駅馬車(1939) の 飛鳥 さんのクチコミ・感想

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駅馬車(1939) の 飛鳥 さんのクチコミ・感想
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《ネタバレ》 ジョン・フォード監督、ジョン・ウェイン主演のコンビが贈る、西部劇の古典的名作。
駅馬車にたまたま乗り合わせた人間模様。
アパッチに狙われる移動の中で、それぞれの思惑が交錯する。
娼婦と脱獄犯のラブストーリーに発展するのがユニーク。
貴婦人の蔑視していた娼婦や酔いどれのヤブ医者が、緊急出産の危機を助けるのが小気味良い。
登場人物が魅力的で、キャラが立っている。
少し残念なのは、ヒロイン役のクレア・トレヴァーがあまり好みじゃないくらいか。
ストーリーは起伏があって最後まで引きつけられ、偏見や差別意識の細かい演出も巧み。
撮影のスケールもでかく、アパッチとの戦闘シーンは圧巻。
大衆娯楽作品としては、わかりやすくエキサイティングで非常によくできている。
本作や『風と共に去りぬ』が、第二次大戦の勃発した1939年の作品なのだから、アメリカに勝てるわけがなかった。
飛鳥さん [ビデオ(字幕)] 8点(2012-12-24 00:45:27)
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