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1.  大脱走
今では考えられないほどの豪華スター(しかも個性の強い!)の競演は、それぞれの持ち味が存分に生かされ、見事なほどのバランス感覚で見せ場を作り上げていく。まさにエンターテインメントとしては申し分のない、戦争冒険アクションの最高峰だ。マックイーンとしてはドイツ軍から逃げまくるバイクでのカッコ良さ以上に、“やんちゃ坊主”のイメージが一番顕著に出た作品でもある。個人的にはJ・ガーナーの煙草の吸い方が妙にカッコ良く感じたものでした。
10点(2001-05-13 18:03:24)
2.  ダイ・ハード
劇中、主人公がビルの中を逃げまわっている時、部屋に張ってあるヌード美女のピンナップに、「ハーイ」とか「やあ、また会ったネ」と話しかけるシーンがある。激しい銃撃戦や爆発など、殺伐とした内容の中でホッと一息つける瞬間である。J・マクティアナンの“10年に一度の奇跡”とも言えるこの作品での緩急自在の演出は、タイトルが出る前から伏線が張られるという冒頭から、ラストの大団円まで冴えまくります。僕的には生涯のベスト作品の候補の一本です。
10点(2000-09-18 23:28:56)
3.  脱出(1972)
都会から逃れてカヌーで急流下りを楽しむ為、人里離れた所へやってきた4人の男たちに次々と予期せぬ事態が襲いかかる。まさに闇の奥へどんどん追い詰められる彼らは、あたかも彷徨える子羊であるかのようだ。罪の意識に苛まれ、いつまでたっても醒めない悪夢に怯えつづける男たち。荒廃しきった日常生活の深淵を、ふと覗き見せられた思いさえする、実に怖い作品だ。
9点(2001-07-15 00:37:56)
4.  ターミネーター2
“PART1と2とどっちが好き?”と聞かれたら、“どっちも好き♪”としか言いようがない。PART1はややマイナーな良く出来たアクション映画と言った印象だったが、今回はSF色がより鮮明になりそのテクノロジーはまさに驚異と言う以外になく、見世物映画としてはひとつの頂点とも言える見事さだ。ただSFXに頼り過ぎたきらいも否定できない点で、PART1のようなペシミスティックな味わいは薄まったように感じる。
9点(2001-06-03 17:38:08)
5.  ターミネーター
SF映画なんだろうけれども、その味わいは往年のギャング映画そのものだ。とりわけ警察署にショット・ガンをぶっ放して殴り込みをかけるようなシュワちゃんは、まさにド迫力そのもの。そのスピード感とバイタリティーは並外れている。B級映画はいわば予算だけの問題で、アイデアとテクニックそして情熱があれば、いつでもA級に成りうるということだろう。
9点(2001-06-03 17:16:28)
6.  タクシードライバー(1976)
銃を手に行動する男の正体は、世間から英雄視されるのも、単に暴漢扱いされるのも、要は銃を向けた相手次第なんだと変な納得をしてしまう訳だけど、それにしても終盤、自ら深く傷を負って警官の見守る中で、血だらけの手で力なく頭に銃のように指をさすという、自殺への願いを暗示するくだりは圧巻。若き日のM・スコセッシの才気と映像マジック、そしてR・デ・ニーロの強烈な個性との、これ以上を望むのは無理と言える程の見事なマッチングで、斬新な作品世界を創造することに成功している。夢や理想を謳い上げるのをやめて久しいアメリカ映画は、今や、こうした不愉快な現実を描くとき、最も精彩を放つように感じる。
9点(2001-05-20 14:16:42)
7.  タワーリング・インフェルノ
ハリウッド超大作の自信を誇示した、デザスター・ムービーのひとつの頂点となった記念碑的作品。キャスティングの豪華さもさることながら、特殊効果の物量の物凄さには圧倒されっぱなしでした。ただこの作品を最後に、この種の大作を製作する事の困難さからか、さっぱりお目にかかれないのが残念です。
9点(2000-09-10 23:36:15)
8.  ダイ・ハード/ラスト・デイ
