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ちゃかさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 551
性別 女性
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61.  マトリックス
9.5点です。でも個人的にはおもしろかった。興奮した。一回目観たときは単にCGすごーい、かっこい~と思っただけだったけど、どうです!素晴らしいじゃないですか!非現実的ストーリーと独特な世界観、必要以上に芸術的なシーン(戦闘シーンとか)が融合して、これはもう「マトリックス」っていうジャンルを作ったほうがいいと思う。物語は鈴木光司氏の「ループ」と似ているけど(仮想世界ループ界がマトリックスだったり、電話で現実世界と繋がったりするところなんか)この手のお話をここまで説得力を持って「映像」という形で現実化させてくれたことに感謝します。でも万人受けはしないのね。みんなに分かりやすいように表現してほしかったもので。その点では0.5点だけ減点しときます。
10点(2003-05-20 11:42:12)
62.  羊たちの沈黙
サイコサスペンスの最高峰。当時のプロファイリングブームはここから始まったと言っても良いほど衝撃的だった。原作モノなだけに説明不足なまま始まるが、それが功を奏してどんどんその世界に引き込まれて行く。創造すればするほどレクターの人物像は膨らんで行く。だから怖い!レクターとクラリスは似た者同士にして正反対で、磁石の同極の様。決してくっ付くことはないが互いの共通点を感じている。二人の関係は映画史上に残る微妙な関係。だから切ない。それだけに「ハンニバル」でこのコンビが見れなかったのが残念!
[映画館(字幕)] 10点(2003-05-05 15:42:44)(良:1票)
63.  マーズ・アタック! 《ネタバレ》 
SFにしてコメディってのがすごい!火星人が地球人と友好を結ぼうと言っているそばから地球人をメラメラと殺していく。大統領は何度も火星人の言葉に騙される。ふざけた火星人に比べ、地球人は何と誠実か。真面目で一生懸命である。地球の美しさすら感じてしまう。ヨーデルで死んじゃうのもまた笑える。宇宙生命体の描き方もさまざまなんだなぁ。一流俳優を贅沢に使うところは何とも爽やか。いさぎよい超B級映画。
[映画館(字幕)] 10点(2003-05-05 15:03:29)
64.  ジュラシック・パーク
すばらしい!ストーリー、メッセージ、映像、音楽全てすばらしい!!登場人物が皆プロフェッショナルなところがいい。学者達が「自然」の恐ろしさ、生命力を重んじているのがいい。人間にとって文字通りの弱肉強食世界ほど怖いものはないと思う。ここで人間を脅かすヴェロキラプトルは頭が良く、恐竜界での人間に例えられているのではないでしょうか。Tレックスがラプトルをあっけなく喰うシーン、また仲間を喰われたラプトルが果敢にもTレックスに立ち向かうシーンはまさに自然界の厳しさを表している。CGで作られた恐竜の映像に、壮大な音楽を乗せる事によって、作り物の恐竜に体温を感じる事が出来た。そんな訳で満点です。
10点(2003-03-25 11:04:02)
65.  バック・トゥ・ザ・フューチャー
先日TVで久しぶりに見ました。10数年(?)立った今でもやっぱりおもしろかった。(織田裕二版でなくて良かった)DVD出して欲しいです。
10点(2001-10-26 13:01:13)
66.  恐怖の報酬【オリジナル完全版】 《ネタバレ》 
これは傑作。他の恐怖の報酬は観てませんが。犯罪者を寄せ集め、ジャングルの悪路悪天候でニトロを運ばせる。次々に試練が用意され、人数が減れば報酬の取り分が増額する。それでも吊り橋ではバディ意識が芽生えたり、4人で力を合わせて巨木を爆破したり。文字どおり「吊り橋効果」みたいに連帯感が生まれてる。フランスの銀行家とパレスチナのテロリストがお互いの家族の話なんかをし始めた途端に…というのも何とも映画らしくて良い。一人残ったロイシャイダーが廃人みたいに彷徨い、ラストはバッドエンドなんてもう完璧。もちろんアクションも撮影も手に汗握る演出も完璧。これは観なきゃ損です。
[インターネット(字幕)] 9点(2024-04-21 13:49:10)
67.  キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン 《ネタバレ》 
