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奥州亭三景さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 826
性別
メールアドレス sankei_o@olive.freemail.ne.jp
自己紹介 あたしは見ている映画は数あれど、
思い出せずにREVIEWが出来ません(笑)
我が心の師である、淀川長治氏の”愛ある批評”を目指していますが
ストレスが溜まってるのか、最近は毒舌が多くなりました(笑)
そんな愉快な奴ですが、お見知り置きを

好きな映画ジャンル
 戦争映画、コメディ映画、ドキュメンタリー映画
 スポーツ映画、実話系映画、

苦手な映画
 スプラッタ系ホラー映画
 (子供の頃に失神して以来、トラウマなんです)
 最近のハリウッド系映画

”特に”好きな映画監督
 チャールズ・チャップリン、黒澤明
 80年代前半までのスピルバーグ、ジョン・ランディス
 マイケル・ムーア、井筒和幸、大林宣彦

好きな役者
 懐かしい名前しか出てこないので書きません(笑) 

好きな映画評論家
 淀川長治(本当に評論家の究極な方でした)
 荻 昌弘(視点と分析力、好きな映画への熱弁が素敵な方でした)


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641.  恋愛戯曲 -私と恋におちてください- 《ネタバレ》 
面白い脚本だとは思います。ただし鴻上尚史はやっぱり映画監督というよりも、舞台演出家って感じが強いですね。物語の中で物語を想像するという演出はある意味「インセプション」に近い感覚にあると思うのだけど、その想像が非常にベタな舞台という演出になっている所で、苦笑しか出てこなくなるんです。多分、舞台だと演じている場面と想像している場面が同一線上に置かれるから、そういう事は無いと思うのだけどね。実際の脚本を書いている機械にMacBookProを使って、その脚本内で脚本家が使っているのがMacBookなんていう小ネタをはさんでいる余裕があるのなら、もっと他にエネルギーが使えたんじゃないかな?出ている役者も、設定されている範囲内で非常にいい演技をしていると思うけど、それ以上が見えてこないという事を考えると、これはやっぱり舞台の方が映える脚本ではないでしょうか?映画にするうえでは、もう少しこうした部分に配慮が必要だった気がします。
[映画館(邦画)] 5点(2010-10-15 19:48:18)
642.  私の優しくない先輩 《ネタバレ》 
あたしの個人的な感想としては「まだ、その域に達していない」かな。 (分かる人だけ笑ってくだされば結構です) ヤマカンのやりたいことを理解している訳ではないけど、彼自身が「”アイドル映画”として作った訳では無い」というのであれば、そうなんでしょう。でも、完全にそう見えてしまうんだよね。その時点で内容の如何に関わらず、監督の作為が伝えられていないのだから、それは失敗だよね。公の場でそれだけキチンと発言をするのだから、そうした意思を映画で見せることが出来ないという時点であたしは評価を下げました。内容的には面白いと思いますよ。一人称で高いテンションでの独白と、如何にも”低予算で作りましたよ”感たっぷりの荒さの残る映像やフレームワークは、非常にあたしの好みでもありますから。でもね、本人は意識していないかもしれないけど、大林宣彦、相米慎二とかいった監督のアイドルを起用した映画のオマージュとも取れるようなカットが随所に出てきて、自分の映画として昇華されてればまだしも、そうなっているとは思えない部分が多いんです。多分、その結果が”アイドル映画”に見られるという事なんだと思うんだよね。 役者に関してもみんな良くやっていると思いますが、金田の演出はあれで良かったのかなぁ?とちょっとだけ疑問でした。先輩の気持ち悪さを表現するのに、金田の芸人としての動きをそのまま使うって言うのは、演出として完全に敗北宣言してるって事じゃないかな?あの動きをしている事で、金田のファンは満足かもしれないけど、あたしはそういう動きは芸だけにして欲しかったですね。 ヤマカン自身は乗り気ではなかったらしいけど、エンディングの出来が一番良かったんじゃないかな?「鈴宮ハルヒの憂鬱」のエンディング、「らき☆すた」のオープニング、「かんなぎ」のオープニングと、ちゃんとここだけが演出として成立してる気がするんだよね。 まぁ、このエンディングが一番評価されるって所が、この映画の評価なんじゃないかな。
