281. ロックアップ(1989)
宣伝を観て、これってどう考えても脱走劇だと思いませんでした?しかしそうではないところがこの映画の一番良いところです。でも、当時十八番であったスタローンの怪物的活躍を期待した者としては、結構期待外れの終り方と言うか。もっと派手なアクションを期待した反面、スタローンらしくない映画と言うことで、まあそれはそれで貴重な作品でした。 8点(2001-08-08 12:24:25) |
282. マウス・ハント
友達に無茶苦茶勧められて観ました。ファミリー映画としては確かに面白いです。ネズミ版「ホームアローン」って感じですが、間抜けな2人組みとの格闘もただの“虐待”で終らないところは、むしろ本作の方が遥かに好感持てます。 8点(2001-08-08 12:18:40) |
283. アマデウス
F・マーリー・エイブラハムもトム・ハルスにしても、それほど魅力的な俳優と思えない所為か、感情移入出来ずにいました。しかし有名どころを選ばず、この玄人二人を選んだところもこの映画にとって重要性があるのでしょう。でも、ホント、この二人はこの作品以降、華やかな舞台に立っていない気がしますね。映像的にも内容も素晴らしいんですが、感動的って言うか、劇的なシーンってものは何故か感じませんでした。なんか淡々と進んでしまったって気がして。これも天才の成せる業でしょうか? 8点(2001-06-22 12:05:52) |
284. 愛は霧のかなたに
シガニー・ウィバーが同年に助演と主演の両方に選ばれたことで有名になりましたね。その名誉に負けない、確かに熱演でした。個人的には結構この人の作品って避けてたんですけど。彼女の映画では最高の演技でしょう。しかしラストはどうもね。ホント、これが現実だと思うと悲しくなります。 8点(2001-06-11 12:42:03) |
285. ニューヨーク東8番街の奇跡
当時は同じスピルバーグものでも同時期に公開された「インナー・スペース」の方に注目が集まっていて、こっちの方は全くでした。期待して観なかった所為でしょう。UFOは思ったほど可愛くないと思いましたし、ラストの“お返し”は読めてましたが、優しさに溢れた良い作品です。 8点(2001-06-05 12:26:00) |
286. グレート・ウォリアーズ/欲望の剣
バーホーベンのそれまでの悪趣味的作品を見て来たものとしては、まだマシな方ですが、とにかく暴力的だし、野望や性描写はその後のヒット作にはないほど過激です。しかしジェニファー・ジェイソン・リーの迫力あるボディで、ストーリーなんてどうでも良くなりました。とにかくお姫様(ある意味ちょっと苦しかったが)から魔性の女への変貌はなかなかです。 8点(2001-06-05 12:22:44) |
287. ウワサの真相/ワグ・ザ・ドッグ
一番言いたかったのは、マスメディア批判でも大統領不倫疑惑でもなく、“映画のプロデューサーが何ももらえない”と言うことらしいですね。またそこもブラックユーモアで良いです。 8点(2001-05-18 12:44:52) |
288. シン・レッド・ライン
(↓いっちゃん下の方ですが)【NOPPO】さんに同意見、ほんと人を選ぶ映画でした。えっ、私ですか?まあどちらかと言うと、選ばれた方でしょうか?まあ良く分かりませんが、それもハッキリしないって言うのがこの映画の批評と言うことで・・・ 8点(2001-05-14 12:37:11) |
289. 遠すぎた橋
最初に見た当時は、まあ良い映画かな、と。でも色々な専門誌を見ると間違いなくこの映画って非難されてますね。オールキャストにした割には巧く俳優たちを生かしきれてないとか。ロバート・レッドフォードあたりの使い方は仕方がないかなって気もしましたが、ショーン・コネリーあたりになってくるとちょっと苦しいような。個人的には悪いとは思わなかったのですが、史実をお金を掛けて作っただけとも観えなくもないです。かなりの大作だし、「史上最大の作戦」と比較すれば断然こちらの方が良いと思いますが、その辺は意見の分かれるところでしょう・・・ 8点(2001-05-05 10:15:25) |
290. X-メン
友達からの前情報が入り過ぎていたし、それ以前に宣伝でほとんどの名シーンを観てしまっていたので、別に観ても斬新さを感じなかったですね。最近の映画にありがちな傾向です。映画のコピーにあった「敵は強大、味方はわずか」って言いつつ、敵は“舌が長い”のと”大猿“と“七変化カメレオン”に大親分のマグニートー扮する“磁石男”。どう見てもこの4人しかいないと思うけど、この4人だけで人類に立ち向かおうとする敵の方が勇敢だと思いましたが・・・ 8点(2001-05-05 10:14:41)(笑:3票) |
291. トワイライトゾーン/超次元の体験
