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stoke on trentさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 50

評価順123
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1.  裸の銃を持つ男
デビッド・ザッカーの出世作(?)ですね。テレビ版「フライング・コップ」を見てた人にとっては相変わらずのお約束ネタのオンパレードで、この分かり易さはまさしくグローバルコメディー(?)でもこれで笑い転げた人は、ザッカー初期の名作「トップシークレット」も是非見てください。これの5倍は笑えます。
10点(2002-10-07 01:07:54)
2.  明日に向って撃て!
この映画が無かったら今の自分は無かったでしょう(今28歳でこの映画は観たのは14年前、アメリカ留学を決意させたキッカケでした)。その位に影響されたエバーグリーンな名作です。ここに描かれる男の美学と友情は本当にリアルで、撮影中スタッフ間のムードというかケミストリーが凄く高まっていたというのも頷けます。ところでキャサリン・ロス扮するエッタが作品の中では教師という事になっていますが、実際のエッタは売春婦だったらしいですね。どうでもいいけど。
10点(2002-10-06 15:59:17)
3.  フィッシャー・キング
ロビン・ウィリアムズが「妻を亡くした教師(もしくは医師)」を演じる数多い映画の一つ(笑)。テリー・ギリアムにしてはちょっとハリウッドにすり寄った感じではあるけれど映像の美しさと脚本の深遠さは相変わらず。こんなシュールな映画なのに全キャストがリアルな演技をしているのがこの映画が奇跡的に傑作な一番の理由だと思います。
10点(2002-10-06 14:53:17)
4.  エド・ウッド
シュールリアリズム体現者かつオタク気質のティム・バートンならではの映画ですね。いつも思うけどティム・バートンの映画を字幕にすると本来の魅力が半減してしまっている。この映画を観て気に入った人は是非恵比寿のTSUTAYAで本家エド・ウッドの映画を借りて観てみて下さい。きっとドロレス・フュラーの馬面とかルゴシのハンガリー訛りとか映画通りなのに笑った後に内容にはひどく退屈するでしょう(笑)。純朴なアメリカン・ドリームへの憧れを感じさせてくれる映画という点でスタインベックの「怒りの葡萄」と通じるものがあると思うんですが、、。個人的なベスト5に入る作品です。
10点(2002-10-06 14:27:23)
5.  父の祈りを
ユージュアルサスペクツで初めてピートポスルスウェイトを観た時には変な声の役者だなあと思ったものですが、この映画を観て、、、、彼の声にしびれた、、、。彼の声にはペーソスがあり、絶望の中の希望があり、勇気があり、ピュアネスがある。正しくこの映画のテーマそのものにもオーバーラップし、彼無しではここまで完成された映画にならなかってであろうと確信。
9点(2002-11-26 01:53:29)
6.  ミシシッピー・バーニング
アメリカ留学時に高校の社会科の授業で観ました。(余談ですが、これと一緒にグローリーも観た) 当時湾岸戦争の話題一色だったアメリカにしては、こんな歴史の暗部を率直に伝える映画がある事に感心したのですが、その後、監督のアラン・パーカーがイギリス人であると知ってある意味納得。ハックマンは最近は悪役もこなすようになったけれど、やっぱり彼には正義感あふれる頑固な南部男が一番良く似合うと思います。素晴らしい演技、脚本で真に感情移入できる映画です。
9点(2002-11-24 11:48:53)
7.  フォレスト・ガンプ/一期一会
