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Yuki2Invyさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1615
性別 男性
自己紹介 基本的に3~8点を付けます。それ以外は、個人的に特別な映画です。

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1501.  アナコンダ4 <TVM> 《ネタバレ》 
前述どおり3の続きで監督も役者も同じメンツです(ナンなら同時に撮っといたのかも…と)。しかし、その意味でもかなり「ついで」な感があるな…とゆーか、話にも見せ場にも全く内容とゆーのが(更に)ねーのですね。終盤は流石にアクション的なシーンが続きますが、ココもとにかくアナコンダではなくて人間同士の争いの方(銃撃戦だの取っ組み合いだの)がほぼ8割を占めてますし、そもそもアナコンダは不死の蘭のエキスによって再生可能=不死身となった…というコトであるのなら、結局お話としても「カタ」が付いてねーのに終わってもーた…とも思います。もう一点、3作目同様に映画としてもアメリカ国内の話で、だからロケも全部米国内だと思うのですが、やっぱ流石にモロ北米!な雑木林だの草原だのが舞台だと、ソコにアナコンダがニョロニョロ這って来てもまァ~雰囲気でないっすよね~(残念)。予想どおり、シリーズでは一番の駄作でしたかね。
[DVD(字幕)] 3点(2023-06-04 15:43:55)
1502.  ゲーム・オブ・デス(2017) 《ネタバレ》 
うーん…好きくない映画ですね…結局コレって「人間を辞める」コト抜きには生存不可能な気がしてしまって…でも、そもそも「人間を辞めてる」時点でど~足掻いてもシンプルに「負け」だと思うのですよね。だからコレって、実は(勝負が付けられる・競えるという意味での)「ゲーム」でもナンでもなくって、ただ単なる「地獄」と、ソコに堕ちた「人間だったナニか」を描いたダケの映画だ…と思ったのですよ。かつ、その鬼畜どもがソレでもナニか「中途半端に」人間に見える…とゆーのが更に、個人的には実に強烈にまた不愉快でした。緩和ケア施設を標的にしたのは、ごく高度な極限状況に於ける彼らなりの浅薄な「配慮」ではあるのでしょーが、コレも個人的には「逆に」脳血管が沸騰しそーにもなりましたですね(正直、ココまでで止めとこうかな…と超絶に久し振りにちょっと思案に暮れたりもしましたね)。  ソレでも=終盤は多少その意味で撚れていく「きらい」も在るものの、これ見よがしにまた「人間ぶって」終わっていく…というコトでもなかった「潔さ」にはある種の敬意を表して、この評価までで留めておきます。ココまで人間性を疑われる様な作品を発表できるのも、ある種の「勇気」なのかな…とは思ったのでして(ソレは多分「蛮勇」と言われる方のモノ、だとしても)。
[インターネット(字幕)] 3点(2023-05-25 00:23:27)
1503.  アンダー・ザ・シルバーレイク 《ネタバレ》 
うーん………正直私も、よー分からん映画だな、としか思いませんでした⇒なので(また)正直言ってあんましチャンとは観て居りません(少なくとも、個々のシーンを都度「咀嚼」して⇒でキッチリ順を追って観ていったかとゆーと「否」としか言えない…)。ただ、おおまかにゆーと外枠は、要は「ヒッチコック」…ですよね⇒ソコについて、個人的には特にそのソレっぽい音楽に関しては結構全編で好みでした。しかし一方で、その「ヒッチコックをやろうとしてるコト」自体がまたある側面では「マクガフィン」であって(=なんかオシャレ)結局「シン」にやりたいのは唯々モロモロの「監督の趣味」だ(+ナンならその「変態的」な方のヤツだ or 監督がそもそも単なるド変態だ)と言いますかね。うーん………私は重ねて、率直に色々とよー分からなかった(のであんまし何も言いたくもない)のですケド、ソコに関する答えとゆーのは、この監督が今作以降今に至る迄、もはや何処で何をやってんのかすらが(本当に本当の意味で)よー分からん、てコトなのではねーでしょーか、と。。  結論、少なくとも現在の日本においては、こーいう意味での「免罪符」としては『エヴァンゲリオン』という非常に分り易い尺度があるじゃんか、と思いましたよね(まあ別に『もののけ姫』でも好いかとは思いますケド)。でアメリカの場合って、ソレって一体ナンなんでしょーか…?とも(⇒しっくり来るのは『スター・ウォーズ』よりは『ゴッドファーザー』ですが、ハードルとしてはあまりに「高すぎ」て尺度にはなってねーな…な~んて)。そして、コレも少なくとも(=例え百億万歩を譲ったトコロで)ソレが『イット・フォローズ』では絶対にねーコトなんて、モ~火を見るよりも明らかだよな…と。
[DVD(字幕)] 3点(2023-05-14 22:34:17)
1504.  マー/サイコパスの狂気の地下室 《ネタバレ》 
ムムム……アイデアとしては非常に明確ですし、ソレも別に「分が悪かった」なんてヤツでもないと思うのですね。あのオクタヴィア・スペンサーでサイコ・スリラーを撮ろう!という極めてシンプルな作品だと思いますし、んでソレはソレで誰だってフツーに観たいヤツじゃねーですか!と。そんでもって結局、最後まで観てもやっぱりフツーにそーいう作品として理解すれば好いヤツだ、とも思ったのが確かなのでしてね(少なくとも根幹のコンセプトとしては確実に)。  でも……だとしたらとにかく、ナニもかもが「ヌルすぎる」というコトですかね。。マ~、何処も彼処もつまりは「緩衝材」だらけだとゆーか、そもそもこの手の○チガイのキがチ○ってる「理由」なんてのは基本全く描く必要が無いと思ってますし、また(メチャクチャに虐待してるっテンならまだしも)犯人に娘が居る(+同居してる)ての自体もかなり微妙だと思いますし、あと結局3人位は殺されるんですがソレも全員碌でもないコトが明示されてる「大人」に限られてますし、そしてオーラスの地下室でのガキ共のイビリ方は、アレはもはや一体全体どーいう積りなのでしょーか?