1. ムカデ人間
《ネタバレ》 最高でしたっ! ホステルの医療版って感じもしましたが、ムカデ人間を作るという発想が良かった! 博士の人間を人間だと思ってない感が突き抜けていて、その行動にはもう笑いがこみ上げて仕方なかった。 博士役を演じたディーター・ラーザーは、この人じゃなきゃダメ!ってぐらいハマり役。 そして、ムカデ人間の先頭役・日本人ヤクザを演じた北村さんの演技も良かった。 日本人と言うことで、ひいき目に見たところもありますが、あの異常な世界の中で、妙な人間臭さがあって好感が持てました。 9点を付けても良かったのですが、続編はさらにスゴイと聞いたので8点。 それにしても、変態映画とドイツ語って愛称が良いですよね! [DVD(字幕)] 8点(2013-04-07 14:07:42) |
2. ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士
《ネタバレ》 原作未読です。 1は猟奇ミステリー、2ではリスベットの激しい怒りと暴力炸裂、そして完結作となる3では何と法廷モノ!! ただでさえ地味な法廷モノ。 1、2作に比べると、やっぱり見劣りしちゃいます。 見所は法廷でのリスベットのパンクファッションですかね。 カッコ良すぎ!!! 一応は全てに決着が付いた作品ではありますが、ミカエルとの絡みが少ない上に、二人の関係が何となくフワ~~っとした描かれ方で終わったのが残念。 個人的に、リスベットが入院した病院のドクターが、リスベットに対して恋愛を匂わせていてドキドキして観ました。 原作者が急死されたとのことで、ちゃんとした完結を観る事ができないのが本当に残念。 R.I.P.... [DVD(字幕)] 6点(2012-03-28 23:20:36) |
3. ミレニアム2 火と戯れる女
《ネタバレ》 原作は未読。 シリーズ1作目でハマり、続けざまに2を鑑賞。 率直に言うと、1に比べ『あれ?』と肩透かしを食らった気分。 今回、ミカエルとリスベットは別行動を取っており、時折、PCを通じてリスベットから一方的にコンタクトがあるのみ。 ミカエルとリスベットの引っ付きすぎず、離れすぎず・・・の関係が面白かっただけに、今回の、この二人の関係は正直物足りなさを感じてしまう。 また前回の事件は猟奇的で毒が強すぎたせいか、今回の少女買春はあまりにも普通すぎて『ありゃ?』とガックリ。 欧米人の感覚からいくと目を覆いたくなるような犯罪なのだろうが、日本では珍しくないんですよね~、少女買春って。 また、ミカエルと距離を置こうとするリスベットの心情をしっかり描かれていないところとも消化不良。 全体的に中途半端なんだな~~。 銃で撃たれ埋められたはずのリスベットが、生き返るのも『???』。 家族の情が働いて、銃弾が急所を外れたのか。 それともリスベットの執念か。 その辺りも説明が無く、一気にリアル感が消えて『やっぱりヒロインは死なないのね!』と冷めた目で見てしまうことに。 ストーリー自体は悪くないので、とにかく残念!! [DVD(字幕)] 5点(2012-03-11 13:58:04) |
4. ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女
《ネタバレ》 原作、ハリウッド版は見ていません。 2時間を越える長作品だったが、尺の長さを感じさせず最後まで作品に引き込まれた。 唯一、気になったのは馴染みの無いスウェーデンの人名か。 次々と登場人物が出てくるのだが(名前だけの人物もいたが)、とにかく顔と名前が一致しない。 ・・・というか名前を覚えられない(聞き慣れない人名だったから)のが辛かった(>ω<) しかし、そんなことが吹っ飛んでしまうほどリスベットの存在が大きい。 黒メタルなファッションに身を包み、危険な瞳のリスベット。 一発でぶっ飛んだ。 彼女にハマれるかどうかで、この作品の好き嫌いが分かれるのではないだろうか?? デンジャラスなリスベットとは間逆の人物として主人公のミカエルがいる訳だが、リスベットが危険であればあるほど、主人公が光ってくる。 うまい! リスベットがいなければ、多分、地味な主人公で終わっていたことだろう。 作品自体は『セブン』のような聖書を引用した猟奇殺人を解き明かすミステリーなのだが、『セブン』に比べたら幾分地味なのは否めない。 だが、ミカエルとリスベットの関係が徐々に変化していく様子が丁寧に描かれており、単なるミステリーだけで終わっていないところが面白い。 また、個人的には北欧インテリアがとにかくオシャレで、それを観るのもまた楽しかった。 久々に面白い作品を観た! そう思えた作品でした。 [DVD(字幕)] 9点(2012-03-10 23:54:28)(良:2票) |
