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あばれて万歳さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1200
性別 男性
ホームページ ないっす!!!
年齢 60歳
自己紹介 客観的に分析したようなもっともらしいレビューって、実はちょっと地頭よければ誰でも書けちゃうわけで、結局ありきたりな物になりがちです。
別に映画評論家でもない1個人としては、個人の感性や主観、あるいは体験を元にしたその人しか書けないレビューの方がよほど価値があるように思うのです。
もちろんそれが、事実誤認やヘイトレベルの差別や偏見に寄って立つものであれば問題ですが、しかしその人しか書けないレビューというのは必ずあるわけで、そういう個人的な感覚や体験を元にした主観的なレビューは、いかにももっともらしいありがちなレビューよりよほど価値があるし読んでて面白いんじゃないかと思う今日この頃。(でも自己陶酔溢れるポエムみたいなのは…)
好きな言葉は「恋」 です。

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1.  パラドクス 《ネタバレ》 
あれ、なぜか意外と評価が高いんだけど…なぜだ…  開始25分ほどの子供時代のエピソードでトランプが出てきた時点(車に乗る前)でもうだいたいのネタバレはしちゃうし、でネタバレしてから工夫も目新しさもない内容を延々と見せられたあげく最後までみても「結局それで?」としか思えないし… ループするのはわかってるけど、それがなんなん?としか思えない時点でただ不条理な長くてたるいだけのダメ映画にしか思えません。  誤解がないように言っておきますが、なんでも理由が説明されないとダメって事じゃないですよ。 理由はわからないけど面白い映画はこの世にゴマンとあります(たとえば初代CUBEとかね) でも、この映画の内容だと、そこがわからないとダメで、これだとただの投げっぱなしジャーマン。 製作者がなんとなく気分でやりたい事をやってみました、ってだけで終わってると思うんですが。  なぜ評価がそこそこ高いんだ…わからない…
[インターネット(字幕)] 4点(2023-03-31 21:10:34)
2.  ハッピー・デス・デイ 2U
観る前は想像もしていなかったんですがバックトゥザフューチャー級の傑作映画です。  長い映画の歴史の中で「前作はただの序章にすぎなかった」ってな感じで大量の続編が作られてきましたが、残念ながらそれらが前作を超えた事は一度もありません。 (ターミネーター2やエイリアン2のように評判のいい映画も一部ありますが、あれはバジェットもスタッフもまるで違う設定だけ使った別映画です。)  しかしこのハッピデスデイ2Uは、真の意味で「前作はただの序章だった」と胸を張って言える映画になっていて、前作がなくては存在せず、かつ、前作を凌駕する真の傑作となっています。 1の小ネタが細かく回収されていたり、どうみても1と2はセットで企画されているように見えるんですが、話を聞けば完全に後付けで作った続編らしく、それでこの完成度。この製作者は天才ですか?と。  クライマックスのワクワクや視聴後の爽快感はバックトゥザフューチャーのそれに通じるものがあるわけですが、実際に劇中でも「バックトゥザフューチャー2」の名前が出ていて(前作における「恋はデジャブ」といっしょで)製作者側がそれを意識していた事は明白です。  そして素晴らしい事にその製作者の目的は見事に達成されていて「2」という意味では(おそらく意識したであろう)「バックトゥザフューチャー2」を超える傑作となっています。  …と個人的には思うのですが、しかし世間での評判も興行収入もイマイチらしくそれが不思議でしょうがありません。  あ、あと観る前に誤解しそうなので言っておきますが、これは(前作もそうですが)スラッシャー映画ではありません。 血しぶき飛び散るようなグロいシーンは一切ないので(厳密にはギャグシーンで血しぶきはある)そういうのが苦手な方も安心してご鑑賞ください。
