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コメント数 258
性別 男性

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1.  悪い奴ほどよく眠る
黒澤の最高傑作はこれだと思います。何度かの転回がある筋の運び、三船の現代人としても真似してみたいサラリーマンとしてのカッコよさ、予想外なやるせない結末。それから、黒澤映画はみんなそうですが、脇役たちの鬼気迫る演技力。下っぱたちが精神的に追いつめられて狂気へ至る迫真の演技もみものです。西の正体がばれるシーンはぞくぞくします。
10点(2003-05-04 03:08:55)
2.  怒り 《ネタバレ》 
俳優陣の演技力の高さに引きずり込まれる名作。ベテラン勢はいわずもがな、宮崎あおいの演技がすばらしい。佐久本宝、広瀬すずも良い。殺人事件の犯人捜しというサスペンスの要素がこの映画の大きな外枠となっているが、実はそれはそれほど重要ではなく、同時並行的に描かれる3つの物語、犯人と疑われることになる3人を取り巻く人間たちのドラマが中心だ。逆にサスペンスとしてみると、ちょっと不自然な、こじつけ的なところがクローズアップされてしまう。その行動から見て精神病に罹患していると思われる真犯人が、それを隠して普段あれほど好青年な振舞を見せることができるものかは疑問だし、突然露呈される狂気は度を越していて、その狂気が単純に彼が理不尽だと考える社会の暗部に対する”怒り”だけに起因しているものとは思えない。また、信じていた人に裏切られたからといって、その相手を刺殺する行動に出る人間は稀だろう。
[DVD(邦画)] 9点(2018-01-02 22:20:39)
3.  七人の侍
3時間以上ありますが、はっきりいって面白いです。せりふは半分以上聞き取れませんが、細かいせりふなんか気にしないで見てください。この映画での三船は、性格設定は明確なものの、うるさすぎていまいちです。志村喬が最高のいい味を出しています。脇役の百姓たちが、どうみても百姓という強烈なキャラを打ち出しています。白黒の画面全体のすみずみから、圧倒的なパワーが押し寄せます。
9点(2003-05-04 03:16:20)
4.  ある男 《ネタバレ》 
子供を難病で亡くし、離婚し、再婚した相手が事故死し、その相手が死後に正体不明の男と判明する、という不幸のオンパレードの女を安藤サクラが熱演。城戸夫婦も最初から不幸の香りがぷんぷんしている。生まれながらにして不幸を背負っている原誠を演ずる窪田正孝も熱演である。城戸が在日韓国人の子孫であること、ヘイトスピーチなどのエピソードは、とってつけたような感じがする。小藪、いい味出してる。いずれ自分が殺人者の孫であることを知るであろう女の子の将来が心配。なかなか見ごたえのあるドラマ。
[インターネット(邦画)] 8点(2023-08-13 19:22:27)
5.  地獄の花園 《ネタバレ》 
あまりのばかばかしいストーリーだが、なんだかんだでのめりこんで見てしまう。 あんなに仲の良かった直子と蘭が最終的に争うこととなる展開は無理やりで、悲しいが、ストーリー構築上仕方ないか。 最後の安易なオチも笑う。 コメディ映画としてよくできているのではないか。
[インターネット(邦画)] 8点(2021-09-08 00:21:59)
6.  去年の冬、きみと別れ 《ネタバレ》 
原作とは若干違う方法で真相が次第に明らかにされていく。 その過程は、原作既読でも充分見応えあり。 原作では細かく設定されていた被害者すり替えのトリックが省略されているため、若干不自然になっている面もある。 サスペンスだが、せつない純愛映画としても見ることができる。 「途中からは本気だった」という山本美月のセリフはとってつけたようだが(若干それをにおわせてはいるシーンはあったが)、山本美月クラスにそう言われて無視して立ち去る男もそうはいないだろう。
[ブルーレイ(邦画)] 8点(2018-08-25 23:21:42)
