961. 荒野の七人
異論は皆さんおありでしょうが、私の中では「七人の侍」を越えています。好きな俳優がそれぞれのポジションで好演しているのもあるし、音楽が最高にいいし、テンポもいいんです。印象に残るシーンをいくつか。(1)ジェームス・コバーン:駅での決闘シーン。ナイフ投げの直後の表情がいいです。(2)チャールズ・ブロンソン:子供達に向かって「お父さん達は云々」と話しかける場面。子供をかばって撃たれてしまうシーンが泣けます。(3)ロバート・ボーン:撃たれて壁に惨めにずり落ちるシーン。気を張らなくて済むという安堵感が哀愁を誘います。(4)ユル・ブリンナー:面接シーンで大きく両手を叩くシーン。たったあれだけで緊張感を醸し出す目の演技もすごいです。(5)スティーブ・マックイーン:至る所でするテンガロンハットをいじるシーンです。あの何気ない仕草、真似したけど様にならなかった(笑)。 ところで、余談ですが、外国映画の日本語吹き替えって違和感がありまくりなんですが、この映画とか「大脱走」に限っては、しっくりとするんですよね。それぞれの声が定着していたというのもあるでしょうが。皆さんはどうですか? 9点(2002-08-18 08:03:58)(良:2票) |
962. 荒野の決闘
ヘンリー・フォンダは私のイメージで若い頃がなかったんですが(それは見ていた映画のせいでしょうが)、この映画は若いんでしょうね。荒くれ西部男とレディの対比がいいと思います。黒澤にしてもフォードにしても女性を撮るのが下手だと言われますが、私は最近そうでもないなと感じています。 7点(2002-08-18 07:53:04) |
963. 荒野の1ドル銀貨
この映画を観た後、外国帰りの親戚からもらった1ドル硬貨をいつも胸ポケットに入れて歩いていました。そんな危機が訪れるはずもないのにね(笑)。手足の長いジェンマが格好良かったです。ところでぜんぜん関係ないけど、スクーターのCMおぼえてますか?(笑) 7点(2002-08-18 07:50:03) |
964. 恋におちて
現実問題をいろいろ考えると、こんな評価になります。もし本屋で素敵な出会いがあるのなら、私も経験してみたいです(笑)。 6点(2002-08-18 07:46:47) |
965. 激突!<TVM>
警部マクロードが、あんなことしなければよかったのに、ついついやっちゃったために、執拗に追いかけ回されちゃうんですね(笑)。トラックの運転手が最後までどんな奴かハッキリしないのが欲求不満です。 7点(2002-08-17 15:57:17) |
966. ケープ・フィアー
デニーロいいですねえ。頭も良くて体力もある。敵としてはこれ以上の存在はないですね。じりじりと追いつめていく怖さがいいですね。あの笑顔を見ると、「ミート・ザ・ペアレンツ」の父親の笑顔と共通するものを感じてしまいます(笑) 7点(2002-08-17 15:55:23) |
967. 刑事ジョン・ブック/目撃者
いい作品ですね。ケリーが美人です。「トップガン」はいけません。こっちの方が私のイメージです(笑)。犯罪の目撃者に子供というのはよくあるパターンですね。特殊な集団の中で生活するために、現代なのに過去にタイムスリップしたような印象を受ける、不思議な作品です。「ダイハード」の不死身のテロリストを演じていたアレクサンダー・ゴドノフが印象的です。 8点(2002-08-17 15:51:37) |
968. 刑事コロンボ/別れのワイン<TVM>
コロンボシリーズの最高傑作です。これ以上のものは私の中ではありません。ドナルド・プレザンスが愛すべき犯人役を見事に演じてます。コロンボがワインに関して勉強して、最後に乾杯するシーンは何度観てもジーンときますね。 9点(2002-08-17 15:44:04)(良:1票) |
969. 刑事コロンボ/ロンドンの傘<TVM>
完全なヤラセなんですよね、この傘(笑)。珍しくロスからロンドンに出張し、"カミさん"が出てくるかと期待させながらすれ違いです。同じようにせこいトリックを使うものとしては、「指輪の傷跡」のイモとか、「2枚のドガの絵」の手袋とかを想い出します(笑)。それにしても(←口癖(笑))、この作品を見た後は、傘に向かって飛ばしたくなりますね。 7点(2002-08-17 15:42:11) |
970. 刑事コロンボ/祝砲の挽歌<TVM>
軍隊経験者なんですよね、コロンボ。朝鮮戦争ですが。この手の学校を舞台にした本格的な映画では「タップス」がありますが、こちらはたんなる殺人事件のテレビドラマですね。でも充分楽しめました。ノベライズも読みましたが、文字で読むのと、映像で観るのとでは、"お酒のビン"のシーンがぜんぜん印象が違いますね。厳格であるが故に墓穴を掘ってしまう校長が虚しいですね。 8点(2002-08-17 15:37:17) |
971. クロコダイル・ダンディー
