701. 名探偵コナン 時計じかけの摩天楼
クサイんですが、甥っ子と彼女に無理やり見せられて不覚にもウルッときてしまった。コナン君恐るべし。 7点(2003-10-29 09:52:41) |
702. キル・ビル Vol.1(日本版)
やられた~ッ、タランティーノってホントにアホやねえ。邦画だよコレ、特に昭和40、50年代東映の薫り満載。せこいセット、飛行機の刀立てとか千葉のジャパニーズイングリッシュなど確信犯的なものばかりでそこのサジ加減が絶妙でニクイです。青葉屋では誰でも階段落ち期待しますし、下手糞な殺陣も100人斬り等アンチ・マトリックスなアクションも痛快でヴァーサス、座頭市と並びネオチャンバラの代表作ではないでしょうか。章立てのストーリー展開は北村監督のALIVEのパクリ???ゴーゴーはバトロワというより麻宮サキを彷彿としてました。 ジュリードレフュス嬢の才女ッぷりを久々に見られたのも感激。気に入らなかったのは蚊の羽音がハエの羽音だった事、刀の安っぽい音(これも確信犯か?)と國村隼が何しゃべってるか解らない事くらいかな。「怨み節」で締められ完敗でした。 9点(2003-10-29 09:46:12) |
703. KT
金大中拉致事件当時まだ子供で事件の概要すら知らなかったので、一度勉強してみようという気にはさせられた。その後、彼が死刑判決をうけ、さらに大統領になったことを思うとやっと韓国に民主主義が芽生えたのだろうか。 4点(2003-10-29 01:41:28) |
704. 3-4X10月
昔見たときは結構好きだったのになあ。あのオチにもビックリこんな終わり方だったんだ。でも沖縄のカラーリングが好き、この映画から柳島氏が撮影している。 5点(2003-10-29 01:26:03) |
705. ポストマン・ブルース
笑い所は十分あって面白いですが、ラストが早々と読めてしまって、やっぱりかあ、やっちゃったよって感じでした。裏切って欲しかったです。 4点(2003-10-29 01:20:35) |
706. CURE キュア
どんな人間でも一人や二人は殺したい人間がいるものだ。普段は抑えられた気持ちが催眠状態の中で、リミッターがはずれ、淡々と殺人をしてしまう。犯人は確かに殺人教唆ではあるのだが、殺人を実際に行った人々の心の鎖を解いたに過ぎない。自己の解放の伝道師を連続殺人犯として立証する事が出来るのだろうか。よく似た題材の映画はあるが、大変よくできた作品。ただ犯人役にカリスマ性がなくちょっと残念です。 9点(2003-10-29 01:18:05) |
707. 高校大パニック(1978)
高校時代に夜中TVでやってるのを見ましたが、強烈なインパクトでした。受験戦争なかで日常化している異常さにおいて、教師・生徒・犯人、何が正常であるかを考えさせられる。若かりし浅野温子がよい。 9点(2003-10-29 01:16:47) |
708. スーパーの女
マルサ・ミンボーはかなり非日常であったが、ごく身近なスーパーという日常の中の暗部を世に知らしめた映画。今ではどんな業界でも当たり前のCSに取り組み、巨大チェーン店に対抗しスーパーを立て直してゆく。ただ現実はもっとシビアな気がする。 6点(2003-10-29 01:13:36) |
709. 乱
映像はキレイでスケール感があってすごいです。ただどうしても「お城を燃やした映像が撮りたい」このための映画という気がします。道化のピーターが一番よかった。 7点(2003-10-29 01:13:06)(良:1票) |
710. [Focus]/フォーカス(1996)
この映画の浅野はすばらしい。ストーリーもかなり面白いし、金かかってなさそうなのに良く出来た映画。 8点(2003-10-29 01:12:38) |
711. 宇宙戦艦ヤマト
今でも別に嫌いじゃない、CATVなんかでやってるとつい見てしまう。実はサントラも持ってるんですよ。ヤマトの音楽大好きでした。 8点(2003-10-29 01:10:13) |
712. 赤ひげ
香川京子がすごい、お嬢さんキャラから狂人への変貌、恐かったです。医者というのは、病気や怪我を治すだけでなく、人の心を直す仕事だったんですねえ。近頃「ブラックジャックによろしく」や「Dr.コトー診療所」流行ってますがここに行き着くんですねえ。とても人間味溢れる赤ひげの魅力あるのだが、ただちょっとヒューマンドラマすぎる。 6点(2003-10-29 01:08:41) |
713. 麻雀放浪記
戦後の上野界隈で出目徳、ドサ健、女衒など生き生きしてます。もともと戦争で何もかも無くした彼らは金、女、命、賭けられるもの全てを麻雀に賭けて生きる。こんなに生々しく荒々しい野生の博打打ちって今はいないだろう。 8点(2003-10-29 00:55:48) |
714. 刑務所の中
憧れますねえ、私は入るなら断然独房がいいです。あまりお金掛けなくとも、奇をてらったシナリオでなくても、受刑者の日常を真面目に描く事が塀の外の私たちには非日常で笑ってしまう。ある意味ショーシャンクなんかより好きですね。 9点(2003-10-29 00:55:10)(良:1票) |
715. マルサの女
伊丹監督一の大ヒット映画でしょうか、その後の「~女」シリーズの元となる映画。依然勤めてた会社がマルサ入った時は緊張したね。朝9:00きっかりに(お役人だから)「国税です。みなさんそのまま動かないでッ」ってな感じでした。それまで犯罪者を追う=刑事という認識を変え、様々な脱税テクニックには感心させられました。 9点(2003-10-29 00:54:21) |
716. 犬神家の一族(1976)
全篇にわたるオドロオドロした雰囲気、エグさと華麗な映像やカット割などによるテンポのよさ。キャスティングも本物の佐清以外OKでしょう。また、ニセ佐清怖さと島田陽子の綺麗さとの対比も良い。坂口良子(今見てもすごくかわいい)と金田一のシーンは漫才的でユーモアがあり唯一和ませてくれる。 8点(2003-10-29 00:46:16) |
717. Dolls ドールズ(2002)
永遠の愛を3つのエピソードで表現し頭とケツは文楽でしめる。文楽を意識させるためにみんな人形の如く芝居がくさかったのか地なのかどちらだろう。話はベタではあるのだが、クサさとベタさが段々好きになって行く。面白いが人には薦め辛い気もする。気分しだいで6~8点をうろつきそう。 7点(2003-10-28 22:37:52) |
718. 七人の侍
「勝ったのはあの百姓達だ。俺達ではない。百姓は土と共に何時までも生きる」この名セリフに尽きます。 9点(2003-10-28 22:18:30) |
719. どら平太
この映画を見た頃は”koizumi首相”に平太を期待してた人って多いんだろうと思ってました。やっぱりこの国には平太っていないんでしょうかねえ。 6点(2003-10-28 22:17:28) |
720. 羅生門(1950)
人間とはすべからくエゴイストである。俗から離れた僧であっても、性善的なエゴを持つ。エゴが激しくぶつかりトコトン落としたところで雨が上がり一筋の光が差し込む。 10点(2003-10-28 22:16:21) |