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サムサッカー・サムさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 211
性別 男性
年齢 34歳
自己紹介 日本は公開日が世界的に遅い傾向があるので、最近の大作系は海外で鑑賞しています。
福岡在住ですが、終業後に出国して海外(主に韓国)で映画を観て、翌日の朝イチで帰国して出社したりしています。ちょっとキツイけど。

Filmarksというアプリでも感想を投稿していますので、内容が被ることがあるかもしれません。ご了承ください。

これからも素晴らしい映画に沢山出会えたらいいなと思います。よろしくお願いします。

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1.  エスター 《ネタバレ》 
僕はロリコンではない。しかし映画を観ていると子役の女の子に「かわいいな~。」という感情を抱くことがある。特に最近のお気に入りはダコタの妹であるエル・ファニングである。いや、ダコタも好きなんだが個人的にはあどけなさの残るエルがお気に入りなのだ。そういえば「キックアス」のヒットガールの女の子もかわいかったなぁ。僕は決してロリコンではないが映画を観てそんなことを思ってしまうことがある。そういう時はこの映画のコトを(特にお父さん役のピーター・サースガード)思い出して、気を引き締めようと思う。
[映画館(字幕)] 7点(2011-06-29 01:04:20)
2.  ヤギと男と男と壁と 《ネタバレ》 
壮大なサーガの新たなる一編がいよいよ幕を開ける。最初のトリロジーでは老練なジェダイであり、新トリロジーでは、後にフォースの暗黒面に堕ちるアナキンを導き、ダースベイダーとの究極のライトセーバー戦を演じた偉大なジェダイナイト、オビ=ワン・ケノービの知られざるパダワン時代の物語がついに明かされる。修行中のオビ=ワンのマスターを務めるのはクワイ=ガンではなく、初登場のリン(J.クルーニー)でありその彼のマスターはビル(J.ブリッジス)だ。リンがパダワンに教える「連続コイン裏表当て」、「キラキラ眼力」を目の当たりにし、フォース対ヤギ、ジェダイ対壁という死闘の数々を心に刻もう。リンのマスター、ビルのジェダイたる姿は「トロン:レガシー」で補完できる。そしてあなたは新サーガの始まりを体験し、パダワンの成長を見守りたいという思いから、劇場でのチケット購入時やレンタル店での問い合わせ時に、本作のタイトルが思うように言えず、やり場の無い怒りと行き場のない悲しみを体感することになる。
[映画館(字幕)] 6点(2011-02-07 03:36:42)(笑:1票)
3.  ライラの冒険/黄金の羅針盤 《ネタバレ》 
これはまさか「ナルニア」、「エラゴン」での悪夢の再来か?まぁ「エラゴン」に比べればまだ観れたもんだが。ファンタジーというものはその作品ごとにキャラクター、種族などの異なった独特の世界を有し、それをいかに魅力的に描けるかは非常に重要な点だ。当然この作品にもダスト、ダイモン、教権など特殊な存在が数多く登場するがその描き方は半端で深みがない。上映時間の短さもあるが、パーティーを増やしていく過程、イオレクのエピソードをはじめとする仲間のキャラ付けはとってつけたような感じで面白みがない。ダニエル・クレイグ&エヴァ・グリーンの使い方には何故か悔しさを感じた。また、後半CGのクマさん達がハッピーフィートするシーンくらいまでは大丈夫だったが夢のチョコレート工場みたいな所から子供が脱出した後の合戦シーンで僕は完全にシラけてしまった。敵が強くない上に味方が魔女やらクマやらサム・エリオットやらと強すぎてもはや負ける見込みゼロ。しかもやっぱり圧勝。僕は完全にシラけきっていた。完璧にシラけた者だけに付着するダストの効果で僕はシラけの境地というパラレル・ワールドに迷い込んでしまい映画終了まで戻ってこれなかった。エンディングで流れるファンタジーの魅力の一つである壮大なスコアを聞きたかったのでもとの世界に戻ろうとしたが「ラ~イラ~・・・」という妙なエンディング・テーマで最大規模のシラけが発生したため、現実世界行きの便が全便欠航し僕はターミナルに閉じ込められ戻ってこれなかった。