⇒イチバンに恨み骨髄な彼に包丁を突き立てるのはともかく、他はアイロンをワザワザ「腹」に当てる・唇「ダケ」を慎重に縫い合わせる(⇒他んトコは傷つけない)・で「顔を白く塗る」てのに関しては、マジでモ~何がしたいの?と(⇒全員ズタズタにヌッ殺せば好いじゃんか!と)。先ほど、シンプルにサイコ・スリラーだと理解すれば好い…なんて申し上げたったのですケド、観終わった時点での感覚としては(重ねて結局はそう理解「するしかない」とは言え)客観的にはスリラーのレベルではなくて(悪い意味で)精々サスペンス級の不穏さ、かつ(だとしたら)オーラスのオーラスで「逆に」オクタヴィアおばさんの方に感情移入させて「哀しく終わる」…て方のドラマにした方が好かったんじゃねーか…?なんて思ってもーたって始末でありまして…ですね…(重ね重ね、結局はそーいう工夫すら無かった…のですケド)。  とは言え個人的には、オクタヴィア・スペンサーさんとゆーのはワリと「人権系」の映画でも目立って活躍されてる方ですし、そもそもこーいう映画であんまし「羽目を外し過ぎる」の自体がキャリア的には諸々と悪手だ…と思うのですよね。結局今作も、例の『ヘルプ』のスタッフ(監督)の繋がりで製作されてるヤツっぽく見えては居るので、その辺は監督が思いっ切り気を遣った…のかも知れないな~、なんてね(でも、そーなんだったらも~少し工夫した別のジャンルの脚本に仕上げろよ…とも)。
[インターネット(字幕)] 3点(2023-05-14 22:24:27)
1505.  ダークグラス 《ネタバレ》 
端的に、ヒジョーにレベルが低いです。音楽やら台詞回しやら(で肝心のショック描写すら)もかなり素人臭いですが、技術的な面で何より気になったのは「画ヅラ」ですかね。ちょっとバカ正直すぎるとゆーか、ナンの面白みもない超・つまらない構図ばっかりとゆーか、冒頭10分観たダケでも「あ、コレ本気で撮ってねーな…」てか「中国資本に名義貸しでもしたの?」とすら思ってしまいましたすね(調べると本作はフツーにイタリア資本系の作品みたいですケド、ソコでもっかいマジで?となりました)。似た様なヤツとして個人的に、こないだのデパルマの『ドミノ 復讐の咆哮』より更に若干ヒドい…位な感じかと。  技術的なコトのみならず、話の内容や展開運び+具体的なシーン単位のつくりにもまた、総じて全然工夫がねーのですよね。お話なんてマジでシンプル一直線!で、ココまで捻りも不可解も無いとモ~「ジャーロとすら言えない…」と(個人的には)思います。あと警官2人が殺られるシーン、男の方が突っ込んで来る白バンにバンバン発砲するのですが、んで何故彼は最後までただ突っ立ってるダケだったのでしょーか?(ナンで避けへんのか~い?と)。それじゃあ、例え命中してたとしてもアンタは死亡確定じゃん…と思うのですケドね。。
[映画館(字幕)] 3点(2023-04-22 15:16:39)
1506.  シークレット・マツシタ/怨霊屋敷 《ネタバレ》 
東京だと、ヒューマントラストシネマ(特に渋谷)は「シッチェス映画祭ファンタスティックセレクション」とか「未体験ゾーンの映画たち」って毎年のよーに特集上映組んでマイナー国産のB級ホラーをシコタマ上映して呉れてるのですが、ソレらって物珍しさは十二分!とゆーて率直に純粋な映画自体のクオリティの方は…という曲者揃いでもありまして、個人的には最近はあんまし足が向かない状況ではあるのですよね(コロナ禍ってのもあって)。この作品は「未体験ゾーンの映画たち2022」のうちの一つかと思ってましたが、実はそーじゃなかった…てコトのよーです(⇒でもどー見てもそーいう系統ではありますケドね)。しかし更によく調べるとナンとペルー原産の2014年もの(もはやプチ・ビンテージ)ですし、で実際に再生始まると初っ端はま~たどー見ても『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』なコテコテ・ファウンド・フッテージでしたです(⇒幽霊屋敷系ではあるモノの、ゆーて正直イマサラ感しか無い)。  んで、やっぱ肝心のクオリティが…つーのがまず、80分にも満たない作品なのに(中々どーして)最初の50分間は大したコトが起こらずに只ダラダラしてる…というホラーの悪しき伝統を継承してるコトですね(今どき)。だから結局全体として、そもそもまるでお話=ストーリーとゆーのに為ってないのですよ(⇒ラスト20分は流石にそこそこ派手なホラーシーンが続きますが、お話としては只々4人で屋敷に侵入して準備して、で襲われて全滅してハイ終わり~てなダケでして)。更に結局、そのラスト20分にも(ホラー映像的な意味で)ユニークなモノってのが別に在りゃしない…となると、このご時世にワザワザ観る価値とゆーのはどーにも見出せませんですよね。結論、映画館鑑賞の方はスルーして120%正解だった、としか言い様がありません。本国ペルーでは、舞台である幽霊屋敷が首都リマのド真ん中に実在する!というローカルな事情もあってか大ヒットした…てなコトらしいのですケドね(残念。。。)
[DVD(字幕)] 3点(2023-04-04 23:55:07)
1507.  セーラー服と機関銃 -卒業- 《ネタバレ》 
