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ルクレツィアの娘さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 349
性別 女性
自己紹介 基本的には、お金を掛けた映画と歴史時代物が好き。

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101.  シャーロット・グレイ
ケイト・ブランシェットが好きで観た。彼女のノーブルでありながら危険な陰のある雰囲気を、感嘆しつつ堪能した。真面目で芯が強そうなお嬢さんから、肝の据わった表情をするようになり、闘う顔になっていく。「エリザベス」のときも感じたけれど、そういう女性の変遷を演じるのが、ケイト・ブランシェットはものすごく上手い。彼女の中にある迫力が、だんだんと放出されて輝きを増す。すべてが終わったとき、何事もなかったかのように生きることを選ばず、同じ傷・同じ怒りを持つ場所で生きようと決意するシャーロット・グレイはスゴイと思うし、その誇り高く強い女性を演じたケイトは素晴らしい。そして、最後『戻らないものもある』といった彼女の、凛とした表情が印象的。しかし、他の皆さんが書いているとおり、フランスにスパイに入ったという物語なのに、ずっと英語で通すのはあまりにも違和感がある。手紙もメモも何もかもが英語。ママンとマダムとムッシューを使えばフランス??? じゃあ、ドイツ人も英語だな、と思ったらドイツ語らしいものを話しているし、中途半端で、本当にビックリだった。いかにも1940年代なファッションは素敵だった。
6点(2004-03-10 23:04:45)
102.  クッキー・フォーチュン 《ネタバレ》 
確かにコメディなんだけど、後半はブラック過ぎました。前半で「あれぇ、クッキーが自殺するところから話が始まるハズなのに、いつまでたっても始まらない・・・・・・」と、眠くなっていたのに、そのあとの展開はもう、背中に冷や汗、心にブリザードって感じでした。小さな町で、みんなが顔見知りの中で起こる事件で、みんなのキャラが面白いです。グレン・クロースの存在感は言うに及びませんが、警官も弁護士も、みんな楽しかった~。いかにも女好きな見習い保安官のクリス・オドネルも笑えたし、長身ショートカットなのにキュートで華やかなリブ・タイラーも予想以上に良いキャラになってました。びっくりしたのは、ジュリアン・ムーアの使い方。でも、彼女には知的で・強気で・クールというイメージが強いんですよね。彼女は実は「頭の弱いフリしてるだけっていうオチのキャラなんじゃぁ」と最後まで疑っていたんですけど・・・・・・話のオチがアレだと、余計に怖いです。なにげにサロメの衣装が良く似合ってました。あと、観終わったあとに、ふいに『欲望という名の電車』を思い出しました。共通点があると思います。
6点(2004-03-10 22:37:04)
103.  レッド・オクトーバーを追え!
ショーン・コネリーの存在感が、この作品の一番のポイント。ソ連の軍人に見えない~っ!という感想は横に置いて、円熟した彼の貫禄や渋さを堪能すべし。アレックス・ボールドウィンも良かった。ボンドみたいに活躍するんじゃなくて、家庭も持っていて銃撃アクションもナシで、「情報を分析して世界を救う」ヒーロー像にボールドウィンはぴったりだった。原作のエスカレートぶりも困惑させられるが、この後のハリソン・フォードによるジャック・ライアンとだいぶ雰囲気・切り口が違っていて、この作品だけが秀逸。ジャック・ライアンのシリーズが、こういう緊迫感が最後までとぎれない作品群であったら良かったのに、と残念に思う。
6点(2004-02-14 03:04:24)
104.  X-MEN2
相変わらず、マグニートーを演じるイアン・マッケランの怪演が素晴らしい。不気味でうさんくさくて、ヘンテコな衣装を着ても笑うに笑えない絶対零度の冷気が漂っている。そのうえ、自分でも「超ダサイ」と思ってるのね、と観客をちゃんと納得させてくれるとは・・・・・・。マグニートーが今回は味方になるというのでウルヴァリンの活躍度が下がるのではと思ったが、そうでもなくて良かった。「個々は弱いが力を合わせれば強い」という不朽のテーマ、と前作のレビューに書いたが、今回のほうがみんなの「力を合わせた結果」が分かりやすくて良かった。しかし、力の合わせかたをもっと研究必要があるような気がする。それぞれ自分に何が出来るのか、日頃からもっと追求するのも、学園の役割なんじゃないだろうか?と真面目にツッこんでしまった。せっぱ詰まったときに現れる友情と能力、という演出も嫌いじゃないけどね。家族にカミングアウトするシーンは、ありがちな演出・台詞ではあったが、マイノリティの普遍的な悲しみがこめられた印象的な場面。
