1. ターミネーター4
3はさておいて、1, 2と小ネタ、オマージュで見事につなげた4。ファンとしてはタイトルバックだけで6割は満足。また、「人間とは何か」という確固たる"作品のテーマ"を持っており、前作とは雲泥の差である。これまで圧倒的な存在感で「機械」を演じきったシュワちゃんのT-800があったればこそ、徹底的に「人間」を演じきったマーカスに衝撃を受けた。人間とは何か。単純で、でも深い疑問を真っすぐに突きつけてくる。これぞターミネーター。そりゃ1, 2と比べると…になってしまうが、ファンとしては何も文句はない。とにかく作りの細かさに感服した。もし3の反省からここまでの作品ができたのなら、3にも少し価値はあったのかな。 [映画館(字幕)] 8点(2009-06-07 21:25:41) |
2. 007/ゴールデンアイ
ピアーズ・ブロスナンの役作りが見事。替わって一番、彼のボンドに違和感なく入れてしまった。といいつつ、そんなに印象に残っていなかったりする。確かカニばさみをかます怖いお姉さんが出てきたと思うが、あれ痛そうだよね。ちょっとやって欲しい気もするけど。 [DVD(字幕)] 6点(2007-09-19 11:50:54) |
3. タイタニック(1997)
「後半は凄い。前半はいらない。」本作が公開されて早数年、聞き飽きた言葉だが私もそう思う。作品としては平均以上のレベルに仕上がっている。一応キャメロンだけある。ディカプリオはけっこう演技うまいなと思った。ちょっとだけ見直した。でも、あまりにも手放しで本作に感動し、涙し、褒め称える人の多さにちょっと白ける。マーケティングが上手かったんだろう。それはそれで凄いと思うが、名作というには今三歩。 [映画館(字幕)] 7点(2007-09-19 10:24:50) |
4. 007/ダイ・アナザー・デイ
消える車…とうとうここまで来たか。わりと最近に観たはずなんだが印象が薄いのはやっぱり出来が悪かったってことか。ブロスナンお疲れ様。 [DVD(字幕)] 3点(2007-03-26 14:23:08) |
5. ダイ・ハード2
前作より先にこちらを観た。アクション大好きな子供だったので、とっても楽しめた。特にラストはかなり興奮したなぁ。何気にザコ役でT-1000が出てるんだよなぁ。銃で撃たれて普通にやられているのを見ると、何か寂しいというか複雑な気持ちになる。当時はスチュアート大佐の真似をして、風呂上がりに弟と素っ裸でテレビのリモコン振り回し、よく親に怒られたなぁ。改めて思い返すと、けっこう想い出多き映画。良い作品だと思う。 [ビデオ(字幕)] 7点(2007-03-16 14:27:30) |
6. タイム・マシン/80万年後の世界へ
タイトルからバリバリのSFを想像したが、実際は情緒あふれるB級作品だった。学芸会の着ぐるみのようなモーロックがかなり笑える。タイムマシンの上品な感じのデザインなどが気に入っている。多くの人に薦めたいとは思わないが、SFファンなら観ておくべき価値のある作品。 [ビデオ(字幕)] 5点(2007-03-15 16:42:33) |
7. ターミネーター2
《ネタバレ》 前作で徹底的にその存在感を見せつけたターミネーター。それが味方になるというこの上ない安心感と自然な設定、ストーリー。そして前作を上回る、これまた圧倒的なT-1000。CGの凄さにも驚かされたが、CG全盛の今見ても独特のアイディアと質感は全く陳腐になっていない。そして、普通に考えればありがちで安っぽい、少年とロボットの交流を、安っぽさなど微塵も感じさせず描いている。与えられた任務は完璧に突き通すターミネーター。劇中で様々な学習は重ねていくけれども、人を殺さないと誓った通りに誰1人殺さなかったのは、ただジョンの命令に従っただけにすぎない。本質的には人間らしさとは程遠いターミネーターの行動に、観る側はこれ以上ない程の人間臭さを感じ、ラストで涙できる。映画というメディアで、心の底から大泣きしたのは後にも先にも本作だけだ。相手が自分を決して裏切らない、こんな頼もしいことはない。それを無条件で信じることができる、こんなに安心できることはない。人を殺してはいけない、こんなに簡単で難しいことはない。全てを無機質なターミネーターが、その圧倒的な存在感で語ってくれる。ホント最高だよ、この映画。(2006/07/29 追記:これを観て10年経ってから「素晴らしき哉、人生!」で心の底から大泣きしたので前言撤回します。映画っていいですねー。) [映画館(字幕)] 10点(2006-07-29 18:47:12)(良:1票) |
8. ダ・ヴィンチ・コード
原作は読んでいないので、どこがどう端折られたのか知らずに観た。「原作を読んでいないと難しくてついていけない」との前評判があったので不安だったが、ちーとも難しくなかった。キリスト教の知識というか一般常識程度の知識があれば十分についていけるし、謎解きもまあまあそれなりの完成度を保っていたので楽しめた。。。が、オチがあまりにも陳腐でやってられない。そこまでの話を考えたならもう少しマシなオチを用意してくれよ・・・観る前から想像つくじゃん、そんなオチ。要するに「世間でいわれているほどつまらなくはないし、世間でいわれているほど面白くもない」というのが感想。 [映画館(字幕)] 4点(2006-06-12 12:47:42) |
9. ダンボ(1941)
何故か家にビデオがあったため、子供の頃何度となく観た。なぜかディズニーで1番観ている作品。だが、いじめられーの話は嫌いです。まあ、ダンボは頑張ったけどさ、世の中みんな頑張ってるんだってば。子供ができたら、また一緒に観ます。 [ビデオ(吹替)] 6点(2005-07-21 06:25:30) |
10. ダンテズ・ピーク
ばあさん、そこで降りちゃダメだって。 [ビデオ(字幕)] 1点(2005-07-21 06:25:12) |
11. ダンサー・イン・ザ・ダーク
観ていて重くなる、いかにもな救いのない物語だが、セルマの自分勝手さにケチがついてどうしても感情移入できなかった。母親よりも光の方が子供にとって大事なんて話はきいたことがない。話題性のある映画には抵抗を感じる私の性分も手伝って、泣きも笑いもできなかった。曲は良かったけど。 [ビデオ(字幕)] 5点(2005-07-21 06:24:53) |
12. ダイヤルMを廻せ!
