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にんじんさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 91
性別
自己紹介 ここに限らず、よく「見る回数」に2回以上だとすごく見ているみたいに書いている人がいますが、気に入ったものであればレンタルでも二回、購入したものであればそこそこ気に入れば10回は見るのでたかだか2回以上で、すごく見た、すごく名作と言う神経がわかりません。
個々人の感性の違いなのでとやかく言うつもりはあまりないですが、2、3回でまるでものすごい回数見たかのように言うのは違和感を感じます。

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61.  交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション1 《ネタバレ》 
エウレカセブンは映像作品はほぼ閲覧してます。 テレビ版50話、エウレカセブンAO、AO外伝、虹がいっぱい、ハイエボリューション1、2、テレビ版51話音声といった具合で 多分相当好きな部類なんだとは思いますが、ハイエボリューション1はやっぱり勧めるのは難しい。 まずテレビ版をうろ覚えの人に見せてもどういう展開かわかってもらうのは難しいし、 テレビ版を神を崇拝する人なら、なんだこのツギハギだらけの映像は、と怒らせるかもしれない。  要するに自分のように京田作品ならとりあえず見るしあまり文句を言わないよって人向け。 それでも新作カットの合間合間に旧作の映像が挿入されて、しかも旧作カットの中で新しい本編が作られているので見づらい。 素直に全部新作カットの新編エウレカとして作ってくれたらここまでの混乱はなかったと思う。 単純にそこは監督か誰かに才能がなかったんだと思われる。
[DVD(字幕なし「原語」)] 6点(2019-10-06 16:43:23)(良:1票)
62.  未知との遭遇 《ネタバレ》 
昔はテレビ放映されていたものの録画を見て、最近(数年前)BDで見た。 前半部分の主人公の精神を病んだ人にしか見えない描写がすごく好き。 逆に秘密エリアの宇宙船が出てきたあたりから白けてきて テレビのときには気にならなかった宇宙人の描写が BDで見たときには「ただの子供のお遊戯会じゃん」となってしまった。 何にせよ家庭を崩壊させても追い求めたいものがある人、 そんな人への風刺に、なってるようななっていないような。 原題「第三種接近遭遇」という言葉は当時ごく一部では流行ったような。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2019-09-21 04:29:20)(良:1票)
63.  ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 -永遠と自動手記人形- 《ネタバレ》 
テレビ版とOVAを既に見てから見ました。 最低でも五話までは見ておくといいかな、王家との関係は。 ヴァイオレットちゃんにとっての本編はどうにも好きになれないんですが、 他の誰か、例えば小説家だったりお母さんだったり、そういう人の「愛してる」を紡ぐのは、もう泣くんです。 なんか、多分ほとんどの人にはどうでもいいシーンでもこの作品は泣いちゃうんです、変なスイッチ入ります。 なので、テレビ版の「普通」の話がちょっと長くなったような「外伝」が来られても、 それがつまらなくなければもう最低9点は確定です。  物語は、姉と妹の話。 それぞれ前編後編約45分ずつでしょうか。 前半は姉の話。この最初の姉が一枚絵イメージであったんですが、 髪は長いけど僕って言ってるから男か女かわからないなぁってのが見る前の感想。 見たら、男か女かわからない少女が女になるっていう。 後半は妹の話。ドールっていう職業もまぁ素晴らしい職業ですけど他にも素敵な職業はありますよねっていう。  多分、見てて泣いてしまうのは、ヴァイオレットちゃんが誰かに何かを聞くところが多いと思う。 いろんなことを知りたい、赤子から幼児くらいには成長した彼女の、なんでどうしてに弱いんだろうなと。 こればっかりは好き嫌いあるでしょうから、上で言った五話まででこの作品の小テーマを知ってほしいかなと。 