スピルバーグがノリに乗っている時の作品だから、かなり期待して観たのですが・・・4話とも各監督による相当の力の入れようが伝わって来てなかなかの作品なのですが、一方、どれも中途半端な終り方をするオムニバス(1話は事故が絡んでいるが)なので、観終わって消化不良のところもあります。4話目のグレムリンが登場するのにしても、一体あの悪魔って何がやりたかったのか?(だから小悪魔なのでしょうか?)因みに、4話あるうちの一番面白くなかったのは、スピルが担当した2話目でした。 8点(2001-05-05 10:07:18) |
292. 若草物語(1949)
子供の頃に観て、最近、90年代版の「若草物語」を観て再度観たんだけど、こちらの方は落ち着きがあって良いですね。あまりに向こうは2時間ちょっとの上映時間と言うこともあって、駆け足で走りすぎた感じがしますし(因みにこちらも2時間ちょっとですが・・・)。☆エリザベス・テイラー出演の「若草物語」って印象があったんですが、ホント出演シーンが少ないです。それでも一番印象に残ったのは、ラストシーンでクッキーをかじったエリザベス・テイラーが、そのクッキーを手に持ちながらジョーや色々な人と抱き合い、そのクッキーをどうするんだろう?ってところに目が行ってしまったことです・・・? 8点(2001-05-05 10:03:42) |
293. グラディエーター
この映画に期待したのは、「ベンハー」であり「スパルタカス」であった。しかし"グラディエーター"、そう剣闘士な訳ね。全編それだけの展開。友達が「アカデミー賞を取るほどでは・・・」って言ってたのも頷けました。個人的には(↓)【mmm】さんに同感で、確かに良い映画なんですが、もう一つって気も・・・ 8点(2001-05-05 08:21:59) |
294. フォーリング・ダウン
(↓)確かにハンバーガーショップでキレるのは良く分かります。個人的には道路で公共事業にケチをつけ、バズーカーをぶっ放すシーンが好きです。なんか昔、「たけしの元気が出る~」でやってた目覚ましおじさんみたいで最高です! 8点(2001-04-30 15:48:54) |
295. ダークマン
リーアム・ニーソンは良い俳優なんだけど、この役だけは似合わないような。って言うか、「シンドラーのリスト」以来、大御所だと思って見てしまう所為でしょうか? 公開当時の宣伝では、ダークマンになったことで超人的な能力を身に付け・・・って、“ダークマン解剖書”なるものが紙面に載っていましたが、そこからしてもその正体=(イコール)リーアム・ニーソンってちょっと想像できませんでした。作品的にはスケールは小さいし、あまりにアメリカンコミック的でオーソドックス過ぎますが、個人的には面白かったです。 8点(2001-04-25 12:08:06)(良:1票) |
296. ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ
「荒野の用心棒」「夕陽のガンマン」のセルジオ・レオーネが監督をしてるんだけど、きっとこう言う映画を撮りたかったんでしょう。ヤクザ映画と言えば、アル・パチーノやロバート・デニーロじゃなくって、いっそクリント・イーストウッドで作っても良かったのにって思ったの私だけでしょうか?☆友達とこれを観に行って、あまりの長さにお尻が痛かったのを覚えています。ロバート・デニーロって良い俳優だと思うし、ジェームズ・ウッズも良いのですが、ユダヤ版ゴッド・ファーザーの域から抜け出せなかったような。あまりに過激なシーンも多く、こんな映画を子供が観ても許されたのは時代を感じさせます。だっていきなり「咥えてみな!」だもんなあ・・・ 8点(2001-04-24 12:13:24) |
297. トレマーズ
この作品で棒高跳びをしたくなりました!(←嘘!) 8点(2001-04-24 12:09:53)(笑:1票) |
298. コーラスライン
ミュージカルと言うと敬遠したくなりがちの人もいるかと思いますが、本作に関しては誰でも観易い作品に仕上がっていたような。特にお気に入りの女の子が登場するんですが、とにかくダンスの凄さにびっくりしました(名前は忘れた)。☆しかし最終審査では一人一人、人生について話をさせますよね。あれって何か審査の参考になったんでしょうか? 自己啓発セミナー集団じゃあるまいし、私の周りでは賛否両論でした。 8点(2001-04-21 19:40:06) |
299. がんばれ!ベアーズ
子供ながらに生意気な子供たちのハチャメチャぶりにうんざりする所もありましたが、後半の試合になるにつれ、のめり込んで観ました。脚本が優れているのでしょうか?天才オニールも久々に観れたし。特に印象に残っているのは、ホームランの柵が内野の少し外側に設置されてあり、そこだけがリアルに見えたとこです。 8点(2001-04-20 20:20:57) |
300. ゲッタウェイ(1972)
個人的にはスティーブ・マックイーンって、そんなにハードボイルドが似合うタイプじゃない気がしてたけど、この作品では頑張ってくれてます。ペキンパーの演出が光っているためか、泥臭い雰囲気が良く出ていました。ラストは少し尻すぼみでしたが、おじさんとの掛け合いで終る展開は意外で、強く印象に残っています。 8点(2001-04-20 20:18:02) |