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クロエさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 1130
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自己紹介 8点以上は超お勧め。
ソフトを購入しています。
7点は面白いけど、1度の鑑賞で十分。
ソフトの購入まではしていません。
6点以下はハズレ。
ある意味、6点以下の作品を見続けるのは苦行です。

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161.  時をかける少女(2006)
 大林監督のバージョンは観たことないのですが、観賞前から偏見が入り、きっとロリコン映画に違いないと思って観たら、それを見事に裏切ってくれました。  少女の人物設定に力を入れたようで、ホントの現代風で親近感が湧きます。  逆に男友達二人は古臭く見えました。なんか「ビーバップ」を感じます。  タイムトラベル映画は何をやっても面白いです。似たような映画で「サマータイムマシンブルース」なんてのもありました。  因みに、シナリオコンクールの応募作品は圧倒的にタイムトラベルものが多いとの事です。  全ての登場人物が主人公のためだけに生きているみたいで納得いかないところもありましたが、不明瞭な点は、きっと「観客の想像におまかせ」ということでしょう。  90分で終わるので楽しく観賞できました。
[DVD(邦画)] 8点(2009-11-02 02:41:28)
162.  娘道成寺 蛇炎の恋 《ネタバレ》 
 歌舞伎演目「娘道成寺」に命を掛けた男に恋をしてしまった女性の普遍的な恋物語です。  それ故、牧瀬さんが中村福助さんより踊りのシーンが少なかったのは仕方がないこと。  村上の死を知り、蓮の花の上で、村上に抱かれる遥香のシーンで、個人的には「詩織はホッタラカシかよ」とつっこみを入れたくなりましたが、「私と詩織は一緒」という冒頭の台詞で方付けてしまうところは、どうしても納得がいかない。  …ですが、ラストの牧瀬さんの満面の笑顔は、それだけで何を物語っているのか分かる最高のショットです。  一応、歌舞伎を知らない人でも理解できるように作っています。  でも、特典映像の大雨の道成寺を舞台に踊る中村福助さんは映画以上の迫力を感じました。 
[DVD(邦画)] 6点(2009-10-25 23:32:00)
163.  月とチェリー
 読み切りのコミック本って感じです。最初は退屈させない展開で面白いと思いましたが、一時間越えたあたりから、この男のジメジメした心境についていけず、「あ~、だんだんつまんなくなってきたなぁ…」と感じてしまいました。  女が男の書いた小説を「女がわかってない」と投げつけていましたが、本作は、監督が女性のせいか、いかにも女が描く男性像で「逆に男がわかってない」と言いたくなります。  ちょっと無意識に悪い文章が続いてしまいましたが、80分で終わったので、それなりには楽しめました。 
[DVD(邦画)] 7点(2009-10-17 07:56:41)
164.  青い鳥(2008) 《ネタバレ》 
 以前どっかの雑誌で、ある脚本家が「西部劇をベースにしているようだが、最後まで主人公が銃を抜かないから完全燃焼できていない」と酷評していました。  確かに、この教師の駒の進め方は「シェーン」や「用心棒」と同じですが、このストーリーで一番変わらなければいけない人物は、生徒の園部少年だということを理解しなければいけません。  「いじめ」という、今ではもう使い古されたテーマを被害者が存在しない形で描いていく、ちょっと変わった展開は、作り手としては難しい挑戦ではなかったのでしょうか?  毎朝、机に向かって「おはよう。野口君」と声を掛ける村内先生は、ちょっと嫌味に感じる人がいるかもしれません。教室内が緊張感漂う空気になるのは仕方がないことです。  最後の授業で任意で原稿用紙を取りに行った生徒の人数はとてもリアルだと思います。  私は今までいじめなんかしたことはない。そう思っている人には理解できないでしょう。  