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《ネタバレ》 地下鉄と書いてメトロと読ませるのですか。 読めません。話はけっこう面白かったけど、でもご都合主義の塊。 地下鉄に乗った時だけタイムトリップするのかと思ったらそうでもない。 自宅からや愛人宅で寝ただけで飛んでた。 じゃぁなんで地下鉄なんだ。 原作を読めばわかるのだろうか。 しかしこの終わり方はすっきりしない。 これはタイムトラベル物のタブーだろう。 愛人は実は妹だったわけ?(母親違うけど)。 それって近親相姦? いけないとは言わない。 知らなかったわけだし。 この映画での現代っていったいいつなんだろう。 主人公が1964年、東京オリンピックの年に中学生だったということは少なくとも13歳だったわけで、現代が2006年だったりしたら55歳か。 ちょっと年取りすぎだよな。 不倫相手の子も1965年生まれってことで41歳。 ありえない。 少なくともそれより15年くらいは前だろうか。 すると1991年か。 でもその頃ってまだ携帯電話は普及してなかった。 だいたいあんなに小さくない。どうも考証に問題あり。 ストーリーだけではなく設定もご都合主義でしたか。 親が子を思う気持ち、なんていうのはあんな風に説明するようなものじゃないなと思う。 子に親の気持ちは理解できないよ。 その子が親になって初めて感じることができるんだ。 自分の子に対する愛情を通して自分の親のことを想像できるだけだ。 あくまで想像。 本当の気持ちなんてわからない。 だけど、泣ける。 恐らく映画のストーリーそのものに泣いてるのではなくて自分の想いと重なっているのだろう。常盤貴子は相変わらずの演技。 格別下手ではないが、変わり映えしない。 くせが強すぎる。 岡本綾は普通の感じで良かった。 6点というのはちょっと甘すぎるかな。 でもたくさん文句は書いたけど冒頭にも書いたとおりけっこう面白かった。
【称えよ鉄兜】さん [DVD(邦画)] 6点(2007-08-26 15:40:19)(良:1票)
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