DVDレンタルかNetflix、DVD/BD購入で閲覧できます。  あと、「永遠」ですね、そう、皆、多くのことを忘れていくけど、永遠になれることもあるよねっていう。 また、音楽は新作はあるかわからんですがほとんどはテレビ版の流用ですけど、非常に良い。  エンディングは、テレビほどはひどくはなかったが、いやだいぶ良かったが やっぱり長門じゃない人に歌ってもらったほうがいいんじゃないかなと。  一度レビューを書いて気づいたのはタイトルとか音楽とか、全部10点だったこと。 ですが作品自体に10点をつけるにはあまりにも映画らしくない、という理由で、すごく好きですが9点で。 かなり上映館数が少ないようなのでNetflixに来るのを待つのもいいかもしれません。
[映画館(邦画)] 9点(2019-09-19 22:06:39)(良:1票)
64.  ルパン三世(1978) 《ネタバレ》 
カリオストロを9点以下にするために、この作品は満点でなければならない。 ボトムズ脚本参加、星のカービィメイン脚本である吉川さんは、実質的に一人でこの脚本を書いたという。 当時流行りだったクローンを取り入れ、メインテーマとして「ルパンは本物かどうか」が掲げられる。 自分は自分がクローンだったとして自分であればそれでいいのであるが 当作品におけるルパンは自分がクローンであることをよしとしない。  原作漫画好きには原作に大して似てもいないと言われてしまうが、 それでもカリオストロと比べればカリオストロなんてどこがルパン?というレベルだろう。 そもそもが「どこがルパン?」という展開はその後も数十年続いたが 「峰不二子という女」という作品以降、主に深夜などで荒々しいルパンが復活してうれしい。 90年代あたりからのTVスペシャルのゆるいルパン、だめなとっつぁんみたいな展開はもうやめてほしいところ。  また、マモーは現代においてのほうがリアリティのある設定で、 非常に金持ちで、アメリカ、ソ連に匹敵するほどであり核を有するため最終的にアメリカに潰されるが 今のアメリカや中国の一部の人に巨万のどころか巨億の、巨兆の富が集まる構造であればありえなくもない。 まぁただ、すごい金持ちだと言ってるだけでルパンを攻めているときにそこまで金かけてる感はあまりない。 ルパンを殺したいわけではなく少しずつ精神的に攻めたかったようだからこれで合ってるんだろうけどね。  それと地上波での鑑賞とあるが、昔は言葉狩りされてないが今はルパンが寝ているシーンで マモーが「白痴」という言葉を出すが今の地上波ではまず削られている。 ルパンが最初にマモーの島に行ったときに奇妙な人たちに会うがここの多くも削られてる。 このシーンがこの映画の肝とも言えるシーンなのでぜひノーカットで見てほしい。 まぁいまどきの日テレの放送は頭おかしいところでCM入りするのでとてもじゃないが見てられないだろうけど。 とにかく、上述の「峰不二子~」以降を除けば、自分にとってアニメのルパンとはこの作品一本だけ、でいいです。
[地上波(邦画)] 10点(2019-09-02 03:19:24)(良:3票)
65.  AKIRA(1988) 《ネタバレ》 
ここではそこそこ普通の評価ですが、他のレビューを見ると酷評されることが多いですね。 根本としては、漫画版よりは映画版のほうが好きです。 漫画版とはかけ離れたストーリーとして低評価になりがちですが、 漫画版の後半の展開が嫌いな自分からすると映画版のほうが高評価となります。 それとAKIRAという存在の描き方が映画版のほうが好きです。  ただ、ブルーレイも買ったのですが、ジブリ等他の80年代アニメと比べても ノイズの取り方が甘いのか、書き込みがすごいとはいえブルーレイで見るには限界があるのか どうにもDVDで見たほうがマイルドで見やすい印象があるのが残念です。  他作品との比較はいかんという趣旨なので、 どうしても漫画版との比較に陥りがちなので表面上での感想に留めます。
[ブルーレイ(邦画)] 9点(2019-08-29 04:22:50)
66.  バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3 《ネタバレ》 
