81. 殺さない彼と死なない彼女
《ネタバレ》 間宮祥太朗が全く高校生に見えない、いやたとえ留年してたとしても高校生には見えない。 という大問題はさておき、終盤はずっと泣きじゃくって見ていた。 まさか高校生の学園もので、こんな歳になるオジサンが泣きまくるとは、自分でも思ってもいなかった。 間宮祥太朗以外の2つのエピソードは、両方とも取るに足らない内容だったが、堀田真由はかわいいから許してしまおう。 [インターネット(邦画)] 8点(2023-09-03 19:32:39) |
82. 君は永遠にそいつらより若い
《ネタバレ》 いろいろ生理的に合わない表現、登場人物が多いが、それでも嫌いになり切れない何かを感じる作品だ。 なんといっても奈緒の存在感がすごい。 見た目もかわいいけど、それ以上にそこ知れない癒しを感じる。 世の中の楽しい部分よりも辛く悲しい部分に焦点を当てているが故に、個人的には好みとは言い難い内容ではあるが、だがしかしこの世は楽しいことよりも辛いことの方が多いということを鑑みると、この作品はそういった厳しい現実から目を逸らさずに、そこに横たわる厳然たる現実を描いた、極めてリアルな日本映画なんだと思う。 おとぎ話みたいな夢みたいな面白おかしい話じゃないけど、ご都合主義なんかじゃ決してない、世のリアルを描いた作品として評価したい。 だけど、楽しい気分にはならない。 楽しい気分になりたい人は見ない方がよいかも。 ただただ厳しい現実を目の当たりにするだけだから。 [インターネット(邦画)] 7点(2023-08-31 23:03:49) |
83. 君が世界のはじまり
ここ数年の日本映画は良いものばかりなのに、この作品だけはどうにもつまらなかった。 映像も暗いし音楽も趣味に合わない。 良いところを探すのが困難な作品だ。 強いて探せば、片山友希がちょっと可愛かったくらいかな。 [インターネット(邦画)] 2点(2023-08-24 21:30:32) |
84. よだかの片想い
《ネタバレ》 目から鱗の話だった。 あれだけ目立つあざが顔にあるなら、誰でもそれに気づくわけで、そのあざをいじらないでスルーするのもかえって不自然かと思い、私ならそのあざのことをネタにするに違いない。 だけど最終的に良い仲になったのは、そのあざを「あってもなくても好き」と言っていた後輩であって、つまりはどんなに目立つコンプレックスがあったとしても、それを全く気にしない人こそが、コンプレックスを持つ人から一番好まれる存在なのかと。 自分に当てはめた場合、コンプレックスのことを気にしない人の方が、自分も嬉しいかもしれない。 それに気づけたから、この作品を見ることができて良かった。 それぞれの人がもつコンプレックスについて、その真実に迫るすごい作品なのかもしれない。 [インターネット(邦画)] 7点(2023-08-15 20:44:25)(良:1票) |
85. 泣き虫しょったんの奇跡
《ネタバレ》 当時リアルタイムで瀬川さんのプロ編入試験のニュースを見ていた。 佐藤天彦とか久保利明とか強い相手もいたけど、女流棋士や神吉プロも試験の対戦相手だったりして、実に微妙な試験相手だったと記憶している。 その頃を思い出しながら懐かしい思いで見ていた。 プロになる夢を捨てなかった瀬川さんの執念の勝利だった。 大一番に勝った瀬川さんも凄いが、このような特例を受け入れた日本将棋連盟にも拍手を送りたい。 さてさて映画としてみてみると、普通に楽しめたし不快になるシーンもなく無難な内容ではあったが、日本映画の魅力として考えると物足りなさを感じた。 ストーリーを辿っただけの内容で、これといった見どころがないのが残念な作品である。 [インターネット(邦画)] 6点(2023-08-01 22:49:49) |