園部少年が村内先生に罪の告白をした後、遺書に書かれた三人目が自分でなかったことを知り、更に井上少年とも和解して、全てが終わったと思ったら、最後の授業がコレです。  今更反省文を書かなければいけないのか……彼が戸惑いながらも原稿用紙を取りに行き、自分がズルくて卑怯な人間であると正直に書き綴ったときは涙が止まりませんでした。  私自身、学生時代、今でも腸が煮え繰り返るほど傷つけられた経験がありますが、と同時に私も無意識に誰かを傷つけていて、もしかしたら、私のことをずっと恨んでいる人間がいるかもしれない。そんなことを思わずにいられなくなる作品でした。  テレビで頻繁に宣伝されている「お涙頂戴」的な映画とは一線を画す、価値のある映画です。 
[DVD(邦画)] 10点(2009-10-17 07:37:33)(良:1票)
165.  シークレット・サンシャイン 《ネタバレ》 
 溺愛していた息子が殺され、張り詰めた気持ちを宗教に傾けていく主人公に、気味の悪い緊迫感を覚えました。この何気ない空気の流れが、いつ変化していくのか、ハラハラしながら観てしまいました。  張り詰めた気持ちを入信することで現実を受け入れた主人公は、刑務所で既に入信して安堵している犯人を見て困惑し、今度は憎む相手を「神」に変えていくわけです。  誘惑される信者、徹夜の祈祷会で割れた窓ガラス……空を見上げ「神」に挑戦する彼女の気持ちが痛いほど伝わり、胸が苦しくなります。  世界最多の宗教数を誇る日本で、こんなテーマの映画は作れませんよ。絶対に!  私には登場人物全ての描写が限りなくリアルに見えましたが、特定の宗教をしている人たちには受け入れられないかもしれません。  誘拐殺人犯の娘が相変わらず町にいるのは疑問に思いましたが、ラストで、主人公の切り落とした髪が、陽の当たる場所と影になる場所にさりげなく舞っていくシーンに、どう考えていいのか戸惑いも感じました。  いかにも、この監督らしい作品です。   
[DVD(吹替)] 9点(2009-10-11 18:31:01)
166.  この自由な世界で 《ネタバレ》 
 よくこんな脚本で賞が取れたなって思う。冒頭、若いイケメンを体目当てに仕事を斡旋する主人公が、セクハラ行為を受けた翌日クビになる展開はよかったが、33歳、シングルマザー、カード地獄という設定の割には、バイク、車、パソコン、事務所、そして起業まで、全てがトントン拍子で運んでいく展開に生活の匂いを感じることができない。  「人材派遣」なんてものは、言い換えれば、ピンはね業で、そんな稼ぎ方をしている人間に「愛」を語る資格なんてあるのだろうか? 観賞中、そこが、この映画の要だと思っていた。そんな、人を人とも思わない経営者が、どういう経緯で価値観を変えていくのか。気まぐれでイラン人の家族を囲ってみたり、どこかで聞いたような親子関係のシークエンスは目を瞑っても、主人公の価値観が終始変化しないのだから、これはもう「ドラマ」と呼ぶことはできない。  衛星放送で似たようなドキュメントを頻繁に観ている私にとっては、こんな上っ面だけ描いた作品は不愉快極まりない。映画にした意図が全くわからない。 2015年11月4日変更  あまりに素晴らしい映画だったのでレビューを書こうと思ったら、自分が上記のような感想を既に書いていたことにビックリ。  この6年の間に私自身の中に何があったんだろうと思った。  主人公の心理にゾクゾクっと来ながら鑑賞した。  初回のレビューでは1点だったが、改めて万点を送りたい。  ケン・ローチ、恐るべし。
[CS・衛星(字幕)] 10点(2009-10-11 05:58:06)
167.  WEEKEND BLUES ウィークエンド・ブルース
 一般社会人の友達の援助で土日だけで半年間撮影を行い、編集と製作に2年以上掛けたそうです。役者は素人でありながら他の自主製作映画とは比べ物にならないほど上手い人がゴロゴロいます。  この監督は時間軸をずらして、次第に人物像をハッキリ描いていくのが特徴なんですね。  最近、この手のスタイルを真似した作品が目立ち、ウンザリすることもあるのですが、後に作られる「運命じゃない人」「アフタースクール」に通じるところは十分伝わってきます。  音声が聞き取りにくいので、ちょっと疲れた。
[DVD(邦画)] 6点(2009-10-09 05:46:34)(良:1票)