[映画館(字幕)] 4点(2010-07-21 13:38:30)
4.  ジャンパー 《ネタバレ》 
ストーリーに関しては甘さを感じるが想像力に満ちたジャンプという能力、クールな世界観や映像は十分に楽しめた。ローマはダラダラだがそれ以外はテンポもよくジャンプのスピード感を損なわない。故に上映時間は短く、ジャンパーやパラディンの設定(中世から戦ってきたとか何故戦うのか等)、登場人物の行動(基本的に皆さんおバカ、彼らの感情もよくつかめない)、伏線(張り方もうまいとはいえないし、すぐに見当が付いてしまう)には疑問点もあるが許容範囲(っていうか想定範囲内)だろう。しかし人質にとられたミリーを救出にいくラストは少々物足りない。爆弾という緊迫要素を放棄しグリフィンという強力なジャンパー仲間がいるにもかかわらずチェチェンに置き去り、一人で対決し、そして勝つ。「特別だから。」という理由ではあっけなさすぎる。グリフィンの扱いも酷い。ジャンパーという身軽なイメージのキャラクターが重火器を装備しているという設定はクールと感じたのだが。個人的に思ったことだけど(ヘーデンが似ていただけに)アナソフィア・ロブが成長してレイチェル・ビルソンというのはちょっと似てないような気がした。それでもサミュエル・L・ジャクソンの持っていた武器の縄状の部分の色が紫色でなくて安心した。紫色だとコルサントへジャンプしたヘーデンから腕を切り落とされていただろう。
[映画館(字幕)] 6点(2010-07-21 13:37:58)(良:1票)
5.  ウォンテッド(2008) 《ネタバレ》 
グラフィック・ノベルが基のこの作品を「ナイト・ウォッチ」で独特の映像センスをみせつけたティムール・ベクマンベトフ監督が撮るのは納得。細かい視覚的演出のなされた舞台や暗殺者のヴィジョンに銃弾どうしの殴り合いなど彼独特の、想像力を掻き立てられるような画の構図は冒頭から際立っていてやはり面白いと感じた。しかし面白い映像で攻めて行きたいがために脚本は犠牲になってしまったようだ。画を見せるための無茶な展開が目立つ。どんでん返しもそこまで驚きは感じられず結局妙な方向に収束していってしまい明らかに練りこみ不足な荒い印象を受けた。娯楽作としては映像の奇抜さもあり、冴えないヤツの痛快アクションとして序盤は楽しめた。しかし終盤に向けての失速加減を見るともっともっと面白くできるとも思える作品なので、ティムール監督にはストーリーテラーとしても頑張ってもらいたい。
[映画館(字幕)] 5点(2010-07-21 13:37:23)(良:1票)
6.  バッド・ルーテナント 《ネタバレ》 
オリジナル未見で鑑賞。構成が独特で映像もアーティスティックな、かなりクセのある映画であり、客層が限られるかもしれないが、なかなかの出来映えだと感じた。話の本筋としては「殺人事件の解決」という目的が一応用意されているが、扱いは添え物程度で、悪徳警官のニューオーリンズでの日常を描くことに焦点をあてているようだ。警察ながら権力を振りかざして人を傷つけ、ドラッグに溺れ、賭博に興じ破産寸前。好き放題の末に問題を起こすも、悪銭で助かり事件も解決。恋人と一緒になり、昇進も果たしたが、心は決して安まらない。彼を見ていると、出来るだけ正しいことやりたいんだが、面倒ならば力を行使してしまう弱さ、権力によって他人にばれなかったり、許されるのならば悪いことでも平気で行動に移す弱さなど、色々な人としての弱さを感じ取れる。僕にも、人間的な弱さの部分で(ケイジほど激しくやってはいないが)非常に通ずる点があり、とても共感できたのが、本作を楽しめた要因だと思う。