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亜酒藍さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 271
性別 男性
年齢 83歳
自己紹介 定年後、以前にまして映画を観るようになりました。シニア料金制度万歳です。やや人とは異なったと自覚する死生感を持っているので、少々変わったコメントをアップするかも知れません。
宜しくお願いいたします。

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【製作年 : 1980年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.   《ネタバレ》 
PCのモニターを1920x1080の23インチ・グレア液晶に買い換えた最初に、「乱」を観てみようと考えたのは、あの八幡原の決戦開始前のショットの美しさが、どのように再現されるのかを確認したかった為でした。しかし、始めのショットから、画面の美しさに驚嘆してしまいました。黒澤監督の最初のカラー作品である「影武者」は、画面は綺麗ではあったのですが、まだカラー映画に慣れきっていない不確か性みたいなものを感じていました。「乱」では、それらが全て浄化され、純粋に美しいとしか表現し得ない美しさでした。どのショットをみても練り込まれ洗練された日本の美を感じました。これでは世界の人々が賞賛するのは当然であると感じたのは、やや遅きに逸したと悔やまれました。唯々、圧倒されてしまい、他の映画をみるファイトもかなり失せてしまった今日この頃です。 
[DVD(邦画)] 10点(2013-06-28 18:02:55)
2.  シーウルフ(1980) 《ネタバレ》 
実話に基づいた英国退役軍人によるドイツスパイ船爆破作戦を描いた映画でした。結構えぐい殺しの場面もさらりと描かれていて、3大名優を使った意味は、お洒落さを強調するためだったような気がしました。インドのロケと英国式退役軍人の暇つぶし方法などが垣間見れて、それはそれで興味がありました。
[DVD(字幕)] 3点(2008-05-24 23:48:20)
3.  ハイランダー/悪魔の戦士 《ネタバレ》 
初めて観たときには、悪役クルガンの圧倒的な強さ、不気味さ、コスチュームのおどろおどろしさにビックリしましたが、何回観直してもその印象は薄れません。私のなかではクルガンの方が主人公(?)でした。時空を超えてライバルが戦い続ける、という設定は大好きです。ハイランダーの妻ヘザーも儚げでかつ純粋で美しかったですが、ドイツ女性のレイチエルも耐え抜くタイプの女性で惹かれました。それにしても日本刀の「正宗」がかなりの比重を占めた小道具として出てきて、日本文化を知らしめるのに少し役立ったかも?
[DVD(字幕)] 7点(2008-05-07 22:58:14)
4.  ザ・パッケージ / 暴かれた陰謀 《ネタバレ》 
89年製作のポリティカル・サスペンス物でした。結構スケールも大きく、あまり華やかな配役ではありませんでしたが、渋い上手い俳優さんを使っていました。特にシカゴ警察の唯一の味方「マイラン」は、ある意味では理想の友人とも感じられる程素敵な人柄で、何回観ても大好きになります。大統領の車列の方向から観ると、シカゴ美術館からシカゴ・ヒルトンまでの方向は、着陸した空港がオヘア空港ではないことなども分かり、シカゴに居住していた私にとっては非常に懐かしいショットでした。ループも、シアーズタワーも出てきて楽しかったです。
[DVD(字幕)] 7点(2008-05-06 00:16:05)
5.  評決 《ネタバレ》 
何回観ても、最後のあの法廷の場面は緊張します。ケイトリンが医療記録を改竄するよに命じられ、そのコピーを取っておいた、という行為は現実の医療裁判でもありそうな気がします。実際、難しいお産が5つも重なれば、ついつい注意が散漫になり医療事故は起こる可能性は高くなるとは思いますが、やはり許されることではありません。しかし、医療裁判にまで陪審員(裁判員)制度が本邦でも持ち込まれるとしたら、それはそれで結構危うい感じもしました。名優達が、本当に熱演で、いつも引き込まれます。
