1. ジュラシック・ワールド/新たなる支配者
《ネタバレ》 ジュラシックパークの主役2人とワールドの主役2人が顔合わせ。 これだけでももう、映画ファンにはニンマリ。 なのに、そこに遺伝子で出来た女の子が出てくる! あ、そうか!このシリーズは、CG恐竜映画であると同時に 遺伝子SF映画でもあるんだ! しかも演じるは、「はじまりのうた」のあの思春期の女の子似の子役! もう悶絶ものです!!! 最後は、最強の恐竜よりも、Tレックスに華を持たせるのは アメリカ人らしい。好きです、そういうとこ♪ 図鑑でしか見たことない恐竜がわんさと出てくる、サービス満点の映画! 10点!!! [DVD(字幕)] 10点(2022-12-10 00:41:19) |
2. ジェロニモ(1993)
《ネタバレ》 これは一風変わったウォルターヒル映画。 いつもの喧嘩っ節の強いのが、悪党に勝つという筋立てではない。 信念のある漢気のある男たちも国家のコマにすぎないのが、戦争である。 漢気のあるジェロニモも、結局、合衆国に騙され、降伏されたという、 ウォルターヒルには面白くない話である。 だが、彼はアメリカ人なので、劇中の合衆国側のロバードデュバルが彼らしいキャラとして 登場する。 そもそもが伝記映画なので、ストーリーをいじれないフラストレーションから来る憎まれ口が 「この国のやり方、汚ねぇ!ペッ!」と言わせて、なんとか溜飲を下げてる。 男くさい、この監督が地味に時代考証を真面目にやっているのを想像すると、なんとも可笑しい。 [DVD(字幕)] 7点(2022-11-19 23:07:44) |
3. 静かなる男
《ネタバレ》 いやぁ面白いですね~ 面白い映画の原型を見た思いですよ♪ 舞台はアイルランド。 粗野な大男のお兄さんと妹の一家が住んでいた。 そこにアメリカ人がやってくる。 さぁその妹さんに恋をした。 最後は、二人の男の殴り合いになる。 喧嘩と言えば、ウォルターヒルを思い出すが、また一味違う。 勝敗はどっち? それは観てのお楽しみ♪ ※それにしてもジョンフォードはアイルランドがお好きですね。 [DVD(字幕)] 9点(2022-07-20 21:50:56) |
4. ジェニーの肖像
《ネタバレ》 これは深い! 男と女の、普遍的のものを語っている気がして、しょうがない。 もう映画が出来て、この時点でここまで人間を描いてる話が完成してることに驚き。 これを見て育った、今や伝説になった巨匠たちの作品を見て、 我々は育っている。 物語りの本来、あるべき姿をもう一度見直すべき時ではないか? [インターネット(字幕)] 9点(2021-09-17 13:05:31) |
5. ジョニー・ハンサム
《ネタバレ》 いいよね、ウォルターヒルの味だね。 彼の映画には、ジーパンの似合う聖女が出てくるんだけど、 結局、男同士の戦いのそばで何も出来ずに見てるだけなんだよね。 しかも本物の悪には、鏡みたいに本物の悪女がついてる。 そこに、ヒルの映画に、独特の女性観が生まれる。 それが、晩年のこの映画のような整形モノの「レディガイ」なんだよね。 だから女性には彼の味が楽しめないかもしれない。 でも、俺はぁ、ヒルの映画が最高に好きなんだなぁ・・ [ビデオ(字幕)] 7点(2021-04-06 02:43:20) |
6. ジョジョ・ラビット
《ネタバレ》 面白い! ナチにも人間味のある将校はいたわけで、それが少年兵を指導する彼だったわけだ。 最後の、ジョジョを守るための芝居は泣ける。 普通、映画等でユダヤ人の受けた史実を知っていれば、ドラマとしては、憂鬱な展開だ。 ヒットラーに憧れる少年兵の家に、ユダヤ人の少女が匿われてたわけだから。 でも戦争が終りに近づいてきてるという話の流れで、ホッと一息できる。 10歳の彼と、ユダヤ少女の交流。 そして、そこにいきなりゲシュタポが来る展開。 そこで将校の粋な、知らん顔がいい。 しかしお母さんが殺されるのは痛い展開だ。 しかし、一気にドラマは、ドイツの敗北へ。 心の友であったヒットラーは、母を殺した人間でもある。 そして彼は心の友を捨て、少女への愛へと傾く。 ドラマなら、この後、大変な苦労があるだろうと予測されるが、コメディなので、これでいいのだ。 ナチの太った女性指導者が、ラスト、機関銃をもって、突撃していくのが、スゴイ・・ 才能の片鱗を見せる場面がいくつもあり、今後、スゴイ監督になっていくのでは。 [DVD(字幕)] 8点(2021-02-20 20:23:35)(良:1票) |
7. ジョーカー
《ネタバレ》 これを観ると、バットマンの観方も、ハーレンクインの観方もガラリと変わるね。 深いね~。 [DVD(字幕)] 8点(2020-07-19 00:48:43) |