 206分という長さでもダレることなく、観てよかったと思える作品でした。ノンフィクションを誠実に描くスコセッシ監督の仕事が、やっぱり素晴らしかった。ストーリーも分かりやすく、婚姻関係まで使って国盗り合戦するのは、日本の戦国時代と変わらないな、なんて。土地の利権の為に血眼になって殺人までしてしまうのは、セルジオレオーネの「ウエスタン」などをどうしても思い出しますし。そのくらいよくある話で、何だったらここに警察の汚職とか絡んでくるともっと面白いんだけど(不謹慎)、こちらはノンフィクションです。デカプリオとデニーロの共演もまた嬉しいです。デカプリオがデニーロにずっと騙されてて悪事に手を染めてしまうおバカさんなんだけど、結局は自分の良心を優先しました。しかし、デカプリオが最後のセリフを言った時の表情は、「知らなかったけど、薄々気付いてたけど、でもそれだけは絶対言わんとこ」っていうクズっぷりが出ていて、秀逸でした。ラストのサプライズ演出も、おしゃれです。
[映画館(字幕)] 9点(2023-10-23 17:06:43)
68.  ボヘミアン・ラプソディ 《ネタバレ》 
 当時完全洋楽好きな中学生でしたが、なぜかクイーンはあまり聞けてなかった、なぜだろう。でも知ってる曲はたくさんあるし今聞いてもドンピシャストライクゾーンな曲ばかり。なんで聞いてなかったのか悔やまれます。で遅ればせながらサブスクで飽きるほど聞こうと思う。なんて私の音楽ライフの話などは置いといて。とにかくこの映画が本当なら、フレディマーキュリーという人は間違いなく天才だ。スマイルというバンドの辞めてしまったボーカル代わりに、俺は?と歌いだす。もういきなり天才。美しいメロディ、カッコいい歌詞、面白いアイデアがどんどん出てくる。パワフルなボーカルとパフォーマンスで、なるべくしてなったスーパーバンドのスーパーリードシンガーだった。そこに現れたポールプレンターという男。この石ころにつまづいてしまったんだな。奴の影響がその後のフレディの人生を大きく変えたのか、奴がいなくても運命は変わらなかったのか、そんな事は分からないが、フレディの歌、クイーンの楽曲が多くのビューティフルピープルの人生を変えたことだけは間違いない、確かな事実だ。熱気あふれるライブエイドの会場再現、魂を込めた歌唱に自然と涙が溢れてしまった。音楽の力って凄い。合唱拍手興奮、波打つ観衆、間違いなく空に穴が開いたし、地面も陥没しそう。ライブ前は不安そうだったメンバーも楽しそうにフレディを見守る。ジムハットンの優しい眼差し、メアリーの誇らしげな顔、感極まった観衆、we are the champions ! 会場が割れる。音楽の素晴らしさと、人間の優しさに感動させられました。劇場で観たかったけど、もしそうしてたら号泣間違いなしだったでしょう。危ない危ない。
[インターネット(字幕)] 9点(2023-08-09 17:09:05)
69.  十二人の怒れる男(1957) 《ネタバレ》 
後に数々の社会派作品を世に送り出したシドニールメット監督の記念すべき最初の作品なんですね、この事実に映画史の凄さを只々感じてしまいます。陪審員十二人はざっと役付けると、進行役、気が弱い者、無責任、理論的、労働者、偏見、親子関係難あり、スラム街育ち、移民、老人、優柔不断、そして中立と、この場にいる人間だけで民主主義国の話し合いが出来ちゃうっていうくらい個性派ぞろい。ここで間違っていけないのは、話し合いの末、一人の恵まれない生い立ちの少年を救うことが出来ました、という話じゃないって事。実際のところ少年は本当に無罪なのか、真犯人がいるとしたら誰なのか、そんな事は一切語られません。民主主義というもの、その物自体について考えるというのがテーマです。人が人を裁くことの難しさ、その為には納得するまでの議論を持たなければならない。汗が流れる程の暑い密室で成されるその熱い議論が、脚本の面白さで手に取りやすいものになっています。議論を重ねるに連れ一人また一人と無罪に転じていく訳ですが、私が一番気に入ったのはやはり一番最後の一人です。1時間半の間ずっと怒り怒鳴っていた彼が破り捨てた写真に写っているのは、全く別人のように笑顔で笑うお父さんなのです。何て切ないシーンなんでしょう。いさぎ良く、清々しい雨上がりのラストシーンも秀逸です。
[インターネット(字幕)] 9点(2023-04-18 15:56:50)(良:2票)
70.  マッドマックス2
何と言っても、世界観の創り込みが完璧です。衣装デザインや乗り物デザイン、役者のヘアスタイルや体格までも全てがしっくりきていて、危なっかしさしかない荒廃した世界なのに、ずーっと安定感があります。キャラもみんな良い。ジャイロキャプテン、いいですねぇ。
[インターネット(字幕)] 9点(2022-05-18 18:41:37)
71.  シティ・オブ・ゴッド 《ネタバレ》 