[映画館(邦画)] 5点(2010-09-28 12:37:05)(良:1票)
643.  食べて、祈って、恋をして
なんと言ったら良いかな?中身がカスカスなんだよね。典型的なアメリカのキャリアウーマンのライフスタイルといった感じのシナリオで、見ていて辟易としました。こんなの実際のアメリカでだって、非常に限られた人しか出来ませんて。というか、おとぎ話なんですよ、現代のアメリカ女性の。数週間でイタリア語がペラペラになっちゃうとか、好き勝手やりたい放題やった上で、あんなハッピーエンドなんて、こんなのようけありませんて。これみて日本の女性も憧れるのかなぁ?騙されちゃダメだよ、とあたしなら思わず言っちゃいそう(笑)。ジュリア・ロバーツの相変わらずの美しさを久々に観れたので、この点という事にしてください。
[映画館(吹替)] 5点(2010-09-27 01:11:59)(良:1票)
644.  ベスト・キッド(2010) 《ネタバレ》 
リメイクとしてはアクションが旧作以上にしっかりしていたし、全体的にしっかりとした作りになっていて良いですね。何よりもジャッキーが教える立場になっているというのが「蛇拳」や「酔拳」などで教わる立場だったのを考えると感慨深いものがあります。 と、褒めるのはここまで。 先ず、リメイクであることは判るのだけど、タイトルの「KARATE KID」は止めようよ(笑)。いくらアメリカ人が空手と中国武術(功夫)の区別が付かないのだとしても、どこかでその機会を作る必要はあるんじゃないかな?劇中で自虐的に言うシーンはあるけど、あれじゃちょっと弱いよね。 それといじめてる側の少年達が最後には仲直り、みたいなシーンは正直いらなかったと思うけどね。中国人のにたいしての印象付けを悪くしない為の配慮なのかもしれないけど、終わり方としてどうかなと思いますね。 この映画の根底にある、いじめ問題については一応描かれてはいるけど、それ以前に主人公が自らいじめを誘発するような部分というのはかなり頂けないと思ったし、彼の性格が終始鼻っ柱が強くて生意気なベタなアメリカ人という感じは、まるでドラえもんにすがるのび太君という感じを髣髴させ、最後まであまり変わらなかったのが非常に残念でした。それとこれが一番重要なのだけど、旧作におけるミヤギの弱い面として表現される家族の死について、旧作は日系アメリカ人に対する戦中の強制収容所収容や財産没収といった、アメリカの迫害問題という部分で作中に描かれたいじめ問題を強調し、同時にアメリカ社会の根底にある、差別や迫害を考えさせる映画になっている筈なのだけど、本作でも同じ様にハンの家族の死として描かれてはいるけど、そこまでの問題として、生かしきれなかったよね。天安門事件や中国の農村差別問題、自治区の問題など、表現方法はいくらでもあった筈なんだけど、中国側への配慮もあったのか、単なる事故死で終わらせてしまったという所がリメイクを中国でやった限界なのかもしれないですね。 良い出来ではあるけれども、旧作を越えられたかというと、やはり旧作には勝てなかったかな、という気がします。  
[映画館(吹替)] 5点(2010-09-05 14:03:44)
645.  FLOWERS フラワーズ 《ネタバレ》 