5. アメリカンパスタイム 俺たちの星条旗
《ネタバレ》 地味~~~だけど、良作。 主人公のアーロン・ヨー君が観たさだけだったんだけど、いやいや、なかなか楽しめました。 両親を演じる、中村雅俊さん、ジュディ・オングさんが素敵&爽やか。 辛いはずの収容所生活の中でも前向きに生きる移住日本人の強さを見事に演じてました。 アーロン君は・・・、うん、日本語のセリフを頑張ってましたよ。 ただ、終始、暗い顔で、あの笑顔が観れなくてガッカリ。 借りてまで観る作品ではないけど、良い作品ではある。 [地上波(字幕)] 5点(2011-12-24 22:21:46) |
6. 終わりで始まりの4日間
《ネタバレ》 深夜にTV放送でやっていたので、何となく観ました。 う~~ん。 何て言うか、地味な映画です。 そして、登場人物は皆、ヒトクセもフタクセもあるような人物ばかり。 感情移入できるような人物もいなくて、話も盛り上がりがなく、淡々と進んでいき・・・。 ・・・なのですが、気が付くと最後まで観てしまいました。 これこそが、この作品の魅力なのかもしれません。 深夜放送でカウチしながらボ~っと観るには良い作品だと思います。 でも、お金を出してまでは観たくないかも。 [地上波(字幕)] 4点(2011-11-09 18:54:11) |
7. 第9地区
《ネタバレ》 映画「ミスト」でも感じたことですが、この世で最も恐ろしいのはジェイソンでもプレデターでもなく、人間なんですよね。 この作品では、人間は武力と権力を持って、宇宙人を迫害しています。 主人公も当たり前のように宇宙人を迫害し、時には違法だとして、宇宙人の卵を処分しています。 笑いながら。 ところが、そんな主人公。 うっかり被った謎の液体のせいで、徐々に体が宇宙人へと変化を始めます。 そうです。 主人公は迫害する側から、迫害される側へなってしまいます。 地味なSF映画ですが、主人公の心情の変化が上手く描かれていて、最初は本当に嫌な奴だった主人公に、最後は「頑張れ!」とエールを送っている自分がいました。 ただ、本当に地味! SF映画として観るよりも、迫害される立場の人間の苦悩を描いた作品として観る方がいいかもしれません。 あえてハッピーエンドではない終わり方も良かったと思います。 ただ、もう1度は・・・観たくないなあ・・・。 観ていてツライです。 [DVD(字幕)] 7点(2011-09-26 22:12:49) |
8. アンチクライスト
《ネタバレ》 う、う~~ん。 難しい作品ですね。 結局、肝心な部分は明かされないまま作品は終わります。 妻(シャルロット)の心の闇、エデン、そして夫(ウィレム)。 すっきりしないわ~~。 もう少しヒントがあれば、観てる側としてはあれこれ想像して楽しめるんですが、ほとんどノーヒント。 噂通りの激しいセックス描写でしたが、シャルロットの体つきが貧弱なせいか、あんまりエロさは感じませんでしたね。 むしろ、謎が明かされなかったことの方が引っかかって、あんまりセックス描写は印象に残ってません。 暴力描写も痛々しくはありましたが、観終わった今。 印象薄いですね。 宣伝でセックス、暴力描写を強調し過ぎなのかもしれません。 想像していたものより薄かったです。(私の感覚では) セックス描写目当てで観たので、もう1度、今度はしっかりストーリを観たいです。 個人的妄想・・・ そもそも、子供って本当に落ちて死んだのかしら。 実は妻が虐待して森で殺してたんじゃないの・・・? なんて思ったりしました。 [映画館(字幕)] 7点(2011-03-02 23:21:13)(良:1票) |
9. クライモリ(2003)
《ネタバレ》 いやー、どうしよう。 全然怖くない(笑) オープニングで殺人鬼の正体が明かされるという、言ってみたら早々にネタバレなこの作品。 「奇形」「近親相姦」「発達した筋力」「暴力性」など、ザワザワするようなキーワードが画面に流れるから、もの凄く期待してたのにっ・・・! 登場する3人の殺人鬼(マウンテンマン)の奇形ぶりが分かりづらい。 映画館みたいな大きいスクリーンだと良かったのかな? 我が家の小さいテレビでは、ただの小汚いオッサン達にしか見えないし、「発達した筋力」という設定が生かされていない。 せっかく3人もいるのに、それぞれの個性を表現し切れてないので、唯一見分けが付くのがモヤシロン毛のみ。 お目当てだったケヴィン・ゼガーズ君は、早い段階であっさり殺されちゃうし。 ・・・え? これ、続編が作られたんですか!? このことが一番のビックリです!!! [DVD(吹替)] 3点(2010-08-25 18:23:48) |
