41. トロイ(2004)
《ネタバレ》 評価低いみたいだけど個人的には好きな映画。特にパリス王子のヘタレっぷりが好き(笑)指輪物語3部作であんなに強くてストイックだった彼がまさかここまで変貌するとは… DVDのパッケージに映るヘレン王女の姿まで、まるで「アキレスから逃げやがって!このヘタレがぁ!」と言いながらパリス王子の胸ぐらを掴んでいるように見えてきます。DVDを持ってる方は確認してみてください(笑) [DVD(字幕)] 8点(2010-07-19 21:58:51) |
42. アクロス・ザ・ユニバース
《ネタバレ》 これはビートルズ好きにはたまらないでしょう。曲のアレンジも秀逸で特に「Helter Skelter」は気に入った。それと、最後の「愛こそすべて」も素晴らしかった。全体的には若干散漫な印象もあるが、まったり観るには丁度よい一本だと思う。 [DVD(字幕)] 7点(2010-05-08 03:47:27) |
43. ショーシャンクの空に
《ネタバレ》 どんな気分の時に観てもすっと物語に入り込める作品。冤罪や刑務所内での不正など、扱われるテーマは割と重いですが、テンポが良く意外と笑えるシーンもあり全く飽きずに観れます。自分の利益の為なら手段を選ばない刑務所長も、人間の弱い部分を凝縮したような存在であり個人的には反面教師として捉えています(笑)。メッセージ性と娯楽性が絶妙なバランスで同居する、ほとんど完璧と言える作品ではないでしょうか。 [DVD(字幕)] 10点(2010-05-08 03:39:11) |
44. 道(1954)
《ネタバレ》 率直に言って、かなり救いの無い話。でも私はこの映画にとても共感できた。恐らく、この映画に出てくる「男女の愛」が、理想的でステレオタイプな愛でなくて、不器用で乱暴な愛であるという点が非常にリアルだからだと思う。粗暴な男?ザンパノの女性に対する自己中心ぶりと、ラストシーンでの後悔の姿はどちらも、男なら少なからず共感できる…はず…だ…………多分。 [DVD(字幕)] 9点(2010-05-07 00:56:50) |
45. 再会の街で
《ネタバレ》 劇中でチャーリーが1人でやっているゲーム「ワンダと巨像」。このゲームは主人公が、夭折した大切な恋人を生き返らせるために巨像を倒す、というストーリーです。ゲームでは巨像を倒すたびに「大切な人が生き返る」という願いが次第に実現されますが、現実の世界では、テロで亡くなったチャーリーの家族は決して生き返ることはありません。そんな、ゲームの中の世界と現実の世界の対比に切なくなりました。また、「ワンダと巨像」では、巨像に「掴まる」という操作が重要で、これをしないと巨像から落っこちてしまいます。チャーリーがゲームの中で巨像に「掴まる」というコマンドそのものが、現実の世界で見えない何かに必死に掴まることの暗示のようで興味深く観ることができました。良作です。 [DVD(字幕)] 8点(2009-11-28 02:21:47)(良:3票) |
46. ロスト・イン・トランスレーション
《ネタバレ》 はっきり言って派手さはない。ストーリー的にも捻りはない(でも脚本賞受賞)。しかし、旅先で出会った異性が何故か魅力的に見えて恋に落ちてしまうのは誰でも一度は経験のあることではないだろうか。そういう意味では非常に入り込み易い映画だと思う。スカーレットヨハンソンもこの頃のわずかに幼さを残した感じが良い。そしてビルマーレイの歌う「モアザンディス」が何故かとても心に残る。地味だけど時々見返したくなる不思議な映画。 [DVD(字幕)] 8点(2009-11-28 02:00:51) |
47. ベロニカは死ぬことにした(2005)
《ネタバレ》 ストーリーがはちゃめちゃ過ぎて真木よう子のおっぱいしか印象に残っていない。 [DVD(邦画)] 3点(2009-11-28 01:35:18) |
48. ショーン・オブ・ザ・デッド
《ネタバレ》 この映画では、ゾンビ映画好きなら誰でも一度は考えるであろう、「ゾンビになりきったら気付かれずに済むのでは?」という素朴な疑問を何と本当に実現してくれている。このシーンは馬鹿馬鹿しさの極致であると同時に「そうそう!こんなの待ってました!」と思わせてくれる。コメディとしてもシュールで好きだが、ゾンビモノとして観ても、決してグロに手を抜いていない所もグッド。サイモンとニックは名コンビでしょう。ジョージAロメロが誉めたのも納得の一本です。必見。 [DVD(字幕)] 9点(2009-11-28 01:14:36)(良:1票) |
49. デス・プルーフ in グラインドハウス
《ネタバレ》 「耐死仕様(デスプルーフ)なのは俺の席だけなんだぜぇ~!」ひ、ひでえ(笑) [DVD(字幕)] 8点(2009-11-28 00:53:12) |
50. アレックス
