641. 31年目の夫婦げんか
《ネタバレ》 結婚して31年。子供も巣立った老夫婦。セックスレスって言っても、もう別にええやんて思っちゃうんですけど(笑)。 トミーリーとメリルがカウンセリングで赤裸々に話したり、あれこれと方法を試したりと、 おぞましい絵面に見え個人的には失笑ものなんですが、これは高齢夫婦が見ればツボなのかな、、、。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2018-03-05 23:44:11) |
642. エイリアン:コヴェナント
《ネタバレ》 前作「プロメテウス」よりも格段に面白く観ることが出来ました。 プロテウスでは明らかにならなかった、エイリアン誕生の秘密が本作で明らかになってきます。 勿論、謎は謎のままのほうがいいのではという意見もあるとは思いますが、、、。 小さな胞子のようなものを吸い込むだけで人々は次々と死んでいき、誕生したエイリアンはすばしっこく、 人間には全く勝ち目がありません。2時間、ひたすら悪夢が繰り広げられる。 純粋な娯楽であったエイリアンシリーズと違い、こちらは妙に哲学的なのでその辺で賛否がはっきり出てるなと思うのですが、 人が作ったアンドロイドがエイリアンを作り、そして人を滅ぼしていくという皮肉な展開は個人的には好きです。 [ブルーレイ(字幕)] 7点(2018-03-05 22:29:46)(良:1票) |
643. ニンゲン合格
《ネタバレ》 ものすごく淡々とした演出。思えば90年代前後の邦画は、なぜかこういう淡々演出が多かったような気もする。 その淡々さ故にラストの展開は尾を引きます。 自分は本当に存在してるのか?なんて問うて、確実に存在した、と答えるなんて変な台詞ですけど、 ひょっとして長い長い夢だったのかな?なんて思ったり。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2018-03-05 21:46:17) |
644. ミスター・ノーボディ
《ネタバレ》 少々風変わりな西部劇。高速平手ちと便所でおっちゃんを誘惑するシーンが印象的(笑)。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2018-03-05 15:30:07) |
645. ソロモンの偽証 後篇・裁判
《ネタバレ》 つまらなくはなかったし、みなさんそれぞれ熱演はされていたんだけども、 なんだろう、見終わった感想としては、「柏木くんてヤツはめんどくさいやっちゃなぁ」と、、、(笑)。 裁判という大掛かりなことをやったけど、結局は中学生らしい気持ちの不安定さに終止したなと。 わかっててここまでやる神原くんも、なんだかなぁと。釈然としない。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2018-02-20 20:58:38) |
646. ソロモンの偽証 前篇・事件
《ネタバレ》 中学生たちが裁判すると言う、一見すると荒唐無稽になりそうな話なんですが、 痛々しさとか生々しくリアルで、お話に説得力を持たせる演出だったと思います。 まだ前半なのでこれ単体では評価しづらいのですが、とりあえず6点。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2018-02-14 20:41:52) |
647. シルバー・サドル 新・復讐の用心棒
《ネタバレ》 少年が凧を揚げて自分の位置を知らそうとしたり、主人公が終盤に自分の推理を語ったりと、 やっぱり普通の西部劇とはちょっと趣は違うかなと思いました。 少年がポニーに乗って追いかけ、その姿を見て屈託のない笑顔を見せる主人公のラストは素敵。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2018-02-13 18:15:13) |
648. この首一万石
《ネタバレ》 とても悲しいお話。 武士になりたいと願い、武士に殺される。 現実にこういうこともあったのだろうか。創作の中だけてあってほしい。 ラストの大立ち回りが見ごたえあり。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2018-02-06 15:45:45) |