10. トワイライト~初恋~
《ネタバレ》 一言で言っちゃうと、ゴシックホラー+ラブロマンスってところかな? ヒロインがゴシック顔なんですよ!(注:褒め言葉です。正統派美少女なのです) 何だか日本の少女マンガにありそうな設定で、終始ニヤニヤしながら観てました(笑) 吸血鬼と人間の女の子のプラトニックな恋愛で、二人とも美形なので、本当にもう美しい・・・! 要所、要所のカットもそのまま少女マンガのワンシーンにありそうな構図で、私は『ときめきトゥナイト』という昔の少女マンガを思い出しちゃう始末。 CGやアクションシーンは、どうしようもなくダサかったけど、ロマンスものだからこんなものかと無理やり納得。 ティーンの頃、少女マンガにときめいていた人には絶対オススメです!! [DVD(字幕)] 6点(2010-08-25 17:58:05) |
11. 南極料理人
《ネタバレ》 派手さは無いけど見終わった後、ほんわかした気持ちになれる作品。南極という閉鎖した空間だからこそ、食べることが楽しみになるんだろうなあ。私も、西村さんが作った料理を食べたいわ~~。ラスト、帰国した西村さんが見るからに不味そうなハンバーガーを頬張って「うまい」。どんなに美味しい料理も、大事な人と食べる食事が最高なんですよね!この作品の全てを物語っているセリフだと思いました。さあ!私も大事な人の為に、美味しい料理を作るのだ~(>▽<) [DVD(邦画)] 10点(2010-08-18 16:54:59)(良:1票) |
12. トランスアメリカ
《ネタバレ》 地味だけど素晴らしい作品!主人公のブリーを演じているのは本当の女性だそうで。最後までずっと男性が演じていると思ってました。それぐらい自然な演技なのよね。お陰で違和感無く、この作品の世界に入り込めました。主人公の息子トビーを演じるケヴィン・ゼガーズ君の美少年ぶりも良かったわ~。性同一性障害というデリケートなテーマなので、苦手な方もいらっしゃるかもしれませんが、私の中では素晴らしい作品でした!作中でブリーのペニスと湖で泳ぐ少年達のペニスが映ってるんですが、全く嫌らしさを感じさせず、この作品のテーマを見事に表現してると感じました。(私が見たDVDでは両シーンともボカシ無しでした)誰かに教えたくなる作品と言うより、一人でこっそり楽しみたい、そんな作品です。 [DVD(字幕)] 9点(2010-06-03 21:10:19)(良:1票) |
13. 悪魔の棲む家(2005)
《ネタバレ》 オリジナルは未見です。意外にも幽霊が早々に登場します。日本のホラーと違って、いきなり姿を見せてくれるので早く正体を知りたいっていうせっかちさんにはピッタリかも!?ビックリ箱的な驚かせ方なので、見た瞬間は『ぎゃ!!』ってなるけど後に引かない恐ろしさ。父親が狂気に走る辺りはシャイニングっぽいけど、だったらシャイニング見た方がいいような・・・。少女の霊が家の何かに捕まえられていたり、ボート小屋の鍵が掛けても開いちゃったりとか、家の下見に来た時の天井のシミとか伏線を張ってるのにどれも伏線になってない(笑)投げっぱなしジャーマン。あれこれ考えて見るより、怖そうな絵づらを楽しめば良しってことかな??実話が元になってるそうですが、家の地下に拷問部屋って・・・、これは嘘だよね!?嘘だと言ってよバーニィー!! [DVD(字幕)] 6点(2010-05-26 21:45:22)(良:1票) |
14. ドーン・オブ・ザ・デッド
《ネタバレ》 ゾンビ中毒な私。何回見ても、この作品は飽きません!原作の方は子供の時にテレビで見たのですが、なぜかレストランのシーンだけが心のに残ってるという・・・(笑)さてさて。この作品ではゾンビが走る走る!疾走、疾走なのです!!生き残れる可能性がますます低くなった超サバイバルな世界。原作の方はレストランのシーン以外覚えてないので、ほとんどオリジナルとして楽しめました。音楽はカントリーで、この外し具合が私にはハマりました(^o^)見所はやはりゾンビの海を進む2台のバスでしょう!まさに海、荒波ですよこれは!!見ててゾクゾク、ワクワク。最後に残る絶望感もたまらなく大好きです。これが受け入れられない人にはツマラナイ作品になってしまうかもしれません。でも、私は大好きだーーー!! [DVD(字幕)] 10点(2010-05-26 21:35:20) |
15. 幸せのちから