6点(2004-02-04 20:51:54)(良:3票)
105.  Shall we ダンス?(1995) 《ネタバレ》 
この映画のおかげで、社交ダンスサークルに入ってても、あんまりいやらしい目で見られなくなりました。嬉しいです。渡辺えり子さんが最高に良かった。子育てを頑張って、社交ダンスを頑張って、素敵。太ってるからダメ~とか言わないで、ガッツがあって、素敵。一番感情移入が出来ました。役所さんの作り上げた、普通の家庭人で、不満はないけど心がしぼんでいる主人公が上手い。そして、自分が悪いんです迷惑かけましたと、ぺこぺこしておいて、奥さんには「もうほっといてくれ!」とどなって拗ねまくるところとか、日本の平凡な男って感じで上手い。奥さんのうじうじした態度も、イライラさせられるが、これもまた日本らしい家庭の風景のような気がする。そういう狭くてみみっちい家庭と、華やかな社交ダンスの世界が対照的で面白かった。そして、竹中直人はもう、すごい。この人がいればどんな駄作コメディも傑作に見えちゃうのではないかと思う。最後夫婦で庭で踊って、ラストかと思えば、もうひとひねり。あの手紙は余計だったが、最後に華やかなシーンを持ってきて静かなエンディングで良かった。ただ、パーティーに行かないが家庭にも帰らない、その行動にはむかついた。奥さんの「自分だけずるい」という言葉はすごく自分勝手な言葉だが、それでも、この主人公にぶつけてやりたかった。
6点(2004-01-24 11:36:37)(良:1票)
106.  乙女の祈り 《ネタバレ》 
すごい。こういうオタッキーな女の子って、いるものなんだなぁと思った。実話なのが怖いが、彼女らの異常にハイテンションでマニアックな現実逃避感情をうまくとらえて映像化している。主人公二人の少女は、思い詰め、思い込み、客観的になることが出来なくなっていくが、ピーター・ジャクソンは、彼女たちの心理に一定の理解を示しつつ、過度にグロテスクにせず、落ち着いたテンポで映画を完成させている。それに対して「同性愛」という言葉でくくって、彼女たちを卑しめ、分かったような気になってる医学博士への批判が感じられて良かった。ピーター・ジャクソンは、良い意味で「おたく」なのだ。ポウリーンのまったくロマンチックじゃない処女消失の描写が、非常に秀逸で、女性監督じゃないのになぁと感心。それに、現実逃避な彼女たちの、少しずつ確実に現実世界からはずれていく描写に、上手いなぁと思う。特にポウリーンの家族への嫌悪からくるブスーッとした表情が印象深い。思春期的な「周りの人が皆自分を分かってくれない」という思い込みの一時期、多感で閉鎖的で攻撃的な一時期、ああいう表情をする子供は多いが、それがクラス写真に残ってしまうようなとき、現実としてその子の明るくない未来を示す。それにしても、彼女たちの妄想の映像化は素晴らしい。ただの実写でなく、粘土人形のまま動かして、妄想世界を表現している。良い映像だなぁと思うんだけど、むなしい。そのバランス感覚が素晴らしい。架空の王国の、5世紀にわたる家系図を作り上げてしまう彼女たちを、笑えない人間は沢山いるはずである。これが良い方向に完成すれば、トールキンのように紫式部のように、なれるわけだ。「ロード・オブ・ザ・リング」が、マニアックな人々を非常に満足させる作品になった理由が、なんとなくわかった。
6点(2004-01-17 20:32:28)
107.  シュリ
非常に日本と感覚が近いアンハッピーエンド・ラブストーリーで、興味深かった。話はかなり陳腐というか、ありきたりで、歌舞伎か時代劇の筋を見ているようだった。話の先も最初から見えていて、ラストシーンがああなることも分かっていて、最後まで飽きさせないエネルギーがあった。(水槽の魚は、そうだろうと思ったけどさ、やっぱ無理じゃないかなと思ってその考えを引っ込めた私がバカだったよ)。南北問題を、こういうふうにドラマチックに絡めて、アクション映画に近いラブストーリーを作ってしまった韓国はスゴイ。ただ、韓国の美男の基準がよく分からない。
6点(2003-12-10 22:20:42)
108.  追想(1956)
イングリット・バーグマンが、およそ一般人には見えない美貌で、この「詐欺を企てる」というストーリーの骨格を支えている。ユル・ブリンナーはタイの王様になったりロシア人になったり、忙しい人だが、一筋縄ではいかない感じで、やっぱり面白い俳優なのだということが、改めて分かった。二人で駆け落ちして、その後どうするのだろう。ヨーロッパの王室史の裏側という意味で面白い題材だが、その割にはセットとかがショボいかな。