8. 女王陛下のお気に入り
《ネタバレ》 おお、これは! キューブリックを彷彿させるような感性。(そういえばコレ、イギリス映画だ) 絵画のような映像の中で、狂気っぽい繊細さ。 女性だけのラブストーリー。 ジェーンカンピオンの映画のように壊れるかのような細さ。 でもどっこい、さすが国を治める女王陛下、最後に上手を取るのが、 このアン女王なんですね~。 いい役者ですね~。 オリヴィアコールマン。 アメリカのキャシーベイツっぽい。 [DVD(字幕)] 8点(2020-02-22 22:11:51) |
9. 事件を追え
《ネタバレ》 ピーターイエーツがヒッチコック調の映画を撮った! 煮え切れぬイケメンのジェフダニエルが、綺麗なマクギリスさんと共演。 ラストも、ジェフなら、あんな押しの弱い展開も致し方なし。 でもイエーツって地味だけど、面白い素材で映画撮ってだよね~。 職人だよね。 [ビデオ(字幕)] 6点(2019-08-30 20:33:03) |
10. ジュラシック・ワールド/炎の王国
《ネタバレ》 前半はすごいですね。 よくまぁリアルな火山の噴火に恐竜を掛け合わせて描いたもんだ。 ドエライ作業量だったでしょうね。 後半は別の意味で面白い。 女の子と恐竜というファンタジーみたい。 夜の月夜に欧風の屋敷の上で恐竜が叫ぶ。 女の子は布団の中で震えてる。 子どもの悪夢をスピルバーグチームがジュラシックシリーズでも使ってしまう。 豪華2本立てといった感じの話で、面白かったです。 どこまで子ども心にブルーが届いたか、興味ある。 ブルーのフィギュア、欲しい。 [DVD(字幕)] 7点(2018-12-17 19:31:03) |
11. シェイプ・オブ・ウォーター
《ネタバレ》 「ヘルボーイ」「ラビリンス」の監督だもん。 こういう映画、充分「有り」だよね~。 思うにデルトロは女性のきれいな体とクリチャーのラブシーンを描きたくて、 こんなラブストーリーを創ったんじゃないかなぁ。 美しいシーンが多く、手元に置いておきたい映画の一本です。 クリチャーとサドっぽいキャラ。 この二つがデルトロ映画の肝ですよね。 最高です。 ストーリーが分かりやすいのも、また良し!ですっちゃ。 [DVD(字幕)] 9点(2018-09-29 17:45:11) |
12. 人生の特等席
《ネタバレ》 い~ですね~。 イーストウッドの味が美味く生かされてます。 本物を見切る目利きの老スカウト役をいぶし銀で好演してます。 シブいっす! でもやはり時代の波を読んだか、もうこの頃から 監督業に専念するようになるんですよね~。 だけどイーストウッド主演の映画を楽しむ目利きもおりますぜ~(笑) イーストウッド主演映画の、女性と分かり合っていく映画が好きです。 「恐怖のメロディ」「白い肌の~」などの女性蔑視映画に出てた頃の言い訳みたいで ファンはニンマリしてしまいます。 [DVD(字幕)] 7点(2018-09-24 00:53:43) |
13. 15時17分、パリ行き
《ネタバレ》 主役の3人、本人なんだね~。 それを知ってからでは、映画の印象がガラリ。 とてもじゃないが、恐れ多くて、マイナスのコメントなど言えないです。 いくら軍で鍛えられてるからって、銃を構えてる人にタックルなぞ・・・・俺は無理だなぁ・・ もし弾がひっかかってなかったら、確実に撃ち殺されてるのに・・ 強運というか・・ それにしてもイーストウッド監督は、前作「ハドソン」から アメリカ人の勇気を称える映画を創り続けてますね~ っていうか監督は、よく考えると、どの作品もアメリカ万歳だね。 [DVD(字幕)] 7点(2018-09-02 22:41:06)(良:1票) |
14. ジョン・カーペンターの要塞警察
《ネタバレ》 警察署を襲撃・・・なんちゅう過激な・・ でもどっかで観たことあるような・・ あぁそうか、平成にいる自分はリュックベッソンで経験済みだ。 (「レオン」「キス・オブ・ザ・ドラゴン」) 籠城ものといえば、アメリカ人ならアラモ砦だろうと思ったら、 この映画のタイトル、最初の予定では「アンダーソン・アラモ」だったとか・・ カーペンターはいいね。 アイデアで勝負してきて、男くささで味付けする。 アイデア抜きだとウォルターヒルの映画みたくなってしまうね。 でもいきなり女の子を銃で撃つなんて、こりゃ映倫も眉をしかめたろうに(笑) [DVD(字幕)] 7点(2018-03-17 22:20:10) |
15. シザーハンズ