全体的に良く纏まった映画になっていたと思います。4つの年代を跨いで3世代6人の女性を追うという作りは、面白いと思うし、全体の話で世代を繋いでいくという、大きなテーマ性を持たせたのも良いと思います。但し、難を言わせて貰えば、各年代を映像化する際に、いかにも当時のフィルム風を装う必要性が全くあたしには分からず、むしろそれが、非常に作り物感を産んでしまった気がしてなりませんでした。ああしたフィルム感って単に現代人がノスタルジックな感傷に浸る為の手法でしかなくて、その時代を生きた人の色が強く出てこないという気がするんです。 それと、昭和39年の3姉妹なんだけど、そこには姉妹以外の家族が出てこないのが引っ掛かりましたね。それと現代でその長女と次女が出てこないのも、ちょっと気になりました。映画的な配慮だとは思うのだけど、観てる側からすると気になるんですよね。 エンディングで5人の女性のその後を追っているから、その辺の配慮は要らないのかもしれないけど、それは映画的に綺麗に終えているだけで、物語的には単に希薄な部分をさらけ出している気がしてなりませんでした。
[映画館(邦画)] 5点(2010-07-26 12:43:36)
646.  春との旅 《ネタバレ》 
いやー、完全にやられました。期待してなかった分、観た時の凄さがあります。 出ている役者は、ヒロインを除けばみんな名優で、役者の演技が全てという感じの映画でした。 仲代達也は勿論、それ以上に凄いなぁ、と思ったのが大滝秀治と香川照之の演技、 出てる時間なんて、二人とも10分も無いのだけど、仕草で演技をして見せるんだよね。 あれは凄いと思う。 引っかかったのは、ヒロインのガニマタの演技と撮り方と音楽かな? どうも監督の作意があったみたいなんだけど、作意以上に障害でも持っているとしか見えない様な演技で、でもそうした物を感じさせる描写や表現が全くされないので、変な演技だけが強調されて見えてしまった気がします。あれじゃ徳永えりが可哀想だったかな。 また、やたらと望遠レンズで撮っているのだけど、あれに何の意図があるのか分かりません。特に長男の家に行った時ね。カメラをパンして兄弟二人の会話から、兄の妻と弟の孫が別の部屋で、という撮り方なんだけど、変な間なんですよ。部屋を移動するとか、長回しの一発撮りという計算もあっての事なんだろうけど、無駄に間延びさせるだけで、そこにあまり効果があるとは思えないんですよね。 また、オープニングからかかる曲なんだけど、あれどう聴いても「Somewhere out there」(「アメリカ物語」の主題歌)の音を若干変えてるだけにしか聞こえない。 エンドクレジットにも無かった様なので、オリジナルというのであれば、非常に問題があると思います。この点が明確にクリアにならない限り、出来るだけ多くの人に見ていただきたいけど、ちょっと高い点はあげられません。(配給会社から連絡来ました。音楽は全くのオリジナルとの事。訴えられても文句は言えそうもないけど・・・) 
[映画館(邦画)] 5点(2010-07-26 12:39:30)
647.  借りぐらしのアリエッティ 《ネタバレ》 
まぁ、最近のジブリ作品の中ではかなりまともな部類ではないかと思います。昨今の映画はやたらとドラマチックに作ったり、展開を面白そうな方向に持って行きがちなんだけど、借りぐらし達の生活や掟がどんなものなのかというのを表現するだけで、十分にドラマチックだと思うし、余計なものを展開させなかったというのはあたしは正しかったと思います。終わりかたやアリエッティと翔の思想の違い、お手伝いさんの行動について、あたしはあの違和感、不快感、不一致さというのを見せる事が大切な気がしますし、そうあるべき物語ではないかと思いました。  スケール的なリアリティというのが、あまりこのアニメには無くて、人間の大きさのリアリティだったり、小人の大きさのリアリティだったりと、かなりちぐはぐで、更に言えば、昆虫やカラスといった動物達のデフォルメの具合もバラバラで、物語の比重をリアリティに置きたいのか、ファンタジーっぽくしたいのか、とにかく中途半端な印象しか受けませんでした。  多少こうしたものには嘘があっても、それは見ている者のフィルタリングで解消されるものだけど、さすがにあれだけ中途半端にされてしまうと、ちょっと反応にも困りますね。