168.  ハヴァ、ナイスデー
 酷いなぁ……。タナダユキ目当てで観賞したけど、一番最低なのが彼女の作品でした。1時間でシナリオ考えて、半日で撮影したって感じです。特典映像の舞台挨拶にも出席していなかったのは彼女自身も満足していなかったからではないでしょうか。  本作の企画意図は、ネームバリューのある監督を2,3人餌にして、無名の監督や俳優にチャンスを与えるのが目的のような気がします。  どの作品も映画学校で製作されたようなチープなものばかりで、フシギ系のシナリオが目立ち、正直全然面白くなかったです。  アングラ系の演劇が好きな人はハマるかもしれませんが、私は「映画」というものを探しています。  不快感はないです。っていうか、不快になる前に次の作品に変わります。なので、おまけして+1点。
[DVD(邦画)] 1点(2009-10-08 04:19:28)
169.  百万円と苦虫女 《ネタバレ》 
 女性脚本家が書くロードムーヴィーって珍しいんじゃないでしょうか? 翌日は早く起きなきゃいけないのに、夜中に一気に観てしまいました。  私も若いころ、手ぶらで上京して1年間で百万円貯金したことがあります。月収は手取りで18万円、家賃は新宿で2万2千円でした。周りからの援助は一切なし。いや~地獄でした。恋愛や遊びなんて全くありませんでした。ホントに肉体的、精神的に辛かったです。でも、50万円越したあたりから、映画のように何度も貯金通帳を眺めた記憶があります。  私にとって、百万円貯金したことが何に繋がっていったのか、今考えても全く答えが出ませんが、本作を観て、今日から、もう一度百万円貯金して考え直してみようかなと思いました。因みに今、500円貯金はやってますが、小銭では人生は変わりませんね。(笑)   でも、百万円貯金させないために、ヒロインから金を借りまくる純情男なんて……そんな奴絶対いね~よ。こういう奴がホントにいたら絶対何か裏がある! ちょっと気持ち悪い野郎だなって思いました。
[DVD(邦画)] 7点(2009-10-07 12:59:11)
170.  その土曜日、7時58分 《ネタバレ》 
 85歳のシドニー・ルメット監督。やっぱりジジイが思いつくアイデアってこんなもんになってしまうんだろうな。  バカな兄弟が親の経営する宝石店に強盗に入る。ネタが古いよ!   時間軸をバラバラにして誤魔化したつもりのようだが、正直、こういうスタイルの映画は氾濫しすぎて、もうウンザリする。  正々堂々と順序良く作れよって言いたい。  兄弟がバカすぎて感情移入できない。  冒頭のセックスシーンは何の意味があったのだろうか?  きっと、このシーンが何かに結び付くのだろうと思ったが何もなかったのには、かなりコケた。  テンポはいいので退屈はしなかった。  つまらないとは言わないが面白くもない。それだけの作品。   邦題のセンスも悪すぎるので年明けには記憶から消えてると思う。
[DVD(吹替)] 5点(2009-10-01 21:52:08)(良:1票)
171.  カンフーハッスル
 テレビをつけっぱなしにしてたら、ダラダラと最後まで観てしまった。  さりげなくウ○コしてる男がいたりして、あまりにクダラナイところで笑っている自分に気付いたが、こんな映画が存在するもんなんだと複雑な心境も実感。  CGを屈指したカンフーアクションは長過ぎて凡長。それに、この程度のストーリーなら80分くらいで収めてほしいと思ったら、本編は99分とのこと。テレビ放送は夜9時から始まって、延長して11時越えてた。……やっぱりテレビ放送だと時間を損する。(泣) 
[地上波(吹替)] 5点(2009-09-21 05:39:30)
172.  俺たちに明日はないッス
 時代のテロップが出ないのですが、「17才」が流れているから、舞台は昭和でしょうね。あの時代は「ビーバップ」とか「パンツの穴」とか本作のような映画が流行ってました。  でも、同じような映画を観る度に、この世代の子供たち全てがセックスのことしか考えていないみたいなことを普遍的テーマのように描くのは間違っていると思うんです。  ネットが普及した現在、今の高校生が本作に興味を抱くとも思えません。  本作を例えて言うならば、夜の歌舞伎町を歩いていて、たまに酔っ払ったヤンキーが殴りあっているのを見かけたりします。ちょっと興味があるから立ち止まって見物します。どっちが勝つかなんてヤジ馬の私達は興味はありません。そして一言、「馬鹿だね~」と言って立ち去ります。  この映画のテーマは、その程度のものにしか見えません。  役者はそのへんにいそうな子を選んだみたいで、リアルなセリフも面白かったので、75分間は退屈しませんでしたが、正直何も残らない映画でした。  この監督が好きなので残念でなりません。