1は大傑作、2もかなりの傑作、からするとどうにもこの3はあまり好きになれません。 何より1や2の、1955年かその後の世界を舞台にするという展開を捨てて ほぼ完全に西部劇の世界のみで話が行われるため、 タイムマシンコメディとしての要素が失われて、 ほぼほぼ単に未来から来た主人公が西部劇の舞台で活躍するに終始するところ、 1955年と違って文明があまりに発達してないため、 この時代にはこれがあった、なかったという楽しみに欠けるというのがあります。 それでも現時点で2と3は同一点数であることを考えると自分の意見は少数派なんだろうなと思いつつ、 3単体で見ればそこそこのものだとも思います、単に1と2を持ち上げたいとも。
[DVD(吹替)] 5点(2019-08-29 04:15:53)
67.  未来のミライ 《ネタバレ》 
最初は一時間もしないうちに一度見るのをやめたんですが次はながら見ながらも完走。 全編見て思ったのは、未来の未来ちゃんの出番少ない、と。 ひいじいちゃんみたいなかっこいい大人を描くのは本当にうまいですね。 逆に一番下手だと思ったのは最後のどこの世界かわからない駅ですかね。 子供の悪夢をイメージしてるのかもしれませんが、ひどい。  あと、主人公の声が小さな男の子に聞こえない、不快、うるさいので減点。 そこさえまともな声優使ってれば6点上げてもいいかな、 というくらいにストーリーはぶつ切りながらもなかなかまともだとは思った。 少なくとも全体としてはバケモノの子よりはいいです。 この監督作品としては サマウォ>>>時かけ>おおかみ>>>ミライ>>>バケモノ といった感じですかね。 ちなみに時かけとサマウォは奥寺さんが脚本、おおかみは奥寺さんと細田共同、 バケモノは細田脚本で奥寺さんは協力、ミライは細田単独脚本。 うーん、話がどんどん悪くなっていってる原因は明確だと思いますが。
[ブルーレイ(邦画)] 4点(2019-08-26 05:25:03)(良:1票)
68.  そして父になる 《ネタバレ》 
去年の6月にテレビで見たらしいがCMが多くて変なCM入りだったとあるので地上波かな。  プロットは割と単純で、出生時に取り違えになった男の子ふたり。 父親二人は、片方(福山)はエリートで多忙で嫌味、もう片方(リリー)は貧乏で奔放で暇。 ちょうどエリートのほうは、なんで自分の子供なのにこんなにできないんだ?と思っていたところ、という。 ここまではまあまあよくある話なんだが、ここからの味付けで本当に才能に差が出るなぁと。  まぁ、ただ、嫌味に見ればこれは逆算の映画かな、と。 最初にたぶん福山ありきで持ち掛けられた話じゃないかなと。 そこで監督は思いつくわけだ、そうだ、福山を嫌な役にしようと。 福山といえば大体いい役だから、そういう「役職」の「いやな性格」に、 その逆といえばで意表を突いたと言えるのがリリーだろう。 以降リリー=貧乏父さんというイメージが付いて回るわけだが。  なんにせよこの話の気持ち悪いところは、誰にでも共感できるところだろう。 子供を自分の子供じゃないと思うのは男親だけかもしれないが 子供がこの親本当に自分の親なのだろうかと考えるのは人生に一度くらいはあるだろう。 親がよく冗談で言う「(元から)うちの子じゃない」「橋の下から拾ってきた」の延長とも。  それにしても元々俳優である福山の演技はお世辞にもうまいとは言えないのが 元々漫画家だった演技のうまいリリーとの対比で、福山の演技も許せるかなぁと。 この見せ方も明らかに監督の計算だろうのは言うまでもないのでやはりうまい。 そして何よりこのタイトル、これは明らかに福山が演じる父親に100%かかっている。 リリーの演じるほうではない、というところだろう。
[地上波(邦画)] 8点(2019-08-21 03:42:27)(良:1票)
69.  殯の森 《ネタバレ》 
検索すると2007年5月に上映前にBSで放送とあるのでたぶんそのタイミングで見ている。 痴呆症の男性とそれに振り回される女性、といっても長いスパンではなく実質約半日くらいの話。 この話は当時見た自分にはすとんと落ちるものがあって、なんてすごい傑作だとも思った。 と同時に、これは絶対万人受けしないとも。 なので本来であれば厳密に言えば8点前後の点数かもしれないところを敢えて10点にする。 後世の、と言っても初出から10年以上経ってるからなんなんですが、これを見ない可能性のある誰かが見てくれるように。 そして、たぶんこれは10人のうち一人にもかすらない可能性があるというか実際にそうであろう。 ただ、ただ単純に「学生が作ったの?」とか言ってほしくはないかなぁと。 「自分には合わないね」程度で留めてほしい。  何よりこの映画を見たときに思ったのが 「この脚本書いてる女(性別などは名前等見なくてもわかる)は絶対仲良くなりたくない」 だったが、現にその後テレビでこの脚本兼監督を見るにつけ、ああやっぱりクソ女だったなと。 もしかするとそういうのが滲み出て、ほとんどの人には合わないのかもと。 ただ、クソ人間であることとクソ作品を生み出すかどうかは別問題! ということだけは言いたい。 いや、クソ人間がそのタイミングでクソ作品を生み出すか傑作を生みだすかはまた別、って話か。 もしくは私個人においても同じ作品であってもタイミングによって良く思ったり悪く思ったりする、とも。