《ネタバレ》 この映画の主題はおそらく「時は全てを破壊する」ということ。それを印象づけるために時間軸を逆にしたのだと私は解釈しました。ただ、こんな描写をする必要があったのかは甚だ疑問。モニカベルッチの体当たり演技は凄かったが、それを考慮してもこの点数が限界です。 [DVD(字幕)] 3点(2009-11-28 00:46:12) |
51. 永遠のこどもたち
《ネタバレ》 現実世界と妄想の世界のギャップをファンタジーという手法で描き切った「パンズラビリンス」は個人的に大傑作だった。そして「パンズ~」の監督のギレルモデルトロが制作総指揮ということで期待して鑑賞しましたが、予想を遥かに超える大傑作だった。今回も思う存分ダークファンタジーしており、とにかくストーリーは暗いしグロくて目を背けたくなるシーンも多い。ほとんどホラーと言ってもいい。しかし最後の最後に息子に辿り着き、「過去」の世界に永遠に留まることを決断するラウラの「母の愛」には胸を打たれずにはいられない。この決断が正しいのかどうか、それは分からない。しかし、最後の夫の妻を失った哀しみと、永遠の世界で幸せに暮らす妻に対する安堵の混じった表情を見れば、「これで良かったのだ」と思える。素晴らしいの一言。 [DVD(字幕)] 10点(2009-11-28 00:38:28)(良:1票) |
52. ヒストリー・オブ・バイオレンス
《ネタバレ》 極悪。アラゴルン王がまるでサウロン並みに極悪になっちゃってます。息子の将来が非常に心配。 [DVD(字幕)] 7点(2009-02-08 14:41:01)(笑:1票) |
53. 十二人の怒れる男(1957)
《ネタバレ》 90分間、12人の男が密室でひたすら議論する。これだけ聞くと何とむさ苦しい映画かと思うが、いざ観てみると驚くほど引き込まれる。「感情」よりも「可能性」に賭ける、ヘンリーフォンダ演じる陪審員の姿勢には考えさせられるものがあった。今年から裁判員制度が始まるが、今こそ必見の一本ではないだろうか。 [DVD(字幕)] 9点(2009-02-06 19:35:41) |
54. 時計じかけのオレンジ
アレックスVS女二人組の乱交シーンをスロー再生して食い入るように観てみた。が、肝心な「細部」がよく見えなくて何度も何度も巻き戻しながらスロー再生した。それを7~8回ほど繰り返したのち、ふと気付いた。「はっ!むしろ俺が『時計じかけのオレンジ』……」。なるほど、キューブリックはそこまで計算して作ったのかぁ…。さすがに深いです(違)。 [DVD(字幕)] 8点(2009-02-06 18:44:26)(笑:2票) |
55. 死霊の盆踊り
内容よりも、この恐怖映画をどうしても観てみたかったためにわざわざレンタルビデオ屋さんにリクエストまでして入荷してもらった自分に0点献上。 ビデオ屋さんごめんなさい。 [DVD(字幕)] 0点(2009-02-01 15:19:19)(笑:4票) |
56. 生きる
内容に関しては皆さんが既に述べている通り、素晴らしいの一言。しかし本当に一番秀逸なのは「生きる」というタイトルではないだろうか。それまで惰性で仕事をしていた、志村喬演じる主人公が余命幾ばくもない命を市民のために費やす。そのひたむきなで必死な姿はまさに「生きる」ことそのもの。こんなにストレート且つ映画の本質を見事なまでに突いたタイトルは世界広しと言えども他に見当たらない。半世紀も前に作られた映画だが、この映画の「生きる」ということのメッセージとともにこの「生きる」というタイトルは永久に語り継がれると思う。 [DVD(邦画)] 9点(2009-01-31 22:24:58) |
57. ダンサー・イン・ザ・ダーク
《ネタバレ》 ビョークは大好きです。では何故この点数か。それはこの監督の「愛」に対する考えに全く共感できないから。セルマは息子の為に生き続けるべきだったと思う。それが一番の息子への「愛」なのではないだろうか。もしセルマの選択に共感できれば10点にもなり得る作品だが、自分には到底受け入れることはできなかった。 [DVD(字幕)] 0点(2009-01-19 06:55:04)(良:1票) |
58. サイレン FORBIDDEN SIREN
原作であるゲーム「SIREN」は廃墟や昔ながらの日本家屋や村の風景が独特の不気味さを演出していていたが、この映画にはそういった原作の良さがあまり感じられなかった。ただ、ゲームの先入観を持ったまま鑑賞していたためか、あのラストは意外にビックリした。というわけで、期待せずに観たら面白いかもしれません。 [DVD(邦画)] 5点(2009-01-19 06:36:52) |
59. 天空の城ラピュタ
最初にこの映画を見たのは4~5歳ぐらいの頃でした。幼な心にワクワクしたのを覚えています。そして大人になり久しぶりに「ラピュタ」を見ました。やっぱりワクワクしてあっという間に観終わり、しばらく外に出て晴れた空に浮かぶ雲を眺めていました。そんな映画です。好きすぎて上手く文章にできないけど、自分にとっては何歳になっても見続けるであろう、永遠の名作です。 [DVD(邦画)] 10点(2008-12-15 18:38:43)(良:1票) |