101. クリフハンガー
確かに出だしはいいのだけれど、途中がタレる。ウダウダ引っ張りすぎだー。スタローンの超人ぶりは、まあ仕方ないとして、悪漢共があまりにも後先考えぬ愚挙にでるので笑えてしまう。とても締まった作品とは思えない。最後もなんだかなーって終り方でした。 6点(2003-10-19 17:55:46) |
102. もののけ姫
先日、あらためてビデオでゆったり?鑑賞した。今回は一度見ていたことも有ったせいか、ゆとりを持って観ることが出来た気がする。映像は流石に綺麗でアニメーション自体の出来・質の高さを認識させるものだった。動画から背景に至るまで、作風でしばしば比較になる「風の谷のナウシカ」からすれば、格段の進化だと思う。さて、初めて観た時は開始早々の部分を見過ごしたこともあって何やら話自体がいまいちピンとこず、消化不良の感が強かったのだが、今回は話の展開にもそれなりについていくことが出来た。物語のテーマ云々は今更どうこう書き述べる必要も無いと思うが、作り手は本作品において様々な古の神を引き合いに、自然の偉大さ・大切さというメッセージを強く出しながらも、最終的には「だから人間かくあるべき」ではなく、「どうするべきなのか考えてみませんか」的にまとめている。たしかに優等生的な仕舞いの付け方だろう。だが、観る側に投げかけたかたちで幕というのは、これはやはり中途半端な気がする。人間と自然との戦い、あるいは自然の鉄槌よりも、人間自体の存在、人間同士の戦いの方が血なまぐさいという点を描いたのならば、もっと徹底した自然礼讃で良かったのではないだろうか。モロは死に、エボシはその骸に片腕を食いちぎられたが生き延びた。これは人間がこの後も同じことをくり返すであろうことを暗示させ、人間の生きる上での「必要な」営みを完全に否定し切れていない。その辺りが妙に曖昧であり、ラストシーンでのサンとアシタカの会話に違和感と言うか、何かしら納得できるものを感じることができなかったのは私だけだろうか。 5点(2003-10-19 17:40:30) |
103. 少林サッカー
馬鹿馬鹿しくて好き。 5点(2003-10-19 17:35:27) |
104. バック・トゥ・ザ・フューチャー
細かい理屈は抜きで、面白かった。あれから何度も観てるけれど、やっぱり面白いんだな。 8点(2003-10-19 17:24:18) |
105. プライベート・ライアン
戦場の描写という点では、自分が今までに観た「映画」の中で間違いなく一番リアルな映像だった。出演者それぞれの個性がいい感じに出ていたと思うし、ストーリーもストレートで解りやすかった。 劇中の登場人物それぞれの感情・行動を考えてみたとき、正義も善悪も混沌の戦いの中で、はたして人間らしい行為とは一体何なのか・・・?ということを考えさせられた。 7点(2003-10-19 17:19:58) |
106. ハリー・ポッターと賢者の石
原作読んでから映画を観ました。イメージは結構合致しましたけど、やはり小説の方が面白かったかな。しかし、本作品もなかなか楽しめる出来だと思います。できれば「あの人」との対決のシーンでもうすこしアクションなり、練り込んでほしかったような。個人的にはハーマイオニーが可愛らしくて気に入りました♪ 6点(2003-10-19 17:08:58) |
107. タイタニック(1997)
《ネタバレ》 文字通りの大作だと思います。お金、かけただけのことはありますね。船の圧倒的な存在感、豪華絢爛の内装、浸水~沈没までの様子・・・特撮を含めて素直にすごいと思いました。ただ、ストーリーについては泣くほどの感動をおぼえることはできなかったですね。波間に消える主人公が哀れでした。出来れば「死別」はやめて欲しかった。 7点(2003-10-19 17:04:21) |
108. 死国
何と言っても背骨折りのインパクトに1点。ヒロインは可愛かったので1点。合計2点献上。 2点(2003-10-19 16:35:35) |
109. 時をかける少女(1983)
原田知世は嫌いじゃない、むしろ好きなのだけど・・・。ブレンディ♪ 3点(2003-10-17 20:49:58) |
110. π(パイ)
肝心なところを誤魔化されてしまったような感が拭えん。解る奴には解るんだよ的な展開。そりゃこっちの理解力が乏しいのかもしれないが・・・ちょっとずるいというか、逃げられたというか・・・何だか失望。 3点(2003-10-17 20:34:11) |
111. アイアン・イーグル
ゲームと現実の区別の付かないような少年が、実は挫折した己の鬱憤を晴らしたい一心で父親の救出をダシに、人のよい退役軍人を上手く操って念願のヒコーキで我が儘放題をしでかすという、勧善懲悪・愛国的青春活劇です。セスナ機の操縦経験しかないという少年が初めてF-16に乗って、いきなり空戦で敵機を墜とし、敵の基地を空爆し親父を救い出して見事脱出、合衆国空軍のメンツを丸潰しにしてヒーローになります。・・・ええ、赦しましょう。決して突っ込んではいけません。何しろ突っ込めないシーンの方が少ないのですから。ともあれ、冒頭で主人公を士官学校(だっけ?)不合格とした空軍は、決して間違ってはいなかったということなのでしょう。 3点(2003-10-17 20:19:18)(笑:1票) |
112. 老人Z
介護問題が喧しい頃に観た記憶があるけれども、あんまり印象に残ってません。それほどの風刺にはなってない感じですな。厚生省(だったっけか)の役人がチョット笑えた位。それにしても大仏、う~~~む・・・ 4点(2003-07-22 22:52:26) |
113. クール・ランニング
幾ら身体能力がよかったからって?ゼロの状態から立ち上げしたチームにしては、どうも短期間のうちに突然上手く(強く)なっちゃった感じで、ちょっとどうなんかなー・・・と。まあ、スポーツ・コメディなんだからいいか。日本人好みの展開だし。最後は、フツーにほのぼのと終われるので良かったです。 5点(2003-07-12 20:01:55) |
114. メンフィス・ベル(1990)
ヨーロッパ戦線で実際に25回の出撃を果たし生還したクルーと爆撃機B-17「メンフィス・ベル」号が主役で、実機をふんだんに使った映像はさすがに迫力がある。冒頭からの搭乗員達の出撃への不安、恐れをふりはらおうとする有様などは手際よく表現されている。が、肝心の戦闘シーンになるとドンパチ派手なのだが、何かしら物足りなさを覚えてしまう。戦友が被弾して瀕死の状態になってさえ、クルーには牧歌的でスマートな雰囲気が漂っていて緊張感をスポイルしてしまっているように思える。実話ベースと言いつつ、きれいにまとめて「青春モノ」風に仕立てられてしまった感が否めない。クルー達の葛藤する心理描写や、生への執着がもっと生々しく、色濃く出されてもよかったのではないかと思う。 5点(2003-07-11 23:43:20) |
115. 免許がない!