[DVD(字幕)] 9点(2008-03-26 00:04:08)
6.  魔界転生(1981) 《ネタバレ》 
ううう!何という奇想天外な!それでいてどこか納得の行く話に、ただただ呆然でした。しかし、十兵衛が立ち会う剣豪達との殺陣は凄まじく、現代の時代劇ではめったにお目にかかれないような激烈な印象でした。武蔵との立会いのあの海岸線でのショットは素晴らしく、是非ともこれからの映画でも使ってもらいたいロケ地でした。 
[DVD(邦画)] 8点(2008-03-24 18:01:46)
7.  ハメット 《ネタバレ》 
音楽、特にオープニングとエンドロールのクラリネットとピアノの音楽は、それこそ米国のハードボイルドそのものの雰囲気でした。バーボンが良く合いそうな映像でしたが、やや人物関係がはっきりしないところもあり、点数が低くなりました。もう少しクールな感じが強調されても良かったかな、と思いました
[DVD(字幕)] 4点(2008-03-17 23:38:12)
8.  人類創世 《ネタバレ》 
まあ、何回観てもあっけにとられる映画です。まず、紀元前8万年前の厳しく荒々しい自然を再現したと言ってもおかしくないロケ地を良くぞ探したものだと思いました。現代人に理解できる明らかな台詞は一切無いのに、登場してくる人類が何を考え、何を言いたいのかが分かってしまうという凄い映画です。本当に我々の祖先が生きてきたような世界を見事に描いているとしか言いようがありません。部族によって文化の程度が著しく異なる事も分かりやすく描かれていました。「発火法、身体の化粧法、投げ矢、合体姿勢、笑い、異部族からの求精(近親婚による重度奇形の防止?)」など文化を持った部族の特徴が良くとらえられていました。その文化的な部族民が発火する処を見て感激してしまうところでは、こちらまで感動してしまいました。同種の映画は前にも後にもなく、貴重な映画だと思います。 
[DVD(字幕なし「原語」)] 7点(2008-02-20 21:59:16)
9.  ダイ・ハード 《ネタバレ》 
シリーズの3&4のコットウムケイさに比べたら、はらはら感は数倍で、やはり面白かったです。最後まで生き残った殺し屋に存在感を感じました。その殺し屋を射殺するパウエル巡査とは、やはり戦友としての感情が湧いていたことは良く理解できました。ボスが「ガラスを撃て」と云った意味が、裸足であることを見抜いたためであった事がやっと理解できました。昔、観たときにはすぐ理解できなかったような記憶があります。クリスマス・イブなのに第九の変奏曲をバックに流していたのは、日本人が年末に第九を聞くという習慣に対する皮肉(?)にとれましたが、金庫の最後のロックが解けて扉が開いたところなどには、上手に音楽が合わされていたと感じました。
[DVD(字幕)] 7点(2008-02-16 02:14:25)
10.  刑事グラハム/凍りついた欲望 《ネタバレ》 
ホプキンス物と比べてしまうのはしょうがないとは思いつつも、比べてしまえば単なる刑事物で、犯人も唯の変質者と成り下がっていました。アンソニー・マン監督の作った映画とは思いたくもありません。
[DVD(字幕)] 3点(2008-02-09 22:08:59)
11.  駅 STATION 《ネタバレ》 
健さんと厳寒の北海道とが相俟って素晴らしい映画になっていました。▼女優さん達も素晴らしかったです。石田あゆみはあの難しい泣き笑いの敬礼だけで賞をあげたいくらいでした。肉体派と思っていた烏丸せつこが、兄の逮捕直前に見せた涙は本物と感じさせました。倍償千恵子のあの居酒屋での最初の出会い時のやりとりは、本当にあんな店があったら毎日でも通いたいと思わせるほどでした。あんなに笑顔が素敵だったとは思いませんでした。▼本当は10点満点を挙げたかったのですが、男と女の関係になった翌朝に女が「私、大きな声を出したでしょう?」・・・という会話の最後に健さんが「樺太まで聞こえると思ったぜ!」というセリフをはいた途端、今までのシリアスな雰囲気は一気にぶち壊され、健さんにあんなセリフを言わせるべきではないと思い、2点減点となりました。まったく何かんがえてるんだか!プンプン!
