61. ブラッド&ワイン
これだけの俳優を集めたにも関わらずトホホな内容。テレビで観たせいもあるのかもしれませんが、映画というよりも三流のサスペンスドラマを観ているような気分でした。登場人物がほとんどその場しのぎでバイオレンスやってる感じです。救いはジェニファーの美しさと、ニコルソンの鬼気迫る演技でしょうか。 5点(2005-03-13 17:33:38) |
62. リトル・ヴォイス
《ネタバレ》 ラストの旅立ちシーンに至るまでの、ユアンとジェインの心の交流をもっと描いて欲しかった。あれでは最後「レコード壊されて父の思い出と決別させられたからあなたの所に来たわ」みたいな感じに受け取れなくもない。話は変わってマイケル・ケインが仲代達矢に見えてしょうがなかった・・・。 6点(2005-02-26 23:45:01) |
63. ウルフ
観終わった直後、野生化する直前などによくかかる無機質な音楽がやたら耳に残った。夜に遠吠えするニコルソンが、不覚にもギャグやってんのかと思ってしまった。話は退屈ではないんだけど、何かが足りない気がします・・・。 5点(2005-02-26 23:37:52) |
64. ブラス!
《ネタバレ》 ド真ん中にきました。「遠い空の向こうに」といい「リトルダンサー」といい、炭鉱モノが私の心を直撃するのはなぜなんでしょう。ただ、ハッピーエンドな上記二作とは異なり、本作ではダニーのラストのスピーチが言うように、コンクールに優勝してトロフィーを貰っても町に帰れば炭鉱は閉鎖され、メンバー全員は失業者。明日はどうなるか分からない闇の中という過酷な現実が待っている。この部分がかなり重く心に圧し掛かってきました。それでもエンドロールでの「威風堂々」は不安な未来を吹き飛ばすかのような力強い演奏で、観ているこちらの目頭も何度も熱くなってしまいました。これからの彼らに幸あらんことを願うばかりです。登場人物の中では「聞いてくれる人がいる」と言ってユーフォニアムを手放さない&あまり正確ではなさそうだけど(笑)心のままにパワフルな指揮をとる、ハリーが好きだなぁ。 9点(2005-01-05 23:39:15) |
65. ギャラクシー・クエスト
愛すべき最強のB級バカ映画!(褒めてます)元ネタを知らない私でも十分笑うことができました。特に「いつも1秒前で止まるのよね」には爆笑。マニアが世界を救ったのも良し! 6点(2005-01-04 11:53:05) |
66. ファーザーズ・デイ
思ったよりも悪くはなかったかな。今回のロビン・ウィリアムスの役作りは過剰過ぎて大暴走している感がありますが、そこをツッコミ担当のビリー・クリスタルが上手くフォローしていた感じです。リメイク作品ということですが、この二人以外が演じたら非常にサムくなる可能性を秘めている、ある意味危険な作品。 6点(2005-01-02 23:24:06) |
67. キャデラック・マン
《ネタバレ》 ロビンとティムが共演した貴重作品・・・なんだけど、コメディにしては笑えない内容。ラスト、ラリーを撃った刑事に激怒していたジョーイが、すぐ後のシーンではその刑事に新車買わない?とかニヤケ顔でセールスしていたのが疑問。それだけジョーイは頭の切り替えが早いということか? 5点(2005-01-02 18:10:57) |
68. 勇気あるもの
まさに「軍隊版・いまを生きる」でしょうか。きっかけさえあれば人間は成長することができる。そしてそのきっかけを与えたビル自身も、生徒達と自分の言葉を顧みて少しずつ変わっていく。何よりダニー・デビートがこの役にピタリとハマっていました。個人的には元フットボウラーのエピソードと、居眠りメルヴィンが手紙を読むシーンが良かったかな。 7点(2004-12-05 00:18:56) |
69. ギター弾きの恋
《ネタバレ》 ウディ・アレンの作品の鑑賞は初めてです。見事に騙されました(笑)。エメットはてっきり実在するミュージシャンで、劇中のギター演奏も彼のレコードから採用したものかと・・・。なるほど、擬似ドキュメンタリーみたいな感じの作品だったんですね。ショーン・ペンの演技は相変わらず上手いな~と思いましたが、彼が演じるエメットは自己中の極みのような人物で感情移入できませんでした。ただ、最後に押し殺し続けた感情を爆発されてギターを壊すシーンは良かった。それから↓の皆様のご意見と同様、口の聞けない女性ハッティを演じたサマンサ・モートンの「表情」の演技力には脱帽。 6点(2004-11-25 22:26:57) |
70. 遠い空の向こうに
