 [地上波(吹替)] 5点(2005-05-07 00:26:23) |
45. ツイスター
ストーリーはあってないような物ですね。ただただ大迫力の竜巻を堪能させていただきました。超チョイ役で「ER」のジェリーが出ていたのが思わぬ収穫。 [DVD(字幕)] 6点(2005-05-07 00:18:55) |
46. 幽☆遊☆白書 冥界死闘篇 炎の絆
話としては無難な仕上がり。短編だった前作よりは全体的にレベルアップしている気もしますが、原作に漂うアングラな空気はやはり感じられず。 [ビデオ(字幕)] 5点(2005-05-05 12:04:46) |
47. 幽☆遊☆白書
元々劇場用素材ではない幽遊白書に、無理してまんが祭り的エッセンスを注入したらこうなりました、って感じ。 [地上波(字幕)] 3点(2005-05-05 12:02:15) |
48. クレヨンしんちゃん 電撃!ブタのヒヅメ大作戦
《ネタバレ》 ギャグにアクション、家族愛などがバランス良く配分されている、幕の内弁当的な作品。どの年代でも置き去りにされることなく楽しめそうです。特にぶりぶりざえもんが出てきてからは面白さヒートアップ。人工知能のぶりぶりざえもんがしんのすけの出会いを通じて成長して、ラストシーンにつながる辺りはもう感動でした。 [DVD(字幕)] 7点(2005-04-30 23:41:32) |
49. 紅の豚
豚がこんなにカッコ良かったとは。宮崎監督の飛行機に対する愛情全開の作品ですね。ラストの空中戦にはとにかく手に汗を握りましたが、それだけに勝負の決着が拳で殴り合いで終わってしまったのはちょっと残念。 [地上波(字幕)] 7点(2005-04-30 23:19:13) |
50. On Your Mark CHAGE & ASKA
この作品も登録されていたとは。懐かしいですね~。ラストで少女が空に舞い上がるシーンで鳥肌が立った記憶があります。純粋なチャゲアスPVだと思いますが、一応、映画作品ってことになるのかな・・・? [ビデオ(字幕)] 6点(2005-04-30 23:15:32) |
51. 卒業旅行 ニホンから来ました
この作品、織田裕二的には黒歴史じゃないでしょうか(笑)。彼の父親役が「それが大事」を口づさんでいたことが強く印象に残っています。 [地上波(字幕)] 5点(2005-04-26 21:12:16) |
52. 就職戦線異状なし
当時の就職活動ってホントにこんな感じだったんでしょうか。今とは180度違いますね。「こっちが会社を選んでやってる」みたいな雰囲気がプンプンです。槇原敬之の主題歌に+1点。 [地上波(字幕)] 6点(2005-04-26 21:10:30) |
53. ミスター・ベースボール
この映画が作られた年は、ちょうど中日の監督が星野監督から高木監督に交代になり、ちょっとチームが低迷していて、当時中日ファンで名古屋非在住だった私は肩身の狭い思いをしていたことを思い出します。そんな中で作られたこの映画、やっぱり高倉健監督のモデルは星野氏なんだろうか、でも表面的な模倣なんじゃないかな?などと思いつつもコメディと割り切って観たせいか、性格設定なんかも含めて結構楽しめた記憶があります。そういや桜金造がカツラ被って中日の選手役してませんでしたっけ。 [ビデオ(字幕)] 6点(2005-04-26 21:06:33) |
54. 新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 特別篇
TV版の後日談です。なので、先に本編を観ておかないと全然分からないことでしょう。デザインが変わってオモチャっぽくなくなったガンダムのアクションと、美麗な作画には恐れ入ります。ただ、ストーリーでヒイロ達5人が「実は彼らはテロリストではなかった。オペレーションメテオを阻止するために云々」的な描写をされたのはどうかと思いました。ある意味、TV版のテーマを否定しているような気がして。 [ビデオ(字幕)] 5点(2005-04-05 21:57:03) |
55. マトリックス
観る前は小難しい映画かな?と思っていましたが、意外とストーリーはシンプル。各キャラの見せ場もそれなりにあるのでまあまあ楽しめました。ただ、続編を観てみたいかな?という気持ちはあまり湧かなかった、というのが正直な感想です。 [地上波(吹替)] 6点(2005-04-05 21:45:09) |
56. 機動戦士ガンダムF91
時代も進んで仕切り直しのガンダム新シリーズ第1作目。とりあえずこんな感じの作品はいかがですか?みたいな感じで、ストーリーはかなりダイジェスト的。しかも映画の中では完結もしていないので、鑑賞後、新作のパイロットフィルムみたいのを見せられたような印象でした。この続きが作られることを望んでいたのですがねぇ・・・漫画「クロスボーン・ガンダム」で物語は完結を見たからまあいいか?! [ビデオ(字幕)] 6点(2005-04-02 23:57:16) |
57. 機動戦士ガンダム 第08MS小隊 ミラーズ・リポート
前半の総集編的映画というか・・・新作パートもとって付けたみたいな感じだし、サブエピソードと言えるほどのストーリー展開もない。ノリスのグフが出なかった(展開的に無理ですが)ので戦闘パートにもメリハリがない。これを一本の映画として上映する意味があったかどうかかなり疑問です。 [ビデオ(字幕)] 4点(2005-04-02 23:46:25) |
58. 聖なる嘘つき/その名はジェイコブ
思わぬことから嘘をつき続けなければならなくなってしまったジェイコブの苦悩が観ているこちらからもしっかりと伝わってきました。確かにロビン・ウィリアムスはアメリカ人ですが、その辺の違和感は吹替えで観たので特に感じなかったかな。ラストでフォローがなければあまりの後味の悪さに「観なきゃ良かった・・・」と後悔するところでしたが、一筋の希望を込めたあの演出が気に入りました。 8点(2005-03-29 16:57:53) |
59. マルコヴィッチの穴
《ネタバレ》 「孤独なショーを続ける人形師の就職先の7と1/2階、そこに隠された穴は名優・マルコヴィッチの意識内へと続いていた!」あらすじを読んだ感じでは面白くないわけがない!と思っていました。確かに前半は期待通りの展開。ところが中盤~後半になるにつれて、「穴」をめぐる三角関係やら、社長こと元船長のわけわからん説明やら、だんだんと頭の中が混乱。さらに二人同時に「穴」の中に入って彼の深層心理の中でドンパチってもうワケがわかりません。で、たどりついたラスト・・・最後まで納得できるオチはないまま映画は終了。観た後にはうっすらとした虚脱感だけが残ったのでした・・・。脚本のアイデアは悪くないと思うんですが、どうも展開が明後日の方向に暴走していってしまったという感じでしょうか。 6点(2005-03-21 21:54:17) |
60. フォレスト・ガンプ/一期一会
良質のファンタジーだと思います。ガンプは頭が悪いというよりも純朴すぎて天然ボケ入っちゃってる感じじゃないでしょうか。個人的にはジェニーとの恋愛パートよりも、ダン中尉とのエピソードのほうが心に残りました。トム・ハンクスはこういう役のほうがやっぱりいいなぁ。 7点(2005-03-13 17:37:16) |