86. チワワちゃん
《ネタバレ》 好きなところと嫌いなところが混在した映画だった。 ひたすら爆音でファッショナブルに突き進む演出は好みだが、ところどころで生理的に受け付けないシーンもあり。 ちなみにチワワちゃんには魅力を感じず。 松本穂香のチョイ役は何だったのか。 門脇麦は演技がうまくて存在感が光る。 エンドロールはとてもかっこよかったので、終わり良ければ全て良し的ではある。 [インターネット(邦画)] 6点(2023-07-28 22:38:06)(良:1票) |
87. ガメラ3 邪神<イリス>覚醒
ロケ中に、中山忍さんと偶然の出会いを生んだ、私にとって忘れることのできない映画。 当時、私はとある病院に勤務していたが、そこに突然、本作のロケ班が登場。 アイドル時代から大好きだった中山忍さんもそこにいた。 偶然だからこそ、特別に感激した。 髪の毛が綺麗だった。 途中、いきなり「エキストラで出てもらえませんか?」と言われ、勤務中であるにも関わらず快諾。 受付の中をうろうろ歩くだけの役だったが、ADらしき人に「これで銀幕デビューを果たしましたね!」と言われ、感激してしまった私。 そして公開後にそのシーンをチェックするも・・・ カットされているではないか!! ショックだった・・・ でも、中山忍さんの直筆サインをもらえたのでオッケーかな?! [ビデオ(邦画)] 6点(2023-07-20 20:51:29)(良:1票) |
88. ヒメアノ~ル
《ネタバレ》 後半のバイオレンスシーンだけ見たら、単なる不快な映画という評価で終わりそうだが、これはそんなに単純な作品ではない。 前半の濱田岳とムロツヨシの絡みがとにかく面白くて微笑ましい。 そんな朗らかな前半と対比しての後半なのだろう。 森田剛の青年期が実に痛々しく、無差別な殺人の動機になり得るものである。 森田剛はセリフ回しに相当な難があった。 滑舌は悪いし、ボソボソとしゃべる。 この作品の主人公は濱田岳だと感じたが、トップクレジットには森田剛。 製作には藤島ジュリーKの名前が… これが今が旬のジャニーズ忖度なのかな、作品自体は気に入っただけになんか残念。 それはともかく、中盤で突如として現れる作品タイトルと出演者の名前。 何かが始まる事を観る者に予感させる素晴らしい演出だ。 [インターネット(邦画)] 8点(2023-07-17 23:39:03) |
89. ラヂオの時間
《ネタバレ》 最初から最後までトップスピードで爆進、ずっとうるさくて疲れる映画だったが、三谷幸喜の脚本家としての類い稀な才能は堪能できた。 [インターネット(邦画)] 7点(2023-07-08 00:34:34) |
90. 猫は逃げた
《ネタバレ》 飽きずに最後まで見られたのはさすがの今泉監督なのだが、いかんせんラブシーンが多過ぎた。 これは城定監督の脚本の影響なのかな?今泉監督との相性は良いとは思えなかった。 [インターネット(邦画)] 6点(2023-07-05 04:09:13) |
91. しゃぼん玉
《ネタバレ》 生い立ちに恵まれず人間らしい心を育めなかった青年。 それを更生させたのは田舎のおばあちゃん。 田舎の良さを描いた心温まる内容。 何でも受け止めてくれるばあちゃんの心の広さ、まるで母親かのような深い愛情に心を揺り動かされた。 [インターネット(邦画)] 7点(2023-06-26 00:43:59) |
92. そして、バトンは渡された
《ネタバレ》 ヤバイわ〜、この映画ー! 泣かせ過ぎだわ〜 特に娘を持つ親としては耐えられないわ〜 しかも永野芽郁ファンだと余計に無理だわ〜 良い映画をありがとー! [インターネット(邦画)] 8点(2023-06-24 22:09:38) |
