Menu
 > レビュワー
 > アラジン2014 さんの口コミ一覧。17ページ目
アラジン2014さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 678
性別 男性
自己紹介 ソフト化されたタイミングでのレビューが中心です。2008年、子供の頃から夢だった自宅シアタールームがついに実現しました。(100~110インチ程度、音響2.1ch)できるだけネタバレせずに書いていますので文章がおかしい場合もあると思いますが、暖かい目で見守ってやってください。(2014初登録)

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順1234567891011121314151617181920
212223242526272829
投稿日付順1234567891011121314151617181920
212223242526272829
変更日付順1234567891011121314151617181920
212223242526272829
>> カレンダー表示
>> 通常表示
321.  レイダース/失われたアーク《聖櫃》 《ネタバレ》 
昔は面白かったんですけどねー。。大人になって再鑑賞して感じるのはとにかく「根拠のない自信と度胸はシラける」ということです。この主人公のみに許される禁じ手を堂々と使って話が進んでゆきますので、この部分を楽しめるかどうかがkeyになります。インディジョーンズシリーズ、リーサルウェポンシリーズ、ジャッキーチェンシリーズが楽しかったのは子供のうちだけだったと痛感します。あれほど大好きだったインディシリーズが色褪せてしまった瞬間でした。  辛口でしたが冒険活劇としてはツボを押さえた名作なのでどなたでも楽しめる映画なのは間違いありません。特に序盤の玉コロコロ付近は素晴らしい仕上がりです。しかしどうもその後の流れが微妙に退屈します。大人になるとこんなにも歪んでしまうのかと、、少しだけ自己嫌悪を感じる私くしでありました。
[DVD(字幕)] 6点(2020-03-16 15:26:33)(良:1票)
322.  ドーン・オブ・ザ・デッド
評判良かったので期待値上がり過ぎたせいか、意外と普通でした。全体的に悪くはないのですが、なんだか空気感が違うというか、、まあ普通のアクション映画らしいライトな感じになってしまっていると思います。なんだかんだいってもウォーキングデッドは凄いですよねやはり。 既視感アリアリで「もしかしたら以前見たかも?」そんな印象すら受ける流れでしたが、オリジナルと混同してしまっているのかよく思い出せません。(犬を使ってモノを運ぶのって他の映画にもありましたっけ?)  ハードロック系の音楽の使い方が嫌。全体的に何となく軽い感じで、さほど怖さも感じませんでした。個人的にはロメロゾンビのベストは「死霊のえじき」、ロメロ以外では「28週後」の世界観(雰囲気・空気感)かなって結論がでました。CJいいやつ。
[インターネット(字幕)] 5点(2020-03-16 13:07:52)
323.  ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー 《ネタバレ》 
もともとスターウォーズは冒険活劇っぽくてあまり好きになれませんでした。そもそもEP4~6はかなり映像が古いし、EP1~3はCG色が強く物理法則を無視したようにクルクル飛んだり跳ねたりで萎えるし、、話題になったEP7はまるでEP4の焼き増し感満載でチョット残念だったし・・。 EP4~6の準世代ではありますが、なかなかシックリくるスターウォーズに出会えなかったのが正直なところでした。(かえってアニメシリーズのほうが自然で良かったりして) しかし!!今回は最高に良かったです!  ローグ・ワンはシリアス路線&中途半端にジェダイが出なかったのもかえって良かったと思います。皆さんもお書きになっていますがK2の活躍も素晴らしく、グッバイで不覚にもウルウル。またラストの抱き合うシーンも光に包まれて終るというセンスの良さが全体の仕上がりをUPさせているように思いました。フォース風のカンフー(ドニー・イェン&チアン・ウェン)の活躍もリアル志向をより高めていて相乗効果があったと思います。  【ネタバレ注意】 CGで完璧な姿で登場した若きレイア姫&ターキンも素晴らしいし、Xウィングの人々のCG補完も素晴らしい。そしてやはりなんといってもダース・ベイダー無双!!ベイダーのセーバー戦もオーソドックスでシブいシーンに仕上がっています。(マントがはためいているとか動きが遅いとか早すぎるとかいろいろ言われていますが、そのへんは華麗にスルーしたい) 私にとっては初めて手放しで喜べるパーフェクトなスターウォーズでした!!(テーマソング&オープニングスクロールがあればパーフェクトの二乗でしたが)