649. 炎の城
《ネタバレ》 スタジオのセットがいかにもセットくさいし、服装とかメイクがなんだか現代的で胡散臭いなと思っていたのですが、 古さも相まってこれはこれで時代を感じて逆に魅力かなとも思いました。 ストーリーやセリフや行動など、全く時代劇らしくなく、言うならば外国の舞台映画みたいな感じだなと思っておりましたが、 下の方のコメントでわかりました。ハムレットを題材にですかぁ、なるほど。 主人公の心情とか行動を、いちいち本人がセリフで言うもんだからなんだか笑っちゃいましたね。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2018-02-05 20:38:12) |
650. 22年目の告白 -私が殺人犯です-
《ネタバレ》 普通に楽しめました。何人も殺害した人がイケメンだったからって、 一般人があんなに持ち上げたりサイン会行ったりするかな?とはちょっと思いましたが、 若干のご都合的な部分に目をつぶればすごく良くできたシナリオです。 中盤で、実は殺人犯は〇〇で、本を書いたのは〇〇というどんでんがあるのですが、 素直に騙されました。刑事の言葉に「え!?」ってなっちゃった。 そこからは真犯人も容易に想像つきました。 一つだけ疑問なのは、エンドロール中に真犯人が刺されるという展開があるんですが、あれは必要だったんだろうか? 結局殺されるオチなのなら、時効がどうとか法で裁くとかいうあの葛藤も無意味になってしまうような気がします。 [ブルーレイ(邦画)] 7点(2018-02-03 23:48:24) |
651. 東京喰種 トーキョーグール
《ネタバレ》 原作は知らず知識ゼロで見ましたが、なかなか面白く拝見することができました。 CGの出来栄えには不満もありますが、それ以外の映像のクオリティは及第点つけられます。 人間とグール。それぞれが自分たちの正しさを主張していて筋が通ってる。だから悩ましいですね。 人と、人を食わなきゃ生きていけないという怪人が共存などできるのだろうか、、。 なんて色々と思索する深い内容でありました。 [ブルーレイ(邦画)] 7点(2018-02-03 20:07:49) |
652. バルタザールどこへ行く
《ネタバレ》 ものすごく淡々とした演出が印象的だった。 肩を出したマリーはとても色っぽかった。 バルタザールの最期は、、、とても可哀想だった。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2018-01-30 18:42:53) |
653. ベイビー・ドライバー
《ネタバレ》 最初の銀行強盗のシーンから、「お、これはなんか独特なスタイルだな」と掴みOK。 それからオープニングまで、実にご機嫌。そしてスタイリッシュ。 ギャングたちもみんないい感じにキマってますが、やんちゃキャラのジェイミー・フォックスが一番巧かったです。 すごい憎たらしい奴だし、ベイビーは逃れたくても逃れられない鬱憤がずっと溜まっていた。 なのでアクセル踏んで殺っちゃうシーンでスカッとしました。 最近とあるニュースで取り沙汰されていたケヴィン・スペイシーですが流石の名優でしたね。 [ブルーレイ(字幕)] 7点(2018-01-29 21:11:08) |
654. 怪物はささやく
《ネタバレ》 パンズラビリンス系のダークファンタジーですね。 少年の元にやってくる怪物は、辛い現実と一体になっている。 ただ、あの怪物だけですからね、ファンタジー要素は。映像的には割と地味目です。 内容は、一言で言うと「懺悔」。自分が自分に向き合うことでひとつ成長する。 [DVD(字幕)] 6点(2018-01-28 21:27:59) |
655. さらば冬のかもめ
《ネタバレ》 あぁ〜、アメリカンニューシネマなのですね。なるほど、、、。 まさしく自由な作風ではありますが、正直意図するところがイマイチ読み取れず、、、、(笑)。 8年の刑期に入る前にいい思いさせてやろうという、まぁそれだけの話なんですが、 ナンミョーホーレンゲキョーのシーンだけはちょっと面食らいましたね。 もうこの時代から某団体はアメリカで布教活動がなされてたのだなぁ。 ジャックニコルソンの、ヤンチャで鬱憤を抱えつつ優しい男のキャラは実に良かった。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2018-01-23 21:21:47) |
