1. 火口のふたり
《ネタバレ》 原作未読なので富士山云々での落としどころが若干残念も、演出も役者が素晴らしく、個人的にはキネ旬1位に意義は無い。 [インターネット(邦画)] 8点(2021-05-21 14:03:56) |
2. あずみ
ほとんど漫画に縁が無い自分が、かなり前にたまたま読み、はまった原作。良し悪し別で人物がかぶらない。 [DVD(邦画)] 4点(2021-05-21 13:48:37) |
3. 運び屋
《ネタバレ》 強い警告を受けながらも妻のためそれを無視する。他の映画はそこが一番緊迫し見せ場であると思う。軍隊上がりの90の老人は、死への恐怖はあまりに希薄、映画としては平板すぎてどうなのだろう。ジェットコースター的勧善懲悪話に慣れすぎると厳しいかな。 [インターネット(字幕)] 6点(2020-10-08 11:21:25) |
4. なぜ君は総理大臣になれないのか
腹芸、裏技、寝技、一筋縄ではいかないことが容易に想像できる政界に、こんな議員がいたとは素直に驚く。露出が少ないとはいえ国会での際立つ存在感は発揮されていたように思う。しかし「本当にこんな男がいたとは」がほとんど人が描く感想ではないか。映像は「この人は良い人ですよ」みたいな単純なものではなく、あくまで「なぜ君は総理大臣になれないのか」、それを観る側に淡々と意識させながら、ときに追い込んでいく。ひととおり環境と人物像を認識したところで、終盤にある慶応大・井出教授の応援演説が白眉(こんな素晴らしい応援演説は聴いたことがない)で、「なぜ君は総理大臣になれないのか」をさらにもう一段突きつけられる。庶民派を気取るあざといだけの政治家は多いが、家族も住まいも見事なまで等身大に写る。安易な広報的なものになっていないのは監督の腕なのだろう。鑑賞後、良い意味で味わったことの無い虚しさがあった。 [映画館(邦画)] 8点(2020-10-04 12:21:14)(良:2票) |
5. 黒い司法 0%からの奇跡
《ネタバレ》 1930年代の人種差別という理不尽を描いた「アラバマ物語」、その映画が製作された頃の話である「グリーンブック」。 そんな理不尽な話がつい最近まで(今もまだ)存在している現実を認識すべきものなのだろう。先の秀作二作と共に勧めたい映画。 [映画館(字幕)] 8点(2020-04-16 16:49:16) |
6. THE GUILTY ギルティ(2018)
予備知識もなく期待することもなく観た作品が当たったときは、すでに有名になった作品が評判にたがわず面白かったときなんかよりもお得感が数段大きい。 [映画館(字幕)] 8点(2019-11-16 15:20:49) |
7. グリーンブック
1962年の出来事。その年に「アラバマ物語」が制作された。自分の中ではセットで記憶されるだろう。 [映画館(字幕)] 8点(2019-03-29 17:09:51) |
8. ジャック・リーチャー NEVER GO BACK
ジャックリーチャーシリーズ第2弾。前作があることを今ここで知ったわけで、前を観ていれば、もっとわくわくできたのか、質が落ちたと感じたのか、とりあえずどちらでもたいした関係ないかと思う程度の作品ということで。 [インターネット(字幕)] 5点(2017-09-17 12:34:23) |
9. 関ヶ原
「関ヶ原」大河ドラマの長さでも有り余るほどのエピソードを盛り込める「戦」です。なぜ三成は勝てなかったのか、もしくはなぜ家康は負けなかったのか、そのファクターがかなり薄い。この歴史をある程度知っている人の頭での捕捉に甘えすぎている気がしてなりませんでした。2時間に絞るのだから無理もでましょう。やはり物語の切り取り方は人それぞれ、自分としては残念でした。合戦の人の動かし方はさすがでしたが。 [映画館(邦画)] 4点(2017-09-06 13:05:15) |
10. ザ・ビートルズ~EIGHT DAYS A WEEK ‐ The Touring Years(2016)
”ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!”とこの映画はやってきた。ビートルズを知ったのはまさに解散直後、繰り返されるたいした根拠もない再結成話に一喜一憂した中学時代を思い出しつつ・・・、ありがとうロン・ハワード。やはり自分にとっては永遠に”四人はアイドル”とあらためて確認させられた。 [映画館(字幕)] 10点(2016-12-01 17:31:32) |
11. 風に立つライオン
ノンフィクションなら事実との整合性を保つために、踏み込めず「旨味」を出すのに苦労することはあると思う。でも、これはフィクションで。その割には淡泊な印象しか受けなかった。あざといくらいの押しつけが必要なときもあるということかな、フィクションだから。だからかな、残念なことに自分には「風に立つライオン」をイメージすることは出来なかった。 [DVD(邦画)] 5点(2016-03-21 01:46:58) |
12. もういちど(2014)
《ネタバレ》 登場人物が皆「善人」。これで話を作ると平板でつまらなくなってしまう。子供に観せる映画を意識しすぎたかな。それを補うかのように落語一席がラストにある。想定内ではあったけど唐突感が否めず消化不良気味。良心的な作品ではあります。 [DVD(邦画)] 5点(2016-01-04 11:19:47) |
13. カリフォルニア・ダウン
映画ですからベタで浅いながらも簡単な人間ドラマは添付します。とにかくCGを観てください。逆にいえばそんな潔さを感じた。 [DVD(字幕)] 6点(2016-01-02 04:28:38) |
14. ガマの油
出ているだけで作品の格を上げる役所広司、役者として比類無き位置を確立し、あらゆる作品に引っ張りだこ。それ故に監督として様々な経験を詰め込みすぎたのではないか。部分部分のリンク先が無くても成立してしまう件が多すぎるような気がした。その最たるものが「ガマの油」では残念と言うしかない。 [DVD(邦画)] 4点(2015-12-12 10:36:30) |
15. 見つめる女
《ネタバレ》 「見つめる女」が一瞬だけ「見つめる男」に代わる。そして「見つめる女」にすぐ戻る、そのあたりがいい。ただ、国を問わず女心は分からない。以上。 [DVD(字幕)] 6点(2015-12-07 00:05:46) |
16. 青い山脈(1949)
《ネタバレ》 ご多分にもれず63年リメークを先に観ていました。こちらは日本が迎えた20世紀最大の転換期からわずか4年での製作です。話は同じでもただの青春物にとどまらなかったでしょう。原作の石坂洋次郎の偉大さはともかくとして、今井正は大人気の新聞小説を人々が頭で描いていたものの具現化に成功させたのだと思います。救われた人がどんなにいたのだろうか想像してしまいます。 [DVD(邦画)] 9点(2015-12-03 19:29:51)(良:1票) |
17. 娘と私
「引退直前の原節子が出ていたな」という印象しか残らないかも。もともと私小説なんてそんなものだろうけど。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2015-12-03 19:14:31) |
18. サボタージュ(2014)
関係者一同、途中から皆失敗を分かっていたな。 [DVD(字幕)] 3点(2015-04-15 10:31:45) |
19. テルマエ・ロマエⅡ
《ネタバレ》 「指圧の心は母心」、素人のじいさん、白木みのる、そんなところでは笑えた。でも、それらはあくまでもオマケであるはず。話の本筋に引き込まれる面白みが無かったのは残念。 [DVD(邦画)] 5点(2015-03-20 19:22:01) |
20. LUCY ルーシー
ただただ雑にしか見えない。ベッソン、危うし。 [DVD(字幕)] 4点(2015-03-14 16:07:40) |