《ネタバレ》 人を傷つけやすいがために一人で暮らすエドワード。そんな設定のようにも見えるファンタジックな映像。 そういう彼を温かく迎える、とある家族。果たして・・ これはよくできたおとぎ話ですね。 思春期の男の子を表したかのような設定。そんな彼を愛する女性。もう究極のラブストーリー。 どこの国も多感な年頃の子がいるんだなぁとしみじみ。 クリスマスに観るには、最良の一本。 [ビデオ(字幕)] 7点(2017-12-25 10:29:46) |
16. ジェイソン・ボーン
《ネタバレ》 うーん、手ぶれのアクションシーン健在。今回のボーンシリーズで気がついたのは、このシリーズのアクションシーンは普通の映画のアクションシーンが凝縮してること。多分、膨大な絵コンテが創られてるんじゃないか?と思った。そして相変わらず、このシリーズの肝である、ボーンの気転の切れ味の良さ。ギリシャの国内の騒動をうまく取り入れて、世界情勢がうまく取り入れられてる、これぞ大人まで楽しめる娯楽超大作。ラストのしてやったりのあの音楽から、クレジットロールにつながる瞬間、映画の面白さってこれだよな~と喝采を送りたくなる。しかしこのシリーズ、女性たちがホント死んでいく。ニッキーもボーンシリーズの頃のあどけなさはもうなく、大人の女性の顔だもんね。でも途中で殺されちゃう。脚本家が実にクール。男の世界に女は顔出すなってことかな? [DVD(字幕)] 7点(2017-06-09 11:44:12) |
17. シング・ストリート 未来へのうた
《ネタバレ》 ジョンカーニーは、今一番、僕の中で新作を楽しみにしている監督です。今までの「ONCEダブリン」「はじまりのうた」、どれもすごく好きです。この映画も最高!何度も観ることになる作品がまたできたよん♪ [DVD(字幕)] 10点(2017-04-09 08:35:40) |
18. ショート・カッツ
《ネタバレ》 アルトマン節、絶好調!浮気をごまかす嘘に爆笑する妻、下半身露出して痴話げんかする女性、等々もうこれでもかって感じで、群像劇中の女性のB面を描く。これは結婚してる男性にはうなづけるとこがあるのだろうか?それともアメリカという国がやり過ぎなのだろうか?それか嫌われ者のアルトマンの人生観なのだろうか?しかしよくまぁこんなに淡々と生活を描くだけで3時間ももたせるよ。BGMもほとんどなくて、それどもついつい見入っちゃうのは、他人の家の裏事情に好奇心が行くからかな?いやアルトマンが上手いんだろうな。群像劇を見せる演出が只者じゃない。・・で最後まで観て、地震しか起きない、って変な映画(笑)。これで終わり?って皆思うよね。それかやっと終わったと思うか?アルトマン群像劇は自分は「ナッシュビル」が断然好きだなぁ。 [ビデオ(字幕)] 7点(2016-08-21 22:41:11) |
19. 白いドレスの女(1981)
《ネタバレ》 まぁこんな悪女、いないんでしょうけどね。話の面白さに重点を置いた映画。ローレンスカスダンは「再会の時」でもそうだったけど、男性に精神的に頼らない女性をいち早く描いてた監督。男性の目線から、そのような女性を描くというのはやっぱり画期的(?)だったんだと思う。それにしてもキャサリンターナーは冷たい美人に見える風貌なのかな。後に「女と男の名誉」では殺し屋まで演じてる。まぁ冷たい女性じゃないんでしょうけどね。 [ビデオ(字幕)] 6点(2016-08-21 14:36:34) |
20. ジュラシック・ワールド
《ネタバレ》 いやぁ~面白かったなぁ。30年前に「エイリアン2」を生み出してる国だもん、ここまでやると思わされるよ、ホント。DNAの組み合わせによる新しい恐竜VSシリーズの人気恐竜の闘いとか、女性美人所長がビジネススーツをボロボロにして恐竜王国を走り回る、そして野性味たっぷりの頼れるナイスガイと結ばれるって、もうサービス満点だよ。娯楽映画からスパイアクション映画を除いた全要素が詰まってる感、あるよなぁ。子どもは絶対死なないんだよなぁなんて観てたら、もう創り手もそんな観客の気持ちを承知の上で、ロマンスに主眼を持っていくもんなぁ。Tレックスを女性所長が引っ張り出すシーンは、名場面だよね~。サービス満点の上に、どの画面を見ても、何か見せどころがあって、映像も手抜き一切無し。スピルバーグ御大の「ジュラシックパーク」シリーズよりも、島の広さが存分に生かされ、ホント広い範囲で登場人物たちが動き回ってる感があった。ありがちな閉塞感が感じられなかった。これで子役(お兄さんの方)がもうちょっとチャーミングな不良っぽかったら、女性の観客も喜んだんじゃないかにゃ。ラプトル率いる捕獲部隊なんて発想は、きっと次は戦争だ!ってキャッチフレーズを考えてたに違いない(笑) [DVD(字幕)] 8点(2016-05-05 03:14:36) |