ニコラス・ケイジの名演と相まって、深い人間ドラマを堪能できた。また物事が良い方向に進むか、悪い方向に進むかは検討がつかず、脅した相手が大物だったり、八百長試合が失敗しても自然な結果で勝利したりと、人生は何が起きるか分からないモノだ。事件を解決し、ひと段落ついたこの男の顛末も非常に考えさせられるポイントだ。自分も、いやほとんどの人が思うように進まない、ままならない人生を送っているんだと思う。この映画を鑑賞したからといって、強くなれたり、答えが出るわけではないが、鑑賞する価値はあると思う。
[映画館(字幕)] 8点(2010-03-04 19:42:40)(良:1票)
7.  私の中のあなた 《ネタバレ》 
ニック・カサヴェテス監督が紡ぎだした本作は、よくある「誰かが死んじゃう映画」や「闘病映画」などの泣かせる映画ではない。前向きな人間ドラマだ。演技も素晴らしいが特に人物の描写が秀でている。子供を救おうと必死で前が見えなくなっている母、病気と闘いながらも家族のことを思う子供などがしっかりと描かれており、復帰した判事と持病の弁護士などの脇役も物語りに深みを与える存在になっている。邦題にもあるが、「私」と「あなた」とは誰を指してのことなのだろうか。母親は病気の姉の本心を知らずに、ドナーを作ってまで必死に姉に生きてもらおうとしていたが、果たしてそれが間違いなのだろうか。妹や長男など家族を傷つけたりもしたが、それは家族のためだし、そもそも自分の子供をやすやすと死なせられるだろうか。そこには完全回答などあるのだろうか。親の知らぬ間にいつの間にか成長して、大好きな姉の願いを聞き入れた子供達との対立を通して思いのすれ違いをうまく表現している。「私」と「あなた」が、例えば、「母親」と「姉」または「姉」と「妹」など誰であっても人と人の間には色々な思いがあるのではないか。この作品は非常に奥行きのある人物描写で、考え方や方法は違えど、答えを探す家族の姿を見事に捉えているのだと思う。だからこそこの作品の持つメッセージに触れられ、自然に感動して、また前向きな気持ちになれるのではないだろうか。
[試写会(字幕)] 8点(2009-10-09 00:39:06)(良:2票)
8.  トランスフォーマー/リベンジ 《ネタバレ》 
前作を超える圧倒的な映像とアクションを誇る素晴らしい一作。今年のサマーシーズンに公開される大作映画の中でも屈指の娯楽作品となることは間違いない。この映像を観てしまったら、他の大作などオモチャのようにしか見えない。そして、今回すごいのは映像だけではない。ストーリーも大変興奮する熱いモノになっている。もちろんこの映画は深い社会的メッセージやメタファーなどは一切皆無であり、インテリの映画ファンならいつものマイケル・べイ作品と揶揄するだろう。どちらかというと僕もそんな映画ファンだが、かつてトランスフォーマーの玩具で遊んでいたなら、男の子の心をくすぐる演出の数々に熱くなること間違いなしだ。ロボット同士の激戦、強大な悪に挑む正義、恋人や家族のドラマに、拳を握りしめ、汗をかいて、涙ちょちょぎれながら最後まで興奮の連続。勇気、友情、家族の絆、普遍的なテーマをしっかり描けば、ベタで単純でも熱くなってしまうものだ。前作の「トランスフォーマー」から少し感じていたが、今回「リベンジ」を鑑賞して、マイケル・ベイは実はすごい男であると思わされた。同時に彼が映画界髄一の駄目監督であるのも事実だ。彼に文学的な映画などは絶対に撮れないだろうし、誰も望まない。しかし、しみじみと深く心に残る感動をフィルムに焼き付ける監督もすごいが、ここまでの映像を見せ付けられると彼を尊敬せざるを得ない。ロボットは仕方ないにしても、実写に徹底的にこだわり、安易にCGを用いてない。俳優のパフォーマンスを最大限に引き出し、爆発の中も本当に走らせる。劇中幾度もなく見られる爆発の一つ一つに、ベイや役者、スタッフたちはどれ程の情熱と努力を注いだのだろうか。普通の大作の1ランク上の映像を造りだす男を、僕は「画だけ派手な気楽な娯楽映画監督」とはもう言えない。