[ブルーレイ(字幕)] 8点(2020-03-16 02:14:59)(良:1票)
324.  トータル・リコール(2012)
私もたまたま昨年オリジナルを再見する機会があったので、それをきっかけにリメイク版も鑑賞するに至りました。まず、他の方もおっしゃっているようにオリジナル版のショボさは凄い。当時は感動したものですが、、今見るとビックリするくらいチャチぃです。リメイクはリメイクで鬼嫁と本カノのやりとりがターミネーター過ぎてドン引きでしたし、もうチョット何とかならんかったのかといいたいところです。。  新旧それぞれの良さはありましたが、それぞれの問題点も気になりました。結果的には「ドロー」といったところですが、リメイクのほうが作られた年代が新しい分、映像的には見やすいです。単純に、オリジナルと全く同じ状態で最新技術を使ってリメイクしていただきたいものです。(変な手を加えないで欲しい) 話は逸れますが、ブレードランナーもオリジナルに忠実にリメイクしたらさぞスタイリッシュで渋い映画になるんじゃないでしょうかね。。
[ブルーレイ(字幕)] 5点(2020-03-16 02:11:13)(良:1票)
325.  ザ・ウォーカー 《ネタバレ》 
ネタバレすると残念なので前知識無しで見ていただきたいのですが、、「最後のBOOK」といえばアレだろうなと安易に想像できます。また盲目かどうかが議論になっていますが、途中から出てくる盲目の母(ジェニファー・ビールス)の演技と比較すると主人公が盲目でないのは明白だと思われます。主人公は対象物にシッカリ視線を送り、そして目を見て話しています。  ラスト付近に賛否あるようですが神の啓示のまま西へ歩き、主人公がココだと思った場所が到達点なので、それはそれでOKだと思います。そして友は友の意思を引き継いでまた旅立ちます。いくつか難をいえば主人公がなかなかしぶといのは「何か特別なものの力が働いている」で一応納得できますが、超人的な強さの説明が一切無いのは少し残念です。あと、30年も歩いていたわりにラストは車でチョイチョイとか・・ プロットが崩壊している箇所もチラホラ見られます。(そもそもアメリカを横断するのに歩きでも30年かかるのはおかしい)   マッドマックス以来のリアルな世紀末感、大ヒットゲームFO3そのまんまの描写、そういった観点で見た場合は非常に素晴らしい映画でした。ROMEのプッロ役の人含め、出演陣が割と豪華なのも良かったです。キリスト教に興味がなくても十分に楽しめる作りになっています。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2020-03-13 13:20:09)
326.  ザ・コンサルタント 《ネタバレ》 
ベン・アフレックが嫌いなのでこの映画もスルーしていましたが、評判通り、なるほどなかなか良かったです。。自閉症の人の、ある側面がとんでもなく凄いんです!という映画は昔から色々ありますが、今回は主人公をスーパーマンに仕上げちゃったのが面白いですね。きちん子供時代から丁寧にトレースしてあって、スーパーマンになった経緯に説得力を持たせてあるのが良かったです。(わりと真面目にリアル志向になっている)  ラストで全てつながる部分は「なるほど~♪」とは感じましたが、まあ・・ だからどうした的な結末ではあります。個人的にはジャクソン・ポロックの絵画と絡めた淡い恋愛パートと、その結末が主人公の心境を表していて高得点でしたが、途中、女のほうから擦り寄るシーンは不要でしょうねこれ。あと、兄弟が再開するシーンも全く不要で蛇足でしかなかったです。(会ってお茶するわけでもなし、交錯してお互いを感じ取るだけで十分でしょココ)  上記二つの蛇足感が無かったら+1点出しても良かったですね惜しいです。しかしこの映画、まあまあ成功してますのでくれぐれも続編を作らないでもらいたいものです。