[DVD(邦画)] 8点(2008-01-13 20:06:55)
12.  エイリアン2/完全版 《ネタバレ》 
最近の類似品とは異なった、SFホラーの最高傑作の一つと思います。同監督のターミネーターと同じく、息もつかせぬ追い込み恐怖は、最後には快感さえ覚えそうになりました(?)。アクション物としてみても、その武器のすごさから、筋の設定からもう言うことはありません。これら古典にもう少し学んで貰いたいものです。
[DVD(字幕)] 9点(2008-01-05 02:34:58)
13.  ウィロー 《ネタバレ》 
お気に入りファンタジーの一つです。あれだけ表情豊かな赤ちゃんが出てくる映画も少なく、あの表情には心が癒されました。それにしてもヴァル・キルマーの女装は気持ちわるかったです。ロケの風景の美しさも印象的でした。
[DVD(字幕)] 8点(2007-12-31 20:14:08)
14.  デューン/砂の惑星(1984) 《ネタバレ》 
最近、発売になったTV版のDUNEシリーズとは異なり、1984年の本邦封切り時に、福岡での学会をサボって観て以来お気に入り映画の一つです。あまり皆様の評価は良くないですが、自分の気に入ったところを整理してみたいと思います。▼最初の衝撃は、シャッダム4世の陰険な陰謀をあからさまに語った化け物化してしまったギルド・ナビゲーターのべとべとしたおぞましい姿でした。こんな「いも虫」みたいな生き物をよく思いついたものと妙な期待を抱いてしまいました。このように想像すら出来なかった物を映像化したところがお気に入りの大きな部分です。その後、ポールがその人間性を確かめるために手を入れさせられた魔法の箱、戦闘訓練用のトレーニング・ロボット、シールド、人まで操れるボイス、声を使った武器、砂漠で生きるために必須の体内水分を循環させるスティール・スーツ、浮かぶデブのサスペンサー、ホモ対象の稚児につけた心臓弁、虫を潰して体液を吸う容器、意思をもった(?)注射器などなど枚挙の暇もないほどです。でも極めつけはあの途轍もなく巨大なサンド・ウォームでした。▼宇宙ものSFの筈なのですが、内容はまったく中世の宮廷で行われた権謀術数入り乱れる陰謀と裏切りと復讐の物語でした。あのサンド・ウォームから絞り出した「命の水」を飲んで生き残れれば未来が見えるようになれる、しかし、その先には女性の入り込めない世界がある、という宗教的なテイストもタップリでした。結局は救世主(モアディブ)が生まれ、砂漠の星に水をもたらすという結果 になるわけですが、始めは話が飛び飛びであることと、観た事もないような暗黒世界の映像に引き込まれ、殆ど理解不能なうちに終わってしまいました。その後、繰り返してみているうちに、結構カタルシスを感じさせられる事が多く、その為お気に入りの映画の1つになっているのだということを十分に判らせられました。これからも多分、自分の気持ちが萎えてしまい、どん底に陥ってしまった時に自分を奮い立たせられる映画だと思っています。 
[DVD(字幕)] 9点(2007-11-30 17:12:08)(良:3票)
15.  マルサの女2 《ネタバレ》 
Ⅱがあるのを知って初めて観ました。Ⅰのような笑いや爽快感がまったくなく、巨悪のみが生き残るといった非常に不愉快な終わり方でした。現実はそうでも、もう少しスッキリとした終わりであって欲しかったです。
[DVD(字幕)] 3点(2007-11-30 00:28:42)
16.  ランボー 《ネタバレ》 
1982年の劇場封切りで観て、今までに観たことも無いようなアクション映画で、ビックリした記憶があります。最近見直して、幾つか感じた事を纏めてみました。▼ランボーナイフを始めとして、M16A1,M72,M60といった銃器も出てきて、まるで戦争映画を観ているようでした。また、ランボーのサバイバルテクニックは、非常に納得のいくものでした。腕の傷を自分で縫合した場面では「ゴルゴ13」を思い出しました。▼ロケが行われたのは、カナダのブリティシュ・コロンビア州で、ネルソンという街でも行われたそうですが、本当に緑が美しく実際には映画の殺伐とした内容とは対照的にのんびりとした所であるとの情報ももらいました。破壊されつくす街はセットだったそうで、実際の街が破壊されたわけではなかったそうです。▼最後のランボーの独り言が、この映画での聞かせどころだったのでしょうが、やはり戦争実体験のない小生には、ピンときませんでした。