例えば、アリエッティが泣くと涙が表面張力で大粒になって落ちるのだけど、そもそも物理的にあれだけの涙が何処から生まれてくるのかが分からないし、あれだけ泣いたら、アリエッティは脱水起こすしますよね? 別にああいったシーンでは、泣くと言う姿を見せるだけ良くて、ヘンに拘ったりすると、感情の持って行き方も中途半端になってしまい、なんともいたたまれないので、返って内容自体の面白さを失わせる要因になっていないかな、とも感じました。   それと、あたしは非常に気になったのだけど、日本を舞台にしておきながら、古くから居る種族の筈なのにアリエッティというイタリア系の名前っていったい何故?という至極当然な疑問があったりします(笑)。名前だけの話でなく、借りぐらしの生活スタイルが、現代日本の生活様式や古式日本の生活スタイルでもなくて、欧州風であるのは間違いないし、この物語自体の内容を考えても、舞台設定を日本にする必要性が全くありません。脚本も演出も変なところしか見えなかったですね。あたしが好きな部類のドラマだからこそ、返って魅力以外のものが沢山、見えてしまった気がします。
[映画館(邦画)] 5点(2010-07-21 17:58:17)(良:2票)
648.  機動戦士ガンダムSEED スペシャルエディション完結編 鳴動の宇宙〈TVM〉
別に原理主義って訳でもないけど、なんでここまで1stを踏襲しなければならないのかが良く分かりません。それって単に脚本家の怠慢なんじゃないのかなぁ?もうガンダムは一大産業になってしまったから、名前は残さなければいけないのは納得するけど、もっとオリジナリティを出せないの?って気がします。あと、昨今の風潮なのかもしれないけど、個々のキャラクターの露骨に見せる悲劇性みたいなものはいらないと思います。 
[DVD(邦画)] 5点(2010-07-11 15:26:03)
649.  「さよなら」の女たち
「恋する女たち」が面白かったから、これも監督が同じなんで面白いかな、と思ってみたのだけど、全く違いました。コミカル(というか、ドタバタの方が近いかな)に仕上げていて、やたらと展開が速いのだけど、その分面白さを感じる事が出来なかったですね。アイドル映画と見ても中途半端だし、ドタバタとしても中途半端なんで、眠くもならないけど、面白くも無い。そんな感じかな。
[映画館(邦画)] 5点(2010-07-11 11:43:46)
650.  機動戦士ガンダムSEED スペシャルエディション 虚空の戦場〈TVM〉
あたしみたいに1st.ガンダムから見てる者からすれば、焼き直しの感が強くて物足りない。その意味では、過去のガンダムを見てなかった人には非常に良いのかもしれない。もはや産業として確立してしまったガンダムというアニメとしてはいたしかたないのかもしれない。かもしれないのだが、それをやってしまっては、現在のハリウッド映画における質の低下と同じ事になってしまう気がする。その意味でこのアニメはあたしは今以上の評価を下す事が出来ない。役者の演技の上手さにかろうじて平均って事で。
[DVD(邦画)] 5点(2009-04-29 12:57:22)
651.  ドリヴン
日本では知名度の低いCARTを扱っているという所は良(F-1ファンには不服だろうけど)。内容的なものは正直言って笑うしかないです。これ見てるなら、新谷かおるの漫画「ジェントル萬」を読んでいた方が楽しい。
[DVD(字幕)] 5点(2008-12-23 10:05:13)
652.  男たちの大和 YAMATO