[映画館(字幕)] 9点(2009-06-26 17:19:40)(良:4票)
9.  スウィーニー・トッド/フリート街の悪魔の理髪師 《ネタバレ》 
ミュージカル映画というよりティム・バートン映画の方が先行してる感じがした。そこが残念な点でもあるが、ティムの作り上げた独特なヴィジュアル世界は十分楽しめる。色調を抑えた暗い世界にスウィーニーの感情の爆発を代弁し、鮮やかな血が飛び散る飛び散る。舞台である暗いフリート街が、まだスウィーニーがベンだった頃とラベットの思い描いた幻想を際立たせている。この幻想のシーンは鮮やかで美しいしジョニーの演技もコミカルで楽しかった。若い恋人たちの歌声がとてもきれい。彼らには劣ると感じたがジョニーは元々歌手志望だったので歌はなかなか良かった。その中でも特に気に入ったのが「そこのあなた!ヒゲそりはいかが?」とカミソリを振りかざして街をさまよい歌うところだ。彼のにじみ出る狂気を垣間見ることができたし演出も巧い。また理髪店にさりげなくおいてある割れた鏡からベンが死にスウィーニーが来たことを、そして彼の心を表しているように感じた。家族の顔は忘れていたのに復讐すべき敵の顔をはっきり覚えているというのもうまくラストにつながったと思う。魅力的な曲も多く歌い手も豪華で十分にデップ、バートンの世界を堪能できた。
[映画館(字幕)] 6点(2009-05-29 16:23:35)
10.  ターミネーター4 《ネタバレ》 
非常に高い期待を持って鑑賞したが、スケール感は期待以上の出来。今までのマックG作品ともターミネーターシリーズからもかなり毛色が違うが、満足いく作品に仕上がっている。荒廃した世界の描写は限りなく乾いており、ヒロイックなアクションは極力抑えた激しくリアルな戦闘が繰り広げるあたり、本作の映像やアクション、演出からは非常にドライな印象を受ける。「いい人のように見えるマーカスが死刑囚になった理由」「マーカスと女性レジスタンスの関係」「ジョンの指導者としてのカリスマ」「かつて機械と友情を育んだジョンが、今マーカスとどの様に接し葛藤するのか」と、もっと深く掘り下げられるポイントが多々あるが、それらをバッサリ切り取り、必要なだけ描くことで、感傷的な作品になることを回避しているようだ。それでも僕は、マーカスの心の熱さやジョンの思いに感情移入して、最後まで興奮して本作を楽しめたので、(いろいろなドラマを切り取ったことはもったいないとも思うが)観客に物語を補完させる手法は評価したい。ラストで機械と人との違いをジョンが言っていたが、このように補完させる手法でも観客に「人間ってものは…」と問いかけているとしたら、非常に深い作品ではないだろうか。 ケタはずれのアクションから、シュワちゃん出演やジョンの顔の傷、過去作品のオマージュなど心憎い演出もバッチリで大満足の一作だ。
[試写会(字幕)] 8点(2009-05-29 16:21:19)
11.  20世紀少年 《ネタバレ》 
初めに原作未読の方に伝えておきたいことがある。「20世紀少年」の実力はあんなモンじゃない!!原作の面白さのお陰である程度のクオリティを保っているのでこの点数をつけようと思うが(あくまで原作のお陰)。たしかに唐沢さんや悦司、貴子ちゃんの好演もあり、ある程度の満足感は得られる。が、もしメインキャストをそのままに、堤監督のような三流以下の演出家ではなくリドリー・スコットが監督し、脚本を原作者とポール・ハギスが書いて、音楽をハンス・ジマーが担当したら。要するにスゴイ奴らを集めて「20世紀少年」を作るとどうなるだろうか。それはもう第一章だけで涙ちょちょぎれの傑作になるだろう。こんなことを考えることは変かもしれない。だがあの複雑な構成の原作からストーリーを抽出しメッセージを込めて、映像で表現するには世界的な才能が必要ではないか。