81. 時計じかけのオレンジ
《ネタバレ》 『雨に唄えば』を歌いながら、蹴りをいれるシーンが頭から離れない。不快だが目を背けられない程に映像の力は強いと思う。 7点(2004-07-02 20:43:18) |
82. たそがれ清兵衛
階級社会の悲哀ですなぁ。親の介護と娘の世話という現代のサラリーマンにも通じる悩みを抱えた清兵衛を、時代を超越し、1人の人間としてありありと描いた真田広之の演技は見事!全体的に落ち着いた雰囲気が流れ、肩に力を入れずに見ることが出来ました。うん、よかった。 8点(2004-06-30 16:32:12) |
83. 灰の記憶
こういうことがあった、こういうことが起こり得る、そのような事実証明として、実話を基にした映画というものは撮られる意味があると思う。この映画に救いはなく、見ていてつらい。ただ、このようなことがあったということを知っておくことに意味はあると思う。 5点(2004-06-20 09:07:58) |
84. マトリックス
クソゲーみたいな設定。中身がないっていうか、人間らしさがないっていうか…まぁ、とにかく映画はCG技術だけを競う場ではないとは思う。 2点(2004-06-20 03:08:08)(良:1票) |
85. ザ・キャッチャー
おいおいなんだいそりゃ。そんなんでいいのかい?B級ホラーと覚悟して見ましたが話のネタにもならんつまらなさ。 1点(2004-06-17 03:43:20) |
86. カラー・オブ・ハート
《ネタバレ》 モノクロに少しずつ色彩が混じっていくという世界は美しい。特に母役の女性に化粧をするシーンは格別。 7点(2004-06-17 03:21:56) |
87. ブギーナイツ
ちょっと甘すぎる。ポルノ制作の裏側が見れるのはおもろいけど。主人公の凋落ぶりがいかにもじゃあーりませんか(今どきチャーリー浜っぽくね)。 5点(2004-06-17 03:10:42) |
88. めぐりあう時間たち
《ネタバレ》 この映画を観終わった後、価値観の転換に迫られるようなことはない。しかし、上手い映画だと思う。まず演技。三人の女優から子役まで俳優陣の演技はしっかりとして見応えがあります。中でもローラ・ブラウンを演じたジュリアン・ムーアは静寂が孕む危うさを自然に演じている。彼女の生きながら死んでいるというような、その悲しい表情は夫の与えてくれる幸福には満たされない不幸な女性像をよりリアルに際立たせている。そして、異なる三つの時代を生きた三人の女性の、人生の1ページを『ダロウェイ夫人』を軸に上手く絡み合わせ、そして切り取った脚本が素晴らしい。花や目覚め女同士のキスなど時代を越えて三つの物語は交差する。伏線を示してはいるものの、物語がつながる、二人の女性が出会う場面はやはり驚かされる。愛する者と愛される者、死を選ぶ者と残される者、そして死と生の対比が、抑えながら描かれている映画。この作品自体が観る者に一つのテーマを投げかけるのではなく、観る者がそれぞれ感じ取るという形の映画であると思う。演技や脚本という器としてはよく出来ている。器の中身となるのは観る者自身を映したものだろう。 6点(2004-06-17 02:54:36)(良:1票) |
89. 狂わせたいの
エロティック・ナンセンス・コメディー! 6点(2004-06-17 02:38:52) |
90. プライベート・ライアン
戦闘シーンは映画館で見るとさすがに圧倒的な迫力ですね。肉片がカメラに飛び散るとか、凄まじいねぇ。映像と音響が見るものに与える衝撃力は相当のもの。でもねぇ、他が物足りない。登場人物のエピソードが中途半端にばら撒かれていて、人間が魅力的じゃない。器に中身が伴っていないというか… 6点(2004-06-17 02:22:08) |
91. 竜馬の妻とその夫と愛人
中井貴一は達者ですね。こりゃ、無理に映画化するもんじゃなかったのではと思う。この舞台自体は見たことないんですけども、襖一枚を隔てた攻防を繰り広げるシーンなんてのは舞台でこそ映えるもんでしょ。 5点(2004-06-17 01:55:59) |
92. グッバイガール
こういうストーリーは見飽きた感があるので少々退屈(これがはしりかな?)。女性があまりにマイナス思考過ぎて「もうええがな」と感じた。これまでの体験に基づいていたとしてもねぇ。私の懐が狭いのか…リチャード・ドレイファスはたいしたもんです。 4点(2004-06-17 01:44:59) |
93. 映画に愛をこめて/アメリカの夜
邦題の通り、映画への愛があふれている良作。登場人物が活き活きと無駄なく動いている。泡の雪も見物。ジャン・ピエール・レオのダメ男っぷりも凄まじい。ひどい男なんだが憎めないねぇ。 8点(2004-06-14 22:20:07) |
94. 夢見通りの人々
原作は好きですが映画ではストーリーを綺麗に整理できていない。連作小説の映画化はエピソードの取捨選択が難しいなぁ。キャストについては主役の小倉久寛が濃すぎる。素朴さはあるけどねぇ。脇役の上方演芸界のスターたちにはニンマリしてしまう。文枝と仁鶴の口論とかたまらんね。上方演芸好きにはよだれものだが一般的には二時間ドラマで十分。 5点(2004-06-14 21:50:25) |
95. 24時間4万回の奇跡
タイトルは好奇心を上手く刺激する内容ですが、中身は「なんじゃこりゃ」です。あの親父のキャラは強烈ですねぇ。あの競技のコーチを出来る人物がいることがまぁなんとも不可思議。不思議不思議した映画です。 3点(2004-06-13 03:40:59) |
96. スチュアート・リトル2
スノーベルが裏主役ですね。映画のコミカルな部分を1人、いや1匹で引き受けてましたね。ご苦労様。 6点(2004-06-13 03:28:39) |
97. スチュアート・リトル
なんて健気なんだ。思わず2と二枚組みのDVDを買ってしまったではないか。「I’m Stuart Little!!」と叫ぶシーンにはほろほろです。二十代にして老いを自覚させられた作品。 7点(2004-06-13 03:24:41) |
98. オープン・ユア・アイズ
主人公が濃すぎです。もしも女だったら抱かれたくないですね。作品は『バニラ・スカイ』を先に見たのですが、こちらの方がまとめてある感じですね。『バニラ』で味わった色んなものがごちゃごちゃとダンボールからはみだしてくるような不安感は無かった。そういう意味では物足りない。あの狂った女性はキャメロンの比ではない不気味さをもって怪しく輝いておりますがね。 5点(2004-06-13 03:15:27) |
99. フレンチ・キス
メグ・ライアンはこの頃が一番素敵ですね。参りました… 6点(2004-06-13 02:53:24) |
100. オーシャンズ11
もったいないすぎる映画。バットと間違えて爪楊枝を振り回す巨人軍史上最強打線の面々を見るようで哀れでもある。登場人物に対する深い掘り下げが無く、薄い人物像だらけ。ストーリー自体もルパン三世とか見た方が面白いよと思うほどにしょぼく、キャストが輝けるようなものではない。 5点(2004-06-13 02:38:32) |