901. カリートの道
仁義を通すヤクザ映画。鏡、サングラス、金属などに写り込む絵がいいです。階段、駅での銃撃戦はお約束?もう少しコンパクトにまとまっていれば良かったのだが。 6点(2004-01-17 20:34:52) |
902. さゞなみ
癒し系映画とでも言うべき、日本の美しい自然を見せてくれ、マイナスイオンでも出ていそう。外国で死んだはずの父からの一通の手紙によって揺れる母、気付きながらも繕う娘。セリフも少ないので映像を見ながら静かな気持ちになる。 6点(2004-01-16 17:37:31) |
903. カプリコン・1
私も惑星探査機のニュースを見て、本作を何十年かぶりに見ました。確かに前半は大変面白いのだが、後半逃げ出す辺りからがご都合主義が感じられあまり楽しめなかった。ラストもあの後が知りたいんだってば!三谷幸喜なんかがコメディにしたら私的には好きかな。 5点(2004-01-16 17:15:25)(良:1票) |
904. トゥルークライム(1995)
ビデオパッケージのセクシャルサスペンスみたいな文字につられてしまった。米国女性コナン君(小さくないけど)みたいなものか。 4点(2004-01-16 14:47:10) |
905. 遠雷(1981)
高校生くらいの頃にTVで見て、お見合い→即ホテルっていうのがすごく大人を感じました。後はオオカミさんに1票。 5点(2004-01-16 12:40:23) |
906. ポール・ポジション2
1と何が違うといわれると良く判らないが、2はモータースポーツ全般を扱っていたような気がする。好きな人しか見ないだろう映画。 5点(2004-01-16 00:38:23) |
907. 泪橋
鈴ヶ森刑場近くの泪橋、俗世の未練、しがらみを断ち渡っていく。その泪橋に集まる人々の、誰にも明かせない様々な思いが絡み合い物語を作ってゆく。 6点(2004-01-16 00:34:46) |
908. ビリケン
豊田利晃&阪本順治コンビの新世界・通天閣に住むビリケンさんのファンタジックムービー。大阪人のえげつなさに嫌気がさしたり、大阪人の人情味にホロッと来たりで、新世界のようなコテコテの大阪が違って見えてやっぱ大阪ってええなァなんて思ったりします。 7点(2004-01-16 00:22:47) |
909. C(コンビニエンス)・ジャック
コンビニの面々と不法就労外国人が織り成すクライムコメディ?スピード感があり割と面白かった。 5点(2004-01-15 23:55:42) |
910. KOROSHI 殺し
リストラサラシーマンがスカウトされ最初は生活のため仕方なく請け負っていた殺しの仕事が、いつしか仕事に目覚めを進んでやるようになる。ラストはやはりな訳だが、なんとも悲哀を感じるドラマです。 6点(2004-01-15 23:45:07) |
911. 利休
草月流の家元で陶芸家でもある勅使河原監督の自らの美を追求したのであろう映像。侘び寂びの利休の究極的なシンプルな世界と「豪姫」にも出て来る古田織部の斬新で型にはまらない世界と対比するといいかも。あと同時期公開された「本覚坊遺文 千利休」との対比をすると利休の実像が見えてくるかも。 6点(2004-01-15 21:55:36) |
912. 竜馬を斬った男
ショーケンの持ついかにもキレそうな鋭利な感覚が、この時代の流れに翻弄されてゆく一本気な侍として非常にマッチしている。 6点(2004-01-15 21:40:36) |
913. 豪姫
芸術家勅使河原宏が「利休」でだけでなく古田織部を描きたいがために豪姫を持ち出して製作した映画というべきでしょうか。将来主演女優賞を取るなんて想像できない宮沢りえの演技ですが、豪華な衣装や、こだわり抜かれたであろう映像など見るべき部分も随所にある。 6点(2004-01-15 21:17:02) |
914. ミミ
叔母さん、その恋人、となりの青年そして少女、彼女の周りでの彼等の様々な人間模様、そんな現実からの息詰まり、そして母同様の逃避行。 4点(2004-01-15 20:59:29) |
915. サロメ(1987)
上演禁止だったといわれるオスカーワイルドの戯曲「サロメ」を劇中劇風にアレンジして見せている。美術や衣装がなかなかいいですし、ラストのオチも結構好きです。英語がとても聞き取りやすくヒヤリングの勉強にいいかも。 7点(2004-01-15 20:24:07) |
916. グッバイ・ヒーロー
F1ファンならご存知のポールポジションシリーズとさして変わらないが、特にF1のクラッシュシーン、死の瞬間のシーンなどが特化されたドキュメンタリーで母校の先輩である中島悟も出てくる。 6点(2004-01-15 18:59:16) |
917. 8 1/2
オープニングシーンの衝撃は確かに凄い、ダリの絵画を見たときのようなショックを受けた。ただその後のストーリーを理解しようとすると睡魔に・・・字幕を流し読み感じるように見て、ようやくこの夢幻ともいうべき妄想を少しは感じられたでしょうか。ただ私の能力では理解できる範疇を超えている。 5点(2004-01-15 16:00:48) |
918. 王手
新世界を舞台にし真剣師と呼ばれる将棋指しの物語で、坂田三吉あたりを連想してしまうが、ラストの老真剣師との対決、巨大な将棋盤など興味が引かれる。豊田利晃&阪本順治コンビの作品で私的にはこのコンビ時代の作品が一番好き。 7点(2004-01-15 15:59:31) |
919. キャスト・アウェイ
島で1人で暮らす日々、既にそれが日常となりそこから抜け出す事、現状から脱却する勇気・そのモチベーションを保ち続けた精神に敬服する。過去を取り戻すのか、それとも新しい道を歩むのかこの決断も勇気のいることであろう。ただフェデックスやウィルソンなど露骨なコマーシャルが気に入らない。 5点(2004-01-15 08:40:57) |
920. 濹東綺譚(1992)
永井荷風の自伝的小説の映画、荷風が主人公ではあるのだが、荷風に関わる女性たちの物語として描かれている。母親役の杉村春子、置屋の女将の乙羽信子はさすがの演技力。そしてなんといっても墨田ユキが可愛くも艶っぽくて良い。ラストでは文化勲章というキャリアでありながら落ちぶれてゆく荷風と対照的に戦後の新しい息吹の中、女郎上がりの彼女たち女性が生き生きと描かれ時代が変わったことを思い知らされる。 7点(2004-01-14 23:22:41) |