21. ミスティック・リバー
傑作。 [DVD(字幕)] 9点(2011-07-17 17:18:12) |
22. キャビン・フィーバー(2002)
とてつもなく好き。 [DVD(字幕)] 9点(2011-05-04 16:22:58)(笑:1票) |
23. 未知への飛行
ヘンリーフォンダの大統領がかっこいい。アメリカは大統領や軍人をこういう風に描ける。とても興味深かった。一方的な見方ばかりではなく、あの大学教授や、大佐、無口な国防長官など様々なキャラクターがこの映画に深みをもたらしている。元帥が卒倒した後、(ここもお互いを信用しきれていないことが示されるシーン)それに代わった将軍が、アメリカの将軍とロンドンの想い出を語るシーンがとても好きです。もう何もできないという諦観がにじみ出る会話。冒頭の闘牛士のシーンも活きてくるし、戦闘機内での葛藤も見物。抜群に面白い。 [DVD(字幕)] 9点(2010-11-11 00:39:02) |
24. 街の灯(1931)
映画ってほんとにいいもんですね、と言いたくなる映画。 [DVD(字幕)] 9点(2010-09-19 17:45:40) |
25. マイ・フレンド・フォーエバー
《ネタバレ》 靴!靴! [DVD(字幕)] 9点(2010-09-19 17:03:37) |
26. ロスト・ハイウェイ
リンチの映画を観る時は「理解しようとせずに感じる」ことを常にしていますが、どうしても理解しようとしてしまいます。ただ引き込まれるのは確かであって、その引き込まれる感覚にハマってしまいます。 この作品では主人公だと思っていた男が入れ替わるところから恐らく時間と空間が歪んでいます。妻をばらばらにしてしまう辺りや、ピートの記憶をなくしているあの一夜などはっきりしていない部分はありますが、多分あの入れ替わりがポイントなんじゃないかなぁ。ただ何のポイントかも分からない笑 あの二人は当然表裏一体です。あの女性も表裏一体で、それはラストあたりの写真で二人いたのが一人になっている事からもわかります。そのへんがテーマなのかなーとか思ったり思わなかったり。 [DVD(字幕)] 9点(2010-09-12 11:16:52)(良:1票) |
27. ミスター・ロンリー
完成度という意味ではガンモやジュリアンを凌駕してますね。一番好きです。映像と、伝わってくる痛み。でも最後にみえる希望は、ジュリアンのラストシーンのような優しさも感じられて素晴らしいと思います。とりあえず感動しました。それぞれのシーンのアイディアも素晴らしいし。最初に「ミスターロンリー」をバックにバイクで走るシーンでもうシビれました。冒頭が分岐点になるのかも。 [DVD(字幕)] 9点(2010-09-12 11:09:49) |
28. ナイト・オン・ザ・プラネット
地球を巡りながら夜明けを迎えるとは、なんて気の利いた構成だろう。何気ない日常を切り取っているようにみえて、ジム・ジャームッシュの構図は実に技巧的である。LA編でのウィノナが颯爽と車を飛ばす後ろで旅客機が轟然と横切る。そして空港のシーンへ移る素晴らしい演出。ニューヨーク編ほどユーモアに満ち溢れた空間はないし、パリ編は人種的な問題がちらりと覗きながらもあくまで人間を描いている。ローマ編はベニーニの一人芝居に近い、圧倒的な芸(といって良いと思う)を見せつけられる。ロータリーをいったりきたりしてなかなか客を乗せなかったり、「一方通行は最高♪」とか言いつつ逆走するシーンは大のお気に入りである。一転してヘルシンキ編では底なしの悲しみが場を覆う。ミカとアキというネーミングはくすっとするが、ラストのアキの表情は笑えないほど絶望的である。しかしそれでも地球には朝がくる。タクシーの車内という偶然に満ちた空間を通じて、人々の機微を鮮やかに映し、夜は明けていく。ラストシーンの「おはよう」は全ての人に向けられた挨拶である。 [DVD(字幕)] 9点(2010-09-08 00:47:41) |
29. トイ・ストーリー
初鑑賞の衝撃。おもしれー! [DVD(字幕)] 9点(2010-07-24 22:52:51) |
30. カッコーの巣の上で
今更何も付け加えることはありません。大好き。 [DVD(字幕)] 9点(2009-06-12 00:24:02) |
31. グラン・トリノ