完成度が非常に高く、完全犯罪のはずの計画が崩れていく展開にリアリティがある。テンポ良く二転三転していくので、最近のサスペンスと違って結末がなかなか読みづらい。無駄にごちゃごちゃしていないし、スッキリとまとまっているので意外と軽い心持ちでも話についていける。グレース・ケリーが素敵すぎる。オススメ。 [ビデオ(字幕)] 8点(2005-07-14 22:02:51) |
13. タイムマシン(2002)
それなりの、安っぽくない作りになっているので、まあよしとするか。といったレベル。個人的には肝心のタイムマシンが20世紀の頭という舞台には全く似合わない質感で、オリジナルにあった風情が損なわれているのが残念。 [映画館(字幕)] 4点(2005-07-14 22:01:56) |
14. タワーリング・インフェルノ
もうね、この2人に出られたら何も文句言えないじゃない。ズルいっすよ。 [ビデオ(字幕)] 7点(2005-07-13 17:50:45) |
15. 007/ワールド・イズ・ノット・イナフ
クリスマス博士は「スターシップ・トゥルーパーズ」の印象が強いので、彼女の方が悪役にハマる気がした(別に悪役やってたわけじゃないけど)。かといってソフィー・マルソーと体温上げても微妙かもしれないけど。ちょっと敵ボスの生き方に同情した。変な言い方だけど死ねてちょっと幸せだったかもしれない。私はブロスナンの作品では本作が1番だと思う。LUNA SEAファンなので、彼らの曲が使われてるのも嬉しいし(余りにも蛇足なのでDVD等には入っていないようだが)。 [DVD(字幕)] 6点(2005-07-13 17:42:09) |
16. 007/トゥモロー・ネバー・ダイ
なんかアクションがありきたりで今イチ。印象薄い。 [DVD(字幕)] 5点(2005-07-13 17:19:12) |
17. タクシードライバー(1976)
何かもうわけわからん。 [ビデオ(字幕)] 3点(2005-07-13 16:08:03) |
18. ダイ・ハード3
どのシリーズにも言えるが、3作目ってのはどうあがいてもキツい。お約束は踏襲すべきだが、今までと同じことをやっても飽きられるだけ。その「お約束」の要素の多くを主人公であるマクレーンが一本被りしている本シリーズは特にこのバランスを保つのが難しかっただろう。そんな中で、前2作の空間的な緊縛を時間的なものに置き換え、グチり役をゼウスに譲った点は、かなり評価している。これまでとガラリと雰囲気を変えながらもお約束は保てていると思う。テンポもアクションも悪くないのだが、作りこみが甘い印象を受けてしまうのがもったいない。そして、クリスマスという舞台だけはどうあっても踏襲すべきだった。クリスマスでなくした理由が特に見当たらないだけに残念。せめてクリスマスだったら、も少しファンの評価も高かったと思うのだが。 [映画館(字幕)] 3点(2005-07-13 06:33:39) |
19. ダイ・ハード
この映画の凄いのは、何といっても等身大のマクレーン。問答無用の強さを見せるシュワちゃん等々と対極をなす見せ方。観てる方が痛いアクション。やる気なくす所も、そうだよなー、疲れるよなー。と共感せずにはいられない。本作の見所は多々あるが、高評価につながっている大きな理由は、やはり初めての見せ方にあるんじゃないだろうか。ブルース・ウィリスも当時は良かった。 [地上波(吹替)] 7点(2005-07-08 22:27:28) |
20. タイタンズを忘れない
ブラッカイマー製作の割にはけっこう面白かった。あらすじだけ辿ると、胡散臭すぎて嫌になる話だが、勝つか負けるか以外は何も関係ないスポーツの世界だからこその空気を感じることが出来た。簡潔明瞭なただ1つの目標に向かって人間は真っ直ぐになれる。やっぱりスポーツはいいねぇ。 [DVD(字幕)] 5点(2005-07-08 22:26:48) |