凄いものを見てしまった。まず最初のシーンから走る鶏の躍動感。絶対面白いやつだこれ。 この街の子供たちは将来の選択肢の少ない中で、教育も受けず道端でたむろしてマリファナ吸ってる。こんなガキどもがシマを巡って殺し合いの子供戦争。地獄だ。ただこの作品、救いようのない地獄を、ノンフィクション(現実)として悲壮感なくパワフルに伝えている。そこに伝える側の主観は無く、見る側にはストレートに伝わってくる。時系列の編集の仕方なんかはお洒落で飄々としている。こういう感じが映画らしくてドライでまたいい。 その銃をカメラやペンに持ち替えたなら、と無理やり啓蒙的に考えようともするが、この街は変わらない。ガキ軍団の世代交代は繰り返される。こういう街があるんだよって話。
[インターネット(字幕)] 9点(2021-03-18 13:21:41)
72.  ファンダンゴ 《ネタバレ》 
ケビンコスナーがカッコイイ~。私が初めて彼に出会った時、彼は農場の気のいいオヤジでした。広大なトウモロコシ畑の風景と普通のご家庭に囲まれた、ザ・アメリカ人のお父さんという感じで、少年の心はまだ残っていましたが、既に生活臭の漂うおっさんでした。 そして次に会った時は、正義感あふれるお役人で、マフィアと戦っていました(あくまでも私が出会った順番ですよ)。その時の彼は若さゆえのやる気と無っ鉄砲な所を持ったエリートでしたが、周りの大人たちがカッコ良すぎて、存在感は普通の人間どまりでした。 その後も度々彼に出会う機会があったものの、時代の流れに上手く乗れないタイプなのか、加齢とともにとは言え、いつの間にかパッとしないオジサンになっていました(あくまで個人の見解です)。で、35年前の彼はというと、いちいちカッコイイ。絵になる。バカ騒ぎやっても、口から出まかせハッタリで何となくその場を切り抜けて突っ込み所ばかりだけど、カッコイイんだな~。で、ハメ外してバカな事も勢いでやっちゃって、何なんだろうと思っていたら、仲間と埋めたタイムカプセルを掘り起こして。全部大人になるための卒業式だったんだ。切ないけど誰もが通る、実はピリッとした人生のワンシーンのような、素敵な映画です。
[インターネット(字幕)] 9点(2020-11-20 12:13:15)(良:1票)
73.  風の谷のナウシカ 《ネタバレ》 
公開当時主人公姫と同年代の私は、御多分に漏れずにわかアニメファンとなり、優しくチャーミングで勇敢な主人公のヒロイックな部分に持っていかれ、その姫が実は伝説の救世主(想像されていたのは男性)だった!なんて、何とファンタジーなレジェンドなんでしょうと興奮したものでした。その頃から現在に至るまで、なんどめだナウシカと言っては何度となく我が家のテレビ画面にもそのお姿を伺う事となりました。が、私の心が薄汚れてしまったのでしょう、CMの度に席を立ち、トイレに行ったり台所に行ったりと、姫様の勇敢なお姿を真剣に拝見したのは、超お久しぶり。当時の自分が抱いた感想とはちょっと違った目で見れたように思えます。腐海や虫たちがとても美しく、大蟲が愛おしく感じられ、改めて素晴らしい作品だっだんだなあと再確認出来ました。そして今となっては、原作本、大人買いしちゃおうかな、と思います。
[地上波(邦画)] 9点(2020-03-18 19:16:31)
74.  ゴーストワールド
かなり個性的で一見ひねくれてるけど、実はとっても素直で普通。不思議ちゃんの用で、でも知れば知るほど何処にでもいる。何も考えずその場を楽しんでいるだけのように見えるけど、結構奥深い部分を持っているイーニド。とても魅力的なキャラクターでした。全体の雰囲気は「花とアリス」に似ている。というかこちらが先。少女の心に国境は無い。昔少女だった自分はどちらも共感できるところがたくさんある。そしてラストは、慣れ親しんだ街を出て行った彼女の門出を見送るという事と受け取りました。誰もが通る道、グラデュエーション。劇場にはおじいさんとかも観に来ていた。イーニドの将来も気になるが、彼らはこの作品をどう感じたか、そちらも気になるところだ。
[映画館(字幕)] 9点(2014-12-11 13:36:14)
75.  パンズ・ラビリンス 《ネタバレ》 
こんなにも辛い現実逃避ってあるだろうかと、一瞬本当に少女は地底の国のプリンセス?と思ってしまったりもしたが、最初から分かっていたとおり、ラストはやっぱり悲しく、現実と想像のお伽話(グロテスクであると相場が決まっている)が度々リンクする不幸な少女の話だった。なんて寂しい結末だろうと心が重たくもなるが、彼女の無垢な魂は平和な地底の王国で永久に幸せに暮らすことが出来たのかもしれない。これこそまさにファンタジーな結末。完璧。でもグロさが少し悪趣味なので少し減点。
[映画館(字幕)] 9点(2014-08-30 18:04:49)
76.  レオン(1994) 《ネタバレ》 