酷評につぐ酷評で、シリーズ最低作の烙印をも押されてしまった気の毒な作品だが、本当に、そんなに酷い出来なのだろうか。存分に楽しめたという点では、私などは少数派だが、冒頭からクライマックスに至るまで、昨今、これほどダイナミックでスピード感溢れるアクション映画を他に知らない。些かもダレることなく、切れ味鋭くストレートな印象を魅せているのも、余計なドラマを極力廃し、アクションに徹する事で、上映時間を最小限に抑えているからなのだろう。この設定と内容なら、極めて妥当であり、過去の優れたアクション映画と呼べるモノは、すべからく上映時間は1時間半程度であり、そういう意味において、本作は、まさにアクション映画の王道なのだ。随所に、“偉大なる第一作”にオマージュを感じさせてはいるが、むしろ、これらは、“プチ・リメイク”と言えるもので、ご愛嬌として楽しめる。それと言うのも、監督に“リメイクの帝王”J・ムーアを迎えた事から、製作者側の狙いが読み取れ、彼もまたそれに見事に応えたのである。難を言えば、父と息子が殴り込みをかける戦場に、チェルノブイリを設定した事。アイデアは面白いんだけど、これはちょっと無茶だったかも。ただ、無茶は、このシリーズの大きな特徴で、ジャンプしたパトカーでヘリを墜落させたり、ライターの火で旅客機を空中爆発させるという、物理の法則を無視したり、高速道路で戦闘機がミサイルをぶっ放したりと、過去の事例を言い出したらキリが無いほど。だが、本当に問題なのは、テロ集団の襲撃に巻き込まれ、孤立無援の高層ビルの中、戦いを余儀なくされていく若き日のマクレーンから、冒頭の射撃の的に風穴を開けた時から、既に戦闘モードになっている、本作の彼の姿の変貌ぶりだろう。
[映画館(字幕)] 8点(2013-04-06 15:17:47)(良:2票)
9.  007/カジノ・ロワイヤル(2006)
任務を遂行しながらも、頭の中は、昨夜寝た女のコトばかり考えているような好色漢で、身のこなしはスマートかつエレガント。何事にもアクティブで多趣味だが、いかにも頑張っているイメージには程遠く。ピタリと決まるキザなセリフも嫌味にならず、どこか人を喰っているような余裕すら感じさせ、それでいてそれらが決してマンガチックにならない。我々が記憶するJ・ボンドのイメージの一端を述べたものだが、半世紀近くリアルタイムでシリーズと接してきた者にとって、ボンド=コネリーの強烈なイメージは、そうそう拭いきれるものではない。世代によっては肩入れが違うのは無理からぬところで、、比較的若い人は、P・ブロスナンを推すようだが、あの金太郎飴のような表情の乏しさだけは許しがたい。今回の新作におけるボンドは果たして如何に?“ジェームズ・ボンド・ビギニング”と呼称してもいいような、ボンド誕生前史を描いているだけに、D・クレイグ=ボンドはやたら人間臭く、無鉄砲で、いかにも若々しいがむしゃらさを前面に押し出して描かれている。“21世紀のニュー・ボンド”と言うよりも“先祖がえり”という意味で、我々がイメージとして定着する前のボンドであり、シリーズに於ける過去のあらゆる約束事をブチ破りながら、ストーリーそのものと、ボンドという人物像を築き上げていくプロセスの面白さで、純粋なアクション映画としては上々の作品であり、見せ場作りの巧さでは定評のあるM・キャンベルの新たなる代表作と言っていいだろう。しかし、言い換えると、ここには本来の“お正月映画としての007”の楽しさと言うものは無く、むしろ異質のものに感じるのは致し方のないところ。全般に演出も演技も真面目で手堅いものの、遊びや余裕が感じられないのが、シリーズを楽しんできた者にとっては、やはり物足りない。談笑しながら見向きもしないで、的をものの見事に命中させる離れ業を見せたのが、「サンダーボール作戦」でのクレー射撃場でのひとコマ。そのあと、まるで射撃が初心者であるかのように「単なるまぐれさ。俺は何の取り得もない、つまらん男さ!」のセリフで相手を煙に巻くコネリーの不敵さと、この痛快極まりないシーンを編み出した、T・ヤングのハッタリ演出が、今では懐かしい。
[映画館(字幕)] 8点(2006-12-16 17:24:53)(良:1票)
10.  大陸横断超特急