いや、だからフツーにつくれば好いのに…(まあ、そりゃ無理か…)  でもゆーて実質はリメイクに近いと思うのですが、いちおう設定としては前作の続編というコトで、演出方針も(当然の様に)ある部分で継承してる…てのが結局「長回しの超・多用」なのですよね。しかし、イクらナンでもコレは永い・タルい・まだるっこし過ぎますよ。中盤のキャバクラのシーンは私もモ~耐えられなかったですね~ナニをダラッダラダラッダラと20分以上もワンシチュエーションでバカがバカ騒ぎしてんのか…(+終いにはスローモーション演出⇒からの幻想空間突入、て!)…題材やら主演の環奈ちゃんやら、また滅多矢鱈にキャラが多くて実際の配役も無意味に豪華なトコとか、んで肝心なクオリティが…てな辺りで思いっ切り今般の『バイオレンスアクション』をも彷彿とさせられましたが、個人的には僅差でアッチの方がマシ…てなコトすらあり得るかな~とも。  あと(コレはその様に聞いたコトはあったものの)その様に感じたコトはあまり無かったのですが、今作はまた環奈ちゃんの「声の好くなさ」が少し際立っていたかな…と。結構ドスの効いた声で喚き散らすシーンが多かったのもあるのでしょーケド、個人的には「え?伊藤沙莉?」と思ってしまいましたよね(⇒いや、伊藤沙莉があの声なのはキャラとか諸々「調和」してるから全然好いと思うのです…勘違いなさらず…)。あと演技とゆーか役柄的にも、薬師丸ひろ子さんと比べてしまうとドコか風格とゆーか(母性的な)包容力とゆーか、要は親分・組長=人の上に立つものとしての何らかが正直モノ足りないな…とも感じました。んで重ねて、完全なるプロ歌手である薬師丸さんと比べると声&ラストの歌の効果もまた確実にモノ足りなくはありましたですし。
[インターネット(邦画)] 3点(2023-02-03 23:13:19)
1508.  ウィッカーマン(2006) 《ネタバレ》 
オリジナルの方も当然観ているのですが、このリメイクはなんちゅーか、必要なモノを削っちゃった一方で不必要なモノをゴテゴテと足している、とでも言いましょーかね……主役の刑事さんとて(ダジャレではねーですよ)私にはとても肝心だと思われる「篤いキリスト教信仰」をオミットして「精神疾患」とかゆーのを足してみたり、また盛大な「エロ」も全部抜いて何やら「フェミニズム的テーマ」を盛り込んでみたり、コレも奇妙な雰囲気の醸成に大いに効いていたと思われる「ミュージカル的要素」を無くして「陳腐なホラー描写」のゴリ押しに変えちゃってたり、だから結果的に作品全体としても「ユニーク極まるカルト映画」から「見るべき新規アイデアの無い平凡なホラー」に成り果ててもーてますのよね(とにかく、カルト感とゆーのが微塵も感じられないのですよ)。そもそも根本的には全く同じ話・筋書きなのに、コッチはやっぱしどーにもゴテゴテとしちゃってて分かり易さ・納得感すらも失われてませんでしたかね?(ド初っ端とか特に、アレ結局どーいうコト&意味だったのでしょーか?)結論、個人的には今作、ワタシ史上1・2を争うポンコツリメイク…だとも感じられました。オリジナルの方を是非どーぞ。
[DVD(字幕)] 3点(2022-12-26 00:34:37)
1509.  “それ”がいる森 《ネタバレ》 
うーん……うーん……例えば仮に、今作が意図するメインのターゲットが元からローティーンの子どもであって、んでチャンとその層に観に来て貰うコトを主眼に宣伝を打っていた、とかってなら、百歩譲ってこの中身でもギリ成立しなくはねーかな…とも思うのですよね。主役は確かに相葉くんではあるのですが、同じ位の比重で彼の小学生の息子(とその友人達)のお話が展開されてゆくというコトでもありますし、何よりこの中身ってのは私自身がその年代の頃にはよ~くテレビの心霊・怪談系の番組のドラマパートでやってた様な…てヤツではあるのでして。その意味では、確かに今サラ感の極まりないもはや「プリミティブな」という様な題材・内容だとは思うのですケド、あくまでこーいう類のヤツを「初めて観る」子ども達にとっては、コレを自分たちの生きる時代の質感の映像で観れるというコトには、一応の価値はあるのではねーか…ともね(とは言え、一部ショック描写のグロ度合+矢鱈と人死にが多い辺りは、少なくとも私が親なら子どもに見せたいとは絶対に思わないってレベルでもあるのですケドね)。  しかし、映画館で観て、で帰ってきて予告編を(念の為)観直してみましたケド、やっぱり別に本作はソコでジュブナイル・ホラーです!て説明・示唆があったワケでは全然なかったのですよね。んでもっと根本的な問題としたって、幾ら子ども向けとは言っても(=私が勝手に忖度してそー見做したとしても)その上でシンプルに思いっ切り稚拙な作品だったなとゆーか、どーにもま~たまるで「気が入ってない」という様に見えてしまったのは私としても全く否めないのです。前半はとにかく展開運びが激・まだるっこしいとゆーか、一体何回山ン中に出たり入ったりをしてんのだろう…と(起承転結の「起承」ダケでよく見りゃ1時間以上使ってますからね=アホかと)。で、中盤以降は更に輪を掛けてひたすら雑…とゆーか、特に終わり方はま~た「ナニ考えてんだ?=ナニか考えてたのか?」という様なまるで整理の付かないコッ酷い有様で……要するに、対象年代が年代だからとにかく何もかも(=コレはもはやダサい…てレベルで)ただただ分かり易くして、かつ描写・展開の諸々のショック度合もごくマイルドにバランシングして…という意味での「子ども向け」とは今作は根本的に違うと思うのですよね=コレはズバリ「子ども騙し」て方のヤツですよ。だからそもそも、キョウビの令和の大・少子化時代にこ~んな子どもしか騙せない様なモン(=で結局子どもも多分騙せない様なモン)をワザワザつくって、でソレで(あろうことか)大人の方を騙しにかかる…て、流石に観客をナメるのも大概にせーよ、と思ってしまいますよね……  重ね重ねの結論、やり方によってはもう少し(ダケは)ナンとかなった様な作品だとは思いますし、そもそも投入すべき予算や掛けるべき手間を全く欠いている…という作品でもなかったとは思います(チョイ役の助演陣にだってモ~「不必要」に芸達者を揃えまくってたりするワケで)。しかし如何せん、そもそも製作陣の諸々の「姿勢・気概・心意気」とゆーのに唯々非常なる疑問しかない…という作品でもあります。マジで、そろそろ(いい加減)ちょっとナンとかして欲しい…としか思われないのですよね。。
