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とれびやんさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 205
性別 男性

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21.  浮雲(1955)
優柔不断、仕事出来ないどうしようも無いダメ男の癖に女にだけはやたらモテる。 こんな男確かにいてるが、いつも哀愁を帯びた森雅之はよく似合う。こんな経験が無い小生には羨ましいとしか言いようが無い。 又はこんな男に惚れた弱みで離れられずズルズル人生落ちていく女を高峰秀子が好演。清楚な顔なのにこんな汚れ役でも簡単に出来るのが凄い。 戦後10年この時代によくこんな退廃的な映画撮れたもんだ。それだけでも成瀬監督凄いわ! 作中ずっと同じ調子で流れている音楽も印象的である。
[インターネット(邦画)] 8点(2020-05-16 23:57:49)
22.  疑惑(1982)
なんと35年ぶりぐらいに鑑賞。 最初から最後まで飽きることなく一気にみせる一級のエンターテイメントに仕上がっている。 岩下志麻、桃井かおり、それぞれがキャラぴったりの好演。 柄本明の新聞記者はマスコミ操作やり過ぎでしょ!でも当時の彼、今と違って若いなぁ。
[インターネット(邦画)] 8点(2020-05-15 03:30:30)
23.  帝一の國 《ネタバレ》 
単純に内容が面白い、違和感なく作品の世界観に入っていける。 菅田将暉の野心あふれる猪突猛進キャラが笑える。彼はどんな役にも対応できて器用な役者だと改めて感じる。 又、父親・吉田鋼太郎(はまり役)との絡みが「巨人の星」のパロディのように思えて楽しい。 竹内涼真はぴったりのさわやかなイケメン、野村修平の屈折しまくり姑息キャラ、千葉雄大の正義感はあるが掴みどころのない役と、それぞれキャラが確立されていて面白い。 帝一が弾との交流で、最後はイイヤツになったと思わせておいて、最後のサプライズ!最高のエンディングでした。 エンディングの永野芽郁のダンスが可愛かった。
[インターネット(邦画)] 7点(2024-05-26 13:45:31)
24.  東京タワー オカンとボクと、時々、オトン(2007) 《ネタバレ》 
男の子の母親に対する情は特別なんだよね、まして一人っ子なら。 この映画ではオカンとボクのお互いを思いやる気持ちがホント素晴らしい。 それだけに、抗がん剤の激痛で苦しむオカンの姿をみていてほんと辛かった。 私にも高齢の母親がいるが、今まで親孝行してきたかなと改めて思った。 内田也哉子と樹木希林の親子共演が違和感なく(当たり前だが)非常に良かった。これはポイントが高い。 オダギリも良かったが中学生時代はちょっとイメージがちがってたかな? 散々めちゃくちゃして離婚したオトンが、最後は癌で倒れたオカンの元に戻ってくるところもジーンときた。 残念なのは、何でボクはミズエのような素敵な女性と別れたのだろう?あんなにやさしくて気遣いができ、しかもチャーミングな娘、他におらんでしょ?
[CS・衛星(邦画)] 7点(2023-12-20 20:23:53)
25.  赤ひげ 《ネタバレ》 
最初、説教臭い内容かなと思わせるが、だんだん黒澤明のヒューマンな世界にハマっていき、最後には涙を流しそうになりジーンとくる。 特に二木てるみのエピソードに入ってから、ぐっと物語に引き込まれる。 3時間近くある長編だが少しも長く感じない。 終盤、三船、加山に加えて笠智衆、田中絹代が勢ぞろいするシーンが豪華すぎて凄い! 三船は流石の貫禄で、彼以上の赤ひげ役は考えられない。
[インターネット(邦画)] 7点(2023-12-10 22:15:27)
26.  ゴジラ-1.0 《ネタバレ》 
山崎監督の脚本が良く出来ており、ちゃんと人間ドラマが描かれている。 「自分にとっての戦争はまだ終わっていない」という神木君の言葉は重い。 その上で山崎監督お得意の最新特撮技術が盛り込まれており見ごたえがある内容に仕上がっている。 終盤、クライマックスシーンでは伊福部昭の有名なテーマソングが鳴り響き、興奮せずにはいられない。 ラストの結果については、皆さま思われている○○〇の2番煎じと思えなくもないが、まぁ、面白ければいいんじゃないでしょうか?