7.  悪人 《ネタバレ》 
俳優陣の演技が秀逸。とくに主演の妻夫木の演技が良い。内向的で、影があり、犯罪を犯しかねないとさえ周りに思われている不器用で孤独な若者を演じきった。深津の演ずる地味な田舎の女も良い。被害者・加害者家族の地味な生きざまも、平凡な漁港や田舎の雰囲気とあいまっていい味を出している。岡田のちゃら男ぶり、満島のむかつく女ぶりは、ちょっと誇張されすぎていて、ここまでひどいのは現実にはあんまりいないだろうと思わせるが。とくに満島、あの堅実な両親からなんでこんなばか女が育ったのか疑問。全編を貫く九州弁がいい雰囲気を醸し出している。灯台は、どこかの絶海の孤島のようで、そこに逃げ込む二人の孤独感を際立たせている。柄本明と宮崎美子の夫婦は年が離れすぎに見える。柄本明がほとんどじいさんなのに、宮崎美子は巨乳でまだまだ女の魅力を発揮している。新鮮ないかの姿造りがむしょうに食べたくなった。
[DVD(邦画)] 8点(2011-10-29 22:27:31)
8.  ノルウェイの森
間を読ませる手法、美しい映像と音楽で、文学的な香気の漂う良い作品に仕上がっている。原作は中身をほとんど覚えていないくらい昔に読んだが、映画のほうが表現として優れているように思える。青春映画であり、せつない恋愛映画でもある。緩慢な映像の移り変わりに、少し退屈する面もあるが、全体としてはかなり良い。
[DVD(邦画)] 8点(2011-06-25 22:21:33)
9.  告白(2010) 《ネタバレ》 
原作を単純に映像化しても面白いものができるだろうと見たが、映画ならではの手法を駆使し、ストーリーを知っていても十分スリリングに楽しめる内容になっていた。カーブミラーや、水滴、スローモーションの多用など、映像としても美しく、見ごたえがある。しかし、最後の一言、「なーんてね。」はどうだろう。衝撃の結末が、この一言によって、真っ赤な嘘、作り話、ということになりはしないか。
[映画館(邦画)] 8点(2010-06-29 21:50:04)
10.  DEATH NOTE デスノート the Last name
前編に続き、いいテンポで話が進み、あきさせない。ラストはこうくるかと感心。最近ネタ切れのハリウッド映画をしのぐいい脚本ではないか。原作先行ものでは異例の成功作だろう。
[DVD(邦画)] 8点(2007-07-16 01:39:53)
11.  DEATH NOTE デスノート(2006) 《ネタバレ》 
原作は屈指の傑作。そういう作品が映画化されるとこけることが必定だし、もともと現実離れしたストーリーが実写化されるとどうかと思ったので、あまり期待せずに見たが、なかなかどうして、いけてる! 原作の忠実な映像化にこだわらず必要な改変と独自の解釈を加えたのが成功の要因だろう。なかでも最後の美術館でのシーンには感心した。藤原竜也のおさえた演技もなかなかだ。ただ、Lの天才的な推理はほとんど現われてないし(この程度なら日本警察だけでなんとかなる)、仕方ないが原作にある熾烈な心理的かけひきが見られないのは残念。
[DVD(邦画)] 8点(2007-07-16 01:23:23)
12.  愚行録 《ネタバレ》 
殺人事件の被害者夫婦とその関係者は嫌な人間ばかり、事件を追う記者と妹は悲惨なトラウマを負っている。ぼーっと見ているだけでは人間関係と事件の脈略を読み切れず。無理やりと思われる展開もあるが、俳優陣の演技には引き込まれる。終わってもなお謎として残されている部分もある。
[インターネット(邦画)] 7点(2024-04-30 01:45:34)
13.  罪の声 《ネタバレ》 
35年前の未解決事件を、新聞社が総力をあげて解決に取り組み、いろいろ困難はあるにせよ真相が次第に明らかになり、ついには主犯の一人に行き着き、主犯が能弁に事件の全容を語る。市井のテーラーである主人公の一人は、両親や叔父、祖父の過去をほとんど何も知らない。犯行グループは飲み屋で堂々と犯行の打ち合わせをし、内輪もめをする。これらの設定はちょっと無理があり違和感を感じる。が、この映画は犯行に声を使われた二人の子供のその後の運命を描くものとして見るべきなのだろう。星野源が自分が犯行に関与していることを知った善良な市民としての困惑と悩みをうまく演じている。妻子を持ち平和に暮らす曽根家と、悲惨な運命をたどる生島家を対照的に描いている。