6点(2003-12-08 21:56:11)
109.  ボディガード(1992)
ホイットニーが「歌姫」としての存在が輝いているので、それだけでこの映画が大変素晴らしいモノになってしまった。やはり、この主題歌は、最高にインパクトがある。ダイアナ・ロスで企画があがったとき、黒人を白人がボディーガードするはずがないと、却下されたというから、時代が変わったのかホイットニーがすごいのか。ケヴィン・コスナーは演技力を期待される作品より、こういう感情の見えないきまじめなキャラをこっそり演じるのが、いいと思う。変な日本趣味と、日本映画を上映する映画館の入り口に書かれた「アタシ」の文字(おそらくシアターと書きたいのだろう)だけでも必見。
6点(2003-12-08 20:32:33)
110.  ザ・コア
ここかしこで、サイテー映画といわれていたので全然期待していなかったのだが、案外にも、意外なほど、楽しめるSF映画だった。冒頭の鳥がボタボタ落ちるゴシック調な映像で、そうかと思うといかにもアメリカンな豪快な宇宙飛行士のお姉さんが出てきて、そのちぐはぐさが、ものすごく気に入ってしまった。そこから急展開して「地球の中心部へ行けるマシンがあるんだよー☆」という、絶対にそんなわけないだろ!!とツッコミたい設定へ突入していくが、その突っ切り方が良かった。ディスティニーってなんだろう??と期待させておいて、さらにそれがアリエナイ、トンデモナイものだったのには苦笑したけど、お約束どおりに高慢ちき先生が泣かせてくれた。紅一点のヒラリー・スワンクのがんばりかたもまた、お約束。犠牲者の出方なんかもふくめて、全体として人物造形が、何となく日本のアニメっぽい感じがした。
6点(2003-12-05 21:20:06)
111.  ダイ・ハード3
前2作の爆発的な作風から、トーンダウンして冷静で推理的な部分が多いのは、サミュエル・L・ジャクソンのせいなのだろうか? 彼の単独行動場面は、たとえば電話をホームで受けようと頑張る場面など、相棒よりかなり地味だったが独特の緊迫感があって良かった。あと、冒頭の黒人少年たちに教訓をするシーンは、なるほどと思って見てしまったが、問題にはならなかったんだろうか?
6点(2003-11-28 00:00:18)
112.  華麗なる激情
私のミケランジェロのイメージに非常に近くて感激した。チャールトン・ヘストンは、怒りっぽく激しく力強くありながら一方でうじうじ悩む男、という現在の映画ではあまり観られない人物造形が上手いが、ミケランジェロってこういう人じゃないかと思わせる。天井画を描くシーンは撮影も大変だったろうと思う。ヴァチカンのシスティーナ礼拝堂の天井画制作の話が主なので、興味がない人にとってはイマイチ起伏の乏しいストーリーで飽きるかもしれないし、ヴァチカンのルネサンス芸術に関して一通りの知識がないとわかりにくいストーリーになっている。気が短く気が変わりやすく我が儘で、自ら鎧甲冑をまとって戦争に出かけていき、戦費が足りなければ売官する法皇ユリウスⅡ世を、レックス・ハリソンがコミカルに演じていて笑える。もうちょっとユリウスⅡ世は剛毅な人物だっただろうと思うが、レックス・ハリソンが演じる愛すべき法皇像も魅力的だ。また、お供をぞろぞろ引き連れた美男子画家ラファエロの「私たちは娼婦です。お金と引き替えに芸術を売り渡す」のセリフは陳腐なんだけども、なかなか良かった。惜しいことに、20世紀終わりに天井画が洗浄された際に、実際にミケランジェロがとった制作方法は、この映画に描写された形ではなかったことが判明してしまった。
6点(2003-11-27 08:05:46)(良:1票)
113.  インビジブル(2000)
ケビン・ベーコンが上手い。どんどん「たが」がはずれていく感じが怖いというか笑えるというか。頭が良い人間が、透明人間になったら考えることって、別に高尚なことじゃなくって、こういうくだらないことなんだよね、という話。ジキルとハイドの別バージョンといった感じだけど、実際、こんなモンじゃないのかな、人間の考えることって。透明になっていく課程のCGとか、煙とか、ペイントとか、透明人間を存在させる発想が面白かった。どうせB級映画扱いされるんだろうから、めいっぱい遊んでやれ、という開き直りのようなモノを感じる。
6点(2003-11-26 10:14:25)
114.  スパイキッズ2/失われた夢の島
前作よりもテンポ良く楽しく、子供が活躍する映画になってたのが良かった。アイテムのアイデアも向上したし、CGは格段に進歩した。ライバルの兄妹がまたすごく上手い。わたし、あの、女の子の髪の毛グルグルして飛べるのがうらやましかった!!