[映画館(邦画)] 7点(2023-12-02 17:32:31)
27.  恋は雨上がりのように
中年のおっさんからみたら、ありえないファンタジーではある。 小松奈菜の美少女っぷりがすごい。目力が強くちょっと吸い込まれそうな魅力がある。 普段不愛想だがたまに笑顔を見せられたらたまらない。 こんな娘に告白されたら理性を超えてメロメロになってしまうかも。 そう思うと大泉洋はりっぱだ!まさに模範となる大人の対応、やさしさと包容力がある。 原作未読だがこの二人のキャスティングが成功の要因だと納得。 最後はさわやかにまとめられている点が少し不満か。(もう少しドロドロの展開みたかった)
[インターネット(邦画)] 7点(2023-10-23 19:18:47)
28.  ラストレター(2020)
岩井監督の「Love letter」の世界観が凄く好きなので今回も満足できました。 広瀬すず、森七菜というフレッシュな若手女優を使っており、あいかわらず美少女を撮るのが上手だなと感じました。 仙台の美しいロケーションも良かったです。 全編ゆっくりと過ぎていく中で心地よい時間を味わうことができました。 中山美穂、豊川悦司は友情出演程度の扱いでしたが、中山の劣化が酷くて正直出てほしくなかったかな。
[インターネット(邦画)] 7点(2023-10-18 11:22:39)
29.  燃えよ剣(2020) 《ネタバレ》 
全然期待せずに観たらすごく良かった。原作既読なのでストーリーはほぼ頭に入っているので問題なし。 (原作未読の幕末初心者には話の展開が早すぎて難しかったかも知れない) 岡田准一がまさに適役。土方のストイックな雰囲気に加えて、殺陣の所作が大変美しい。 この映画はまず岡田君主役なしには考えられない。 次に夜の京の街の再現、ロケーションが素晴らしく、池田屋など迫真のシーンが描かれる。 岡田君以外のキャスト、鈴木亮平、山田涼介、柴咲コウなどそれぞれ持ち味を充分発揮しており良い出来だった。
[インターネット(邦画)] 7点(2023-10-01 19:00:47)
30.  PLAN 75 《ネタバレ》 
まずこの様な難しいテーマを真正面から映画化した制作スタッフに敬意を表したい。 そして大御所女優の賠償千恵子さん・・自ら老いを晒して果敢に役を演じきった勇気が素晴らしい。 一番の見せ場はPLAN75のコールスタッフの若い女性と賠償の最後の会話のシーン。淡々とお礼を述べる賠償に対して情が移って言葉を詰まらせる若いスタッフ・・切なすぎて涙が溢れた。 只、少子高齢化社会に対する問題提起はしたものの、結末がスッキリせず中途半端に終わってしまったことは残念でならない。
[インターネット(邦画)] 7点(2023-09-21 16:16:44)
31.  怪物(2023) 《ネタバレ》 
親の視点、教師の視点、子供の視点により物語は進んでいく。違った視点で時間軸だけが交錯してい手法は黒澤の「羅生門」でもおなじみだが、ミステリー調の展開で大変面白い。 共通するのは三者の間で理解しあう姿勢が全くなく自己の世界のみで完結している点だ。 子供の世界は残酷で、個性的な弱者はいじめの対象になりがちでそれをかばうとその子がいじめの対象になる。そこに同性愛の要素が加わってくるので複雑だ。繊細で壊れやすい子供たちの世界が坂本裕二ならではの脚本で描かれる。 永山瑛太の担任教師は何も悪くないのに誤解され、裏切られ、恋人には振られ、裁判で起訴され、ほんと可哀想としか言いようがない。 田中裕子の校長先生が一番恐ろしい。
[映画館(邦画)] 7点(2023-06-03 16:45:20)
32.  ちょっと今から仕事やめてくる 《ネタバレ》 
ちょっと会社の設定が古すぎないか?上司部長のパワハラ、セクハラ、社内暴力に加えて社内唱和の内容など平成後半にしたらコンプライアンスが無さすぎる。 コレは訴えられたら一発アウト!まるで、昭和のドラマ「ふぞろいのリンゴたち」のシーンの様だ。 しかもこれらの横暴に他の社員が人形の様に無反応なのも不自然すぎる。黒木華は会社の犠牲者とは言えエグすぎる。 テーマは重苦しいが、山本の存在によって救われる。最初幽霊かと思いきや、実は・・で少しはリアリティがあった。 山本に諭されて実家に帰り、過去を反省するシーンは泣けてくる。お父さんの「人生生きていれば何とかなるもんだ」のセリフも沁みる。 最後のバヌアツのシーンは蛇足で必要ないかなと思う。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2023-04-26 13:59:51)
33.  たそがれ清兵衛 《ネタバレ》 
清兵衛がもう少し器用で欲が有れば、剣の師範代などで身を立て、もう少し楽な暮らしが出来たと思われる。 実直で控えめな彼の性格では無理なのかもしれない。 それだけに、最後ずっと想いを寄せていたともさんと一緒になれて良かった。 宮沢りえは好きな女優では無いが、この映画ではとても綺麗で魅力的だった。 又、田中泯の眼光鋭く殺気をおびた侍役が素晴らしい。 寅さんの山田洋次が新境地をみせた良作。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2023-04-23 20:23:07)