[インターネット(字幕)] 6点(2020-03-13 12:49:24)
327.  パッセンジャー(2016) 《ネタバレ》 
素晴らしい映像、素晴らしい宇宙船、素晴らしい女性、と、三拍子揃った映画でした。男性だけ起きた時点でまさかと思いましたが、やはり嫌な予感が的中します。これはあかん、人としてあかん。でも自分が主人公だったらどうだろ?やっぱりやってしまうかもしれません・・ (でも、その度胸があるかどうかは疑わしい)  ストーリー上は仕方ないと思いますが、途中で出てくるモーフィアスは不要だったと思うし、全体的にご都合主義感満載ですが最後まで気持ちよく楽しめます。ただし、女性の立場で見た場合はこんなの絶対許せないと思うので、、後半のストーリーの流れは ”無い” でしょうね。。  皆さんおっしゃっていますが、プールの無重力シーンは凄いです!大画面で見た方がよい映画です。デート映画としてお勧めしている方もいますが、、女性の立場からみたら微妙だと思いますのでご注意を。(帰り超温度差が発生しそう)
[インターネット(字幕)] 6点(2020-03-13 12:47:43)(良:1票)
328.  猿の惑星:新世紀(ライジング)
文明が崩壊する部分が見たかったのにバッサリ端折られていました。序盤から確立された世界観で、なんだか巷にある数多のCG映画のようで退屈してしまいました。 おそらく内容的には人間の愚かさと獣の怖さ、そして人間の愛情を知るシーザーと虐待され続けたコバの対立、更にいうと人間の頭脳と猿の頭脳(実は猿のほうが頭が良かったり)などなど盛りだくさんで、結構深い内容のハズですが、CGが出来過ぎているせいか流れが悪いせいか、大切な哲学的側面がほとんど頭に入ってきませんでした。ラストの猿同士の対決も巷にあふれるCG映画よろしく、かなりライトな感じで普通です。  三部作のラストが控えていますが、ちょっとお金払ってまで見るべきか悩んでいます。個人的にはもっと哲学的側面を強調してほしかったですね。。
[インターネット(吹替)] 4点(2020-03-13 12:42:23)
329.  猿の惑星:創世記(ジェネシス)
キッカケになる部分を丁寧に描いてある点は高評価でした。またCGIの発達でまるで違和感がない描写も凄いです。でもなんだか他の普通のアクション映画(見たら忘れる系)の一派であったのもまた事実です。  シーザーママが暴れるくだり、女性との出会い、オヤジさんを助けるくだりなんかはご都合主義感出ちゃっています(その割に不要なシーンだったりもします)。中盤シーザーが地位を確立してゆく流れは素晴らしいのですが、その後人間と戦う部分は結構安っぽい感じになっちゃってて残念感が漂います。そもそも論ですが、主人公が一番の悪(キッカケ)ですが、何となく看守や警察などにすり替えられていて、人類=悪という構図はいただけません。この映画はあくまで主人公のワガママや倫理観の欠如から起きた事件であることを強調すべきでした。  個人的にはリメイク=あくまでオリジナル脚本をそのまま最新映像で蘇られていただきたかったなという気持ちが強いです。
[インターネット(吹替)] 5点(2020-03-13 12:42:05)
330.  パーティで女の子に話しかけるには
昨日「ムーンライト」を鑑賞してからの「パー話(ぱーはな)」の、凄まじいまでの温度差たるや!この映画が伝えたいことはなんなのか?多分愛だと思いますが、正直なところ全くイミフでした。でもなんだか凄く良かった明るくてとても楽しい映画だった。  異邦人のパーティは完全にイミフですがカラフルでとても素敵。エル・ファニングは何やっても最高に可愛い(朝の秘密基地での一件が最高だった)。そこへまさかのニコール・キッドマンが現れて化学反応を引き起こしてくれる。パンクライブからはパーフェクトカオスですが、それでもきちんと落としどころをわきまえていてラスト15分の描き方がとても素晴らしいです。この監督さん、よく判ってらっしゃる。更にしつこくエピローグ、こちらも本当に素晴らしい余韻が残りました。  鉄腕麗人さんもおっしゃっていますが、まだ人生を模索している10代~20代“ボーイ・ミーツ・ガール”が見たら、たぶんビビビとくる映画だと思います。おっさんが見ても「なんかイイかも?」で終わってしまうでしょうね。カルト作品としてハマる人はドハマりだと思います!ちょっとオマケして7点で!