[映画館(邦画)] 3点(2022-10-10 21:32:18)
1510.  悪魔の受胎 《ネタバレ》 
年代的にも数年遡るコトの『エイリアン』のパクリ劣化版、てなモンなのは明白です。んで、ま~SFとして全くテイを成していない…とマデは言わんのですがかなり低予算なのもまた明白で、正直好い雰囲気・質感が出せてるってコトは全然ねーのですね(宇宙感とか未来感とか)。いちおう特色としては、安手だからかお手軽にエログロに走った…てな具合に(タイトル通りに)異星人に卵を植え付けられて操られる女性ってのがまたテーマではありますし、描写にもその手のエログロが多少は含まれても来るのです(そのものズバリの産卵シーン・出産シーンとかもアリで)。ただ、中盤以降はその主役?の女性がひたすら仲間をヌッ殺してゆくという只のアクションホラーチックなお話になってしまうのですが、正直この彼女の大暴れを許しているのが他のクルーの行動のチグハグさ・バカさ加減に依るモノとしか思えなくて、結果的に緊迫感がうまく盛り上がってゆかないのですよね。結論的にはかなり退屈な時間の長い映画でした。  一点、もし本作に何らかホラーの要素を見出せるとすれば、ソレは主役のジュディ・ギーソンの鬼気迫る(とマデは言わんのですが十分に常軌を逸した)演技+顔芸というコトにはなるかと思います。トップレスを披露してくれているコトも含めて、その頑張りには一定の評価を送りたいトコロではありますかね。
[インターネット(字幕)] 3点(2022-08-30 00:36:17)
1511.  哭悲/THE SADNESS 《ネタバレ》 
そもそも、私はホラー映画についてはゆーて(根本的な動機としては)実はワリとごくポジティブなモノを置いて常日頃は鑑賞しているのですね。即ち、ホラー映画とは人生そのものである、と。何故なら、人生とは「恐怖に打ち克つ」ことだからだ、と。  とは言え、その中でホラー映画はまた字義通りに「ホラー」たる日常では凡そ抱き得ないスパイシーな感情を生活空間に取り込むコトの刺激・爽やかさをその目的として備えるのも且は確かだと考えていて、なのでホラーの中でも「グロ映画」とゆーのには(厳密には)その用途に限った謂わばコンセプト・ホラーとしての価値ってのを見い出しているトコロになるのですね。そして、更にその意味ではある種、その「グロ」とゆーのには実はそーいったコンセプト以上のモノは不要(否、混ぜるな危険)というコトだったのではないかと今回感じた、ソレを以下に記そうかと思います。   先に述べたコトとも絡みますが、最初に結論を申し上げると今作、私には今まで観たどの「グロ映画」よりも不快な・耐え難いモノにも感じられたのですよ(⇒この点こそ、ソレは「今」観たからなのではないか…という部分の判断がどーにも付けられなかった為に再見リストに回そうか暫く迷ったというコトでして)。何故でしょう、例えばソレは、話の端緒がウイルス・パンデミックというごくタイムリーでかつ現在の実生活に直接的にリンクして来ざるを得ない様な要素を孕んでいたコト、或いは、だから必然的に今作も大枠としてはよくあるゾンビ映画の構造を有しつつも同時に随所で(ならば本来)「約束される筈の」希望・逃げ道が存在せず、また常套の戦術なども通用しないという種々の「裏切り」をも包含するコト、更に或いはシンプルに本来のこのジャンルの映画よりもワザワザそのテンポを落として凄惨なシーンをよりネットリと陰湿に見せ付けてくるコト、なんかにもその理由は見い出せるものかとは思うのですよね。  しかし、やはり今作はもっとその本質の部分、つまり作中で描かれる「グロ」とゆーのが総じて、ソレこそもうヒトの欲望が産み落とす人間のあらゆる悪意そのものの具現化である、というコトに尽きるかと思うのですね。重ねて、世界全体がそんな悪鬼どもに満ち満ちて、そしてまた其処から逃げる術もなく実際に主人公達も絶望的なラストを迎えてゆく、ソレは正に映画が描き得る最悪の地獄の一つだ、と感じざるを得なかったというコトなのだと思います。更に恐らく、グロ描写自体の物理的なクオリティの高さ、加えて多少珍しくも高度なスプラッタと性的倒錯を大いに綯交ぜにして大盤振舞いに描くコト、また何よりその悪鬼どものヴィジュアル・喋る台詞の(コレも高度な)悍ましさ、といったモノが為せる総合的な悪夢だったのだろう…と。  重ね重ねの結論、私個人にとっての今作とは前述の私が普段観ている「グロ映画」の範疇ではなくて、例えるなら『炎628』の抽象的進化版・強化版、とでも言うべきモノだったのだと思います。そしてコレも重ね重ね、今作とてもコレをもっと(いつも通り)気楽に観る方法とゆーのは無かったのか…は心残りとしてありますが、いま現在の直の感情をとりあえず記しておくコトの意味も込めて、いったんこの評価とさせていただこうかと思います。鑑賞予定の方は多少ご注意いただけると好いかと…
[映画館(字幕)] 3点(2022-07-10 01:40:54)
1512.  V/H/S ファイナル・インパクト 《ネタバレ》 
前作より少し短尺で話数も削られ、そしてそもそも(前作までは用意してた)全体的な構成の工夫とかもある種もはや「諦めて」いて、んでナニよりもモ~「ファウンド・フッテージ」は疎か「POV」としても「どーしてそーなっているか(=なんで主観視点のカメラがわんさか在るのか、等)」てな部分の整合性を取るコトだって完全に放棄してはいるのですわ。だから結局、何故か撮れた(主観視点の)映像を思いっ切り編集(切り貼り)しまくって実に雑にコッチに観せつけてくる…という(諸々と)極めて不親切なヤツになってもーてるのですわよね。まあ、ごくテキトーな続篇だなあ…とも。  原題のサブタイトル『Viral』は「ウイルス性の」という意味ですが、ウイルス的なモノがナニやら作中に出て来たという覚えは毛頭ないのでもありますね。むしろこの日本語のサブタイトルだってラストに何か衝撃が走った…てなコトも無かったワケで(コレは、ホントはそーいう意図だった…のかも知れんケド)。