1. アウトレイジ(2010)
オナニー映画作るなら、もっととことんやって欲しい。それができる立場の監督だと思うので、この映画は手抜きにしか見えない。 [映画館(邦画)] 3点(2010-07-10 01:59:45) |
2. アヒルと鴨のコインロッカー
《ネタバレ》 うまくまとまっていると思います。ドルジの訛りは活字ならではの妙でしょう。架空のお話を白黒でみせる工夫は良。 [DVD(邦画)] 6点(2010-01-08 17:30:12) |
3. ハッピーフライト(2008)
《ネタバレ》 全体的には楽しかったが、もう少し雰囲気というかディテールをしっかり描いて欲しかった。コメディだから成立するのだろうが、なんか全体的に安っぽい。。乗客や空港職員などもっとしっかりした演出で、緊張と緩和みたいな楽しさがあっても良いのでは。 [DVD(邦画)] 5点(2009-10-15 18:57:47) |
4. ワールド・オブ・ライズ
《ネタバレ》 ディカプリオ汚いヒゲ面とラッセルクロウの中年太りっぷりが作品の雰囲気をより重厚なものにしてます。あまり日本の役者でここまで作品ごとに体を調整してくる人はみないな、と思った。テロ組織、アメリカ、ヨルダンの騙し合いも巧妙で最後まで飽きさせない、ただ、あれほどキレもののフェリスが、結構あっさり現地人と恋に落ち、弱みを握られてしまうのはちょっと。彼女とCIA諜報員の人質交換をアメリカ政府が助けるかねえ、と思った。しかもあっさり見失っちゃうし。まあ落ちはハニがビシッと決めてくれる(まあ彼が仕組んだ作戦なのだが)のでよかったが。。全体的には緊迫感があり、中東の暑い空気も感じられ、楽しく観れた。 [DVD(字幕)] 6点(2009-10-15 18:35:56) |
5. 蛇にピアス
《ネタバレ》 ちょっと期待はずれ。唯一ARATAだけは存在感あったけど、吉高由里子の棒読み芝居も冷めたし、伝わったところで自分には理解出来ないだろうが、心情も伝わってこない。高良健吾もテンポも悪いし。アマの葬式でルイが刑事に食ってかかるところなどは、おざなりな感じで苦笑いでした。ストーリーをなぞっているだけの様な印象。蜷川監督は「青の炎」が好きだっただけに残念。 [DVD(邦画)] 4点(2009-10-14 11:29:23) |
6. ワルキューレ
《ネタバレ》 史実の映画化ということで、クーデターの展開の甘さはしょうがないとして、シュタウフェンベルク大佐の決起にいたる心理的な描写がもう少し欲しかった。全体的にいまいち盛り上がりに欠けた印象。全体的には美術、衣装など空気感もよく最後まで飽きる事なく観れました。 [DVD(字幕)] 5点(2009-10-10 16:39:38) |
7. アンダーカヴァー(2007)
特に引っかかりもなく、重い内容にしてはさらっと終わってしまいました。ボビーの家族を思う気持ちとか、マフィアを裏切った後の緊迫感がちょっと薄かったと思う。 [DVD(字幕)] 4点(2009-10-09 16:20:25) |
8. ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア
《ネタバレ》 「死ぬ前に海が見たい」という時点でおおよそのスジは見えちゃいますが、編集のテンポの良さで楽しく観れました。都合良すぎる展開も、登場人物達の魅力で押し切っちゃてる感じですね。追いかけるギャングコンビが笑えました。 [DVD(字幕)] 6点(2009-09-04 13:19:08) |
9. スラムドッグ$ミリオネア
《ネタバレ》 映画全体の疾走感、パワーは最後まで尽きることなく、楽しめました。編集の巧みさや、実際のスラムの子役、現地の持っている雰囲気、それらがうまくまとまって、ラストのダンスでは懐かしさと愉快さで満足度アップ、といったところでしょう。 まあ、後になってみればクイズの正解が人生の中にあったとういう、ミラクル過ぎなストーリーですが、クイズの進行と人生の回想、テンポよく最後まで???を観客に与え、飽きさせなかった良作なのではないでしょうか。 [映画館(字幕)] 8点(2009-06-18 18:45:54) |
10. フリーダムランド
《ネタバレ》 白人刑事の甥っ子の失踪で団地封鎖して、あげく暴動まで起きちゃう。恥ずかしながら、今もってそこまでの人種差別があるんだということを再認識しました。退屈はしませんでしたが、ロレンツォの突っ走りぶりというか、もうちょっと周りの刑事との連携が普通あるでしょ、とか、ムーアのすごい狼狽ぶりにちょっと引き気味でした。 子供の失踪を告げられた時のサミュエルの慌てっぷりは尋常じゃなかった。。喘息の薬のお芝居はパニックシーンでたまに見かけますね。表現しやすいアイテムなんでしょう。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2009-06-18 18:23:53)(良:1票) |
11. ヒトラーの贋札