「20世紀少年」だけはそのぐらいの情熱を注いで映画化しなければ傑作にはならないだろう。海外の監督も視野に入れた結果、堤監督に決定したらしいが疑わしいものだ。もし僕がダメ監督の横綱・巨匠マイケル・ベイよりダメな監督を挙げろと言われれば迷わず堤幸彦、もしくは三池崇史を挙げるだろう。唐突かつ幼稚、連続ドラマのような安っぽさの漂う演出には辟易した。音楽もちゃちぃんだよね。(T-REXとかボブ・ディランはいいんだけど、それは彼らがすごいのであって。)唐突にお笑い芸人だして気を引いて「ミッチーがせっかく歌ってるから」ってともだちコンサートに結構な時間費やし、その結果ケンヂ、オッチョ、ユキジなどメインキャストの造形が浅すぎるなど愚の骨頂だ。入念なリサーチのもと、彼らの関係をしっかり掘り下げることができたなら、ケンヂが地球を救うことを決意しギターをかき鳴らすあのシーンはとても感慨深い一幕になっただろう。他にも印象に残り得る場面もあるのだが演出の稚拙さに隠れてしまっている。ファンとしては残念だ。
[映画館(邦画)] 3点(2009-05-20 14:30:18)
12.  トルク 《ネタバレ》 
真剣に作られているのにこれほど笑わせてくれる映画はそうはない。ラストなんかハジけすぎだ。この感覚「バトルフィールド・アース」以来、いや凌駕している!「オレの人生ゼロヨンだぜ!」という台詞がすでにキテる。IQが27もあればこんな台詞吐けない。小学生みたいにバイク派閥争いや縄張り争いする走り屋達、そのこじれで人が殺され、キレたFBIが登場する世界観。ヤバイ!眼前で繰り広げられるアリエナイ展開、それでいてバイクのチョイスに妙にこだわっているあたりに終始半笑い状態だ!電車にバイクで乗車して「できるもんだな。」ってバカすぎてカッコよすぎるじゃないか。終盤はもう手がつけられない程暴走してる。まず女同士で闘うシーンは「バイクでやるのかよ!!」と誰もが思うんじゃないか。極めつけはヘリのエンジンを搭載したバイク!発進から桁外れ、人吹っ飛んでるし!アメリカンの追跡時は視覚限界速度を軽々と越え「背景もろCGじゃん!!」状態。追いつかれたアメリカンの人もゴシャゴシャグチャグチャの強制顔面ドライブですりおろされた後、バイクもろとも爆死!!こんな死様見たことないよ!カッコよく着地する主人公に爆笑。「トルク」はおバカアクションの重鎮だ!
[DVD(字幕)] 7点(2009-05-20 14:29:33)
13.  アース 《ネタバレ》 
この映画の映像は美しいしすごい価値があると思うが、映画の観点から観れば少々見応えに欠ける。動物の描写が多すぎるわりには、残酷な場面はとばしていたり。物語も切り張りに感じた。でも見終わった後は地球ってすごいな、環境を大切にしないとな、と思った。
[映画館(字幕)] 4点(2009-05-20 14:29:09)
14.  大いなる陰謀 《ネタバレ》 
この映画の原題をみたときは「逆じゃない?」とおもったが、観終われば納得の印象的なタイトルだった。評価には勿論入れないけど、邦題が良くないと思う。原題、作品の持つ深い意味が安直にそがれてしまってる感じがする。作品の方は現在のアメリカが抱える諸問題やそれに関する専門用語が多く出てくるため難しいと感じる面もあるかもしれないが、考えるべき点は「宣戦布告するのは老人で、闘って死ぬのは若者である。」という言葉くらいシンプルなものなので、(一応知っておくべきだとは思いますが)詳しくない人でも、自分なりの考えを探す事ができる。訴え方も上手い。ジャニーンやトッド君同様に何が正しいのか、何をすべきなのかを考えなければならない。「はい」「いいえ」と単純に答えられるものではないが観るものに問題提起し訴えてくる社会派。トム初め役者陣の演技も非常に素晴らしい。 
[映画館(字幕)] 6点(2009-05-20 14:27:53)
15.  シルク(2007) 《ネタバレ》 