[インターネット(字幕)] 7点(2020-03-13 11:17:53)
331.  スター・ウォーズ/最後のジェダイ 《ネタバレ》 
全てのSWファンを敵に回してしまいそうですが、そもそもマーク・ハミルという役者が名優だとは思っていません。レジェンド?なにそれ?美味しいの?残念ですがルークが出てきても特に何も響きませんでした。  全体的なプロットも散漫でインパクトに欠ける映画です。そもそも司令官が宇宙空間から戻ってきたり、主人公同士がテレパシーで話をし始めた時点でかなりのシラけムードです。極めつけはアジア系&アフリカ系のサブキャラたちの旅。これ確かに要らなかったですね。でもデル・トロが見られたのでOKとしときましょう。  他の方になんといわれようが、私はとってはスターウォーズといえばローグ・ワンの一作品だけで十分ですね。(ただ、本作もSF映画としては十分に及第点には達していると思いますが・・) ちなみに、変態エロオヤジ目線で恐縮ですがデイジー・リドリーの妙にボーイッシュな感じなのに太ももや腰回りのむっちりした部分にエロスを感じてしまいました。。(みんなごめんなさい)
[インターネット(字幕)] 5点(2020-03-07 09:51:15)(良:1票)
332.  NERVE ナーヴ 世界で一番危険なゲーム
動画やSNSでの承認欲求と現金を利用した危険なゲームが流行っているニューヨーク。不特定多数の「視聴者」(観客としてあちこちで動画を撮影していたり、プレイヤーへの課題をアップロードしたりできる立場)を引き連れ、「プレイヤー」側は視聴者が考えたあらゆる課題(無理難題)をリアルタイム(制限時間あり)でクリアしてゆくという内容。  期待せずに見始めましたが予想に反してなかなか面白かったです。今時の若者の携帯依存・SNS・ネットありきの状況が誇張されていてなかなか興味深い映画です。匿名性はもちろんのこと、そこにはビッグマネーも動いていて課題をクリアするたびに高額な報酬が得られるというアングラな仕組みが危険度をエスカレートさせてゆきます。  リアルタイム×匿名×承認欲求×ビッグマネー、これらが重なって若者たちは各自行動に歯止めが利かなくなります。怖いのは匿名の不特定多数(視聴者)で、その匿名らが課題を考えている点です。不特定の匿名の彼らが見たいモノとしてどんどんエスカレートする課題はそのうち犯罪スレスレ、そして命の危険が伴う派手な課題を経て驚愕のラストへと向かいます。  ラストは予定調和的&茶番的ではありましたが、、それでも十分に脚本は練ってありますのでストーリーはシッカリしています。見たら忘れる系の娯楽作品ですが、何となく全体のプロットは心に残るものがある映画でした。悪くないですよコレ。
[インターネット(字幕)] 7点(2020-02-12 02:54:51)
333.  アリータ:バトル・エンジェル 《ネタバレ》 
アニメや日本的背景などに興味がなく、予備知識なしで純粋に一つの映画として鑑賞しました。大作風でキャメロン脚本・ロドリゲス監督ときたら期待値も上がるというもんですが、表面的にも内面的にも想像以上に浅い描写の数々、CGIありきで派手なアクションを沢山見せられてもシラケるばかりでした。昨日「アド・アストラ」を厳しく評価しましたが、アリータより大分マシだったのかもしれないと思う自分がいます(唖然)。。  