[CS・衛星(邦画)] 10点(2019-08-21 03:19:23)
70.  機動警察パトレイバー 《ネタバレ》 
(2022-10-15) パト1はエンタメとしてすごく良く出来ている。 漫画~OVA~テレビアニメのパトレイバーは、特車二課が「学校」なんだよね。 究極超人あ~るの警察ロボット版、みたいな。 パト1はそこを卒業しかけてはいるけれど、やっぱりまだ学校、高校3年生といった感じ。 パト2は大学卒業して就職しました、皆離れ離れです、 のあとあすまはまだ少し学生気分が抜けてません、みたいな。  だから私はパト2より「二課の一番長い日」の、戦争と正月が同時に来た、 みたいな、お祭りでもあり、テロリズムでもある、あの作品のバランスが大好き。  ----  (2019-08-19 22:42:25) 最初にOVAが作られてそこからテレビアニメ、漫画と派生してその派生の一つとして生まれたのがこの映画だったかな? OVAでもかなり押井節炸裂してはいたがかなりエンターテインメント重視であったが 今作もエンターテインメントありきでそこに押井スパイスが入っている感じで、パトレイバーとしても 押井作品としても最も見やすいものの一つになっているだろう。 「二課の一番長い日」のリメイクともいえる映画2と比べてもちゃんとパトレイバーが活躍してるし、 何より80年代後半の、「以前あった東京という景色が消えていく」ということがきちんと描かれているのが良い。 物語の大筋としてはOSにウィルスが元から組み込まれていた、ということだが、 今ならまぁ小学生でも「OSにウィルス」なんて理解できるだろうが、 ウィンドウズ95もなかった時代にOSなんていう概念を出して理解できた者が当時果たしてどれだけいたんだろうなという。 てなわけでこの作品がパトレイバーとしては最も見やすくはありますが、一番好きなのは初期OVAの「~長い日」です。 漫画とテレビと新OVAは基本どうでもいいです。
[DVD(邦画)] 8点(2019-08-19 22:42:25)
71.  打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?(2017) 《ネタバレ》 
ヒロインのメインビジュアルが一枚絵の時点では化物語の戦場ヶ原ひたぎ、動いていると阿良々木火憐にしか見えない。  それはいいとして、前半はいいムードだったのに後半というか中盤以降、何度もやり直しする時点で萎え萎え。 なんだこの脚本、原作無視の駄作じゃないか!と思ってググったら岩井(テレビ版の監督)も脚本会議に参加していた。。。  もうこのシナリオは原作者完全公認です、岩井の才能のなさ、いや枯れに泣きましょう。
[DVD(邦画)] 3点(2019-08-09 19:42:13)(良:1票)
72.  劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編] 叛逆の物語 《ネタバレ》 
まどかマギカというアニメ自体は、宇宙生物に魔法少女にされた少女たちが戦い、 穢れが溜まりすぎると魔女になってしまう、というのがまずひとつのネタバレ。 そこからまどかという主人公が女神になって魔女化しないように世界を作り替えた、というのがテレビ版のラスト。  で、この映画は、その作り替えられた世界で過ごしたほむらが最後を迎えたときに 宇宙からの使者であるキュゥべえに取り込まれてその中で魔女化してしまうというもの。 そのほむらを救おうとまどか登場するもほむらはまどかを人間化してしまう。 これがこの映画の後半です。 多分非常にわかりづらい。  まぁ前半はファンサービスですし、後半は次のアニメができたらそれに繋げようというあざとさも見えます。 結局はそんな続編は作られず、ゲームのほうのアニメ化がされるようですけれどもね。  内容としては全員に見せ場がある、というところはポイントでしょうね。 特に美樹さやかちゃんはすべてを知るものとして、かつ人間でありながら魔女を内包しているチートキャラとして大活躍します。  というわけでテレビ版が好きかつ、ちょっとくらいはテレビ版をダメにしても問題ないという かなり狭いファンに向けての映画なので万人受けは全然しませんけどね。。。