雰囲気や世界観は良かった。危険でミステリアスな日本に蚕を求め旅をするという展開は美しい景色も見ることができ魅了される。がしかしこのジャンルの映画にしては上映時間が短いと感じた。エルヴェが日本で何故あの女性に惹かれたのかが説明不足な気がしたし、その女性の行動も腑に落ちない。きっと深い理由や心情が隠されていたんだと思うが、僕にはまだ理解できなかった。またじっくりと鑑賞したい。それでも楽しめたのは美しい景色と雰囲気、役者の演技のお陰と思う。マイケル・ピットは今までにも印象的な演技をみせてきたが今回もよかった。
[映画館(字幕)] 6点(2009-05-20 14:26:58)
16.  ブラッディ・バレンタイン 3D
飛び出すのが唯一の救いです。
[映画館(吹替)] 3点(2009-05-20 14:26:14)
17.  天使と悪魔 《ネタバレ》 
魅力ある歴史ロマンを前面に押しだしつつも、けっして難解ではなく、キレのいいサスペンス要素で大満足のエンタテイメント作品に仕上がっている。今回はヴァチカンから呼ばれたラングドン教授が、深夜までに事件を解決するという過程をメインにみせるパワフルな構成。コンクラーベや謎解き、アクションを交えたハイテンションな歴史的建造物のオリエンテーションは、画的にもサスペンス的にも非常に満足度が高い。またスピーディでせわしなくヴァチカンを奔走する展開だが、浮いた感じもなく、歴史的背景や荘厳な音楽を巧く用いて重厚感が漂っているのも素晴らしい点だ。中でも前作から引き続いてのテーマ曲は美しい。事件の顛末については少し後味が悪く、やりきれない思いの残るものになっている。ユアンの演じたカルロという男は、間違いなく崇高な志を持った聖人だと思う。しかし自分の思想、ヴァチカン、多くの他人の為に自らを犠牲にするが、狂気の間違いも犯す。「天使と悪魔」というタイトルの通り、人間の中に潜む二面性を彼は表現している。他作品のネタバレになるので、あえて作品名は挙げないが最近のハリウッド作品は(似てると言ったらお終いだけど)正義と悪、正しいこととそうでないことの境界が曖昧に描かれている気がする。一概に何が正しいとか言えず非常に考えさせられる。
[映画館(字幕)] 7点(2009-05-20 14:21:14)(良:1票)
18.  DRAGONBALL EVOLUTION 《ネタバレ》 
ドラゴンボールという漫画に対しては、「何となく展開は思い出せるけど、人造人間はどれが何号だっけ?」というくらいの付き合い。そんな僕でも、予告編を観て「あ、これはヤバイ、ファンは残念だろな。」と思っていた。が、実は僕はこの作品には個人的に期待していた。「バトルフィールド・アース」、「トルク」に代表される、最高のお馬鹿映画になりそうだからだ。原作者の鳥山先生に「別のドラゴンボールとして鑑賞した方がいいかも。」と言わしめ、「原作は世界的大ヒットコミック!」、「最新のVFX!!」、「総制作費○億ドル!!!」などの圧倒的火力を誇る宣伝文句に、原作ファンには申し訳ないが僕は嬉々として公開日の朝一で鑑賞した。しかし予想外の事態が起きた。期待外れだったのだ。悟空が世界最強のいじめられっ子、ピッコロが単に顔色の悪いおじさんなどに、お馬鹿な片鱗は見られるものの、映画全体の展開やレベルとしては王道的で少し地味で、何より面白くないのである。うまく表現できないが、低いところで平均的な映画というか。クライマックスの大猿の微妙なサイズとかピッコロとのバトルのあっけなさとか、地味すぎるんじゃないのか。これだけクレイジーな設定で、原作者も「別モン。」って言ってんだからもっと、もっとぶっ飛んでてもいいとおもう。本作は、ドラゴンボールの映画を望んだ者、不本意だが原作ファンなのでお付き合い程度に鑑賞した者、最高のお馬鹿映画を望んだ者など、それぞれの思惑のもとに映画館に集まった全ての観客の魂を打ち砕いたようで、上映終了後には皆、頑なに口を閉ざすか、とりあえず苦笑するかしかできずに静かに館内を後にしたのが何か印象的だった。