館ひろしの(劇中の)境遇に共感し応援できる人でないと、展開からして面白いとは思えないかも。終わってしまえば一体なんだったの?って、なーんも残らない作品だが、やり様によってはもう少しは面白くなったかもしれないネタだと思う。たしかに館ひろしにコメディはちっとも似合わない。鶴太郎の演技は妙によかった。 3点(2003-07-11 22:29:03) |
116. 未知との遭遇
そりゃ当時かなり話題にもなったし、実際よく出来た映画だと思います。音階でコミュニケーションを図るっていうのが実に斬新というか、なるほどねーと思ってしまった(笑)。今となっては個人的に、少々「古めかしさ」を覚えるようになってしまったかも・・・でも、どうあれ作品自体は不朽と言えるのでしょう。最初の印象が結構よかっただけに、もう観ないようにしようか、なんて・・・。冒頭の忽然と現れた雷撃機、狂ったように山の模型を造る主人公、あと、UFOを追ったパトカーが土手から落っこちる?間抜けなシーンが何とも笑えて印象に残っています。 7点(2003-07-11 22:20:08) |
117. ミクロの決死圏
子供心に非常にインパクトの強かった作品。素晴らしいアイディア。見事な映像化。悪い奴が頭から白血球に呑み込まれるシーンがおっかなく、すごく記憶に残っている。ラクェル・ウェルチはいかにもアメリカ的なセックスシンボルだ。原始時代のワイルドな美女を演じたり、PB誌のグラビアとかにも載っていた。当時何歳だっけか、おれは。デモ何故か良く知ってる・・・笑 7点(2003-07-11 21:54:22) |
118. フラッシュダンス
当時結構ヒットした作品。83年ですか、学生時代に女の子から誘われて(滅多にないことだった)一緒に観に行った・・・思い起こせば実に懐かしい。けど、凄く面白いとまでは思えなかった。でも「観たい」と言ったのは彼女の方だったし一応デートだったんで「いやー、さすが良かったねぇ」なんて、相手に合わせてしまった気がする・・・(笑)お話は他愛のない、ありふれたサクセスストーリーで、特にひねりの利いた展開でもなかったけれどもダンスシーンには見とれたかも。しかし男の吹き替えもあったというのは驚きだ。劇中曲、個人的にはマイケル・センベッロとローラ・ブラニガンの曲が印象に残っている。何しろあのサントラの曲は(好き嫌いはともかく)当時どれもこれもよく掛かっていたもんです。挙げ句にジェニファー・ヴィールスは資生堂かなんか化粧品モノのCFに、まさにヘビーローテーションのごとくガンガン出るようになったのを覚えてます。でも、その後彼女を目にすることは無かったような・・・ともあれ、あの頃は楽しい時代だった。出来映えを云々というよりも印象深く想い出に残ってるので6点献上。 6点(2003-07-11 21:25:39) |
119. ヒーローインタビュー
まあ、楽しく仕立てようとするのはいいんでしょうけれど、あまりにもはしゃぎすぎてる感じが強く、途中からひいてしまいました。草野球の話しじゃないんだから・・・。言われてみれば確かにスポーツ記者の描き方にはちょっと問題があったかも。でも今どきならば、あんな日頃のありさまじゃ、すでに居場所はないでしょうね(笑 3点(2003-07-09 22:34:52) |
120. ペテン師とサギ師/だまされてリビエラ
単純明快に、面白いって言える作品です。最初に観たのはたしかもう15年くらい前になるが、個人的に気に入っています。・・・二人の詐欺師、紳士調ベテランのマイケル・ケインと、たらし風?新進のスティーブ・マーチンがリゾートの美味しい「シマ」を賭けて、あるターゲット(女)を「先におとしたほうが勝ち」って勝負をするのだが、実はその女は・・・と、観てない人は是非観て下さい。何ともコミカルで、ペーソスがあって、ギャグもしっかり笑えます。楽しいです。終盤~ラストの展開は「まいったなー」って感じで本当に笑っちゃいました。 8点(2003-07-08 21:20:14) |