656. フリー・ファイヤー
《ネタバレ》 下っ端の二人がいきり立ってそれぞれのグループが不穏になり、 そして銃撃戦になる最初の展開は良かったです。 ただ、それ以降はひたすら逃げと撃ち合いだけで最後まで押し通してるんですよね。 ものすごく命中率の低い人たちです。あるいは逃げるのがうますぎるのか? もうちょっと心理戦やら駆け引きがあればと思ったのですが、 彼らの馬鹿っぽさを見所にしたかったのかな。 [ブルーレイ(字幕)] 6点(2018-01-16 19:28:18)(良:1票) |
657. ジョン・ウィック:チャプター2
《ネタバレ》 冒頭のカーアクションからお〜すごいなぁと。 その後、銃撃シーンが度々ありますがどれも映像的に凝ってるし迅速に一人また一人と倒していく様が実にかっこいい。 特に終盤の美術館のシーンは見ごたえありましたねぇ。 そんなわけでスケールアップはしてます。 ただ、前作は愛犬が殺され車を盗まれたことによる強い怒りというのが動力源でした。 それが作品の持ち味になってましたが本作はそういう意味でいうと動機がちょっと物足りないかなと。 目の前で殺し合いがなされているのに周りの人は全然気に留めてなかったり、 かと思いきや街の人たちはどいつもこいつも殺し屋だったり組織の人間だったり、 なんだか不思議の国のアリス的ファンタジーの世界に入り込んだかのような感じ。 良くも悪くも独特な世界観のアクション映画でした。 [ブルーレイ(字幕)] 7点(2018-01-13 20:37:56) |
658. 帝一の國
《ネタバレ》 結構面白かったので8点つけちゃいます(笑)。 やっていることは政治の世界そのものなんだけど、それを学園内で大真面目にやってるのが面白いですね。 海帝高校のスタイルというんですかね、あのクイックリーな拍手の仕方が個人的にはツボです。 学園祭ではふんどし姿で太鼓やってるシーンもほんとバカらしくて笑える。 この学校の人たちは、全てにおいて全力投球。そのまっすぐさが見ていて気持ちいいし面白さにしっかりと昇華されてる。 テストを自分でやって父親と対峙しながら全力で勝った負けたの雄叫びをあげてるシーンも最高でした。 あとはマイムマイムのシーンですかね。ああもう、印象的なシーンがたくさんある。 ギャグ漫画の実写化というのはなかなか難しいけれど、本作は珍しく成功した一本じゃないかな。 [ブルーレイ(邦画)] 8点(2018-01-01 17:01:48) |
659. カーズ クロスロード
《ネタバレ》 フロリダのレース場がとても美しいかったですねぇ。風景的なショットはどれもリアルでした。 個人的には1作目が大好きですけど、2作目は普通に楽しい、てな感じであれもまた良し。 3作目である本作は、どちらかというと子供より大人の方がより楽しめるのでは、と思う内容でした。 テーマは世代交代。気持ちは負けてなくても、最新の若い奴らに勝てない。 どういう風に話を着地させるのかと思っていたら、ああいう風に持っていくとは。 考えうる限り、一番爽やかで幸せな引き継ぎ劇でしたね。 [ブルーレイ(吹替)] 6点(2018-01-01 14:12:02)(良:1票) |
660. ウィッチ
《ネタバレ》 17世紀のニューイングランドが舞台。信仰心の強い一家に謎の災いが次々と襲う、、、というお話です。 自分にとっては、「過去への誘い」という感じの作品でした。 神だの悪魔だのと言って右往左往する家族は今では馴染みない光景ですが、 この時代にとってはこういう家族の姿が普通だったんだろうなと。 魔女の姿も出てきますが、どうも本作は魔女そのものよりも贖罪とか、 ある種の価値観そのものの恐ろしさを描いているのかなという気もします。 悪魔的なものは、教えとか内的な感情から生み出されてる、という様な。 ラストの儀式と彼女の表情は、そういう縛りからの解放の様にも見えます。 子供達がみんないい演技をしてましたね。 [DVD(字幕)] 6点(2017-12-31 16:37:19) |