カルチャー・ギャップが前面に押し出された楽しい映画ですね。アボリジニが時計を見るシーンで笑ってしまいました。外見による決めつけはいけませんね。オーストラリア英語って訛があるから、普通の英語と比べると面白いですね。 8点(2002-08-17 15:31:36) |
972. クレヨンしんちゃん ヘンダーランドの大冒険
あの人形が実は・・・というオチがあるのですが、順番として先に「オトナ帝国」や「ブタのひづめ」を観ているので、私の中ではちょっと評価が落ちてしまいます(汗)。まあ水準以上のレベルではあるので、良しとしますか。 7点(2002-08-17 15:28:33) |
973. クレヨンしんちゃん 電撃!ブタのヒヅメ大作戦
三石琴乃さんが好きなんです(笑)。あの声が。格好良かったですね。それと、何と言っても"ぶりぶりざえもん"ですね。これに尽きます。某所で自己紹介に彼と同じ性格だと書いているので(笑)、とても親近感がわきます。その彼が後半の主役です。消えて行くシーン、泣けてきます。 8点(2002-08-17 15:24:26) |
974. クレヨンしんちゃん 暗黒タマタマ大追跡
アニメが子供向けという発想が間違っているんですよね。大人が楽しんでこそのものだと思います。いわゆる"お子ちゃま向け"の作品ほどつまらないものはないだろうし、子供も楽しめないと思います。おかまのお母さんが出てくる後半は、攻守逆転してますが、なんとなくブルース・リーの「死亡遊戯」を連想してしまいました。いや、ただ単に守りを突破して勝ち上がってくることからなんですが。 7点(2002-08-17 15:14:05) |
975. クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲
家でビデオを観ながら、オープニングの万博のシーンで饒舌になってしまいました。アメリカ館の行列は凄かったなあとか、太陽の塔には行けなかったんだよなあとか、いろいろと想い出しましたよ(笑)。きっと実体験をしていない人にはわかりにくい作品でしょうね。だから私は好きです。これは「千と千尋」にも共通する感覚でしょうね。 <2003年12月5日追記>ホントは9点にしたいのだけれど、私の嫌いな「ら抜きことば」がけっこう肝心なシーンで使われているので(津嘉山正種、直せよ!)、マイナス1点。当時はまだそんなのは少数派だったはず。 8点(2002-08-17 14:57:37) |
976. グレイストーク/類人猿の王者ターザンの伝説
クリストファー・ランバートの演技に注目ですね。この映画を観るまで、史実を知らなかった私は大馬鹿ものです(汗)。檻の中に入れられた"親"と対面するランバートの演技は最高です。その後のロンドンでの逃走劇も心打たれます。じっくりと見応えのある作品だと思います。リック・ベイカーの特殊メイクも見ものですね。 8点(2002-08-13 14:37:25) |
977. クリムゾン・タイド
やっぱり潜水艦ものは好いですねえ。閉鎖空間というのは緊張感を高めるのに非常に効果的です。間延びした潜水艦ものというのが、私には記憶にありません。で、映画ですが、皆さんおっしゃるとおり、デンゼル・ワシントンとジーン・ハックマンのぶつかり合いがとても好かったです。それぞれの主張がハッキリしているのもわかりやすかったかな。現実問題として、これと同じ状況が日常茶飯事に起きているとしたら、それは怖いことですけどね。 8点(2002-08-13 14:32:52) |
978. クリッター
ああいう"もこもこキャラクター"が増殖する映画ってアメリカ人が好きですよね。でも、私も単純に「小物パニック映画」として楽しめました(笑)。 6点(2002-08-13 14:27:41) |
979. グリーンマイル
《ネタバレ》 キングの原作を映画化した作品では成功の部類に入ると思います。オープニングの場面はかったるい感じでしたが、ジョン・コーフィの登場とともに引き込まれていきます。一人を除いて、看守がすべていい人というのが皮肉ですよね。刑の執行をどうとらえるかは、皆さんの評価が別れるところでしょうが、私は彼の意思を尊重したいと思います。つらい現実の中ではもうこれ以上「生きたくなかった」んでしょう。"オープニング(今)→回想(過去)→エンディング(現在)"という手法は最近のアメリカ映画に多いですね。というか、トム・ハンクスのものが多いのかな?(笑) 「フォレスト・ガンプ」や「プライベートライアン」を想い出してしまいました。でも、最後にミスター・ジングルスと再会できて、私は嬉しかったです(微笑)。 8点(2002-08-13 14:25:56) |
980. グリーン・ベレー
良くも悪くも、アメリカ人が作ったベトナム戦争映画ですね。三景さんがおっしゃるとおり偏ってます。完全にベトナム人を見下して、その残虐性を強調した映画です。だからこそ、今に残す価値があると思います。戦意高揚とはこういうことでしょう。 6点(2002-08-13 14:15:51) |