だからこのタイトルから感じられる率直なトコロってのは「今作がシリーズの”ラスト”となった(なってもーた)」という「製作者」側にとっての衝撃!(怨念!)てコトなのではなかろーか、と。もしやコレ、本作を買い付けた担当者が上司に怒られてイラっとして…てコトじゃねーかな、なんて。   1.『Vicious Circles』:実質23分 最初と最後、あと2・3話と3・4話の間にも入るので都合4分割にされてるのだケドも、重ねてシリーズの前2作みたいに各話を束ねる包括的な話に為ってるというワケではないのです。だからそもそも、まずこんな細切れにしてる意味が正直分からんのではありますし、んで内容とてコレも「結局ナニがしたい(撮りたい)のか」がサッパリ分からないのですよね。街中で発生するチョイグロ映像を種々の手持ちカメラ的なヤツで(=変わった視点で)撮ってゆく…てなコト位しか率直に頭に入ってこないんすよ(どーも主人公は何らか映像を撮って売るのが生業なよーで)。で終わり方だってかなりの意味不明だし、とにかくナニもかも分かり難すぎる…と(まあこのオムニバスって全体としても総じて「異常に分かり難く」も在るのですケドね)。  2.『Dante The Great』:16分 コレは話は比較的分かり易い…でも、え?『ドクター・ストレンジ』ですか?的なヤツとゆーか、絶大な魔力をもたらす邪悪なマント!を手に入れた手品師の顛末を(ワリとシンプルに)描いてはゆくのです。ただ、ファウンド・フッテージとゆーよりはもはやモキュメンタリの方だと思いますし(⇒隠し撮りは多用してるケドも)物理的にやりたいシーンてのもホラーとゆーよりは単なるアクション(⇒ダーク系寄りではあるケドも)だったりするのですよね。ゆーてまあ(所詮B級としては)別に悪いとまでは言わないですケド、全体的にちょっとチャチ過ぎる感じもするし…結果的にはイマイチかな、と。  3.『Parallel Monsters』:19分 一見「鏡像」みたいなパラレルワールド(と自分自身)が研究の末「発見」されるのだケド、実は…てな話。ホラーとしてもやっぱりごくシンプルな方の話だと思うし、実際のホラー的展開&描写もまたシンプルで可も無く不可も無く…て感じ(⇒どちらかと言えば可の方が一際「無さげな」方…て感じ)だし、ナニよりも~完全にPOVである必要も必然性も(加えてその手のヤツとしての整合性も)ほぼ皆無なのですよね。個人的にはフツーのホラーとして撮ってくれた方がま~だ「許せた」かな、と。  4.『Bonestorm』:18分 最初はガキ共がダラダラとスケボーやってる風景なのですが、途中からは何故か(実質)ゾンビ映画的なスプラッタ・バトルシーンが最後まで続いてゆく…という。支離滅裂な話の内容とかはモ~どーでも好いと(=諦めたと)しても、やはりまずココまで主観視点のカメラが大量で、かつソレがこんなに目まぐるしく切り替わりまくる…てーと、コレも正直(視覚的に)も~ちょっと「付いてゆけない」のですよね。だから結論(例え短編であっても)映画(映像作品)としては成立して居ないかな、と。逆に、バトルシーン中盤でラップとかBGMブチ込んじゃって多少MV風になってたトコロの方が、単なる「映像」としてはむしろ成立してたカモ、と(=観れたカモ、と)。
[DVD(字幕)] 3点(2022-06-23 00:55:53)(良:1票)
1513.  エミリー 悪夢のベビーシッター 《ネタバレ》 
まず、根本的にお話として流れが破綻してますよね(=端的に「成立してない」)。結果的に犯人の目的は単なる誘拐…てコトに見えるのですが、じゃあ何故にあーいう行動を取るという羽目になるのでしょーか。両親が程無く帰って来るってのにチンタラ何をやってんの?という前半もそーですが、そもそもやはり単なる誘拐が目的なら何故にこんな足の付き易そーな七面倒臭いやり方をしてんの?と言いますか(「品定め」でもしたかったとゆーコトなのでしょーかね?)。そして、行動が不可解という意味では(残念ながら)子供たちの方もまた同じ様に見えて(とは言え、コレは多分まだ10歳にも満たないほんの子供でしょーから情状酌量の余地はあるモノの)中でも特にジェイコブは少なくともラストでアンだけ盛大に抵抗できてた…というコトを鑑みるに、やはりもっと早い段階で「こっそり両親に電話する」or「隣に駆け込む」のが出来なかったとゆーのは少なからずご都合主義にも見えますよね。  あとは……重ねて、ホントにほんのガキんちょvsパープリン女、という次元の低い争いとは言え、ホラーとしてはショック描写のレベルがあまりにも低すぎますね(=コレも正直「成立してない」)。個人的にはぶっちゃけ、ホラーを観た!という感覚にすら成らずに終わってしまいましたよ。特に前半はただ「居た堪れなかった」ダケですわ(まあ、その「居た堪れなさ」は意外にも比較的高度だった…とは思いますケド)。終盤は、展開運び自体もかなり雑+画的にも暗くてよー分からん+コレも取って付けた様なくっだらない大オチ、とこの面でも正直(小さくない)減点要素しか見当たらねーです。結論、かなり高度な駄作すね。
[インターネット(字幕)] 3点(2022-06-06 22:55:24)
1514.  必殺!恐竜神父 《ネタバレ》 