贋札を作るということが、戦争にとってどれだけの効果があるのか、不勉強なわたしにはぼんやりとしか分かりませんが、虫けらのように殺されいくユダヤ人たちのなかで、厚遇されている彼らの葛藤はよく伝わってきたし、ディテールも良く描いていたと思う。ただ、オープニングで高級ホテルで女を抱き、金銭的にも苦労はしない主人公にはあまり感情移入できなかった。 [DVD(字幕)] 5点(2009-04-24 15:21:13) |
12. 松ヶ根乱射事件
これだけシュールに淡々と描いていながら、全く飽きさせない映画だった。脚本のすばらしさと、芝居のリアリズム、存在の感じさせないカメラ、編集の妙、それらがうまくまとまっていて、監督の力を改めて感じました。静かな狂気、小さな町におこる非日常、それらを飲み込んでしまう空気感。なかなか観たことのない映画です。最後の乱射シーンで妙にスカッとしてしまったのは私だけでしょうか?? [DVD(邦画)] 7点(2009-04-24 15:09:12) |
13. おいしいコーヒーの真実
コーヒーにこのような歪んだシステムが存在したとは思いませんでした。憤りを感じながらも、それによって成り立っている業界もある訳で。。コーヒー豆を見る目が明らかに変わりました。 [DVD(字幕)] 6点(2009-04-21 20:42:20) |
14. レッドクリフ Part I
邦画では棒読み役者の金城武が、中国語になると気にならなかったのは良かったが、スケールの割にまったく入り込めなかった。 [DVD(吹替)] 4点(2009-04-21 20:20:25) |
15. ゼア・ウィル・ビー・ブラッド
2時間半の長編でしたが、ダニエル・デイ=ルイスの存在感と創りこまれたディテールで、まったく時間を感じさせなかった。ダニエルの鈍い眼の光は天賦の才とでもいいましょうか圧巻でした。時折挿入される効果音的音楽(?)も効果的でした。 [DVD(字幕)] 7点(2009-03-11 14:14:20) |
16. クローバーフィールド/HAKAISHA
《ネタバレ》 つねに主観的な映像で、しかも得体の知れない生物に追い回される。手ブレ映像にチラチラ映るモンスターは、とても面白い試みだし、前半は臨場感もあって興奮して見いってしまいましたが、物語が進むにつれ、ここ迄追いつめられてんのにまだ仲間を撮るか?的なカメラワークが目について、実際この状況でカメラ回している知人がいたら間違いなくカメラ取り上げてぶっ壊すだろうな、と徐々に冷めてしまいました。全編手ぶれ映像ということにこだわらなかったほうが、逆に臨場感が増したのではないでしょうか。 [DVD(字幕)] 6点(2008-12-22 16:18:13) |
17. ミスト
《ネタバレ》 単なるモンスターパニックものに留まらず、集団心理の恐ろしさの表現はよく描けていた。ただキャーキャー逃げ回るのではなく、呆然と立ちすくんでしまったり、慌てて転げてしまって自爆なんていうのは緊迫感があった。残念なのはクリーチャーがいまいち迫力不足だった。異次元から侵入者ということで、デザイン的には悩みどころなのだろうが、霧という物が持つ無機質な怖さと、タコ脚的な生き物や蜘蛛や蠅のような怪物の落差にちょっと肩すかしでした。また、ラストはあっけなさ過ぎでしょう。無情なバッドエンディングにしたかったのでしょうが、あそこまでクレバーに、脱出劇を生き抜いて来た大人四人が、怪物に囲まれでもしない限り、ガス欠くらいで諦めるかなー? [DVD(字幕)] 5点(2008-12-22 15:55:20) |
18. ハチミツとクローバー
《ネタバレ》 美大生である登場人物のそれぞれのディティール、作り込みが感じられず、なんとも薄っぺらい作品でした。全体を通して見た時に、なにか連続ドラマの総集編を見ているようなブツ切り感。歌詞付きの音楽で映画を盛り上げている気になるのはやめて欲しい、邪魔でした。学生映画でもマンネリ化している、突然海行こう→服のままはしゃいでびしょ濡れ→ラブシーンパターンは、作っていて恥ずかしくないんでしょうか?観ているこちらはうんざりです。 [CS・衛星(邦画)] 3点(2008-12-19 14:42:12)(良:1票) |
19. 武士の一分
《ネタバレ》 丁寧に作られている映画だというのは伝わってきましたが、やはり、木村拓哉はショーケースの中のタレントというか、どん底に落とされちゃう三流武士としてはちょっと、持ってる空気感が違うでしょう。気になったのは、あの安っぽいお殿様。自分が温情をかけてやった家来が接見に来て「大儀」一言で終わるかい?後半のどんでん返しの為の無理矢理な演出はがっかり。明るすぎる夜の室内も雰囲気なし。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2008-12-17 15:27:30) |
20. 天然コケッコー
特に凝った話ではなく下手するとしょっぱいアイドル映画になりがちなストーリーだが、全体を通してとてもいい風が流れていた。有名俳優陣は置いといて、脇を固めたおばあちゃんや学校の先生、クラスメイト達がとにかく素晴しくて、あっという間に世界に引き込んで最後までその魅力は尽きなかった。夏帆はちゃんと見たのは初めてだが、これから頑張って欲しい女優さんですね。観終わってとてもよい気持ちにさせてもらいました。監督に拍手。 [DVD(邦画)] 8点(2008-12-17 15:06:02) |