《ネタバレ》 私の大好きなウィル・スミスが出ている作品。 期待して観たらウィルはダサい髪型にボチャい眼鏡。 いつもの素敵な笑顔を封印して、常に不幸を噛みしめているような不幸顔(笑)。 そして、これでもか、これでもかと襲ってくる不幸の連鎖。 最後の最後で、正社員になることが出来た主人公ですが、笑顔ではなく感激のあまり泣いちゃうんですよ。 観ている私も泣いちゃいましたが、やっぱりウィルの特大の笑顔が観たかったなあ・・・。 最後に、幸せな生活を送るシーンを描いてくれたら文句無しだったのに! [地上波(吹替)] 7点(2009-03-08 16:33:49) |
16. ミスト
《ネタバレ》 原作と違うラストが見所の一つだったそうですが、原作を未読の為、どう違うのか分かりませんでした。 ・・・が、とにかく後味が悪い作品です。 狂信的な宗教家女性を中心に集団で暴走していく人々の狂気は、未知のモンスターよりも恐ろしく、そしてムカムカと吐き気がする程ストレスを感じさせられました。 モンスターはCGが良く出来ているんですがCGの欠点でもある『重さを感じさせない』ところが致命的で、生身の人間の狂気に完全に負けてしまってます。 これだったらモンスター出なくても良かったんじゃない? そこまで印象付けさせた女性宗教家の演技力がスゴイんでしょうか。 もう1度見たいかと聞かれたら答えは『NO』です。 [DVD(字幕)] 6点(2009-03-08 16:23:34) |
17. 蝋人形の館
《ネタバレ》 海外ドラマ「Super Natural」に出演中のジャレッド君目当てで鑑賞。 B級臭さがプンプンする作品ですが、決して悪くはありません。 ホラーの王道を行く、いい意味でのB級! ストーリーがしっかりしているのでホラー映画にありがちなチグハグな設定もなく、悪人にはこれでもかと止めを刺してくれます。 パリス・ヒルトンの使い方が、とにかく最高! いい死にっぷりを見せてくれます。 このシーンを見るだけでも十分楽しめると思います。 [DVD(字幕)] 7点(2009-01-31 20:51:58) |
18. プラネット・テラー in グラインドハウス
《ネタバレ》 お金を掛けた豪華なB級映画!! もちろんホメ言葉です。 エロあり、グロありで最高でした! チェリー(ローズ・マッゴーワン)は何て言うか口元が妙にヤラしくて、そんなチェリーが片足のフリークス、しかも棒になった姿はエロ度MAX!! その上、物語の後半では棒の代わりにマシンガン。(この姿は映画の予告でも良く流れていたのでご存知の方も多いはず。) そんなエロで盛り上げる一方、血が混ざったバーベキューソースを食べて「うまい!」って言ったり、ウィルスに感染した人々のグチャ~~ってした感じとかグロ全開なのもいい。 前編、悪ふざけ的なノリなのだが観ていて心地良く、あっという間に終わったという感じだった。 「エイリアン2」のマイケル・ビーン目当てで観たんですが、トシを取った彼はまだまだカッコ良かったです。 ただ今回も途中で死んじゃいます。 いつも死んでしまう男、それがマイケル・ビーンなのさ! [DVD(字幕)] 9点(2008-09-05 17:41:22) |
19. キャプティビティ
《ネタバレ》 ドラマ「24」に出ているエリシャ・カスバートが主演ということで観ました。 監禁された女性(エリシャ)が目覚めるシーンから始まるのですが、何て言うか「SAW」に似てるなあ、と・・・(^^;) 主人公と同じように男性が監禁されているのですが、男性が出てきた瞬間「もしや」と思ったんですが「やっぱり」でした。 裏が読めてしまって「そうだったのか!」という新鮮さを感じられなかったのが残念。 各キャラクターの書き込みが不十分で主人公の「暗闇が怖い」という部分や犯人とその弟のゲイ・カップルっぽい部分など、もう少し書き込めばより楽しめたんじゃないかと思いますが。 何て言うか、惜しい! もうちょっと!! 主人公のエリーシャが「24」の時よりもキレイだったので、5点付けちゃいます。 [DVD(字幕)] 5点(2008-06-18 00:43:33) |
20. ホワイト・ライズ
《ネタバレ》 過去と現在が入り乱れ、のんびり見ていると時間軸が分からなくなってしまいす。 偽リサが自分の恋を守る為についたウソで、すれ違ってしまう二人が切ない。 ただ、この主人公。 偽リサとも簡単に一夜を過ごすし、最後は婚約者をあっさり捨てるし、素直に好感を持てない男です。 もっと主人公の一途さを描いてくれたら良かったかも。 主人公が一目ぼれしてしまうリサも、観客を納得させるほど魅力が無いのも・・・。 他の方の投稿を見て知ったのですが、これリメーク版なんですね。 オリジナルが気になります。 [DVD(字幕)] 7点(2008-05-23 00:55:18) |