長距離列車を舞台にしたサスペンスやアクションは映画の格好の材料だが、それが全編に渡ってとなると案外数えるほども無い。それは例えば「オリエント急行殺人事件」のような原作があるか、そうでなければ余程しっかりとした脚本がなければ一本の映画として成し得ないからだろう。本作はそういう意味で言うと、よく練られた脚本と洗練された演出、そしてH・マンシーニの名人芸のようなスコアの軽快なテンポに乗って、エンターティンメントとして見事なアクション・コメディに仕上がっている。ブレーキがきかない状態で暴走する列車を、本来なら危機一髪でストップさせるところが、この作品では駅構内を破壊して、悲鳴をあげて逃げ惑う群集の真ん前に土煙と共に轟然と姿を現し、やっとの思いで(まるで息絶えた生き物のように)止まるというド迫力のシーンがラストに用意されている。
8点(2001-10-26 23:50:49)
11.  黄昏(1981)
フォンダ父娘の共演は本作以外には無かったように記憶していますが、やはりそれだけ確執があった二人の顔合わせというものには、何か大きな意味があったように思います。この作品で病床に臥せっている父親の代わりに、壇上でオスカーを握り締めて涙ながらに狂喜していたジェーンの表情が今でも忘れられない。ヘンリーとしてもこの“黄金に輝く湖”に身を委ねるが如く、生涯最高の至福を迎えたに違いない。
8点(2001-10-05 23:52:13)
12.  太陽の帝国(1987)
大人にとっては大変な悲劇である戦争でさえ、子供にとっては意外と胸ときめかすことだってある。この作品は今までのどの戦争映画とも違い、少年の視点で描いたところがユニークで、又、そこがいかにもスピルバーグらしい。捕虜となった上流階級育ちの少年が、日々の糧を得るため収容所で狡すっからく立ち回り、生きていくための処世術を身につけていく。この少年の嫌らしさこそ戦争が生んだ不幸の象徴で、ラスト、彼の変貌に気づかない母親に抱かれ、虚ろな目をした少年の表情が印象的だ。
8点(2001-03-09 23:28:45)
13.  ダーティハリー
刑事としての能力に優れていて腕も立つが、警察という枠に収まりきれず一匹狼で、ときには暴走してしまうという今日のはみだし刑事モノの“ハシリ”となった記念すべき第一作。暴力には結局、暴力でしか解決できないという、一人の刑事の無力観を漂わせたラストが心に染みる。
8点(2001-02-23 15:33:29)(良:1票)
14.  ダンス・ウィズ・ウルブズ
ヴェトナム戦争以降、アメリカの、とくに正義というものの価値観が大きく変化した事で、映画の中でも西部劇というジャンルが衰退していった。その中で本作は、忘れた頃にやってきた大型西部劇で、長尺であるにも拘わらず良く出来たエンターティンメントとして、素直に楽しめたし感動もした。しかし一方で冷静になってみると、インディアンに擦り寄っていく白人という図式に、なんとなく胡散臭いものも感じてしまうのも正直なところ・・・。
8点(2000-11-11 17:26:47)
15.  ダイ・ハード2
輸送機に閉じ込められて機銃攻撃を一斉に浴びせられる中、緊急脱出装置で危機を逃れるという場面を、俯瞰で見せてくれるシーンが印象的で、レニー・ハーリン監督は前作の雰囲気を継承しつつ、尚且つ新しいアクションの見せかたに腐心していることが良く分る。アクション監督としてマクティアナンへの強烈な対抗意識ともとれるんですが・・・。ただ中盤の爆弾をセットした教会での攻防戦は、ちょっとした演出上のミスで盛り上がりに欠けたようにも思えます。前作以上にド派手なシーンが多い分、ちょっと節操がないようにも思えますが、PART2ものとしては良く出来ているほうです。ただ愛すべきキャラクターのパウエル巡査長の出番が少なかったのが残念です。
8点(2000-09-21 11:38:21)
16.  タイタニック(1997)
ほとんど外れのないJ・キャメロン監督の一世一代の入魂の一作。これぞ万人受けする映画の中の映画と言えるでしょうね。歴史的事実をよくあれだけ創作できるもんだと感心すらおぼえます。こんなスゴイのを撮って、アカデミー賞をも独占してしまったあと、彼はいったいどんな作品を用意するんでしょうか?。
