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《ネタバレ》 邦画にはあまりないスタイリッシュで迫力のあるアクションもの。ボーンシリーズを彷彿させるカッコよさ。ボーンシリーズが好きなら、これも結構気に入ると思う。
主演のコン・ユはイケメンだし、大佐役のパク・ヒスンも不敵な面構えがいい。ただ、カーチェイスにあまり興味はないのでそこは長~く感じた。 アクションだけじゃなく、ストーリーやキャラクターもしっかりしている。事件を終えての北と南の結末は、北が食料確保できたお返しに核を放棄するという夢物語的なものに。現実を冷静に見ると思わずツッコミを入れたくなるけれど、はかない願望をドラマや映画に入れこむのはこの作品に限らずよく見かける気がする。 主人公の最大の目的となった娘との再会シーンは、主人公とお腹の大きな妻の会話が前フリになっていたので予想がついたけれど、セリフのない演技が良くて印象的なものになっている。 韓国映画には極悪人がよく出てくるが、ここでも敵役である室長の人非人ぷりはいかんなく発揮されている。 悪役が憎々しいほどに、それが打ち倒されるカタルシスはあるのだけれど、そこに特化している印象。 【飛鳥】さん [DVD(吹替)] 7点(2020-10-04 22:56:07)(良:1票)
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