"戦艦大和"の名前が世に知られるようになったのはそれほど古い事ではない筈なんだけど、いまや完全に象徴化している現実がここに見えます。原作を読んでいないので、原作者の意図する所が映画でみられるのかな、と思っていたら、なんかあやふやな状態になったのかな、という気がしてならないのですが、他の人からはどう見えるんだろう?それほどこの映画はまとまりが無いというのが率直な感想です。反町とか、中村という若手の実力俳優を起用するのは良い事ではあるのだけど、十分に生かすためにはもっとドラマの方向性を考えないと制作サイドの意図した結果は得られないんじゃ無いでしょうか。良かったのは、80年代の日本の戦争映画がたくさん作られた時の様な作りがされてる事ぐらいでしょうか。でも内容的に大和の行動記録でしかなくて、人間ドラマとしてはやはり中途半端なのかなぁ、という気がします。どうせなら、もっと人間ドラマに凝り固まるか、シナリオを菊水作戦に特化した形で構成されるとか、大和だけに視点を置かずに菊水作戦に参加した他の艦の視点や、米軍の視点等から描かれた方が良かったのでは、と思わざるをえません。 
[DVD(邦画)] 5点(2006-11-01 09:05:53)
653.  亡国のイージス
結局、ハリウッド映画に模したものを作りたいって事なんだろうけど、いい加減、日本映画としての独自の進化を模索した方が良いではないかと痛切に感じた作品でした。ハリウッドの真似をするのが必ずしも良い映画を作るという訳でないというのがこれ見てると、良くわかるんだよね。役者は結構マトモなだけに本と演出の出来の悪さを思い切り感じるんだよね。
[地上波(邦画)] 5点(2006-10-30 00:02:09)(良:1票)
654.  ルパン三世 念力珍作戦
非常にくだらない。でも、このくだらなさが面白いと思うのはあたしだけか? これ、当時としてはかなり、ナンセンスな面白さを持ってると思うんだよ。 たしかに原作とイメージを重ねると、とんでもないと思うけど、ナンセンス映画とだけ見れば、結構良いセンをいってる気がするんだけどね。 やっぱり若い人だとちょっと厳しいのかな? それとも単にあたしがオッサンなだけか? ・・・なんでこんなに熱く語ってるんだ?・・・ 
[DVD(邦画)] 5点(2006-09-23 18:08:37)
655.  機動戦士ZガンダムII 恋人たち
新訳という事で期待半分であったこと、 キャスティングの変更があったことで不安があったこと、 この2点がこの映画の大きな話題ではあったのだが 中身をみて物凄くがっかりした。 総監督の富野が群像劇として描きたかったのは良く判るのだが、 その分、全体的な纏まりが見えてこない。 副題にある「恋人たち」というタイトルに裏付けるように様々な 人の出会いを見せるのだが、その関係が尺の問題もあるが物凄く 希薄に見えるのだ。TV版の重苦しいシナリオ展開を見て当時から 感心していた自分には、この希薄さが非常に辛かった。 また、かなり台詞が書き換えられているのだが、 これがもうひとつの希薄さを産んでしまった気がする。 映画の尺の関係があるのは確かなんだが、 今回のメインとなるゲストキャラであるはずのフォウに TVとは全く違う言葉を言わせたが為に 結果としてフォウの存在自体が軽くなったと感じた。 多分、初めて「ガンダム」の映画を見る人にとっては判らないかもしれない。 しかし、これが新訳というのであれば、TV版からのファン、或いはDVD等でTV版を見た人にとっては新訳の持つ意味が非常に”つまらない”事になったと思う人がたくさんいるのではなかろうか。  キャストについては富野は若いキャラに若い声をと言っているが、 正直に言うと、若い声には程遠いという印象が拭えない。 富野は、かなりナチュラルに聞こえるから、ピンポイントとしては まったく気付かないはずと言っているらしいが、それはどうも総監督の富野の思い込みでは無かろうかと思う。気付く気付かない以前に声の使い方、感情の持っていきかたがTV版のキャストとかなり違っている。それと悲しいかな、池脇千鶴の演技が非常に拙い。「猫の恩返し」の時の演技が結構好きだっただけに、感情の持っていきかた、表情の変化の付け方が出来てないのが物凄く稚拙に感じた。この辺はジブリの映画と普通のアニメの違いなのかもしれない。   
[DVD(邦画)] 5点(2006-09-19 19:10:55)
656.  クローサー(2002)