[ブルーレイ(邦画)] 8点(2019-08-09 19:38:31)
73.  バケモノの子 《ネタバレ》 
異世界に慣れるまでの前半はまあまあ面白かったが 後半、特にラストの展開はなんだかなぁといった具合で 声優のうまい下手以前に脚本がおかしい。 新作が出る度にどんどん評価の下がる珍しい監督。  ↑こちらが以前書いた、3点のレビュー。  今テレビでやってるのを見たら、プロットはすごくいいじゃん、と。 ほんとこの人はいい脚本家と組めばパヤオは越せなくても 某エヴァの人とか某名前をきいてくる人には勝てると思うんだがね。 やたら説明口調で説明で終始してしまうのは 本人の力量もあるでしょうけれど、ほんと、惜しい。 広瀬すずの演技が一部で叩かれてますけど、 逆に言えばリリーフランキーとかリリーフランキーとか リリーフランキーとかの演技は誰も文句を言わないレベルでさ。  とりあえず次公開の映画は見に行く予定ではあるので あまり大きな期待はしないでおく、7点。  あ、一つだけ、戦いのラストはFF7のオマージュですか? FF7で見たときも妙に変で印象的だったのでものすごーく似てると思う。 あとどうでもいいですが鯨の声がリゼロの白鯨と同じな件。  それと、自分がバケモノであれば「バケモノの子」だなんては言わないよねっていう。 だから「バケモノの子」なんだな、いいタイトルやん。
[地上波(邦画)] 7点(2019-07-08 08:25:47)
74.  銀河鉄道の夜(1985) 《ネタバレ》 
宮沢賢治「銀河鉄道の夜 第四稿」のアニメ化。 主人公たちは賛否両論のネコであるが、タイタニックで亡くなった人たちが人の形だったのでその対比としては良かったと思います。 この作品の出会いは恐らく1987年頃に深夜に放送されていたものをベータで録音したものを何度も見ていた、といった感じです。 ベータはVHSなんてザコ規格と比べて画質が格段によく、録画状況が良ければDVDよりも明らかに画質は上でした。  ただ、以前ブルーレイを買ったのですがブルーレイ特有の細かに見えてしまうノイズが除去しきれてないためか見ていて気になるレベルにはなっています。  話としては多過ぎ四稿のものを大筋なぞってはいますが、自分は第一稿が好きなので、見る側には多少SF要素が強くなるかもしれませんがあれはあれで提示すべき内容ではないかなとは思います。 一稿で博士が言っている言葉は賢治の言葉ではなく、賢治から賢治に向けられた言葉でしょう。  なんにせよ全体に暗い雰囲気、影のある少年、電車内での謎の多過ぎる乗客、どこへ行くのかわからない銀河鉄道などなど、本当に魅力的なシーン満載で作られてます。 つまらない人にはつまらないでしょうが、つまる人にはつまりまくります。
[ブルーレイ(邦画)] 10点(2019-07-07 02:15:14)(良:1票)
75.  おおかみこどもの雨と雪 《ネタバレ》 
評価が分かれる映画、というよりは、自分の中でどう評価していいかわからない映画。 自分が結婚した相手は狼男で、でもすぐに死んでしまって、残された子供は狼男の特性があったため田舎に引っ越すといった感じ。 どう評価したらいいかというのは話ではなく、主人公である「花」の性格であろう。 この人の行動は正直突っ込みどころ満載で、そのせいで話が二転三転するとも言えるし、そうでなかったら下手したら話はすぐ終わるともいえる。  また、この作品はこの主人公花や子供たちによる様々な出来事が、「あるある」ではなく「ないない」として捉えられがちではあるがそれでも「あれ? なんかそこそこは面白いぞ」といった感じで、空気感だけで押し通すおしゃれ日本映画をおもいださせるようなそんな感じはする。 起承転結になってはいないんだけれど、これはやっぱり「日本映画」にはなっているのかなと。 なのでここや他のレビューを見ていてもこの作品の票は割れるのは仕方ないと思います。 見てる側が、好きや嫌いであればいいんですが、どう捉えたらいいかわからない、というケースが多い。
