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《ネタバレ》 冒頭で家族がソ連の攻撃から逃げているときに、やけにあっさり主人公を置いて去っていったことに違和感。
もっと妻の心に響くような説得シーンでもないと、あの程度では簡単に見限ったようにも感じられるし、ただ家族が離れ離れになる状況を作りたいがための都合も透けて見えてしまう。 戦争映画によくあるお涙頂戴の既視感のあるストーリーに感動もできず、終盤を迎えてこのまま平凡に終わるかと思ったが、遺書を手分けして覚えて遺族に届けるという件からグッと話に引き込まれた。 ベタ中のベタな演出が臭すぎて醒めてしまうところもあるのだが、これを真っすぐに衒いもなく描いたことと、ノンフィクションが原作の実話ベースということで訴えかけるパワーはあった。 ただ、演出としてはもう少しあざとさを抑えて説得力のある構成にしたほうが、最後にもっと感動はできたと思う。 【飛鳥】さん [インターネット(邦画)] 6点(2024-07-01 20:13:24)
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