この映画がヒットした頃、アメリカではガンプイズム = 無垢なものは美しい という新しい価値観が芽生えたのだけれども、ダブルスタンダードを振りかざすアメリカそのものが正しく欠けている部分(アフガン戦争なんていい例)。同時多発テロ後の雨後の筍のような戦争ムービーは、明らかにイラク戦争へ向けた政治的な煽動を感じるけれどある意味この映画がこの頃にやっていたら逆にとても反戦的なインパクトを与えていたかも、と感じる。ところで個人的にはこの映画のような「Life goes on ~そして人生は続く~」的な映画に弱いです(他には「道」とか「ギルバートグレイプ」とか「ストレートストーリー」とか)。ガンプの言葉を借りれば「人生はチョコレートの箱のようなもの、開けてみるまで何が入っているか分からない」。この映画を観終わった以後、ちょっぴり自分もワクワクしながら自分の(人生の)チョコレート箱を開ける(迎え入れる)事ができるようになったと思う。それ位意味深い映画でした。
9点(2002-10-28 00:07:07)
8.  摩天楼を夢みて
この映画はジャックレモン祝復帰作として見ました。「ミスタア・ロバーツ」もしかりで、物語の展開が少なければ少ないほどこの俳優の人間的な魅力が伝わるようで、つまりは本当に(役作りの)実力があったという事ですね。ハリウッドは惜しい財産を失いましたね。舞台劇のようでもあり、役者として演じ甲斐のある素晴らしい人間ドラマが描かれた映画でした。
9点(2002-10-06 17:38:51)
9.  シュレック
ジョン・リスゴーって声優向きですね。王様の顔もどことなく似てたし(笑)。ピクサーの作品かと思ったら違うんですね。あそこまで表情豊かなロバを描けるなんてCG映画は素晴らしい。
9点(2002-10-06 17:10:15)
10.  デッドマン・ウォーキング
これは死刑反対に対する主張的な映画だなんてとんでもない!!ましてや死刑の是非を問うてるものでもないと思います。これは罪の償い、贖罪についての映画(「その瞬間、あなたは誰よりも人間の顔をしていた」というキャッチコピーのように)でしょう。個人的に今まで見た中で一番涙が出た作品。ショーンペンは正真正銘本物の役者です。音楽をほとんど挿入しなかったティムロビンスの技法も素晴らしい。
9点(2002-10-06 15:47:48)
11.  バッファロー'66
この映画は間違いなくパロディーだと思う。純真なパロディー。はっきり言ってこの映画の日本語字幕はこの映画のニュアンスをあんまり伝えてません、是非DVDで、辞書を片手にでも英語字幕で見て欲しい映画です。スペンディンタ~イム!!
9点(2002-10-06 15:07:43)
12.  スモーク(1995)
汚れたアシュレイ・ジャッドが観れる貴重な映画。ポールオースターは作家としては自分には深遠すぎるけど脚本家としては凄い適任かも。この映画を観た後に新宿の紀伊国屋でスクリプト(英語版)を買って読んだら結構映画では省かれていた場面が多いのに気づきました。克明な人間描写に優れた映画だから是非完全版にして欲しかったと思いました。台本をあえて作らず役者のアドリブに任せたという裏続編のブルー・イン・ザ・フェイスも必見です。
9点(2002-10-06 14:45:43)
13.  キング・オブ・コメディ(1982)
ボイト伊藤さんのコメントに共感しつつ、付け加えるとしたらこの映画はデニーロの狂気的というか、ストーカー気質的な演技スタイルの完成形でもあると思います。出発点はもちろんタクシードライバー。サンドラ・バーンハードに影響されたのかな??(笑)彼女もっと評価されないかなと思います。
9点(2002-10-06 14:35:52)
14.  ブラックホーク・ダウン
これが政治的なプロパガンダという方にかなり異論。何に対してのプロパガンダ??だってソマリア紛争は明らかな失政であり、言ってしまえばアメリカはソマリアに介入してはいけなかったんですから。むしろ超大国ヅラしたアメリカの失政(と戦術の致命的な失敗)をダイレクトに本質的に伝え、また当時CBSで流れた、米兵の死体が引きづり回されるショッキングな映像に対する包括的で極めてジャーナリスティックな回答だと思いました。監督もイギリス人であるリドリー・スコットであるという事に対しても、プロパガンダ的な戦争映画と捉えられない最大の考慮をしている、とさえ感じたくらいです。(余談ですが、人種差別を真っ向から捉えたミシシッピーバーニングもイギリス人であるアラン・パーカーだから撮れた映画だと思ってます)