[DVD(邦画)] 4点(2009-09-10 13:20:52)
173.  ガチ☆ボーイ 《ネタバレ》 
 この監督の前作「タイヨウのうた」がよかったので、今回も期待しました。この監督の作品は良くも悪くも、映画の教科書通りの作りで安心できるんです。ピッタリ開始1時間で、ハイライトのドロップキックの布石を投げかけたりと、構成は「タイヨウのうた」と全く同じです。  でも、笑いのセンスだけは教科書に書いてないんでしょう。  冒頭から1時間、全く笑えないギャグのオンパレードは、私には拷問のように感じました。それが後半から、企画そのものが変わったかのように感動もの(?)になるんです。  最後のドロップキックは80年代に大ヒットした「ベストキッド」そのまんま。負けた選手への大喝采は「ロッキー」そのまんま。  ジャンルを問わず沢山観続けてきた大人の私には退屈極まりない映画でしたが、正直、昔の映画を知らない高校生以下の客を対象にしているのだと思います。
[DVD(邦画)] 4点(2009-09-07 17:57:42)
174.  モル
5年前に見たときは勢いに圧倒されて9点つけたけど、久しさに見たらつまんなかった。 映画って生ものじゃないかって思う。
[DVD(邦画)] 5点(2009-09-07 08:33:43)
175.  私は貝になりたい(2008) 《ネタバレ》 
 観賞後に、このサイトの評価が低いのを知って意外に思いました。  よかったんじゃないですか? 邦画で2時間を超えるのに、これほどアッと言う間に終わったのも久しぶりです。  スマップの出演している映画を批判するレビューをよく見かけますが、彼らは、それなりに場数をこなしているせいか、私的に今回の中井君は、とても感情移入できました。  でも、草なぎ君と共演させるのはNGだと思います。普段バラエティーやってるのに、ここで絡ませちゃ駄目でしょう?  急に現実に戻されてしまいました。  「この二人、きっと撮影の合間は、笑いながら豪華な弁当とか食ってるんだろうな」なんて思ってしまいました。一人は酒飲んで公園で全裸になっちゃってるし…。こんな心境になってしまったのは私だけでしょうか?  ところで、私が子供の頃、懐かしの映像番組とか言って、オリジナルのラストシーンだけ観たことがあるんです。主人公は最後に例のセリフを言いながら階段を上がっていくところでエンドマークなのですが、そのシーンが、あまりにも衝撃的で今でも忘れることができません。あれはテレビドラマだったと思いますが、観れるチャンスはないものかと、今でもオリジナルを探し続けています。 
[DVD(邦画)] 8点(2009-09-03 09:04:00)(笑:1票)
176.  ミラーズ(2008)
 「ラストシーン予測的中率0パーセント」のキャッチコピーは笑えたし、ものすごく興味を注がれた。「フライトプラン」以来だ。  吹き替えで観たせいもあってか、キーファー・サザーランドはジャック・バウワーそのまんまだった。……すぐキレるし、やることが強引だし。  確かに、キーファーは、このキャラクターだと観てる側には安心出来るが、そのうちマンネリ化の恐れもある。  ストーリーは淡々と進行していくが、必然的なものがないので、製作側が好き勝手に作ったラストは予測しようがない。  テンポはいいので、110分という上映時間は意外とあっという間だった。  時間に余裕があって、何も考えたくない映画を求めている人にはお勧め。
[DVD(吹替)] 5点(2009-09-03 08:40:18)
177.  16ブロック 《ネタバレ》 
 シナリオがいいというので観賞しましたが、見事に裏切られました。  主人公が何故あそこまで裁判所までの護送に執念を燃やしているのか全く理解できませんでした。16ブロックという距離も日本人の私にはどれくらいのなのか全然わかりません。  アル中で片足が不自由、離婚した奥さんだけでは、主人公のトラウマは伝わってきません。。  ラストに使われるボイスレコーダーも段取りが良すぎるし、同僚や証人との心の繋がりに無理があり、納得いきません。  クレジットが出るまでブルース・ウィリスだというのは気がつきませんでした。役作りなのでしょうか?それとも病気…?このまま老け込んでしまわないよう心からお祈りします。  似たような映画で、70年代にクリント・イーストウッド主演の「ガントレット」という作品があるのですが、あちらのほうが100倍面白いです。 
[DVD(字幕)] 4点(2009-08-29 04:28:22)
178.  ブロークバック・マウンテン 《ネタバレ》 
 私は同性愛について否定的な考えは持っていないつもりであります。  しかし、この映画の場合、羊飼いという極寒な状況の中で人肌恋しく肉体関係を持ったというだけのはなし、その後、主人公二人は各々結婚して子供まで作っているのです。これじゃ、性欲を求めただけのバイセクシャルじゃないですか?  時代背景を考慮しても、物心ついた頃から同性愛に目覚めた訳でもなく、二人とも責任感がないまま本能の赴くままに行動しているのが、私には納得いかないのです。  宣伝では「感動」という言葉まで使われていましたが、私には好奇心意外に、この映画を最後まで観賞しようと思った理由はないのです。  「恋におちて」と違って、肉体的欲望を追及しているのみ、「愛」が感じられません。  私的な意見ですが、1シーズン(季節)くらいで、同性が二人きり一緒に暮らしたとしても人肌が恋しくて肉体関係になることはないと思います。  正直お互いにズボン下ろしたときは「なんなんだ?コイツら!」と目を疑ってしまいました。  刑務所に入ると必す、お尻の穴を提供するオカマ野郎がいると聞きますが、セックスに淡白な私には全く理解できません。  残された奥さんが可哀相です。しかし、批判的な考えを覚えるためにも、一見の価値はあるかもしれません。
[DVD(吹替)] 5点(2009-08-26 07:16:52)
179.  アヒルと鴨のコインロッカー 《ネタバレ》 
 「脚本重視で評価している」というレビュアーがいらっしゃって、騙されたと思って借りてみたんです。  このタイトルじゃ、またいつもの「クソ煮込みうどん映画」ではないかと不安も感じたのですが、その不安を見事に裏切ってくれた良作です。  小道具や伏線、留守電にボーリング場の音が聞こえただけで現場を特定してしまうところなど、仙台という地域を上手く使ってあると思います。  時間軸をずらす手法は散々使われてきていますが、本作が他の作品と違うところは、時間軸を変える度に主人公、つまり感情移入する人間を変えていくところにあるのです。  1時間50分でキレイに収めた編集は私にとって、ちょうどいい長さです。  これ以上長くなるとダレる。  時代が今だからこそ、こういう結末がOKなのでしょう。  理不尽な犯罪が多い中、それを悲しんでいる人たちも多く存在することを表現してくれた素晴らしい映画です。  内田けんじ監督のテイストが感じられますが、他のレビューを読むと原作が素晴らしいようですね。  今度読んでみます。 
[DVD(邦画)] 8点(2009-08-25 15:24:53)
180.  みんなのいえ 《ネタバレ》 
「ラヂオの時間」を観て期待しすぎたせいか、最後まで全く笑うことなくエンドロールが流れてしまった。  唐沢と田中邦衛の二人に違和感はなかったが、他の役者、否、タレント陣、とくにスポンサーが放送局だからといって、チャラチャラした局アナを使うなんて、本気で映画を作っているのかと怒りが浸透してくる。  俳優業に命を掛けている人たちに失礼だと思わないのか?!  チョコチョコ、「友情」とか「特別」とかいって、タレントが出てくるのも不愉快極まりない。  これは、まだ三谷監督にそれを規制する力がなかったせいなのか……。  テレビ局が一押しで宣伝する映画って本当に嫌いだ。  映画は広告じゃない!!  映画を馬鹿にするな!!!!!
[DVD(邦画)] 2点(2009-08-24 22:48:22)
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