あ、なんだ? すげーワイヤーアクションが雑、しかも止めに使ったりしてるからなんかぎこちない。期待してたのだけどものすごく外されちゃった感が強いね。カメラワークで細かい所のごまかしもしてるのがアリアリと判っちゃうのも残念。唯一良かったと感じたのが、倉田さんで、この人の殺陣はやっぱり凄いとしか言い様が無い。その部分だけでこの評価にしました。
[地上波(吹替)] 5点(2006-08-11 12:31:04)
657.  ルパン三世 お宝返却大作戦!!<TVM>
出てる声優さんたちが物凄く老けてしまった事にちょっと驚き。すっかり夏のイベントドラマになったけど、もう世代交代しても良いんじゃないだろうか? あ、内容はそこそこでした。
[地上波(邦画)] 5点(2006-07-23 20:54:50)
658.  ハウルの動く城
今更ながら、テレビで見ないで買ってあったDVDで見ました。 期待が出来るのは最初の30分だけ、後は惰性で見てました。 やっぱり最近の宮崎アニメは面白さが薄らいでるなぁ。 吹替えに大物役者使うのも良いけど、うーん、どうなんだろ? キムタクの演技の上手さというのは否定しないけど、声の通りが悪い印象があったね。面白いモンで、多分、これが実写ならそれ程違和感は無いと思うのだけど、アニメになると、表情との差なのかもしれないけど、なんか合わない気がする。いや、合ってるのだろうけど、何かが違う感じがするんです。倍賞さんは上手いんだけど、声の使い分けが後半はなんか、ちぐはぐな感じがあります。声は若いソフィーの時は往年のヒロインの頃の倍賞さんを思い出すほど綺麗な声でちょっと驚き、でも今の若者の声とはちょっと違うかな。「ユニコ」の時の声が素敵だったから、そのイメージを引き摺ってしまっているのかもしれない。  
[DVD(邦画)] 5点(2006-07-23 15:25:35)
659.  バンド・オブ・ブラザース<TVM>
あたしも戦争映画好きのひとりですが、まず、このドラマに関してはそれ程高い評価を得られる作品かと言うと疑問を感じています。この物語は101空挺師団のF中隊の一方的な思い出を再現しているだけに過ぎないって事。従って基本的には視点は全てアメリカ側にあって、それ以外の人には無かったという所がぼやけているようにしか思えないです。それを冷静に理解できる様な作りになっていればまだ評価は上がると思いますが、そういう所も見えてこなかったのが残念です。また、【眉山】さんがおっしゃっているように、「アメリカ万歳」って印象が拭えないのは事実です。プロパガンダは、はっきりと見えるし、いくらアメリカ兵以外を細密に描いてもそれはアメリカ兵の視点からなので、どうしても薄っぺらいんです。でもそれを否定する気もありません。この話のネタがアメリカ側にあるのだから当然なんですよ。それをヒューマニズムを捉える事の出来る部分のみ抽出したという印象がどうしても拭いきれないと思っています。 出来としては構成も演出もあまり文句言う所は無いですけど、真新しさも見えないです。これなら「コンバット」の方が素晴らしいと思うのはあたしだけでしょうか? 
[DVD(字幕)] 5点(2006-02-21 17:40:21)(良:1票)
660.  山猫は眠らない3 決別の照準 《ネタバレ》 
うーん、悪くはないけど、完全に狙撃兵ものからサスペンスアクションものになってるね。トム・べレンジャーの演技がいいだけに他が浮きまくってる。それと必要以上にハイテク装備がタコなのもどうかと思う。その分、トムが生きてくるわけだったのだろうけど、結果はそうでもなかったし。ラストのオチは一体なんだったんだろうね。NVAの大トンネルってのは物凄く有名だけど、あんな縦に深い穴なんて聞いたこと無い、どこかの洞窟かとも思ったけど、無理がありすぎる。導入から完全に伏線が読めてしまっただけに、あたしとしては捻って欲しかったですな。しかし、7.62mmで手の甲打ったら、あんなもんじゃ済まないと思うのだが。
[DVD(字幕)] 5点(2006-02-18 22:13:56)
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