8点(2000-09-14 12:57:30)
17.  007/ワールド・イズ・ノット・イナフ
このシリーズの売りで、大好きなスキーとボートチェイスの出来がよく、◎。
8点(2000-03-01 00:14:01)
18.  ダニー・ザ・ドッグ
ピアニストの母を持つお坊ちゃま少年ダニーが、自分の生い立ちを何故覚えていないのか、そしてどのようにして、これ程までに強靭な肉体を有するファイターに成長できたのか。さらに飼い犬の如く借金取立ての強力な用心棒として彼を育て上げた親方の思惑や真意など、基本的な部分に何かと説明不足な作品だ。「所詮アクション映画なんだから、クドクドと説明するまでも無いだろう!」とベッソンは言うかも知れないが、物語の根幹に関わる事だけに、もっとじっくり脚本を練って欲しかった。ディテールをきっちり抑えていればこそ、ドラマにも説得力が生じるというものだろう。しかし、本作はそういった脚本の欠陥をL・レテリエのテンポのいい演出で補っているのが救いだ。アクションにおけるスピード感溢れる歯切れの良さは「トランスポーター」で立証済みだが、主役を引き立てながら見せ場を作る上手さでは無類の才人だと思う。彼には是非とも「007」の監督をやらせてみたい。ただ、あの世へ行っている筈のB・ホスキンスがゾンビのように生きているのはどう考えたって不自然で、その部分だけはアクションの過激さが裏目に出たようだ。さらに周囲の観客に囃し立てられて、已むを得ず闘鶏場のようなリングで死闘を繰り広げるといった、使い古されたパターンや、J・リーの女性にはウブでストイックという設定には、もぅそろそろ卒業したい。
[映画館(字幕)] 7点(2005-07-13 16:48:18)
19.  ダリル/秘められた巨大な謎を追って
自分で新規登録をしておきながら、投稿そのものをすっかり忘れてしまっている作品の何と多いことか。本作もその不幸な(笑)一本で、要は超能力を持った少年の冒険物語というSFっぽい作品。その作品世界のイメージから、どうしても「A.I.」のようなSFXバリバリの大型SFファンタジーを連想しがちだが、これ見よがしの特撮などは皆無に等しく、むしろアイデアの面白さと撮影テクニックで見せるサスペンス・アクションといったところ。“SFっぽい”と述べたのもそういう意味からで、SFと言うよりもアドベンチャーものに近い。で、その少年には隠された秘密があって、彼を狙う影の組織との追跡劇が後半のハイライトとしてスリリングに展開される。超能力といっても「Xーメン」のような現実離れした神がかり的なものではなく、あくまでも大人顔負けの天才ぶりを発揮するというレベルであって、なかなかその部分にはリアリティを感じたもの。ただ、こじんまりと小器用に纏められた作品だけに、今の映画ファンからは物足らなさを覚える人もあるかも知れないが、ファミリー・ピクチャーとしても、このほのぼのとした味わいは棄て難いものがある。
7点(2004-07-22 18:00:16)
20.  タイムリミット
警察署長という身分や立場を見誤ったが為に自ら罠にはまり、殺人事件の容疑者として窮地に追い込まれて悪戦苦闘するという物語。次々と生じる不利な証拠を先回りして揉み消していくというサスペンスは、佳作「追いつめられて」以来だろうか。優等生的イメージからの脱却を図ろうとD・ワシントンはここでも頭脳明晰ながら女にだらしない男を好演。自ら招いた事とはいえ、この何とも情けない人物に身につまされて、ついつい感情移入してしまう。設定に強引さが目立つものの、見ている間はほとんど気にならず、主人公と共に味あわされるハラハラ・ドキドキのスリルと、流れるような筋運びで一気呵成に見せる。ラストのオチのつけ方まで、C・フランクリンのソツのない演出テクニックには堪能させられる。派手なアクションがなくても面白い映画はできるのだという証明でもある。
7点(2004-07-15 17:46:38)(良:1票)
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