炭鉱の町、閉ざされた未来、夢を追う主人公、厳格ながらも陰から見守る父親。どこか「リトルダンサー」を彷彿とさせる物語でしたが、私としてはこちらの作品のほうにより強く心を揺さぶられました(主人公の素直な性格のせいかもしれません)。小さなロケットがただ真っ直ぐに飛んでいく、あのシーンに夢を重ね合わせる人も多いことでしょう。紆余曲折を経て奨学金を勝ち取り、町に帰ってきたホーマーの父親との会話「僕のヒーローは・・・」というシーンが強く印象に残っています。純粋に感動できる作品として、久し振りの9点はこの物語に捧げたいと思います。最後に、クリス・クーパー。かっこ良かった! 9点(2004-10-16 16:02:35)(良:1票) |
71. カラー・オブ・ハート
まず、邦題(英語だけど)が良い。原題「Pleasantville」よりもこの映画の内容を表していると思う。最初は白黒だった街の人々が、あるきっかけで成長してカラーになっていく(最後はあの町長でさえも)、その過程がそれぞれ個々で違って描かれていたのも、画一的ではなく良かった。カラーになる=新しい世界が心の中で目覚めた、ということなんだろうか?個人的にはあのハンバーガー屋のおじさんが好き。それにしても現代のテレビ修理屋のじいさんは一体何者だったのだろうか・・・。 7点(2004-10-16 15:46:58) |
72. サイダーハウス・ルール
《ネタバレ》 孤児院や林檎園が舞台だからか、どこかほのぼのとしているものの、あの人の良さそうな黒人のおっさんが娘を妊娠させる事件にはびっくり。ホーマーは林檎園だけじゃなく、もっと広く世界を渡り歩いて見聞を広めてから、本当の自分の居場所である、もとの孤児院へ戻ってきてほしかったかも。マイケル・ケインはさすがの名演技。 7点(2004-09-27 22:14:24) |
73. モリー先生との火曜日<TVM>
地味ですがなかなかの良作。これジャック・レモンの遺作なんですか?そう考えるとなんだか寝たきりのやつれた表情がリアルなような気が。 6点(2004-09-27 22:09:38) |
74. ジャック
友達と一緒に歳を取っていけない現実。同じ時代を過ごせる時間の少ない現実。それを自覚しながらも、流れ星のような人生を楽しく生きて行こうとするジャックの姿に心を打たれた。当時四十代半ばのロビン・ウィリアムスのまなざしが本当に十歳の少年に見えてしまった。テーマ曲、音楽を含めてこの点数。 8点(2004-09-15 17:48:57) |
75. シックス・センス
観る前からオチを知ってしまっていたので、当然ラストも衝撃的ではなかったのが悔やまれます。まさにオチが全ての映画でした。あとこれってホラーにしてはあまり怖がらせる要素はないですよね。ブルース・ウィルスは渋くて○。 6点(2004-09-05 22:42:34) |
76. アンドリューNDR114
人間になりたいロボットの感情を描いた深い作品。でもアンドリューは顔がロビンになる前よりもその前のロボットフェイス時代のほうが性格も含めて良かったような気がする。人間化した後はなんかワガママが目立っていたし・・・まあ、それが人間臭さを表していたのかもしれないけど。 6点(2004-09-04 21:30:39)(良:1票) |
77. 俺は飛ばし屋/プロゴルファー・ギル
ところどころの小ギャグには笑ったものの、必要以上に過激な暴力シーンにちょっと萎えてしまった。 5点(2004-09-04 21:21:40) |
78. フィッシャー・キング
この作品、一応ハッピーエンドで終わりますが、本当にこれで良かったのか?!と鑑賞後少し違和感が残りました。パリーはともかくジャックのほうはまだ煮え切らないものを抱えてるんじゃないでしょうか。その辺の葛藤が未消化のまま終わった気がします。 5点(2004-09-04 21:09:12) |
79. ウォーターボーイ
アメフトを知らなくても十分楽しめるコメディ。アダム・サンドラーのワザとらしい子供チックな演技にはちょっと引きましたが。ヒロインの子がちょっと怖いけどカッコ良かったかも。 6点(2004-09-04 21:05:38) |
80. フック
子供の頃に観ればもっと楽しめたのかもしれません。当時としては仕方ないのかもしれませんが、ネバーランドのセットが妙にちゃちくてガッカリ。あと、ピーターパンよりもフック船長のほうに魅力を感じてしまいました。だからタイトルは「フック」なのか?(違うと思うけど) 4点(2004-09-04 20:47:49) |