1. ビフォア・サンセット
《ネタバレ》 終盤のセリーヌのギター弾き語りが凄く良かった。 前作と同じようなものを見てきたのが報われた気持ちになるほどに感じるものがあった。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2024-11-20 10:19:26)★《新規》★ |
2. 恋人までの距離(ディスタンス)
《ネタバレ》 ロケーションがとにかく良くてウィーンに行きたくなるほどで、それが会話中心の作風ともかみ合っていて楽しい。 行く場所で面白い出来事や人物の出会いもあって飽きさせないものがあった。 しかし、電話芝居の気持ちの打ち明けは見ていてキツかった。 このあたりから冷めてきて嫌な部分が目につきだして、芝で寝るやら、別れの際の情動の急な高まりについていけなかったです。 リアリティが無いようなあるようなおかしな感じ。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2024-11-19 17:56:55)《新規》 |
3. そして父になる
《ネタバレ》 始まりの受験面接からタイトルや良多への周囲からの話など色々な伏線を回収して完璧な正解がない中で大団円に収まったのはとても良かった。 途中両夫婦が対立してしまうシーンはリアルだし、視聴者は子供の心情を常に考えてしまうので見ごたえがある。 子供を通じて互いの溝が埋まっていくのかと思いきや、当然そんな簡単なものでなく、それでも子供を中心に状況が動くというのが子を大事に思う親の気持ちを見ている者へ与えているのかもしれない。 最後の避ける慶多を追っていく場面は子供の複雑な感情を慮ると胸が苦しくなる心に残るシーンだ。その他も母側でも葛藤や優しさを表すところや、子が育ての親へ帰りたい思いを表現するところなどの印象的な場面がたくさんあって、見て良かったと思いました。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2024-03-13 16:48:58) |
4. 旅立ちの時
《ネタバレ》 ずーっと独善的な父親が気に入らなくて、最後は折れたように息子を尊重したけれど、やっぱりその独善が私には見えてきてしまって次男の将来を憂いてしまいハッピーエンドには程遠く感じたし、長男もピアノの才能が助けてくれただけのように感じた。 全体を通して人物の感情のきっかけになる描写が少なく、終わって振り返って無駄が少なく見やすい一方で雑な印象も残った。 そんな中でも、主人公の母親のアニーが自身の父親と会談した場面は、逆にいろいろと人物の心境変化について想像を膨らませることができるシーンで、作中で最も印象的で感動しました。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2023-09-14 14:52:43) |
5. メジャーリーグ2
憎まれ役は良い感じで第一作と同じような感じだけど、展開が雑過ぎて引き込まれない。商業主義感があるのは否めない。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2023-07-01 17:36:37) |
6. メジャーリーグ
これは雰囲気おもしろ映画なので夜中の暇な時に見るやつです! 小さいときに見たときは面白かったのになあ笑 [CS・衛星(字幕)] 5点(2023-05-18 10:45:08) |
7. 遠い空の向こうに
《ネタバレ》 最後のロケット発射シーンに父親が姿を見せたところが胸を震わせられました。校長の豹変とかライリー先生の唐突な体調不良等の急な展開にも目を瞑れる程の感動でした。ありがとう [CS・衛星(字幕)] 8点(2023-05-11 15:42:20) |
8. 友だちのうちはどこ?
《ネタバレ》 イラン人の大人ってこんなにも抑圧的なのかとイライラさせられる。展開は予想通りで、見どころはチビッ子の走る姿と音楽の調子がシンクロするところくらい。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2023-05-11 15:40:14) |
9. スラムドッグ$ミリオネア
《ネタバレ》 個人的に不快なシーンが多かった(肥溜めや眼の拷問等)ストーリーは凝っていてどんどん事実が分かっていくのが面白い。ただ登場人物の心境に釈然としない部分が多かったのが不満 [CS・衛星(字幕)] 5点(2023-05-11 15:38:32) |
10. 運び屋
《ネタバレ》 イーストウッドのカッコいいおじいちゃんシリーズ大好きです! ワルとおじいちゃんの会話が楽しい雰囲気を作っていて見ていても楽しくなってしまう。 最後のヘリコプター登場と追いかけあいは好きじゃないけど、それ以外はとても楽しめました。 おじいちゃんの過去への後悔がハッピーエンドをすんなり受け入れさせてくれたのか。それでも娘は急変しすぎな気もする笑 [CS・衛星(字幕)] 7点(2023-03-30 16:17:16) |
11. リトル・ダンサー
《ネタバレ》 終わってみて意外にも家族の映画だったなと感じた。 合格と分かって父親が全力疾走しているのを見て涙が出た。それまでの父親の心の葛藤やビリーの周囲に漂う鬱屈した雰囲気がよく描かれていたのだと思う。 ベタなストーリーで細かい説明なんかもそれほど無いから興ざめするんじゃないかと思いきや、感動の波は大きくなっていった。 町の人たちがビリーのバレエへのチャレンジを、暗闇に射し込んだ光のように見ているという感じがあって、共感しているようでとても良かったのだと思う。 [ブルーレイ(字幕)] 7点(2023-03-29 15:06:23)(良:1票) |
12. LION/ライオン 〜25年目のただいま〜