[インターネット(吹替)] 10点(2023-02-16 00:28:35)(良:3票)
3.  ダンケルク(2017)
ダンケルクの撤退戦は戦史に詳しい人ならだれでも知ってる有名な撤退戦なわけですが、一方で、一般的な日本人はその存在すら知らないと思うんですよね。 歴史上数多く行われた撤退戦の中では3番目か4番目くらいに成功した、そしておそらく一番規模の大きな撤退戦です。 こんなにボロボロなのに成功した方なの?と思われるかもしれませんが、基本的に撤退戦というのは成功してもボロボロなのです。  そもそも完全に成功した撤退戦といのは歴史上一つしかなく、旧日本軍が実施したキスカ島撤退作戦がそれです。 キスカの奇跡と呼ばれるその作戦について興味ある方はwikiをご覧ください。  …と、なんか話がそれてしまいましたが、戦史上有名にもかかわらずあまりにも日本人になじみがないため、このダンケルク撤退戦について多くの方が根本的な勘違いしてる可能性があります。  25年くらい前、ウッチャンナンチャンのウリナリで「ドーバー海峡横断部」という企画をやっていたのを覚えていらっしゃる方もいるかもしれませんが、実はこの映画で描かれる海はまさにそのドーバー海峡、つまりテレビのバラエティ番組で「泳いで渡っちゃおう」という企画をやっちゃう程度の距離でしかないのです。 劇中、イギリスから小さな遊覧船が助けにいくわけですが「芸人が泳いで渡れるかも」というくらいの距離だからそれも可能なのです。 なんなら遊覧船でも片道3時間とかです。  逆に言えばそれくらい近いのに、どうしても帰れない…その歯がゆさがこのダンケルク撤退戦のキモなのです。  と、映画本編と関係ないとこでやたら文字数使っちゃいましたが、映画の内容ですね。 地味な映画だと聞いてましたが、実際観てみたら(陸)1週間、(海)1日、(空)1時間という3つのパラレルなストーリーを途中で交差させる凝った構成には素直に感心しました。ちゃんとした娯楽映画じゃん!  って映画本編の感想みじか!
[インターネット(字幕)] 7点(2022-11-26 21:18:16)
4.  21ブリッジ 《ネタバレ》 
これ原題も21ブリッジなんですが、21ブリッジほとんど関係ありません。  このストーリーでも撮り方とかを工夫すればもっと面白くなったと思うんですけど、なんか微妙にダメです。 今どきのクライムムービーらしく90分程度のコンパクトな尺の映画なんですが、随所に冗長なシーンがあるんですよ。 それは劇中のただ歩くシーンとか逃走のシーンとかなんですが「え、そこそんなに尺いる?」ってシーンがちょいちょい冗長なんです。 そのおかげで特に後半、非常にテンポが悪くなっています。尺が短いんだから、もっと有効な時間の使い方しろや、と。 例えばこの手の警察腐敗ものに定番の「誰が味方で信用できるのか」とかそういう要素が劇中で皆無なわけで、この設定でその要素を無くすのは面白さという意味で致命的なんじゃないですかね?と思ったり。  あと意味深に出るくせにまったく意味がない自己満演出もちょいちょいあって、例えば劇中でタイムスタンプが表示されますけど、これもタイトルの21ブリッジ同様まったく意味がないんですよね。ただ雰囲気だけ。  全体にそんな感じの「惜しい」ポイントが散見されて、なんだろうなぁ…監督の自己満足感が高い映画かな、と思いました。 多分もっと職人気質の監督が撮ればもうちょっと面白い映画になったんじゃないかな、とそう思わせる映画です。
[インターネット(字幕)] 6点(2022-11-23 21:41:32)(良:1票)