主人公がデカ目でキモイ的な意見が見られますが、アニメっぽくて可愛らしかったと思います。町の描写も精細で良かったです。それよりもヒューゴの人物設定やアリータの頭脳の状態とか色々キモくて嫌でした。人間でないもの(アリータ)が人間以上の感情を有していて(泣いて愛して)、そしてその物体を完全体である人間(ヒューゴ)が愛する。もうこれ一部が機械になった準人間(人造人間アリータ)という設定にしてくれたほうがよっぽど感情移入しやすいんですけど。  私はアバターも大概面白くなかったもんですから、もしかしたらキャメロン作品とは相性が悪いのかもしれません。それと手足がモゲたのに生きてる描写はキモいから要らないです。まあそもそも、いい加減に子供向け映画からは卒業すべきなのかもしれません。(PS 麗しのジェニファー嬢も御歳を召してしまいましたね・・)
[インターネット(字幕)] 5点(2020-01-31 10:23:04)(良:1票)
334.  レプリカズ 《ネタバレ》 
評判が悪かったので覚悟して見ましたが、、全然問題ありませんでした。確かに安くて軽い感じの映画ですが、それは今時のハリウッド作品でしたらみんな同じです。CGが悪いという書き込みも多いですが、それほど悪いとは感じませんでした。むしろ、本作は”十分普通に”楽しめるエンタメ作品に仕上がっていると思います。  真面目に書いておきますが、家族を大病などで亡くす寸前まで経験したことがある方ならこの映画の主人公に共感できるハズです。そしてラストもキアヌ良かったねと思えるハズ。確かに倫理的な問題や複製した家族に意味があるのか?という根本的な問題は置き去りになっていますが、最愛の家族が死んでしまうくらいなら身体が不自由であっても、例え複製であったとしても帰ってきて欲しいのではないでしょうか。(精神や脳に少々障害が残ったとしても生きていて欲しいと願うものです) 倫理的な問題が解決できるのであれば、私は家族がクローンになって戻ってきてくれたら嬉しいかな。(本人の同意があるという前提ですが)  大オチのドバイのシーンは洒落としては切れ味鋭く、ぜんぜん嫌いじゃないデス(笑) あの鉄仮面はキアヌの複製で、自分の使命を見出したという認識でOKですよね?(笑) あと悪役の彼も神経をチョチョイと操作されて有能な部下になったんですよね?(笑) うん、案外いいラストなんじゃないかと思います(笑) いや、まったく悪くない映画だったと思います。
[インターネット(字幕)] 7点(2019-11-22 10:24:15)
335.  グリーンブック
目立った粗もなく非常に良い映画でした。しかしどうにも高得点がつけにくい、いってしまえば地味で退屈な映画であったようにも感じました。昔からアカデミー賞といったら一般感覚から少しズレた作品が受賞するものですが、本作も作品賞と脚本賞を受賞した映画には感じられませんでした。  確かに友情物語や差別描写など一見すると非常によく描かれています。しかしこの監督さんは事の顛末を端折り過ぎる傾向があるようで、結果しか画面に表現されていないことが多いです。手紙の一件、お風呂場(室内プール?)の一件、二人して拘留される一件など、いくらでも深く掘り下げられるシーンはありましたがサラっと流して次へ。これらのことから各シーンが表面的に見えてしまい深みを損なう軽い仕上がりになってしまったのではないかと感じます。