34.  タンポポ
過去に何度も観てるが、また観たくなる映画。 当時、食に関するエピソードを繋ぎ合わせて一本の映画にまとめ上げる伊丹監督の手法は凄く斬新だった。 やはり伊丹監督はアイデアの人だなと改めて改めて思う。 中でも死にかけの嫁が旦那と子供に焼き飯作って死ぬエピソードが一番記憶に残っている。 当時まだ無名の役所広司と渡辺謙が若いね。
[インターネット(邦画)] 7点(2023-02-25 23:33:25)
35.  猫と庄造と二人のをんな 《ネタバレ》 
香川京子目的でずっと観たかった映画。 優等生でお嬢様女優のイメージが、気の強いわがまま言い放題のキャラに変わる。 又、思っていた以上に大胆で刺激が強い衣装・・ほとんどの場面太腿むき出しの体当たりの演技。 いや~、びっくりしました。これだけで一見の価値がある。 内容的には、山田五十鈴と香川の最後の修羅場は壮絶。1年後に黒澤の「どん底」で置屋のおかみ(毒婦)とけなげな娘役で共演しているが、今回の香川の役はまるで対照的で面白い。 とにかく出てくる女性がみんな怖い。山田、香川に加え、浪速千栄子の母親も底意地の悪い相当えぐいキャラやし。 森繁の猫に対する異常なまでの愛情はその裏返しだといえる。全体的にコメディ調であるが、誰も信じられなくなり人間世界に絶望し、猫を抱いて一人放浪するラストはリアルである。
[インターネット(邦画)] 7点(2023-02-23 21:02:20)
36.  思い出のマーニー 《ネタバレ》 
素直に素敵な映画だと思いました、ジブリは宮崎作品だけでなく、こういった小品に観るべき佳作が多いんですよね。 絵画の中から出てきたような美しい映像の中、ゆったりとアンナが成長してゆく過程が描かれる。 最後、マーニーの不幸な人生が明らかになるが、結末がわかって納得、上手い設定になっている。 おばちゃんはすごく優しい人で、アンナがおばさんに対する誤解が解けて良かった。最後にアンナがおばさんを母親と紹介するシーンは素直に嬉しかった。 序盤の「ふとっちょ豚」は流石にあかんと思う(笑)
[地上波(邦画)] 7点(2023-01-14 04:05:04)
37.  無法松の一生(1943) 《ネタバレ》 
サイレントの伝説的な男優、阪妻を初めて拝見。 流石に古くてセリフが聴き取りにくかったが、大して影響は無し。 人力車の車輪が回るシーンを象徴的に挟み刻の流れを表現、随所に宮川カメラマンのカメラワークが冴える。 一本気な松が欲得など一切無く未亡人と息子に接し、ひたむきに尽くす生き様に胸を打つ。 運動会での激走、祇園祭の太鼓を見事に叩くシーンなど記憶に残る名場面が素晴らしい。 戦時中にこんな人情を前面に出した映画を作った当時の映画人の心意気には頭が下がる。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2022-07-30 18:10:53)
38.  ドライブ・マイ・カー 《ネタバレ》 
村上春樹ファンの嫁と色々ツッコミながら観ました。 村上春樹の世界観をよく表現出来ていると思います。原作は読んでませんが、短編小説を演劇のリハーサルシーンなどで膨らまして3時間の長編にしています。 逆に村上春樹に思い入れが無い人からしたら、あまり展開がなく随分長くて退屈に思われるかもしれませんね。その中にあって岡田将生のトラブルメーカー的存在はドラマを大きく動かす。 家福は妻の浮気を知りながら何も無かった様にやり過ごしていましたが、終盤、実はそうでは無かった事をドライバーに告白します。お互い同じように心に傷を持つもの同士が包容するシーンは心が揺さぶられる。今まで後ろのシートに座っていた家福がある出来事をキッカケに助手席に座るのが良いですね。 何度も出てくるタバコのシーンや車が走っているのを後ろ向きに撮っているシーンが印象的。最後、車が前向きに変わるのは二人の心の動きを象徴しているようだ。
[インターネット(邦画)] 7点(2022-06-26 01:12:16)
39.  帰らざる日々 《ネタバレ》 
70年代青春映画を代表する永島敏行、江藤潤がぶつかり合いながら親友となる関係を好演。 硬派で不器用なな永島、ヤンチャで粗暴だけど夢を目指す江藤がいい味を出している。 終盤、江藤が事故に遭い、競輪選手になる夢が絶たれるシーンはあまりにも痛々しい。 永島のマラソンシーンで終わるラストも良い。
[インターネット(邦画)] 7点(2022-05-08 19:33:21)
40.  サンダカン八番娼館 望郷 《ネタバレ》 
「からゆきさん」という近代史の裏面をテーマに描き、最後まで中だるみなく、見ごたえがある内容。 晩年の田中絹代の演技力、存在感がすごい。栗原小巻に過去の経験を話すだけのスタイルですが、終始淡々と話し、特に感情を荒げるわけでもないのにその表情、表現力は見る者の心を揺さぶる。最後別れのシーンでせきを切ったように泣きじゃくる姿は、悲しすぎる彼女の人生を思うと切なすぎる。
[インターネット(邦画)] 7点(2022-04-29 18:36:50)
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