邦題からして極めてふざけた感じですが、コレは原題も『Veloci-Pastor』なんだからまァそのまんまではあるのですよ(でも『必殺!』はやっぱワケ分からないのはまた置いとくとして)。ただ「Pastor」はいわゆるプロテスタントの「牧師」で、神父とは諸々と明確に違うヤツではあるのですよね(それこそ結婚できるのかどーか、とか)。とは言え、実際の劇中での振舞い的にはフツーにカトリックの神父なよーで(つーか本人も「Father」て呼ばれてますし)、結論コレはタイトリングだけが「テキトーだ」というコトには見えるのですよね。  そーなのですよ。この手のはあくまで「テキトーだ(=ソコは特に意識していない…からなのだ)」というコトに「見え」ないと、つまりあまりにウケ狙いが見え透いてしまうと逆にちょっと単にサムく感じてしまう…てなコトになり勝ちで、結果として個人的には比較的に苦手なジャンルなのですよね。その意味では今作、ド初っ端の「爆発炎上」シーンがまず如何にも狙いすぎな感じでのっけからややテンション下がっちゃったのですケド、その後は(メインどころはコテコテにウケ狙いではありましたが)細かいトコロにそーいうつくりものかどーか判然としない「テキトーさ」も十分に見て取れて、その辺はまずまず面白く観れましたかね(思った以上に)。  好きなシーンは、まずは異常に気合の入った編集によるダグとキャロルのラブシーンの直後、襲撃を受けた場面でキャロルの下着が上下不揃いなコト。次に、右目に傷を負ったスチュワート神父が眼帯をさせられているシーンで、コレもフツーに眼鏡の上から無理に付けてるのでスゴく変な感じになってるというごくテキトーなヤツ。あとは、クライマックスでダグがティラノ形態に変身する直前、まるで何も考えずに(=特に演技指導を受けてる様子が皆無な感じに)全員揃ってボケっと突っ立ってるダケなテンプル忍者団の有様。とかですかね。
[インターネット(字幕)] 3点(2022-05-29 23:01:05)
1515.  さよならジュピター 《ネタバレ》 
よく「詰め込み過ぎ」と言われてる作品かと思うのですが、確かにそーなんですケドだから根本的に映画として内容が足りてない(=間延びが酷い)訳ではないと思うし、これも根本的にはそれらの内容がごくレベル低すぎ(本質的な意味で)てコトでもないかとは思うのですね。そこに加えて(大作映画だけあって)特撮やなんかの質は別にそんなに酷いっちゅうモンでもねーですし(音楽とかユーミンの主題歌なんかは決して悪くない方にも思えますし)だからまァ「普通につまらない普通の映画」の範疇ではあるかと思いますね(ただし「かなり高度に」)。  ※ま~でもゆーて、まずちょっと「無駄に長い」という気もしますケドね(間延びとゆーのとは少し違うと思いますが)。 ※あと演技面は、好いか悪いかの前にどーにも気になるのが英語と日本語のごった混ぜなのですよね。日本語なら(皆)日本語、英語なら(皆)英語、の2つが混ざるのは別に好いんですが、会話する2人の片や日本語・片や英語ってシーンがワリかし多いのは正直ウザいです。たぶん、役者が両方は喋れないってヤツばっか、という単純な理由だと思うのですが、にしても外国人キャストなんか別に大した演技もしてねーのですから喋れるヤツを連れてくりゃ好いのに…と思うのですケドね(最悪片言でもいーじゃんか)。  しかし、詰め込み過ぎ⇒それ故に個々の要素ひとつひとつは薄っぺら過ぎ、なのもまた確かであり、だから結局コレという見せ場がコレといって見当たらないから(全体としても)あんまし面白くない…のだとも思うのですね。取捨選択するなら、一番要らないのは個人的には(火星のナスカ絵に始まる)宇宙古代文明ばなしかな~と思いますね(この話でもってオーラスも締めくくろーとしてるのですケド、結局ココがいちばん意味不明なモンだから観終わった感じがまた激・悪くなっちゃってる気もしたり)。木星太陽化計画をやろーとしてたら⇒ブラックホールが太陽系に接近してる!らしーので⇒計画変更して木星を爆破!して軌道を逸らしました…なら、も少しシンプルでたぶん尺もコンパクトに出来たかと。  でも、コレだとぶっちゃけ「『妖星ゴラス』の二番煎じ」にしかなってない気がするので、やっぱラストのドンパチはアクション的にもっと見応えの有るモノまでに単純に改善して、そんでココにもっとチャンと(本田とマリアの)宇宙ロミジュリの話を絡ませればいーじゃないですか。ただし現状、ロミジュリの話は(前述どおりな中でも)いちばん薄っぺらい!て感じなのですケドね(⇒散々無重力セックスしただけじゃねーか!と)。ま、ソコはジュピター教団のヒッピー風を全部ブッタ切れば済むコトか、とも思いました(アレも正直総じて全く意味不明にも思えるのですが、コレはもしかしたらジェネレーションギャップてヤツなのかもな…と思ったりも)。  とは言え個人的結論は「アイデアの質が足りないのを量で誤魔化そうとして失敗してるヤツ」てなコトだと思いますね(前述どおり、私には今作は『妖星ゴラス』の劣化版にしか見えんのです)。でもやっぱ、ソレこそはどこまでも「量より質」なヤツだ、と思うのですケドね(当たり前に)。
[DVD(邦画)] 3点(2022-05-02 16:11:41)
1516.  女子高生ゾンビ 《ネタバレ》 
高部あいって、結構可愛かったよな~と思って観てみたのですが…  高部あいはゾンビハンター、狂言回しとしてのフツーの女子高生を梶原麻莉子、そして緒沢あかりが敵方のキーキャラ(実質ラスボス)を演じており、この3人は女子高生ルックで登場する+ゾンビ化した女子高生てのもチョコチョコ登場する(→一部は体操服ブルマで)。作中の敵は前述どおり確かにゾンビだが中でホストと呼ばれるボス的なヤツが居り(緒沢あかりがコレで、実は高部あいも…という)雑魚のゾンビを使役しているという意味ではややヴァンパイア系ぽい話でもある。総じて、極端にレベルの低い超・C級というワケでもなく、主演の女子高生3人はそこそこ可愛くもあるし、アクションも(チャチだが)全く全然観るに堪えないっちゅうモンでもない。3人以外では小沢和義が頼れる味方のオッサンを演じており、彼の演技もそんなに悪くはなかったと思う(兄貴も出てたらしいが、気付かなかった…)。  ただ、かと言って好かった(=ココは!という好い点が在った)とかいうワケでもなく、まず高部あいは正直思ったよりは可愛くなかったし(好みの問題だが、それでも今作のクール系な役ってのが、彼女の場合ただ仏頂面に見えてしまう…という程度の演技力だったのも確かかと)女子高生のゾンビてのもやっぱまるで可愛げが無いし(血みどろで目ェ剝いて「ヴオオオオオオォォォォオ!!」て来られりゃそりゃあ…)何よりこの手合いでまるでエロシーンが無えってのも…(格闘中とかにパンチラチャンスくらいは幾らでも在っただろ!と)もう一点だけ、他はまだともかく音楽・録音が今作は妙に稚拙ですね(各所で声・音・SEの重ね方がスゴく適当でまるで雰囲気が出ないし、録音では単純にセリフ拾い切れてないシーンも散見されたりして)。ゆーてまあ、駄作・凡作なのは確実かと(事情が在るならイザ知らず、カネ出してまで観るモンでもないかな…と)。