6点(2003-11-25 09:54:16)
115.  ダイ・ハード
ブルース・ウィリスが嫌いで、今まで観ようと思わなかったのに、観たら面白かった。ハラハラドキドキで、爽快感あるし。
6点(2003-11-20 16:28:35)
116.  プライベート・ライアン
史上名高いノルマンディー上陸作戦を、延々とグロテスクな映像で見せられて、うわー、失敗したかなぁと思っていたら、途中からテンポ良く人生の不条理を語る映画になっていった。1人の兵士を捜して帰還させるために何人もの命を犠牲にすることもそうだが、命乞いして助かったドイツ兵が攻撃側にいるところとか、隊長が実は教師だったこととか、全体的に戦争の不条理を 非常に分かりやすく見せてくれる映画だ。哲学的にせずにエンターテイメントに徹した、戦争映画と言える。でも、マット・デイモンがちょっと雰囲気的に浮いてたような。
6点(2003-11-20 16:20:39)
117.  U-571
アメリカ万歳な映画なんだけど、一言感想を言うなら「当時のドイツの技術ってすごかったんだな」ということ。ああ、こういうスゴイものを作っていた国だから、戦争に負けた後、良い車を作り高い工業技術を誇ったんだな、と。日本もそうなんだけど。
6点(2003-11-20 09:59:49)
118.  タイタス
ビジュアル的に凝りまくっている、不思議な作品。全体的に退廃的でグロテスク。このシェークスピア作品は、非常にシンプルなセットでの舞台を観たことがあったので、、余計にこの強烈な映像遊びにはビックリしてしまった。愛憎や復讐心、中途半端にカリスマ性のある皇帝など、原作をよく消化していると思う。痛めつけられた娘の映像は夢に見るほど怖い。アンソニー・ホプキンスの演技には全く不満がないのだが、それでも、別の役者にやって欲しかったような気がする。
6点(2003-11-20 09:51:11)
119.  ゴースト&ダークネス 《ネタバレ》 
それなりに怖くてドキドキする映画だった。ハッピーエンドで終わってくれて良かった。でも、よく考えたら雄のライオンがあそこまで積極的に人を襲うはず無かった。でも実話???? あと、最初、マイケル・ダグラスだって気付かなくて、ビックリ。「え、ハリウッドのロイヤルスターといわれる人が、何でこんな衣装着て、こんな役をやってんの?」と思ってたら、死ぬし。しかも制作総指揮マイケル・ダグラスだった・・・・・・。二度ビックリ。
6点(2003-11-19 13:42:03)
120.  パトリオット
英国軍があんまりにもヒドイ描き方なのが、作品として問題だと思うが、こうして独立を勝ち取ったのだと主張し、それを語りつごうとするアメリカは偉いと思える。タイトルがパトリオットとなっているけど、愛国者というより、どう見てもこのお父さんが大事なのは家族だと思う。争うのをやめようと耐えている男が、独立戦争へ身を投じなければならなくなる課程が、やはり泣ける。また、子供が銃をとって戦う姿も、せつない。でも、家族を守ることは国を守ることであり、それには戦え!というアメリカの考え方なんだろうな。
6点(2003-11-19 13:22:35)(良:1票)
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