[映画館(字幕)] 3点(2009-03-14 19:58:29)(良:1票)
19.  イントゥ・ザ・ワイルド 《ネタバレ》 
将来を約束された青年が全てを捨てて、ひたすら北へ向かっていくという驚きの実話だが、それを深いテーマのもとに美しく映像化した監督ショーン・ペンの演出にも驚かされた。家族間との関係、道中で出会う人々、クリスの人間性や思想といった描写を多くのエピソードで掘り下げることなく、会話や食事などでみせる印象的な行動で流れるように描く手腕は素晴らしい。無駄なシーンなど一つもない、ただリンゴを食べているシーンですらクリスの感情を読み取れるものとなっている。アラスカを目指す旅は一般人ではとうてい無理な話で、人一倍行動力のあるクリスだから成し得た荒技であるかもしれないが、旅に出る動機は非常に若者らしく、経験したという人も多いのではないかと思う(18の僕が言うのもなんだけど)。たしかにクリスの行動は自分勝手で無謀すぎで馬鹿げているかもしれない。しかし自分の人生なのに人の言うとおりになって、社会の目を気にし、自分を偽って生活していくことに、自分なりに折り合いをつけて前に進んでいかなければならいという中で、彼の場合はその決着の形が「旅」だったのだろう。色々と印象深いシーンが多い本作だが最も素晴らしいと感じたのがロンとクリスの岩山での対話シーンだ。ここでは年齢や経験、性格の全く違う二人の人間が同じ高さでお互いに説教を垂れあうのだが、深く考えさせられ感動した。人生ってなんだ、自分の人生って誰のものなんだ?確実に人生経験を積んで色々なことを見てきたからこそ辿りついた考え方と、若く無鉄砲であるが積極的な意見。それぞれの見解がいくつになってもお互いの成長の糧となり、人生に影響を与えうるという一言では言い切れない人生のおもしろさや深遠さを、そして人と人とのドラマの温かさを感じた。
[映画館(字幕)] 9点(2009-03-07 03:26:43)(良:2票)
20.  20世紀少年 -第2章- 最後の希望 《ネタバレ》 
まず、この映画で(唯一)非常に良かったところは小泉役の女の子かな。原作のイメージそのまま、表情が豊かでコミカル、漫画から抜け出たようだ!以上。率直にいうとこの映画はクソだ。正直言って第一章については期待外れだったが、三部作構成の映画は一作目を世界観や人物の説明に時間を費やし、二作目からはどんどん見せ場とドラマを展開できるので、おもしろくなる可能性も十分あり得る。しかし本作は第一章と同様、何もおもしろくない苦痛ともいえる20世紀少年だった。監督が良くないとここまでツマランかと痛感した。「完コピ目指します。」とか言っていたが、本作を見る限り早くも断念したようで、つぎはぎだらけの展開が目立つ。それを補うためのオリジナリティも完全に方向性を失っており、こちらが恥ずかしくなってしまうような演出すらある。ともだちランドなどは,もはや完全にドラマTRICKのような状態だ。TRICKの新作を撮るなら監督には帰っていただきたい。やはり堤監督の演出や構成は明らかに力不足で訴えるものが何もない。「信念」とか「友情」を感じさせるエピソード(サダキヨと先生のくだりとか、脱獄の際の赤帽白帽のエピソードとか)は大幅に削り、画的に面白そうなところを過剰に演出している。原作を読んでる人なら、この作品がドラマ部分をカットして展開をなぞっただけの中身のない予告編映画だと気付くはずだ。「こんなのロックじゃねぇ。」とか言いながら、有名人を集めただけの完璧な商業目的の映画であり、監督は原作のメッセージを全く理解できていないようだ。本気でやらなきゃ人は動かせない、本気でやれば何かが決壊する。僕が観たい20世紀少年はこんな上辺だけの物語ではない。地球を救う男のドラマが観たいのだ。
[映画館(邦画)] 1点(2009-03-05 22:35:20)(良:3票)
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