[DVD(字幕)] 7点(2007-10-21 18:05:48)
17.  コットンクラブ 《ネタバレ》 
唄と踊りに点数をあげました。ダッチ・シュルッの狂気が伝わってきました。彼がラッキー・ルチアーノとはライバル関係だったのが、最後に明らかにされていました。話があまりに飛び飛びで非常に疲れました。
[DVD(字幕)] 3点(2007-10-08 23:48:30)
18.  アンタッチャブル 《ネタバレ》 
シカゴには1976年から2年間住んでいたので、この映画には特に思い入れがあります。今までのギャング映画とは異なり、色彩もきれいで、一方、血の色も本物らしくて其れだけでもお気に入りの一作です。今回見直してみて、さらにショーン・コネリーの凄さには少しウルウルとなりました。▼コネリーが血だるまになってのた打ち回っていた時にバックで流れたのは、イタリアオペラの「道化師」の中のアリアでした。イタリアオペラの悲劇的でロマンティクなところが映画音楽として使用される事も多いのですが、さすが音楽は、エンリオ・モリコーネだと感じました。フランク・ニティ役の役者さんは、他の映画でも憎憎しげな殺し屋をやっていた記憶もあるくらい印象に残りました。▼アメリカの警察・司法の暗黒面を垣間見させられましたが、ケビン・コスナーは「アメリカの正義!」という感じでややぎごちなく演じていたのだと、良く解釈しました。 12名の陪審員を全員入れ替えなどという方法もあるということを知りました▼最後のほうで、マローンが大切にしていた「聖ユダ」のお守りを役人のネスが警官のストーンに譲るところは泣けました。この「聖ユダ」のお守りは「マイ・ボディガード」でも出てきていたのを思い出しました。▼衣装はアルマーニということで、皆、カッコウ良かったです。カフスみたいな小物にもこだわりが感じられました。
[DVD(字幕)] 9点(2007-10-03 18:44:20)
19.  利休 《ネタバレ》 
勅使河原宏監督の「利休」です。さすがに活花が違います。ワダエミさんによる衣装は日本の美しさを凝集したような素晴らしさと斬新さで、ハリウッドが認める世界の衣装芸術家だと思いました。山崎努の下卑た秀吉は「さすが!役者」と思わせる芸達者ぶりでした。三国連太郎の利休は、小生の利休像にかなり近いものと感じていました。この二人の白熱した演技は当然のことながら、家康(中村吉右衛門)と利休との二人のみの茶会での緊迫感は稀にみる名優同士の対決とも感じられました。ただ、分けの判らない雑魚どものちゃらちゃらしたシーンが幾つか挿入されていたために、緊張感が一気にダラケタものに成り下がり、マイナス点となりました。
[ビデオ(邦画)] 8点(2007-09-28 17:29:53)
20.  イヤー・オブ・ザ・ドラゴン 《ネタバレ》 
「マイ・ボディガード」でミッキー・ローク(悪徳弁護士役)の名前を見つけ、この映画を再見しました。85年当時は、凄いバイオレンス描写でビックリした記憶があります。▼それにしても「ジョン・ローン」の貴公子ぶりは惚れ惚れするくらいで、悪魔的な美しささえ感じます。▼イタリア・マフィアのボスが声帯摘除を受けていて、振動マイクを使用して話をしたのには、あっけにとられたことを思い出しました。最後のジョンの葬式にちらりと姿がみえたのは、何かのしゃれだったのかな?とも思いました。▼レストラン襲撃犯2人の屍体捜索の際にもぐったモヤシ工場(?)は、現在の中国の食品加工工場もかくやと思わせるくらい汚く、画面から汚物の悪臭がしてきそうで、非常に不快でしたが、納得した場面でもありました。
[DVD(字幕)] 7点(2007-09-12 23:38:41)
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