1. オアシス
ふたりとも家族と繋がらないと生きていけないので煙たがられている。一方で家族は「どうせ理解できない」と、彼らを利用している関係というのがリアルですね。社会の縮図です。 見てるとどんどん悪い方向に向かう反面、愛が深まっていって、ついでに主人公が少し成長したりしてて。この純粋さには心打たれるものがある。 [インターネット(字幕)] 8点(2021-04-06 00:27:37) |
2. アメリカン・スナイパー
《ネタバレ》 理不尽な戦場で傷つきながら成果を上げる主人公と、戦地から帰ってくるたび変化していく夫に対する妻の反応とを淡々と描く。このような作り方にしたのは、戦争の是非を問う社会的な作品ではなく、あくまで“クリス・カイルの物語”として終始し、主人公が傷ついていく様を見るものが体験することを狙ったためだろう。国レベルで膨張して描かれる戦争ではなくて、個人レベルで描かれた戦争映画にこそ意味がある。 [試写会(字幕)] 8点(2015-02-20 13:19:40) |
3. 蜘蛛女(1993)
レナ・オリン姐さんの生命力を観察するための映画。「ナインス・ゲート」とか「クイーン・オブ・ザ・ヴァンパイア」でも良いんですけど、やっぱりこれですね。ちょっと杉本彩に似てる。 [DVD(字幕)] 8点(2014-09-03 16:55:34) |
4. 女は二度生まれる
ストーリーと言うより、小えんという娼妓をじわりじわりと掘り下げていく、そういう面白さがあった。退廃的・モラルの欠如・映像美の点で、前年に公開された伊映画「甘い生活」と似た味わいがあるように感じた。 [地上波(邦画)] 9点(2014-02-05 11:47:10) |
5. 桜の代紋
桜の代紋っちゅうのは警察のシンボールマーク「旭日章」のことなんです。で、主人公(若山富三郎)はこのケーサツを「会社」と呼ぶ中年刑事で、長いこと街の裏の均衡を保ってきた。地元のやくざなんかと交友があるんです。そこへ大滝秀治率いる西神会(「にしじんかい」だったかな?)というでっかいヤクザが縄張りを奪おうと準備を進めているときに事件が起きる、ここでお話が始まるわけです。 ★感想★ 実録路線のやくざ映画のようなカラッとした雰囲気はなく、むしろそこに暮らし、自ら街の平穏を保ってきた刑事の土着感がこってり。それゆえに死に物狂いで自分の守ってきたものを取り返そうとする富三郎の背中には「狂気」と「悲哀」が色濃い。★出演陣の組み合わせも面白い。敵対するヤクザの頭が大滝秀治、その子分の一人に石橋蓮司(富三郎に徹底的に痛めつけられるシーンが面白い)、富三郎の同僚に小林昭二、部下に関口宏など配役も見どころ。★ [CS・衛星(邦画)] 8点(2013-11-06 23:31:54) |
6. グラン・トリノ
小さいころからお昼のロードショーで親しんできたイーストウッド爺さんのことなんで、だいたいパターンはわかっていました。が、オチがちょっと突っ込んだものになったので「おー」ってなった。オチって言い方は違うか。 [DVD(字幕)] 7点(2013-10-31 11:21:28) |
7. ハッピーフライト(2008)
《ネタバレ》 矢口史靖監督の作り込み感がたまらない。斎藤(綾瀬さん)には、過保護気味に育てられた前振りはあったもののちょっと、イラッ。タルト・タタンで挽回してほっとした。乗客としては戻されても“ハッピー”フライトなのか?(命が助かったからおk?)後味爽やかな良作。 [DVD(字幕)] 8点(2013-10-31 11:13:52) |
8. スリ(2008)
なんの気なしにぼーっと見てたら結構おもしろかった。映像での話はこびのうまさ、音楽が印象に残る。 [DVD(字幕)] 9点(2013-10-31 11:02:10) |
9. 妖獣都市
川尻監督のアニメーションを見ていると童心に帰ってしまう。久しぶりに見返したら、空港で出てくる魔界のモンスターが、「遊星からの物体X」の引用だったことに気付く。 [DVD(邦画)] 8点(2013-10-30 00:28:20) |
10. 獣兵衛忍風帖
畳みかける展開が堪らない。これだけ突き詰めたアクションだと、ドラマがいかに陳腐でも胸が熱くなる。 [DVD(邦画)] 8点(2013-10-30 00:17:08) |
11. エグザイル/絆
香港ノワールとの出会いは「男たちの挽歌」だったが、何がいいかと言われればストーリーや銃撃戦はもちろんのこと、その画面がなんか小汚くて官能的ないかがわしさを醸し出していることが僕には重要だった。その点この映画はとてもクリアな画面で、我にかえったような物足りなさを感じてしまった。 [DVD(字幕)] 7点(2012-02-16 11:17:18) |
12. 風の中の子供
子ども目線っていうのがいい。お父さんちょっと情けないけど、やっぱりお父さんなわけで・・・。 [地上波(字幕)] 7点(2012-02-16 11:01:48) |
13. スタア誕生(1937)
最近自分はメロドラマ好きということに気づいて、男としてちょっと大丈夫かと思う訳ですが、これはお勧め。 [地上波(字幕)] 8点(2012-02-16 10:54:18) |
14. 蝋人形の館
パリスヒルトンの使い方、クライマックスのぬるぬるのカタルシスがいとよろし。 [地上波(字幕)] 8点(2012-02-16 10:38:16) |
15. エディット・ピアフ~愛の讃歌~
《ネタバレ》 飛行機事故の知らせ受けて「まいけるぅ~・・・まいけるぅ~」からワンカットでのステージシーンは鳥肌立った。象徴的なシーンだ、と勝手に思う。 [地上波(字幕)] 8点(2012-02-16 10:21:30) |
16. 街の灯(1931)
ごめんなさい、女の人の演技がちょっと気味わるくて。 [地上波(字幕)] 6点(2012-02-16 10:13:54) |
17. 犬の生活
「街の灯」はイマイチぴんと来なかったけどこの作品は犬がいるので助かった。お話の着地がスバラシイ。 [地上波(字幕)] 9点(2012-02-16 10:12:54) |
18. サイコ(1998)
なぜ? [地上波(字幕)] 5点(2012-02-16 10:01:31) |
19. スター・トレック/叛乱
TVシリーズ「新スタートレック」を度々TVで観ていて、その流れで観賞。データはいつも通り、心強いです。 [地上波(字幕)] 5点(2012-02-16 09:57:59) |
20. シャーロック・ホームズの冒険
学校の図書館で原作に読みふけっていた頃に観賞。ジェレミー・ブレットのドラマを観る以前のこと。こだわってビリー・ワイルダーの作品を観るずっと前のこと。原作に時たま見られるような陰鬱な雰囲気は全くなく、小気味良い面白さ。クリストファー・リーが今も印象に残る。 [地上波(字幕)] 8点(2012-02-16 09:49:27) |