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《ネタバレ》 レビューする気はなかったがちょっと評判が良すぎるようなので。
【結論バレ】 TV作品はある意味シンジ君のヘタレぶりを見て楽しむ物語だったと思うが、この映画ではその部分を中心に据え見る者のグダグダイライラ感を増大させたのみならず、あろうことか綾波レイとの少女マンガチックな純愛に結論を見出し完結への端緒としているようである。私にはこれは退行であるようにしか思えない。世紀末、このアニメはあまたの小説・マンガのテーマとなった終末感に対するひとつの大らかな解を提示し、見るものに一様の納得を与えたのではなかったのか。だが作者は残念なことに、物語をより通俗化させることに創作意欲を燃やしているようだ。このままもし結論が愛だの恋だの昭和歌謡の世界に行っちまったらどーすんだ。顔を赤らめるミサトなど、絶対に見たくなかったぞ。 【アンギラス】さん [映画館(邦画)] 1点(2009-09-06 01:50:50)
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