[DVD(邦画)] 3点(2022-04-19 00:03:52)
1517.  検察側の罪人 《ネタバレ》 
うーん…仕事において「優先順位」って、結構ナニよりも大事だったりしますよね……  そこかしこまで行き届いてシャレオツな画づくりだとか、役者の演技にしても(主演2人も含めて)決して悪くはなかったとも思うのです。ただ如何せん、本筋のサスペンスとしてのお話の内容がまずは薄っぺら過ぎます。特に、中盤以降で最上が犯した2件の殺人はあまりに短絡的とゆーか、少なくとも「してやられた!」とか「鮮やか!」とかいうサスペンス的な醍醐味には全く為り得ないバカっぽさでしたよね。正直、これは起承転結でいったら「転」のエピソードですよ(=つまり、この感情移入が難しいホドに馬鹿げた犯行を主人公が見事に暴く結末こそを我々鑑賞者は希うのであって、ソレに答えるのがサスペンス映画の務めではないか、と)。  そしてこの通り後半は内容の酷さも然ることながら、また駆け足&テキトー&無駄っぷりもとにかくま~酷いのですよね(=正直、残り30分くらいまでにはもう2点は付けても好いかと思ってたのですが)。取りも直さずソレは、まず前半でキムタクが如何にカッコ好いかを描くことに注力し過ぎて結果「起承」まで話が進むのに1時間以上掛かっているコト、そしてコレもとにかく登場人物が(本当に無駄に)多すぎるというコト。ラスト付近は「寄り道」のエピソードもマジで要らないモンばっかでしたね~キムタクの「誕生日」の話とか、ニノと吉高由里子のセックスだとか、あと議員の葬式あたりは完全にブラック・コメディですし…(重ねて、他にやるべきコトが幾らでも在っただろと)…こんなコトは言いたくないのですケド、所謂「ダメな(大作)邦画」の見本の様な作品にも思えましたかね(見てくれがちょっと「ゴージャス」なダケ、という)。  今一度言わせて貰うなら、主演2人についても演技自体は別に悪くなかったと思います。キムタクは単独でも大いに客を呼べる役者なのですから、ゆーて彼のカッコ好さをメインディッシュに映画を撮るってのはコンセプトとしては決して間違いではない…とも思ったりね。でも、それにしたって後半は(前述どおり)彼とてカッコ悪過ぎ・アホ過ぎで、逆によくこんなダサい男をキムタクが演り切ってくれたな…とすら思うレベルでして。二宮クンは、中盤で一発ブチ切れる(+前述どおり吉高由里子とセックスする)以外は、実は特にナニもやってなかった…とも思いましたが、まァ~やっぱ(ダブル主演の片割れの)彼すらもそーいう「ぞんざいな」扱いだってのが、本作のバランスの悪さの証左…とも思えますですね。。  正直、近年の邦画では(個人的には)コレもワーストクラスですね。
[インターネット(邦画)] 3点(2022-04-14 19:07:40)
1518.  大怪獣のあとしまつ 《ネタバレ》 
「令和のデビルマン」というパワーワードは伊達ではありませんでした。確かに、ココまでの酷評を喰らっている主因とゆーのは宣伝その他でワザワザ高めた各方面の「期待」を悉く裏切った…という面が強力なのでしょーケドも、ソレを差っ引いてもほぼ全編に渡ってかなり高度にまるで面白くない!という映画です。また現時点、ココまでの言われブリは逆に下らなすぎて面白いのカモ?(ネタになるのカモ?)というモチベーションで観に行ってる人も多いかと思うのですが、個人的には正直ソレもあまりお勧めは出来ないですね。  どーしてこーなってしまったのでしょーね?速報では、とにかく「あとしまつ」側の話がしょーも無さすぎ・どーでも好すぎで全編下らないコメディで塗り潰されている…と聞いていたのですが、実際に観てみると実はそーでもなくて、ワリと「あとしまつ」側の話のシリアスめな雰囲気が全編通して保たれている…とも感じたのですよ。ただ、ゆーて確かにソッチ側の話の「中身」自体は実に下らないし薄っぺらいし、かつ「リアリティ」とかに関してはマジで皆無なのでシリアスさってのも完全に「嘘っぱち」な…という点で、まずはも~白けるしかない感じではありますし一方で見かけはシリアスなままだからコメディの雰囲気にも更々為ってなくて尚更ギャグが笑えない…という様にも感じましたかね。  あとは…コメディに徹し切れていないという意味では、本編中のギャグとゆーのは前述の中途半端にシリアスな流れの中にワリと唐突に&無造作に&脈絡無く「そっと」置いていかれる(=そーいう方向性を敢えて指向している)様に見えて、その点からも例えばフリオチ・ボケツッコミ・或いは笑かす「間」、とかいったオーソドックスな笑いのテクニックを殆ど使えていない様にも見えました。そーすると必然、笑えるかどーかはもうボケ質の「センス」(=ワードセンスとか)に全て掛かってきてしまう様にも思えるのですケド、その部分がコレもマジで超絶低レベルだった…とゆーコトにも思えますね(ウ○コだの○ンコだの)。まあ、そーいうオーソドックスではないシュールな笑いが監督の持ち味なのかも知れませんが、だとしたら率直に才能枯れてるよーにも思われますね。  ※以下余談 私の採点方針ですが、基本的に「ほぼ褒めるトコロが無い」映画が3点になります(→余程内容に「怒り」を覚えている場合を除いて)。翻って本作、実は内容「以外」は別に全然クオリティ低くもない(セット衣装美術その他大小道具、CG含む映像面、特撮、或いは役者の出来・ポテンシャル、等)と思うのでして、だから本来は「4点」が適正かとも思うのです。ただ、本作に関しては内容があまりにも面白くなさすぎる…ので1点引きました(別に2点引いてもイイのですが、いったんココまでで)。