[DVD(邦画)] 7点(2019-07-07 02:06:07)
76.  サマーウォーズ 《ネタバレ》 
基本は「デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!」のあらすじを大筋なぞっている。 ただデジモンが40分だったのに対して本作品は115分となっているため、先輩への淡い恋、旧家への数日の旅行(上田という土地)、Ozというシステム、祖母と義理の子の関係、Ozの制作者、キングカズマ、裏本編とも言うべき高校野球などなど様々な要素が入っている。 Ozのような脆弱な仕組みがー、というが、サイエンスフィクションでもなくただの娯楽映画なのでこれくらい極端でいいのである。 このくらい極端なシステムにした場合のほうがあらゆるものを繋いでしまった後のリスクをわかりやすく体感できるのでそこを突っ込むのはナンセンスだ。 そこは製作者も十分わかっていて作ったはずなのだから。  それと一日一日の変化もまた劇的であり、非常に面白い。 一日目は先輩に頼まれるがままに先輩の親の実家に一緒に帰省。 次の日の明け方、謎のメールに返信することでアカウントを乗っ取られる。 それによりその朝にはニュースでOzの混乱を起こしたのは自分であると報じられる。 という形で半日、一日ごとの経過が非常に素晴らしい。 宮崎駿は知っている人は知っていると思うが、結末を最後まで作らずに書くし、その作り方が一番顕著なのはラピュタで、あれは普通に見ていればわかるがラピュタ到着後はかなり毛色が変わる、つまりその後を考えてなかったのでつぎはぎ的な印象を与える。 多少の整合性がなかったとしても、この作品にはそういうものがない。 とりあえず粗筋を予め決めてから作っている、というのがわかるため、見ていて非常に面白いし、特に野球と上田での現実のシンクロ具合は見ていて最高に面白い。 尚、その後の細田作品は先細りではないがどんどん脚本が荒く適当になっていってしまって残念である。 声優はできればうまい人のほうがいいし、作画もきれいに越したことはないが、何より脚本がつまらないのでは意味がない、と思える。  数年前だとポストパヤオは細田さんと言われていただろうが今は確実に新海さんであろう。 少なくとも「おおかみこども」や「バケモノ」や「ミライ」では次期パヤオには絶対なれない。 でも正直、新海氏はもっとミニマムに動くべき人だと思うので、ケモナーに走らず話を一般人向けに面白く展開してくれるのは細田さんだと信じています。  あー、この作品で一番ワクテカするシーンは、婆さんの死後男たちが力を集めて大学に納入するPC(スパコン?)を家にぶちこんで電力は船から取って冷却は氷の柱で行って、画面もハイビジョンブラウン管を使う、回線も自衛隊のミリ波回線を拝借、といったあの場面ですね。 ああいう、大人たちがそれぞれOzでの格闘のために本気を出してくれるシーンってのはやっぱり見てて爽快だし、「男っていつまでもバカだなぁ」と思わせる良シーン。  多分、最近放送してたとは思いますが、テレビでは見ないのでわかりませんがノーカットでもなければ削られるシーンも多いため、見るならオンデマンドやレンタルBDで見ることをおすすめします。  Ozの設定が緩いと言ってる人がいますが、このくらい緩くないと物語は作れないよ! こまけーこたいいんだよ! それより敵のアバターが最後二人になるが、あれは敵当人と主人公のアバターだろうな、と。    ここからは「知ってる人が見てたら少しくすりとできる」話。 その辺に似たようなまとめがあるかも。 まず、携帯は全てドコモのものです、どのメーカーのどの機種かも特定できるレベル。 唯一出てくるiPhoneは海外用にソフトバンクSIMを入れて利用してるのでしょう。 ドコモSIMでも利用できないことはない時期でしたがドコモでiPhoneが出てない時期ではSBのSIM入れるのが普通でしょう。 あと、これは割と見ててわかる人が多いと思いますが、ゲーム機はDSです。 PSPが一台もないのが実に不思議。 ソニーが嫌いなのかといえばHDブラウン管はソニーです。 スパコンの見た目はNECのもの、200テラフロップスは今の技術でぎりぎり普通レベル、当時はあの大きさじゃ無理。 100Gbpsはいまだに実現できてない数字。 まぁ、こういう現実と妄想の狭間あたりが面白いんでしょうね。   追記 衛星を自分ちに落とさなければどこでもいいのか、という発言がありますが、 あれ、落ちた先は陣之内家の私有地でしょう。 なので、私有地で温泉湧いてまた儲かる、ではないけれど、 家は壊れてもそのもとは取ったというエンドだと思いますよ。