《ネタバレ》 確かに映画を見て感動はしたが映画の最後にあった実物の映像(母二人と子の3人で抱き合っているシーン)がより良かった。 インドの母親が、いつか息子は帰ってくると思って居住地を移さず待ち続けていたという気持ちの強さが伝わってくるのが良い。 お兄さんの存在が家を探す動機づけの一つになっていたと思うと亡くなっていたことは本当に残念だ。実際には、主人公の彼はお兄さんの死も背負って生きているんだろうと思うと辛いものもある。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2023-03-17 20:44:33) |
13. バグダッド・カフェ
《ネタバレ》 ドイツのおばちゃんがカフェの皆に受け入れられてきた辺りはほのぼのとした感じで面白く見れていたけれど、以降はとんとん拍子に上手く事が運んで別れになってと、あまりにも映画的な感じがしてきてツッコミたくなるような気分になってしまい冷めた印象がある。 主題歌の"Calling You"はマッチしていてとても良かった。 [ブルーレイ(字幕)] 5点(2023-03-17 20:15:09) |
14. セントラル・ステーション
《ネタバレ》 最初はブラジルって嫌なところだなあ...なんて見ていましたが、仲の悪いそりが合わない二人の見せる変化が面白い。 序盤は子どもの、中盤はおばさんの、その境遇が悲しい寂しいような現状に同情を誘われる。 私自身はキリスト教に詳しいわけではないけれど、宗教的文化の表現を思わせるシーンがところどころにあって作品の雰囲気を引き締めている感じがあります。 ラストの兄弟に出会うところが派手過ぎず、言葉も要せずに分かり合ったのは正に静かな感動という気がして本当に感動しました。 全体として、土地を見ても人を見てもブラジルは広いんだなあという印象が残るし、映像だけでも仕上がっている素晴らしい作品です。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2022-10-01 10:56:23) |
15. 哀愁
《ネタバレ》 本来的に純真である故のヒロインの苦悩が理解できて悲しい。 友人のキティもロイの親類も皆が良い人であることが切なさを膨らませられる。 良くない方に人生が転がっていた時にロイとの再会で光が差したと思いきやの焦点は彼女の心の中へ。 思い返せば彼女は再会の時にうまくいかない結末を予感していたんだろう。その後は予感が間違っていることを彼女自身は願っていたけれど、彼女も彼女を信じてくれる人も良い人だったからこそ全てが無理だと思ったのかなと思うとさらに切なく感じる。 マイラがロイの母に言った「いいお嫁さんになりたかった」のセリフは本当に胸を打ちました。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2022-03-07 19:37:26)(良:1票) |
16. ボブという名の猫 幸せのハイタッチ
こんな心温まるよくある映画のストーリーが実話だなんて!!しかも当たり前みたいに肩に乗っている!! ほんでもって、猫を買い取りたいとか言ってきたオバサマはいったいどういう神経なんだ! さらに、何かのためにというものがあると人は頑張れる。という教訓もあって、とにかくベタベタだから気軽に見られる。 ネコも歌もいい感じで楽しめました。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2022-03-05 16:52:03) |
17. ハチ公物語(1987)
《ネタバレ》 先生夫妻とハチの関係性だけで良かった。先生がいる間は全てが微笑ましい。 中盤以降はハチの可哀想さのためにを無理矢理とってつけたようなものが多すぎた。それに加えて腹立たしいし。ハチを思い出すと不憫でつらくなる。 見返したら、駅前で八千草薫がハチにさようならを言うところか再会したところで連れて帰るよう気持ちが変わっていたらなあと思った。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2022-02-13 07:36:43) |
18. 激突!<TVM>
《ネタバレ》 タンクローリーの顔と背中がだんだん気味悪く思えてきて、こいつは一体何なんだ!という気持ちがある一方で、主人公が精神的におかしくなって幻覚を見ているのではというオチを想像したりもしながらで惹きつけられて最後まで見ました。 結局タンクローリーは何だったのか。想像を上回るものを期待してしまったので消化不良でした。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2022-02-13 07:01:01) |
19. 聖の青春
私のような将棋好きで村山さんを名前くらいしか知らない者は彼の人となりが見えて楽しめました。 作中の村山さんが実際にどのくらい忠実なのかは分かりませんが、村山さん紹介映画としては良作と思いました。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2021-04-27 17:29:27) |
20. 12人の優しい日本人
《ネタバレ》 序盤は真面目でない又は頼りない各々の人物にイライラし、唯一議論をしようとする男が勇ましく見え、さらに男の隣の席のダンディーおじさんが頼もしく見える。 会議が終わり帰る場面では反対に各々は個性的な面白い人物に見える一方で上の二人はつまらなく思ってしまうのが楽しい。 自分が脚本の仕掛け通りに人物の見え方を動かされたのを感じるに、自分がこの会議の場にいたら馬鹿に見える人物だろうなと思うとともにパフェが食べたくなった。 あと途中の鼻血おばちゃんの「あなたは心が歪んでいる人です」はめちゃくちゃ笑えました。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2021-03-28 16:15:49) |