8点(2002-11-24 12:07:20)
15.  アニー・ホール
「マルコビッチの穴」のコメントで、「ニコルソンの穴」も是非作って欲しい、と書いたのですが、どうせ言うなら「アレンの穴」も見てみたいですね。ユダヤ人である事を茶化してみたり、ラブストーリー(と思われる)にも自分を主役に配しつづけたり(そういえばミア・ファローと別れて自分の養子と再婚した時はぶったまげた)、実はこの人自己顕示欲の肥大した誇大妄想癖があるのでは??(現代のレーニン?)映画と関係無い話ですいません、。
8点(2002-11-10 13:25:57)
16.  ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ
フィデロ・カストロは実は自国民を深く愛する(世界で有数の出生率の高さを誇る)、そして自国の文化保護についてもとても理解のある指導者でもあり、それは知られるところでは野球、葉巻、そして音楽の方面で最高の「産出国」でもあります。この映画での、ピュアで愛らしいキューバンアーチスト達を見ると、「音楽こそが世界は救う」という事は決してただのセンチメンタルなイデオロギーでは無い、真実の言葉として響いている気がしました。もちろん純粋に音楽を楽しむ映画であるけれど、自分みたいな「ポスト・ロック」世代にとってはむしろ音楽がいかに人を魅力的にするかというパワーに、深い感動を覚える作品です。ブルース一辺倒だと思っていたライ・クーダーがこんなに引き出しの多いアーチストだったという事も一つの嬉しい発見。
8点(2002-10-27 18:59:24)
17.  地獄の黙示録 特別完全版
今回初めて見ました。元々は20年前の、べトナム戦争の記憶もまだ薄らいでいない頃の映画とあって、戦争叙実詩的なものかと思っていたら、なるほど、これはウィラードという「個」の物語なんですね。冒頭で軍人としての職務を全うできない事にフラストレーションを感じていたウィラードが、結果的には軍人である事の偽善、狂気に気付かされる過程がとても興味深いものでした。戦地においても「セックス、ドラッグス、& ロックンロール」なバブルガム的精神構造が支配しているアメリカ軍が、なぜべトコン百姓軍団に敗北を喫してしまったのかが良く分かる狂気ぶり。それを忌み嫌ったカーツ大佐がなぜ皮肉にも狂気に走ってしまったのかが個人的には一度見ただけでは理解する事ができませんでした。ただしデニス・ホッパー扮するフォトジャーナリスト(それにしてもデニス・ホッパーはどんな映画に出てもシュールな雰囲気を醸し出す不思議な俳優だ、、)の「(カーツ大佐は)頭は冷静でも心が病んでいる」という言葉に、一生を軍人として捧げたゆえの絶望と自分に対する憎悪がカーツ大佐の心を病ませ、そして人間らしく死にたいという冷静な心が結果的に、自らをウィラードに殺させたのかなと思いました。
8点(2002-10-27 16:22:58)
18.  フルメタル・ジャケット
戦争は狂気と美しさの2面性があって、前半が「狂気」、後半が「美しさ」がテーマとしてキューブリックは捉えたのだと、個人的には確信してます。さしずめ一番最後のミッキーマウスのマーチのシーンはその2つのテーマの融合か!?
8点(2002-10-06 17:53:57)
19.  ラリー・フリント
「カッコーの巣の上で」のミロシュ・フォアマン監督作品という事で公開日に渋谷に見に行きました。やっぱり人間描写が美味い監督ですね(キャラクターに感情移入できるのは凄いこと)。ラリーフリント本人が裁判官を演じている強烈なアイロニーに産業主義に対する監督の痛烈な批判のメッセージを見て取りました。
8点(2002-10-06 17:15:40)
20.  ジョイ・ラック・クラブ
ちょっと森遥子さん的な作品ですね。
8点(2002-10-06 17:04:56)
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