ナタリーポートマンあってこその作品。星の数ほどいる子役の中で、この時の彼女は存在感といい色気といい演技力といい、絶妙です。タクシードライバーのジョディフォスター以来の衝撃。このこまっしゃくれたリトルレディと寡黙な殺し屋のコンビがまた絵になる。最期に交わした「アイラヴユー(トゥー)」はお互い大人の意味のラヴに違いない。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2014-08-22 14:01:42)
77.  フィールド・オブ・ドリームス 《ネタバレ》 
奥さんが素敵だ。家計が火の車だというのに、父親の亡霊とキャッチボールをする夫のために、電気代がめっぽう掛かるであろうナイター照明を点灯させる。なかなか出来る事ではない。その後の展開は、連なって押し寄せる車のライトが語る。何度見てもほんわかする素敵な作品。
[映画館(字幕)] 9点(2014-06-19 18:45:28)
78.  キャプテンハーロック -SPACE PIRATE CAPTAIN HARLOCK-
まず、このような形でキャプテンハーロックという人物を再び世の中に送り出してくれたことに感謝したい。松本零士先生の頭の中だけに存在した世界が、自らの手によってマンガという形でこの世に産み落とされてから40年、フル3DCGという最新の技術で実在の人物であるかのごとく私たちの前に再び姿を現したのである。何てありがたいんだろう(泣)。そのCG映像は想像以上に素晴らしく、人物や艦隊、背景等あっぱれでありました。ストーリー部分に不満を持たれるのは多少仕方ないとは思います。あの、絶対にかっこいいハーロックが、実は!なんて信じたくないという心理から、昔からのファンはまず拒絶から入ってしまい、減点したくなるのは当然かと。でもそもそもハーロックという男、原作でもその人物像ははっきりしていないところが多く、とにかくかっこいい宇宙海賊のキャプテンという漠然とした存在なのだ。決してぶれないカリスマ的男の中の男として、絶対的な父性の象徴として、とにかく誰が何と言おうと君臨している。でもやはり影のある「海賊」なのである。ヤマトの古代や沖田艦長とは違うのだ。その闇に隠されていた彼のダークな過去を今回「これが真実だ」として発表したその勇気と決断あってこそのプロジェクト、これを実行し実現させたスタッフの皆さんに労いと感謝の言葉を贈ることしか出来ない。 
[映画館(邦画)] 9点(2013-09-22 16:41:26)(良:1票)
79.  ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日 《ネタバレ》 
「なぜ少年は、生きることができたのか」という投げかけから、万が一トラと漂流してしまった場合(絶対にありえないが)、生きて帰れるサバイバル術を紹介しながら3Dのびっくり映像を楽しむ子供向け作品かと思ったのですが、序盤の宗教感の話からして哲学的で子供向けではないなと見る目が変わり、ラストでこの作品の深さに唸った。あそこまでの漂流記を3D映像でリアルに見せた後に、全く別の漂流記を饒舌に語るのはいったい何なんだろう。肩すかしを食わされたような騙されたような、一瞬がっかりした気持ちになったのだが、見終えてからの余韻が尋常ではない。これも全て計算なのだろう。物凄い映像を見せ夢の世界に引っ張り上げておいて、ラストでバッサリ突き落とす。そしてどちらを信じる?と選択させる。今の今まで見せられたものを信じたいが、それは少年の頭の中だけの世界だったというオチも面白い。まんまとやられたな、という読後感を残す作品。やっぱり哲学的な話だったんだなと。ただ一瞬でも裏切られた気持ちを抱いてしまったので、-1点。振り返らなかったトラが妙にリアルなので、やっぱりトラ編を信じたい。どちらにせよフィクションなのだが、考えるのは楽しい。同じく原作読みたくなりますね。
[映画館(吹替)] 9点(2013-02-06 18:33:07)(良:1票)
80.  ギルバート・グレイプ 《ネタバレ》 
久々に映画らしい作品を見たと思った。このキャストの話題作を今まで見ていなかったことも恥ずかしいのだが。明確なメッセージが提示されているわけでもないが、こういうのが私は大好きだ。ある家族のエピソードを大風呂敷を広げるように紹介し、何事かをきっかけにバッと収束するという感じが好きだ。母や弟のことを重荷に感じているが、そのことを認めようとせず自分をコントロールしてしまう兄、自分をコントロールできない弟、我慢の末コントロールが効かなくなった母。その三人のうち誰かが死ぬんだろうなという緊張感。父が残した家屋のしがらみ。炎は全てを焼き尽くした。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2011-11-17 22:06:28)(良:2票)
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