[ブルーレイ(邦画)] 9点(2019-07-07 01:54:41)(良:1票)
77.  サマータイムマシン・ブルース 《ネタバレ》 
「面白そう」なのに「面白くない」、一体この感覚はなんだろうと視聴後に調べてわかりました。 これ、よくある「失敗した演劇作品の映画化」なんですね。 多分、演劇としてはものすごく面白い作品なのに映画化される際にその部分がスポイルされて 結果として面白そうなのに面白くないという、かゆいところに手が届かないみたいな感じになっているのかと。 あと最初のほうが徹底的に初見殺しなのも気になりました。 二度見ることを強要するみたいなのが気持ち悪い。 タイムループ、リープものってのは「もう一度見たい」と勝手に思えば勝利であって 「もう一度見て確認しろ」と強要するものではないかと。  あと、これは演劇を引きずってるのかもしれませんが、キャラが変に濃いのが多い。 いちいちくどくて作品に入っていけないというのはやはり失敗になるんじゃないですかね。 それで入っていけたという人にはいい感じなんでしょうけれども。  単純に一言で言えば、別監督だったらもっと面白くなっただろうなと思わせる失敗作。
[DVD(邦画)] 6点(2019-06-12 23:17:08)
78.  もののけ姫 《ネタバレ》 
他作品のネタバレは書いてはいけないということなのでなるべく気を付けますが、 この作品の前後に漫画「風の谷のナウシカ」は完結しました。 漫画ナウシカとこれを比較すると後半が似ている部分がありながらも この作品が舞台とする時代も悪いのでしょうけれど、この作品はあまりにぬるすぎます。 この作品単体で見れば高評価になるでしょうが、 同時期に明らかに同じ系列で優れた作品を同一の作家が残している以上2点というのはゆるぎないです。  強いていえば、ラストの深い森が草原に変わるところを、 せめて荒れ果てた土地にでもしてくだされば少しは救われた、といった感じですかね。
[映画館(邦画)] 2点(2019-06-12 23:09:00)
79.  死霊の盆踊り 《ネタバレ》 
当時入ってた大学のサークルで皆で見ようということで見せられたと思います。 内容はもうほとんど覚えてませんが、どんな素人でもこれ以下の映画を撮ることは難しいと思います。 なぜ皆で見ようということになったか、今となってはわかります。 こんなの一人で見たら気が変になるからです。 酒のつまみ程度に斜め75度くらいの角度から見るのがちょうどいいかと。 内容が面白いなんて思って見てはいけません、見る行為自体が面白い、くらいにやらないと。 今どきならYoutuberになった気分で、映画にツッコミを入れる感じで見ないと無理です。
[DVD(字幕)] 0点(2019-06-12 23:04:06)(笑:1票)
80.  俺物語!! 《ネタバレ》 
漫画もアニメも視聴済で見ました。 DVDが出てすぐにレンタルしたと思います。  まず、主人公とヒロインの身長差、これはもっと誇張すべきだった。 主人公役の鈴木が186cm、ヒロイン役永野が163cmとあるので23cmだとそこそこの身長差だと思いますが、 漫画では公式で主人公が2m前後、ヒロインは公表されてませんが確実に160cmはないと思いますので 40cm以上は差があるはず。 23cmと40cm以上ではやはりかなり大きいです。 ここをもっと漫画的に誇張しても良かったんじゃないのかなぁと思いました。  というわけで一番のポイントはそこです。  ただ、漫画原作映画としてはかなりよくできていて、 少女漫画原作実写映画によくありがちな、駆け足だけして何も残らないという展開は捨てて、 漫画で言うと初期の初期の、二人が付き合うまでに絞ったところは大正解です。 漫画原作映画は、このくらいの思い切りの良さはあっていいと思うよ!  というわけで万人受けする映画ではないのですが、 鈴木亮平の相変わらずの怪演もあって、彼を見るだけでも満足できる映画です。 好きだー!
[DVD(邦画)] 7点(2019-06-12 22:59:34)
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