一言でいうと巧い。うまい。万人受けする映画でした。そういう意味では置きにいってる感じがする。でもこれは批判のための批判(笑) 全面的に褒めたくないっていう自分のあまのじゃくな所です。 ただ、もともとイーストウッドはどこか人を信じられないような厭世観というか、無常観というか、皮肉で暗い感じがあって、「ミスティックリバー」や「ミリオンダラーベイビー」はそこが好きだったのに、これは意外とどストレートにきましたね。実際ちょっとうるっときちゃったしなぁ。自然に感動させられるのはすごい。 何より全編にちりばめられたユーモアとかっこよさ、「わかってんなぁ」と唸らされます。イタリア人の床屋とのやりとりとか、おばあちゃんとのやりとりとかね。あの辺も観客というものを知っているし、下手なコメディ映画より数段上。 タオとの交流もほんと今思えば「あるある」という感じで、特にラストの閉じこめるシーンなんて「うわっ」っていうくらい既視感がすごいんだけど、しかしそれを自然にやってのけるのがイーストウッドの手腕なんでしょうね。ラストもきれいだし。 でもイーストウッドが銃を持ってにらんだりするのはずるいよなぁ(笑) ダーティハリーらへんのイメージをそのまま持って来ちゃってて。これがかっこいいし迫力あるんだもん。 矛盾した表現かもしれないけど、これは普通の傑作です。また私見ではあるけれど、隣の家族が中国系移民である必然性は全くありませんね。ただこれが普通のアメリカ人だったらこの作品はここまで評価されなかったでしょう。その辺も「うまい」と唸ってしまう一つの要因ではあります。 この完成度、正にイーストウッド監督の集大成といっても過言ではない傑作だと思います。 [映画館(字幕)] 9点(2009-06-03 14:12:44) |
32. フルメタル・ジャケット
戦争映画の割には、時間の大半はそれ以前の訓練を描くことに費やされます。ということはここが重要だということであり、そこにキューブリックの真のメッセージが有ります。 これほど戦争の狂気と空しさを視聴者に痛感させる映画は有りません。 [DVD(字幕)] 9点(2008-11-16 10:21:16) |
33. ゴッドファーザー PART Ⅱ
何と言ってもデ・ニーロ。満点をあげたいけど、Ⅰに10点つけてるので9点ということで。 続編が面白い映画といったら真っ先にこれを挙げます。てかこれ以外あんまり無い。 [DVD(字幕)] 9点(2008-11-16 01:14:59) |
34. スタンド・バイ・ミー
金字塔。リバーフェニックス…。かっこいい。 [DVD(字幕)] 9点(2008-11-16 01:03:37) |
35. ストレイト・ストーリー
デビッド・リンチの幅広さ。様々なことを示唆しています。最高のロードムービー。 [DVD(字幕)] 9点(2008-09-10 00:17:50) |
36. タクシードライバー(1976)
スコセッシの最高傑作。ロバートデニーロのキレ具合は半端じゃない。狂気が映像的美しさと相まってすごいことになってます。 [DVD(字幕)] 9点(2008-09-02 00:21:46) |
37. シンドラーのリスト
《ネタバレ》 「この車を売ればあと10人助けられた」「このバッジを売ればあと2人」とかいう最後のシーンが好きです。白黒にしたねらいも成功していると思いますし、文句のつけようが無いです。戦争モノ、特にこのナチス関連のテーマを扱って、しかもオスカーシンドラーですから、素材が最高なんです。 [DVD(字幕)] 9点(2008-08-26 00:25:12) |
38. 情婦
原作読んだことがあったのでオチは知っていましたが、上手いですね。隙のない構成はさすがという感じです。傑作。 [DVD(字幕)] 9点(2008-08-26 00:21:05) |
39. 十二人の怒れる男(1957)
脚本とアイディアのみの勝負でこれ程面白くできるのはすごいです。役者、監督の力量も問われる非常にレベルの高い映画だと思います。 2012/6/17に再見したのでコメント追加。この映画について「ヘンリー・フォンダに説得力がない。~という場合も有り得るから無罪はおかしい」というようなコメントを多く見ますが、正に「~だったら無罪かもしれないが、しかし~場合もあるので有罪かもしれない」という状態が「無罪」なのであるということを、いくら強調しすぎてもしすぎることはありません。「無罪ではないかもしれない」は「有罪」とは異なり、「有罪ではないかもしれない」は「無罪」である、という大前提を理解する必要があります。なぜその必要があるのかは「それでも僕はやってない」など、優れた映画が多く存在しますので、それを観ると良いでしょう。 [DVD(字幕)] 9点(2008-08-22 23:02:33) |
40. バッファロー'66
ヴィンセントギャロのかっこよさとクリスティーナリッチのかわいさ。そして二人のいじらしさ。この雰囲気。大好きな映画です。 [DVD(字幕)] 9点(2008-08-15 15:25:27) |