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《ネタバレ》 誕生日にレストランでウキウキしながらプレゼントを開けると中には拳銃。
その場で初めての暗殺指令を受け、しかも指示された逃走用窓が塞がれていた。 穏やかな空気から一気に緊迫した展開で、この辺りは急流に巻き込まれたような感覚。 苛酷な最終テストをクリアしたニキータが、解放されて普通の生活にはしゃぐ様子が微笑ましい。 ただ、ジャンキーの殺人犯が無期懲役を務める代わりに秘密工作員になったのだから、酷い目に遭おうと同情の余地はない。 なので、ニキータに感情移入しきれないのが、この映画の弱みになっている。 ニキータが大使に化けて大使館へ入っても、全然扮装にもなっていないのに職員にバレないというミラクル。 あきれるほどのご都合主義だが、エンタメ性を最優先してストーリーの整合性は二の次にしているようだ。 ジャン・レノの暴走機関車のような掃除人ぶりは、出演時間はわずかなのに台風一過のようでインパクトあり。 ボブへの手紙の内容を明らかにしないラストは、ヨーロッパ映画らしく余韻があってオシャレ。 【飛鳥】さん [DVD(字幕)] 5点(2013-07-01 22:42:00)
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