1161. ソウ4
《ネタバレ》 ……「ソウ3」のレビューNo.108で、「あの病人に、これ以上つき合うのはもうやめよう」とシリーズからの撤退を決めていたものです。まんまと、見てしまいました。反省しています。「助けに行かなければ、助かったのに」というラストは「2」でもう見ました。「2」>「1」>「3」=「4」で3点。グロい映像は、もし間違って子供がみちゃったら…、と心配になるくらい。今度こそ、完全撤退(したい)。 [DVD(字幕)] 3点(2009-07-05 08:06:49) |
1162. 死刑台のエレベーター(1958)
この映画が今も残っているのは、ひとえにタイトルがかっこいいから、だと思う。 [ビデオ(字幕)] 4点(2009-07-04 14:07:15) |
1163. ハッピーフライト(2008)
《ネタバレ》 非常によくできた「空港」のジオラマじゃないですか!いつまで眺めていてもあきない例のヤツです。こういうのも、撮っちゃうんですか。多才!矢口監督! [DVD(邦画)] 8点(2009-06-27 22:44:02) |
1164. 情婦
《ネタバレ》 邦題で損しているという意見に一票。私なら、せめて「情夫」。巧すぎるタイロン・パワーのおかげで、オチに向けた「アヤ」が見えないんですもの。三谷幸喜氏が絶対好きな作品ですね。 [DVD(吹替)] 8点(2009-06-22 20:16:33) |
1165. TRICK トリック 劇場版2
《ネタバレ》 矢部刑事との絡みが少なかったのは残念!でも、マトリックスの「よろしく、ね!」を見れたのは、お得でした。メインキャストに片平なぎささんを使ってるところ。確信犯的に「2時間ドラマ仕立て」にしてると思いましたね。スタッフは、レンタル店で「TRICK」ファンが借りることを想定して作ってます。未見の人もちらほらいるようですが、特にまだ上田と山田の関係がこなれていない「TRICK1」はおすすめ。超常現象のナゾが明らかになった後、そこに居場所を求めていた人の救いようのなさ。見て欲しいです。 [DVD(邦画)] 7点(2009-06-13 23:38:03)(良:2票) |
1166. 300 <スリーハンドレッド>
《ネタバレ》 作り込みすぎてて、なんだか過剰感が漂ってくる。それでいて、ストーリーは雑。コミックを読んだ人は、「よく、あの作品を、ここまで忠実に!」とか思うのだろうか? [DVD(吹替)] 1点(2009-06-06 06:59:32) |
1167. ガチ☆ボーイ
《ネタバレ》 不思議なタイプの映画でしたね。なんちゅう薄っぺらい映画だと過ごした前半40分。そこから一転しての、むしろ「レインマン」。短期記憶障害を必死に生きる主人公とそれをカバーする周囲の家族、仲間。未だかつてないぐらい残酷な告白のシーン。「俺、なんでこんな大事なことメモしてなかったんだろう」って、辛い!監督は、この映画に笑いもいれようとは考えてたと思いますが、コメディを作ろうとしてはいなかったのではないでしょうか。それなのに、コメディとして売ろうとしたマーケティングに失敗があったんじゃないですか。 [DVD(邦画)] 7点(2009-05-30 11:11:14) |
1168. バタフライ・エフェクト/劇場公開版
《ネタバレ》 非常によかったので、満点です。「I'LL COME BACK FOR YOU」と書かれた紙を、様々に変更された未来で観客に見せておくと、最後に選択した人生が際だつかもしれません。センチメンタル過ぎますかね。 [DVD(字幕)] 10点(2009-05-16 09:55:04)(良:1票) |
1169. おっぱいバレー
《ネタバレ》 ほぼ同級生です。まさか映画館で「永井龍雲」にあえる(聞ける)なんて思ってもみませんでしたよ。先生も男子バレー部も、どちらの顔も立てた最後の試合の展開。一軍に全部変えるのって、きっと、ちばあきおのアレですよね。ニヤッとしました。バレー部のキャプテンもいいですよ。うそは、他の人のためにつくもんなんですよ。良作。 [映画館(邦画)] 8点(2009-04-30 16:48:30)(良:1票) |
1170. うた魂♪
《ネタバレ》 合唱部の練習って、あんなんだったんですね。その辺、丁寧なところよかったです。薬師丸ひろこは、最初からピリッとした先生として登場したらよかったかも。「伝説の女尾崎」だったんですもん。湯の川高校が、名門七浜高校を超えるパフォーマンスで、学ランのまま優勝するオチの方がよかったかな。製作の「朝○新聞」が許してくれないか? [DVD(邦画)] 6点(2009-04-25 06:33:28) |
1171. 山のあなた 徳市の恋
《ネタバレ》 リメイク版ってなんかずるい感じがして、手に取ったことありませんでした。でも、予告編の普通じゃない感じに惹かれて、また、オリジナル版みることあるまい(たぶんできない)と考え、視聴しました。しかし、監督と草薙剛さんのオリジナル版への並々ならぬ思い感じました。いやー、探すぞ、清水監督版! [DVD(邦画)] 7点(2009-04-19 07:11:29) |
1172. 歓喜の歌