[映画館(邦画)] 7点(2020-11-27 15:26:17)
14.  楽園(2019) 《ネタバレ》 
杉咲花の抑えた演技が美しい。無言、もしくはほとんどセリフがなくても、内なる感情をよく表現している。連作短編を一つにまとめて構成したものだが、いくら村八分にされたとはいえ、善次郎が猟奇殺人犯になってしまうのはちょっと無理がないか。ラスト近くはイメージ映像の連続のようになってしまうのが残念。
[ブルーレイ(邦画)] 7点(2020-04-23 11:37:46)
15.  万引き家族 《ネタバレ》 
疑似家族、犯罪家族だけど、本当の家族よりも温かい絆で結ばれている、という様を描くのはよいが、さすがに金づちで車のガラスを叩き割って盗みをするような父親では、祥太も逃げたくなるだろう。
[映画館(邦画)] 7点(2020-01-28 23:23:13)(良:1票)
16.  光(大森立嗣監督作品) 《ネタバレ》 
純愛ものと思いきや、全くそうではなく、暗くどろどろした愛憎のドラマ。すべての登場人物が屈折している。結局誰も幸せにならない、救いようのない物語だ。俳優たちの過剰な演技が際立つ。ときどき挿入されるシュールな映像と、場違いなBGMは、よく意味がわからない。といっても物語としてはよくできている。最大のハイライトはたすくが殺される場面で、話の流れからいって殺されることは決まっているものの、もしかしたらここは殺さないのではないか、とはらはらさせられる。
[DVD(邦画)] 7点(2019-01-14 20:49:55)
17.  友罪
重く暗いテーマを扱っていて、出てくるのは屈折した人間ばかり。演技派ぞろいの役者陣のなかでも、元犯罪者でも今は更生した人なのかそれとも依然として悪人なのか、今はまともなのかまだ狂っているのか、どうにもつかみどころのない不気味な役を演じた瑛太の演技に注目。
[ブルーレイ(邦画)] 7点(2018-11-03 17:08:02)
18.  悪と仮面のルール 《ネタバレ》 
原作の哲学的な要素をほどよく薄め、サスペンスタッチで屈折したラブロマンスに仕上げた。「邪の家系」やら謎のテロ組織やら、ところどころ残った哲学的な会話などが、一筋縄ではいかない感じを醸し出している。最後の車の中のシーン、香織が新谷弘一の正体にうすうす気づいたと思われるところは、なかなかいい余韻を残すのでは。
[DVD(邦画)] 7点(2018-09-08 16:19:14)
19.  君の名は。(2016) 《ネタバレ》 
若者向けの青春ラブコメディだろうと思って見たところ、途中から意外な展開に驚く。主人公が時空を超え、未来を変えてしまうというSFチックな展開。面白い着想だ。後半流れが早すぎて何が起こってるのか追いきれない。いろいろな事象の理屈付けがいまいち説得力がない気もするが。絵は写実的で、実際の風景をそのまま画像化しているので、東京で生活している人なら見たことがある風景が頻出する。
[DVD(邦画)] 7点(2017-09-03 13:32:40)
20.  シン・ゴジラ 《ネタバレ》 
早口すぎてセリフが聞き取れないところ多々あり。実際の会議はあんなにポンポンセリフは出てこない。新しい生命体とはいえ、口や背中や尻尾から大量の光線を放射するのはどういう仕組みになっているのか(以前のゴジラも同じだったかもしれないが)。最後、あっけなく活動を停止するが、本当にあれで解決になったのか。しばらくしたらまた動きだすのではないか。石原さとみはいい味出してる。
[DVD(邦画)] 7点(2017-04-16 20:39:05)
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