[映画館(邦画)] 3点(2022-02-12 20:08:21)(良:1票)
1519.  ヴァン・ヘルシングVSスペースドラキュラ<TVM> 《ネタバレ》 
タイトルからも分かるとおりのB級作品で、結論的にはSF色の方が強め(のアクション・ホラー)という見掛け。西暦3000年の未来を舞台に、50年間漂流中の宇宙船を発見し乗り込んだヘルシング隊長とクルー一行だったが、ソコには…というお話、なのですが…まあかなりツッコミどころが多い(そして反比例的に見どころは少ない)というC級レベルのクオリティすね。   ①西暦3000年? まず、低予算宜しく諸々のつくり込みはごく甘く、総じて未来にも宇宙にも見えません。舞台となる宇宙船に最初に乗り込む時すら宇宙服ではなく素潜り用のゴーグルみたいなのを着けてるダケという驚愕の有様で、以降はみんな着のみ着のままの(21世紀の)普段着で通しています(タンクトップだのナンだの)。ロケ場所も、途中までは工場の地下かなんかかと思って観てましたが扉のつくりを見た感じはもしかしたらホントの「船」で撮ってるかも知れないですね(どっちにしろコレもバリバリに現代のヤツ)。あとは、隊長は船内でフツーにタバコ吸ってるわ、部下に至っては自室でシーシャキメてるわ、もう一つ、クルーのひとり「プロフェッサー」は車椅子に乗ってるのですがコレも古めかしい手漕ぎのヤツだったり(流石に1000年後は全部電動になってて欲しい)ココまでやる気がないんだったら1000年後なんて見栄を張るのは止せばイイのに…と思いますね。  ②アクション・ホラー? 別に他の要素もショボくないなんてコトもないのですが、ジャンル映画なんだからココを頑張らなくてドコを頑張る?というアクションとホラーが残念ながら超絶ショボいです。特にアクションは全く何の(効果的な)工夫もないので吸血鬼が全然パラノーマルな存在に見えないです(カラコンと付けキバのオンリー)。ホラー面も、ホラーとゆーかスプラッタ(と言えなくもないモノ)が多少入ってるダケで怖いシーンは全然無いのですよね。SF・アクション・ホラーという3つのジャンルに手ェ出しているけど、どれとしても成立してない…とゆーのもチョイ酷すぎですね。  ③ヴァン・ヘルシング? 原題は『Dracula 3000』なのに邦題がコレなのは、実際に隊長の名前がヘルシングだから、なのですが、これまた途中から唐突に隊長とラスボスには1000年に渡る因縁が…とか言い出すのですよね。いくらナンでも素っ頓狂すぎますって(そもそも今回の吸血鬼は地球出身じゃないって言ってた気がしたんですケド、私の勘違いすかね?)。要するに結局、SFと雑にごた混ぜたダケで今作は古典的な吸血鬼モノでしかない、というコトなのでしょうね。終盤なんかは、吸血鬼は心臓に「木」の杭を打ち込むと死ぬ…というコトからコジツケて、吸血鬼をなんとビリヤードのキューで刺し殺しまくる(ダケの)映画に成り果ててもーてますし。   以上、こんなC級作品なのですが、役者は地味に知らなくもない人達が出てくるのでソコだけは決して悪くもないのかも知れないすね。隊長役のキャスパー・ヴァン・ディーンはあんまし存在感も無かったですが、久し振りに観たエリカ・エレニアックは相変わらず美人で(かつだいぶ薄着で)まあまあでした。ウド・キアは漂流船の船長役なのですが、過去映像内で登場するだけで他の役者との絡みは無いし、シーンとしてもぶっちゃけ有っても無くても変わんないレベル…なのはチョイ勿体無さげではありますケド。
[DVD(字幕)] 3点(2022-02-07 23:12:01)
1520.  樹海村 《ネタバレ》 
『犬鳴村』がそのクオリティの低さにも関わらずそこそこヒットしてしまったが為に、当然の如くにつくられたこの続編でも『村』シリーズとの建付けでナニやら「村」が登場するのですが、実際にはソコの人間?は(当然樹海で自給自足など出来っこないのだから)皆ヒト成らざるモノなのであって、ソレってじゃあ「村」って言えるの?とはまず疑問に思うトコロです。話のメインは全体を通しても『コトリバコ』の方で、実際に村が出てくるのもかなり後半深くになってからなのですから、そもそも「村」にコジツケるのに実に無理をしてる様に見える…とゆーのが私の第一の感想ですね。うーん…コレってそ~んなに難しいコトなんですかね?二番煎じで好ければ幾らでもやりようが在りそうなモンなのに、それでまた何故にココまで支離滅裂なシナリオになってしまう必然性があるのでしょーか。清水崇、実は全部ワザとだったりするんですかね?  『コトリバコ』の部分は(怖いかどーかは別にして)そこそこ気持ち悪い・悍ましいモノではあるので、その辺は別にホラーとしては成立してないとは思わないです。ただ前述どおり、全体的にかなり支離滅裂なトコロに加えてテンポ自体もまたかったる目ではあるので正直ちょっと眠いすね。もう一点、肝心の「村」の住民たる人外どもはコンセプト的には(樹海よろしく)樹木の妖怪、的な見た目に仕上げられてるのですケド、コレは私だけかも知れませんが「樹木」ってあんまし禍々しいイメージが無くって、だからやっぱラスト付近はちょっとまたファンタジックにも感じられてホラーにはなってない様な気がする(=まるで怖い感じでない)のですよね。重ねて、この「樹海」村つーのは一体ナニから出てきたアイデアなんでしょーか?こんなコトならいっそ公募でもしてみたら(或いはいっそ2ちゃんでそーいうスレでも立ててみたら)と思いますですね。
[インターネット(邦画)] 3点(2021-11-03 21:01:51)
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