《ネタバレ》 ダブルブッキング。コーラス部の方々がヒステリックに口論するんじゃないかと、思いきや、そんなことなく、きちんと大人の対応をするんですよね。どちらにも、それぞれの理由があって、コンサートをやらなければならない状況設定がいいです。そんな中でダメ男っぷりの小林薫ですが、2回ぐらい、あの名作「イキのいい奴」の兵藤晋作を彷彿させるシーンがあってうれしかったです。 [DVD(邦画)] 7点(2009-04-11 11:59:24) |
1173. 椿三十郎(1962)
《ネタバレ》 あの有名な「血しぶき」のシーンが頭にあったので、もっと凄惨な映画かと思いきや、むしろコメディ。あまりにもいいところで登場し、先が読める三十郎は、この話の本当の悪役かと思いきや、さにあらず。縛られた状態での椿の花のくだり。おー、とんち。なんか「一休さん」とか、思い出しませんでしたか? [ビデオ(邦画)] 6点(2009-04-06 21:21:55) |
1174. 息子の部屋
《ネタバレ》 「家族」というより「男親と息子」がテーマ。息子を失った時の喪失感ってこんなかも、と辛い共感をしました。平井堅の「思いがかさなるその前に」とか思い出してみてました。だって、そっくりなんだもん。 [DVD(吹替)] 5点(2009-04-01 21:08:39) |
1175. パリ、テキサス
《ネタバレ》 私は、このあと残された二組の家族の間でおきる悲劇を、身勝手に置いて去っていくこの主人公にただあきれ果てるだけでした。なんかしょうもない奴の出てくる映画、割と好きなんですけどね。 [ビデオ(字幕)] 1点(2009-03-22 21:08:55)(良:1票) |
1176. JAWS/ジョーズ
《ネタバレ》 夜、立ち泳ぎしている女の子のシルエットが、突然ありえないスピードで動き出し、浮遊物に捕まるも、海に引き込まれるシーンが怖い。後半の3人で退治しに行くシーン。イカレた船長の海上での意外なリーダーシップや過去のエピソード、海洋学者がうれしそうなところなど、よい。しかし。あんまりそういうことないんですけど、ラストがなんとなく読めてしまいました。あの有名な「JAWS」ってこうだったんだあ、というのが率直な感想。 [DVD(字幕)] 4点(2009-03-14 06:48:49) |
1177. 電車男
《ネタバレ》 今の彼女(妻です)とつき合う前まで、8畳間に本棚10本という環境で暮らしたヲタ者です。そして、近頃、原作本を読み、好意をもってDVD借りてみた(いまさら×2)者です。この映画のいいところ。①原作の複雑な構成を、前半マルチ画面でよくトレースしたところ、②サポートしてた無名の2ちゃんねらーにもドラマはあり、「電車男」をきっかけに、新しい日々に向かって暮らし始めるところ、③中谷美紀。そして悪いところ。「電車男」がデートの最中に、「エルメス」ほっといて、ネットでヘルプ求めてからの全て。原作本の「電車男」はヲタであろうと、多少アレであろうと基本的には常識人。雨にぬれたまま、オフィスに押しかけたり、夜中に彼女自宅に参上したりできないはず。だから、「エルメス」も安心できる人として、ウェルカムモードで接していたはずなのに。あげくの果てには、夢オチかよ~(泣)!多少強引でもいいから、ハッピーエンドにしてやってくれよ~(泣)。 [DVD(邦画)] 2点(2009-03-08 00:57:17) |
1178. 切腹
《ネタバレ》 ボロボロになった仲代達也が、井伊家の家老のみを残し、全部なぎ倒して去っていくラストシーンなぞ、この冷徹で完璧な脚本家に望むべくもない。それじゃあ、いきなり「ランボー」だもんなあ。でも、ちょっと期待しませんでしたか? [DVD(邦画)] 8点(2009-02-28 15:33:20) |
1179. 相棒 -劇場版- 絶体絶命!42.195km 東京ビッグシティマラソン
《ネタバレ》 「トリック劇場版」でも感じましたが、この手の作品は、テレビドラマのファンの人たちがレンタル店で借りて見る2時間バージョン版を想定して、あらかじめ作っているのだと思う。家族みんなで楽しめましたので、+1点。しかし、犯人が自供してからのくだりが長すぎる。「Sファイル」の公表は、最後のサービスカットとして、タイトルクレジットを回しながらやった方が、カタルシスがあったんじゃないかなあ。 [DVD(邦画)] 4点(2009-02-22 07:42:51) |
1180. 穴(1960)
《ネタバレ》 皆様と同様に、「あんな音、立てちゃって」とか、「あんな光を反射する棒、出しちゃって」とかのことを、演出で納得させられちゃった者です。あんな狭い部屋に男5人がいたら、必ず「臆病者の出現」「不信感の発生」「リーダー争い」が起こるに違いないと思うのですけど、脱獄という目標のもと、ひたすら秩序を保ちながらコトは進んでいきます。刑務所全体もそう。看守と囚人の関係。鉛管工のくだり。独特のルールが刑務所内を包んでいます。不自然なんだけど、ここの世界のリアリティ、感じました。だから、最後の「裏切り者の出現」が許せないんですよねえ。いや、もうここに向けての全てだったんだ、と思いますけど。 [ビデオ(字幕)] 8点(2009-02-21 07:58:45)(良:1票) |