他の映画を引き合いに出して申し訳ないですが、先に見た「ロリータ1997(エイドリアン版)」などは画面の端々から各自の内面が感じられ、不謹慎な題材の割にとても感情移入しやすい作品でした。  好みの問題と言ってしまえばそれまでですが、この映画はコメディであったとしても中途半端、感動ドラマであったとしても中途半端だったように思えました(そもそもコメディとして描かれていないような気もしますが)。 しかし主演と助演の演技力は大変に素晴らしく、彼ら二人がノミネート(ドクターは受賞)されたことには納得です。十分に素晴らしい映画でしたが作品全体のトータルバランスで見た場合、私の中では並の上レベル(6点に近い7点)の映画でした。
[インターネット(字幕)] 7点(2019-11-14 12:05:20)
336.  バック・トゥ・ザ・フューチャー
この映画に10点つけないでどの映画に10点つける?文句なしの10点満点でしょう!かなり粗が目立ちますがぜんぜん気にならないですねぇコレ。なぜなのか理由は判りませんが好きで好きでたまらない映画です。   この映画の凄いところは全人類共通の夢である「自分と同年代の両親に会ってきた」ところです。どんなにお金を積んでも絶対に叶えられないこの夢を実現した、この映画の価値は計り知れません。車を流用したタイムマシンも最高にクールだし、レトロなギャグも冴えわたっています。おまけにタイムトラベルした年代も1955年という最高の時代です。ご存知の方も多いと思いますが発売前のジョニーBグッドを主人公が演奏し、それをチャックベリー本人に電話で聞かせる従弟の図なんか最高過ぎます。(チャックベリー本人がアノ曲と赤いギターを丸パクリしたことになっていますw)  全世代対応、どんな境遇の方にも安心してお勧めできます。続編が見たくて見たくて仕方がなかった映画は後にも先にもこの映画がナンバーワンです!これ以上おかしなレビューは書けない・・(笑) 文句なしの10点満点です!!
[ビデオ(字幕)] 10点(2019-11-10 16:15:55)(笑:1票)
337.  バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3 《ネタバレ》 
いったいどのようにして三部作のラストを向かえるのかドキドキして見守りました。三作共に時代背景が異なっているのはうまいやり方です。時代が違うおかげで毎回新しい気持ちで鑑賞できました。  今回はシリーズ初の試みとしてドクの恋愛がキーワードになっていますが、ビフとの対決などシリーズ通しての名物シーンも沢山あって、いつも通り安定した面白さでした。NIKE(にーけ)の件(80年代後半から90年代前半はナイキのバスケットシューズが世界を牛耳っていた)、早撃ちの件(80年代、画面に向かって撃つリアルなゲームが流行った)、フリスビーの件、ムーンウォークの件、イーストウッドの件、時計台の件などなど、小粋でハイセンスなジョーク満載の小ネタがちりばめられています。特に時計台の写真はファン納得の収め方だったと思います。(私もあの写真に写りたい!)  ベタなのに最高にかっこよかった列車強盗からデロリアンを押す流れと、因縁のビフとの対決も最高です。今までの伏線もキレイに回収してスマートにラストを締めてくれました。ご都合主義満載の脚本ですが、それが全く気にならない作品は後にも先にもBTTFだけ!三作ともに文句のつけようがありません、10点満点!!