5.  REC/レック4 ワールドエンド
RECシリーズはスペイン版・アメリカ版でシリーズが分岐するんですが、これは正統派スペイン版の最終作。  あの話題になった第一作から、思えば遠くにきたもんだ…と思えるくらい凡庸でつまらない映画に成り下がってしまいました。  ホラー映画なんて話はありがちでも見せ方ひとつで十分面白くできるんですが、しかしこいつは見せ方もへたくそ。 話はとことん凡庸だし。展開もたるいし見せ方は下手だし、どこをどう楽しめばいいのかわからない残念な最終作になりさがってしまいましたとさ。  シリーズもの、ほんとにむつかしいですね。
[インターネット(字幕)] 3点(2022-10-06 16:32:37)
6.  ラスト・デイズ・オン・マーズ
撮ってるときに…というか撮る前からわかりますよね? 「これエイリアンとかそういうのを寄せ集めためちゃくちゃありがちな奴じゃん」 スタッフみんなわかってますよね? 逆にわかってなかったらヤバイレベルですよね?  そんな凡庸な内容を、低予算でなんのひねりもなく撮ったらそりゃこうなりますよ。  B級娯楽映画に割り切って撮るとかすればいいのに…なまじ真面目に撮ってるからどうにも救いがないんですよね。
[インターネット(吹替)] 4点(2022-08-08 19:17:58)
7.  ANNA/アナ(2019)
いかにもリュックベッソンな女暗殺者物。 自身が監督してないものも含めれば似たような映画は何本目なんでしょうか、と。  評判がいいから観たんですが、既視感バリバリで、正直たとえば「ニキータ」「コロンビアーナ」あたりと比べて本質的な差はほとんど感じませんでした。「さすがにワンパターなので今回恋愛要素減らしてみました」とかはありますが、でも本質的に一緒ですよね。 まぁ逆に言えば「こういうのが好き」という点で監督に全くブレがないという事なんでしょうが。  彼の映画をほとんど観た事がないような状態なら高評価してもいいのかもしれませんが、これだけ既視感バリバリだと「またこのパターンか」としか思えないです。安定はしてますけどね。ヒロインにあまり魅力を感じないのも個人的にはマイナスです。この監督とはほんとに女性の好みが合わないんですよねぇ笑
[インターネット(吹替)] 6点(2022-08-02 10:08:29)
8.  カウントダウン(2019)
ネタバレ有でレビューを書くような映画でもないので、簡単に。  それほど世間の評判がいいわけでもないので期待せずに観たら十分水準の出来のホラーでした。 手堅い…逆に言えば、展開含めて目新しい要素が全くない映画で褒める要素もないのですが、しかし手堅いが故に一定水準は確実にキープしていて暇つぶしには十分耐えられる映画です。  一点だけ、この程度の映画なのでエンドクレジットが始まると止めちゃう人もいるかと思いますが、クレジット途中のエピローグにて劇中でデートに行った携帯ショップの人の顛末が語られるので、そこまで観てあげてもいいかもしれません。まぁ完全にお約束通りの展開で何のサプライズもないのですが…本当にデートだったのか!というのはある意味サプライズでした笑
[インターネット(字幕)] 6点(2022-07-27 10:58:07)
9.  フライト・クルー
アマプラでタイトルを見かけて「ロシアの航空機パニック映画か…」くらいの気持ちで観始めたんですが、開始数分で「俺、これ観た事ある!!」となりましあ。 3,4年くらい前にテレ東で放送してたのを適当に流し視聴してたようなんですよね。  意外とストーリーはしっかり覚えていて、観ている途中、展開がとにかく読めてしまい困ってしまいます笑 流し見なのにこれだけ覚えていたという事はそれなりに面白かったって事なのかなと思ったりして。  イベント過剰でやりすぎのシーンも多く、ツッコミどころも多い映画なんですが、でも娯楽映画としてはそれなりに楽しめる映画です。
[インターネット(字幕)] 6点(2022-07-17 22:06:18)
10.  電人ザボーガー
監督の名前で大幅に期待値が下がるのが功を奏してか、これが案外悪くない。  そもそもオリジナルはピープロ製作・オリジナルの時点でイロモノ感が抜けないわけで、映画の方向性としてはいいんじゃないでしょうか? 馬鹿な事ばっかやってるなぁ…という本編終了後のエンドクレジット、本編に対応するオリジナル映像が流れるわけですが…「あれ、意外と再現性高かった??」 そこも衝撃です、えぇ。
[インターネット(邦画)] 6点(2022-07-05 17:17:12)
11.  PROSPECT プロスペクト
いまどき珍しい古典的な巨大宇宙ステーションみたいなのが冒頭に出てきて、そういえば俺、こういう映像の映画を最近観てないな…と思いました。 まぁその後の着陸船内部セットのチープさで今のCGの偉大さを逆に実感できたわけですが笑 物理的なセットは予算がモロに出ちゃいますよね。  そしてこの映画を語る上で登場するちょうどいい美少女ヒロイン。 まさに「ちょうどいい」 このヒロインこそがこの映画の頂点、そして存在価値です。  で、あとは…もう褒めるところはありません。 なんなの、この話?脚本もっとちゃんとしようぜ!  まぁ褒めるところがあるだけ凡百の映画よりマシだと言えるかもしれませんが…
[インターネット(字幕)] 5点(2022-07-05 11:46:59)
12.  ザ・ミスト 《ネタバレ》 
フランス映画の悪いところが出てるというんでしょうか、あまりにも話が地味すぎませんか?  しかも途中でオチが読めちゃうのもつらいところで、話が地味な上にオチまで読めたらもうどうしたらいいの? 絶対あの子らこの世界で生きていけると思ってたよ! まぁちょっと息を止めるだけで生きていける程度の謎のガスですから、その辺の設定とかほんと雰囲気だけで決めてますよね。 浅いんじゃい!  何より「ミスト」と言ってるくせに映像的にダストにしか見えないのが許せません。 ミストってもっと白いでしょ。茶色ってどうなのよ?ダストじゃん。 原題はフランス語なのでわかんねーなと思って翻訳したら「霧の中で」でした。 じゃぁもう原題がダメじゃん…  てか、奥さん役はオルガキュリレンコだったんですね。 いろんな映画でちょいちょい見かける女優さんなんですが、顔を全く覚えられず、毎回「あ、オルガキュリレンコだったんだ」と後で気づくわけですが、この映画もそうでした。 いやぁ顔覚えられない人っていますよね…
[インターネット(字幕)] 5点(2022-06-30 11:55:52)
13.  赤ずきん
こういう「真面目に作ってるんだろうけど、ただつまらない」映画ほど困るものはありません。  確信犯的なB級映画とか、悪ふざけが透けて見える映画とか、何かを狙ってるんだけどそれが失敗してる映画とか、作家の主義主張が透けて見える映画とか、そういうのはそれなりに評価のしようがあります。  しかし本映画のように「多分真摯に娯楽映画を撮ってるんだろうけど、それがただつまらない」映画ってどうしていいかわからないんですよね。 なんかあまり悪くも言えないし…でもつまんないし。  そういう意味で非常に評価がしづらい映画なんですが、でもつまらない事実だけは覆しようがなく点数は低くしかなりません。  これでセクシー要素でもあれば個人的に加点してもいいんですが、セクシーに限らずほんとに何の加点要素もなくてですね…困った困った
[インターネット(字幕)] 4点(2022-06-26 19:47:31)(良:1票)
14.  トイ・ストーリー4
トイストーリーシリーズは、個人的にはあまり刺さらないシリーズで、PIXERのアニメの中では「中の中」くらいの出来のシリーズという評価です。 当然、シリーズに思い入れもないので、一部で話題になった「4はトラウマ」みたいな話は(理由はネットで読みましたが)理解できません。 個人的には3も4も(1も2も)面白さとしてはだいたい同じくらいでざっくり7点前後の作品群です。  またウッディが仲間の元に戻っても「いつまで同じ事やってるの?」という話にしかならないし、製作サイドがここらで路線変更するのはまぁ当然かな…と個人的には思いました。 大人になると子供の頃と言ってる事が変わるのは良くある話だし。  以前「結婚するまで処女でいる」と宣言していた純愛指向の知人女性がいたのですが、彼氏にいろいろ教えられてからは人前でエロのよさを熱く語る人に変わり果ててました。主義主張なんてそんなもんですよ。
[地上波(吹替)] 7点(2022-06-26 19:00:59)(良:1票)
15.  GANTZ:O
マネキン…  まぁ原作自体、体温を感じないマネキンみたいなキャラばかり出てくるので、そういう意味では違和感はあまりありませんが。  ガンツの映像化物の中では一番ガンツ感があるような気がするんですが…これ原作フアン以外は面白くないですよね、絶対。  それにしても日本のCGアニメはどうしてこんなに微妙でクオリティが低いのか…やっぱバジェット不足なんでしょうね。
[インターネット(邦画)] 5点(2022-06-23 17:55:00)
16.  フロッグ 《ネタバレ》 
前半が「表ストーリー編」で後半が「謎解明編」にきっちりわかれている、まるでアドベンチャーゲームのような映画です。 突然POVが始まった時は「何事?」と思ったんですが、まさか映画中で章が切り変わって謎解明編に突入していたとは…そんな映画観た事ないですよ。すごいね。  伏線を回収しながらパズルを解いていくような話が好きな人には大好物でしょう。 逆に細かい事を考えるのが苦手な人には本当に向いていない映画だと思います。 この手の映画は真剣に観るとどうしてもアラが見えてきてがっかりする事が多いのですが、少なくともこの映画は鑑賞中に気になるアラはなく、あぁ多分そういう事なんだろうな…というオチまできれいに持って行ってくれました。 ストーリーに多少のやりすぎ感出来すぎ感があるのは、この手のパズル的ストーリーにはしょうがない事なのでそこは許します。  それにしても主要登場人物…不倫するお母さん、実は凶悪犯罪人であるお父さん、勝手に人の家に忍び込んで暮らすお嬢さん、そのお嬢さんについて奇行を繰り返す兄ちゃん(実は奇行に意味はあったんですが)…と出てくる人間が犯罪者ばかりの中、お母さんの不倫というその中で一番どうでもいい事に怒り狂ってた心の狭い息子は、あれお父さんの事実を知ったらどうなるんでしょうか?多分死んじゃいますよね。 不倫くらいの小さなことは普段から許してやれよ、という製作サイドからのメッセージなのかもしれません…いや違うか笑  こういう映画を観ると「こんな気の利いた脚本を自分も書いてみたい!」とあれこれ考えるんですが、そこで毎度自分の才能のなさを痛感します。いやほんと無理。鑑賞して楽しむだけにしておきます。
[インターネット(字幕)] 8点(2022-06-21 20:24:24)(良:1票)
17.  プラットフォーム 《ネタバレ》 
私たちの世界は、健康被害がでるほど飽食している人達がいる一方、全く食べ物がなく飢餓で死んでいく人達がいます。 うまく分配できれば世界中で飢えて死ぬ人なんかいないはずなのに…そしてそんな世界はいまだに暴力で満ちています。理想論を語る人もいるんですけどね、と。  うん、それはわかるんですけどね。  単純に気持ち悪いし面白くもない映画です。 内容についてマジメに考察している方もいるようですが、この映画、メッセージ性重視でストーリー上の矛盾は全く気にしてないようなので深く考るだけ無駄だと思います。  ラスト 子供は未来への希望。 そりゃそうでしょうね、うん。 それで?
[インターネット(字幕)] 4点(2022-06-19 14:41:13)(良:2票)
18.  バッド・ディシジョン 終わりなき悪夢のはじまり 《ネタバレ》 
チンピラっぽい青年が犯罪に巻き込まれた人のために奮闘する…という意味ではたとえば「セルラー」あたりと構図は近いのですが、しかしあちらは「チンピラぽい」だけの普通の人。比べて本映画の主人公はまさに「クズ野郎のリアル犯罪者」という点で大きく異なります。 てかコソ泥だのなんだのの犯罪を繰り返す小悪党が、なぜあの女に対してだけ真剣になんとかしようとするのか全く理解に苦しむ上に説得力がありません。 しかもこいつ、チンピラらしくほんとに無能です。 一方のサイコパスの方は、この手の映画にありがちな全能っぷりを発揮して主人公を追い詰めるのですが、いやもうその手の展開は本当に見飽きましたから!としか言いようがありません。  この映画ならではの特別な押し要素が何もない上に、主人公はガチのチンピラ。 そんな映画のいったいどこをどう評価すればいいのでしょうか。  唯一「馬を調教する代わりに人を調教してる」のところだけは「ウマ娘」を思わせてちょっとクスっとしましたが。  面白くはないですが大きな破綻もないのでこの手の映画を見慣れてない人がたまたま観れば意外と面白く観られるかもしれません。
[インターネット(吹替)] 5点(2022-06-14 18:01:47)
19.  カット/オフ 《ネタバレ》 
あちこちで「拾い物のサイコホラー」みたいな評価がされてるようなので観てみました。  このジャンルの映画は本当に沢山製作されていますから、新しく作るとなるとどんどん凝った内容にいかざるを得ないのはわかるんですが…さすがにこれはちょっとやり過ぎ凝り過ぎでしょう。  たとえばリンダの冒頭のシーンは導入部として観客をミスリードさせ、かつリンダという人物の状況説明になっていて、製作サイドとしては「うまく作った」つもりなんでしょうが、ぶっちゃけいらないと思うわけですよ。いきなり解剖室からはじめた方が客の引き込みとしては絶対いいと思うんですよね。 リンダについては「ジョギング中にたまたま通りすがっただけ」みたいな感じで作劇上も全然問題ないはずで、ここに「元カレからのストーカー行為で逃げてる」みたいな設定をいれちゃうから「盛りすぎ」になっちゃうわけです。実際この元カレ、話に全くからみませんし。  全編がそんな感じの「意味のない凝り方」に満ちているので、映画の半分もいくと食傷気味でイヤになってきます。 とにかく「凝りすぎ」「やり過ぎ」。そのせいで当然ツッコミどころも多くなるし、その際たるものが「いくら電話で言われてもリンダが解剖なんかしないでしょ」という点。 さらに「スマホで写真撮って送れるでしょ。つか写真撮れるスマホもってないのは作劇上のご都合主義かよ」とか、とにかく「そこがないと映画が成立しない」ような点が軒並みご都合主義的で強引に「そういうもの」ですまされちゃうんですよね。 それはダメだ。  今やこのジャンル「普通の(猟奇犯罪的に普通の)」ストーリーじゃもたない…というのもわかるんですが、だからと言って非現実的なレベルでやりすぎこりすぎにされても観てて冷めてしまいます。  あと普通だったら黒幕的立ち位置でずっと映画に出てるインゴルフ、この手の映画を見慣れてる人なら「黒幕は絶対こいつだよね」と思うキャラで、実際私もずっと「こいつが黒幕」だと思いながら見てました。 で普通の映画なら最後に「俺が黒幕だ」となるわけですが…この映画ではラスト前にあやしいカメラワークでインゴルフの後ろ姿を追うシーンを長々と見せるだけで終わらせてしまいます。 ここ怪しい効果音(BGM)もついてますから、確実に「こいつ黒幕」「これから何かあるぞ」を意味してるシーンなんですが… 結局、詳細は何もわからないまま観客は放り出されてしまうため「えええ」って思いが抜けません。これがこの映画一番の「無意味な凝り過ぎ」の典型かもしれませんね。
[インターネット(字幕)] 6点(2022-05-08 15:28:26)
20.  ホテル・ムンバイ 《ネタバレ》 
大袈裟な演出がなく淡々と状況が描かれているせいか同種の映画と比べて頭1つ抜けた緊張感がすごいです。 BGMもない静かなホテルの中に死体がゴロゴロ転がっている風景の緊迫感がすごいんですよね。  最後が記録映像で〆られるのも実話ベースならでは。  犯人たちの最後のシーン、ちょっと「明日に向かって撃て」のラストのようでした。意図されたものではなく私が勝手にそう感じただけなんでしょうけど。  人質のメイン層の好感度がいちいち低いところが観客にとっては救いなわけですが、これホラー映画で殺される若者がだいたい好感度が低いのとある意味一緒の手法ですよね。 映画とはいえ、いい人が無為に殺されていくのを見るのはきついだろうからなぁ… インドにきて「牛肉食わせろ」と空気を読まずに言うとか、下品に商売女を呼びつけるとか…そういうのは全部フラグだったというわけです。
[インターネット(字幕)] 8点(2022-05-05 03:39:48)
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