93. 松ヶ根乱射事件
《ネタバレ》 大好きな山下敦弘監督作品。 田舎町の閉塞感が個性豊かな登場人物とエピソードによって表現されており、とても楽しめた。 エロがらみのエピソードの数々はあまり好みではないが、この田舎町を描く上で避けては通れないものだろう。 色んなヤバイ事が発生するのに、最後は何となく元通りみたいな、これって平和なのかな、どっちなのかなって不思議な感覚。 タイトルにもなっている乱射事件ってのも、アメリカのそれとは大きく趣きを異にしていて意表を突かれた。 山下敦弘監督ここにあり、日本映画ここにありの逸品! [インターネット(邦画)] 8点(2023-06-18 12:08:31) |
94. 山河ノスタルジア
《ネタバレ》 ラスト、タオが昔を思い出すかのように踊るシーンがとっても素敵。 母親にも若い頃があった。 そして今は離れた場所にいる息子を想う。 ノスタルジアの何たるかを静かに語った逸品。 ジャ・ジャンクー監督の作品には、クセになる不思議な魅力を感じる。 特に音楽が印象に残る。 [インターネット(字幕)] 8点(2023-06-15 19:40:20) |
95. 連合艦隊
《ネタバレ》 特撮についてはどうでもよくて、単に話がつまらなかった(史実の勉強にはなったけど)。 永島敏行の話とかどうでも良いし。 トップクレジットの小林桂樹は早々に退場、後半は鶴田浩二と財津一郎が活躍。 三橋達也の爺さんっぽい滑舌の悪さは聞くに耐えなかった。 あと、豪華キャストにしときゃ何とかなるだろ的な印象を受けた。 [インターネット(邦画)] 3点(2023-06-13 22:24:12) |
96. トキワ荘の青春
《ネタバレ》 やさしい空気に包まれてるし、郷愁を誘ういい映画なんだけど、さすがに起伏や見どころが無さすぎる。 [インターネット(邦画)] 5点(2023-06-11 23:40:03) |
97. 永い言い訳
《ネタバレ》 人生の古傷をえぐられる様な映画。 本木雅弘は魂のこもった演技をする凄い役者だ。 黒木華の悪女っぷりが記憶に残るレベル! [インターネット(邦画)] 7点(2023-06-11 20:42:36) |
98. 脳天パラダイス
《ネタバレ》 前半まで「これはマジ凄い!面白い!山本政志監督の最高傑作かも?!」とニヤニヤしながら見ていたが、中盤からトンデモな展開に。 後半は山本監督のやらかしぶりに、完全に置いていかれた。 さすがにぶっ飛び過ぎ。 前半がめちゃくちゃ面白かっただけに残念。 見終えた後は心地良くはない疲労感に襲われた。 山本監督、やはり一筋縄ではいかない人だった。 [インターネット(邦画)] 6点(2023-06-05 11:53:54) |
99. 真夜中モラトリアム
《ネタバレ》 同級生の女の子が亡くなり、それで集まった元クラスメイト達。 みんなで土に埋めたタイムカプセルを掘りに行くことになる。 そのタイムカプセルの中には、亡くなった女の子の秘密が書いてあって… 本作でも映像と音楽センス抜群の磯部鉄平監督。 夜明けの埠頭の景色がとても印象的。 夜が明けて一人一人帰っていき、やがて誰もいなくなるという、どこか気怠くて侘しい描写も心に残る。 亡くなった女の子に嫉妬する同級生の女の子、その悪酔い加減と悪口っぷりがリアル。 終わり方も味があって面白い。 [インターネット(邦画)] 8点(2023-06-04 12:21:13) |
100. 男はつらいよ 望郷篇
佐藤蛾次郎氏に、つい最近、偶然その辺りの路上で出くわしました。 自分の名前の入ったTシャツに、奇妙な手押し車を押してました。 背丈が思っていた以上に低く、驚きました。 [ビデオ(邦画)] 6点(2023-06-01 12:22:13)(笑:3票) |