[DVD(字幕)] 10点(2019-11-10 16:13:22)
338.  インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説 《ネタバレ》 
何度鑑賞したか忘れるほどです。うーむ、面白いことは面白いのですが、あまりにも子供向け過ぎてさすがに大人になってからはキツイですね。思い出補正というか、、昔の楽しかった気持ちを加味して点数をつけました。(お子様補正&ノスタルジー補正がなければ3点)  トロッコ→靴燃える→水が押し寄せる、敵を追いかけて画面はける→沢山引き連れて戻ってくる、釣り橋=落ちるもの。。最高に面白い流れですが、あまりにも安直すぎてまるでドリフのコントです。当時コレに熱狂していたとはにわかに信じられないほど陳腐な流れです。いや・・ 確かに面白いんですけどねぇ・・(困惑)  他を引き合いに出しても仕方がありませんが、BTTFはわざとらしい演技が目立つのに今観ても全く色褪せていません。いったいどこにこの差が出たのか判りませんが、インディシリーズは年齢と時代を選ぶ映画だと感じてしまいました。お子様補正&ノスタルジー補正を含んだ点数です。
[DVD(字幕)] 5点(2019-11-05 15:14:37)(良:1票)
339.  ブレイン・ゲーム
発想が面白く、内容も知的で序盤からグイグイ引き込まれます。映像の美しさもありますがアンソニー・ホプキンスの佇まいが更に上質感を漂わせます。ジェフリー・ディーン・モーガン(ニーガンの人)とアビー・コーニッシュのコンビも落ち着いていて名作の香りをプンプンさせています。しかし見終わって一番に感じたのは「何だか薄味だったな・・」、、残念ですが名作には一歩届いていないような気がしました。  全体的にソツなくキレイに仕上がっていて随所に良いシーンもありますが、でも何だか印象に残りません。コリン・ファレルもかなり頑張っていますが、A・ホプキンスより上級の超能力者(敵役)という設定にはチト役不足だったように感じました。むしろ、そもそも敵と味方に分ける必要があったのか?とすら思いました。コリン・Fのせいではありませんが、彼が出てきて急につまらなくなったというのが率直な印象です。再度書きますが映画としては決して悪くありません。むしろ綺麗にまとまっていて完成度が高い映画といえます。  担当者も相当苦労したと思いますが、原題の「SOLACE」を真っ向から否定するような浅はかな邦題も良くありません。映画の冒頭で「SOLACE」の意味がきちんと説明されますので、素直に原題のまま行くべきでした。中盤にジェフリー・D・モーガンの大切なシーンがあり、この映画の主題が語られます。この映画は決して安易なB級アクションなどではなく、あくまで慰めや慰安を主題に置いたもっと深みがある落ち着いた作品です。 ただ、この主題を監督自身も途中から蔑ろにしてしまったようで、終盤の流れが安易なアクション映画のような方向性でまとめられています。とにかく犯人の扱いが雑、犯人の掘り下げ方が全然できていません。例えば、犯人にも不治の病があって死ぬのが必然、死ぬまで精一杯他人を助けているなどの設定のほうがより素晴らしかったと思います。犯人側の脚本をもっと練ってあれば名作になったのではないかと本当に悔やまれます。  好きなジャンル&俳優陣も好きなタイプが多く出ていてかなりひいき目に見ましたが、、それでも何となくこの点数に落ち着きました。映画って本当に難しい。
[インターネット(字幕)] 7点(2019-10-19 13:47:03)
340.  はじまりのうた
評判が良かったので試しましたが個人的にはあまり響きませんでした。例えば日本のドラマなど見慣れた方には違和感はないと思いますが、海外ドラマなどに慣れ親しんできた方には全く物足りないと感じるかもしれません。ハッキリいってしまうと、全体的に出来過ぎていて無難で退屈な映画でした。  とにかくみんなとてもとてもいい人たちばかり。そして予想の範囲内の行動しか起こしません。プレイリストを見せ合うシーンが高評価みたいですが、私にはまるで中高生をターゲットにしたアニメかドラマ程度にしか感じられませんでした。正直、NYCで結果を出している人たちってもっとこう、、尖がっていて他人を蹴落とすこともやぶさかではない人たちが多いハズです(笑)そういう意味でも少し軟弱で物足りませんでした。この映画と「セッション」を足して二で割るくらいの塩梅の音楽映画はないものか?(そういった意味では「あの頃ペニーレインと」は結構面白い切り口だったと思います)  大成功したラッパーの人たちの雰囲気はとてもよかったですし、途中で娘さんがセッションに参加する雰囲気も良かったかな。でもそれだけって感じです。
[インターネット(字幕)] 5点(2019-10-11 15:08:17)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS