1. キラー・ジーンズ
《ネタバレ》 キラー・ジーンズ。そう、その名の通り、ジーンズが人を襲撃する映画。 これまでにもキラーなんたらというおばか映画が量産されてきたのでこちらもその類と思って見ちゃいますよね。 製作者はそこに社会問題という意外なフェイントを織り交ぜてくるわけです。 CCCという架空のアパレルメーカーは、表面的にはSDGsに熱心な今風の企業なわけですが、 実際は安い賃金労働でインドの子供を働かせて搾取しているという、そこで犠牲になった子の怨念がジーンズに宿っているという設定。 ラストなんてものすごい勢いで殺到してきた客が血祭りにされちゃって、社会全体に対するカウンターアタックのような様相を呈してます。 人によって、純粋におばか映画を見たい人には逆効果かもしれませんし、意外なめっけもんだと感じる人もいるでしょう。 いずれにしろ、ジーンズといえど人を喰らう様はなかなかのエグさがありましたし、ダンスシーンもブラックユーモアが効いてました。 [インターネット(吹替)] 6点(2025-01-28 12:32:36)《新規》 |
2. キング・オブ・エジプト
《ネタバレ》 おっきい神様とちっこい人間が力を合わせて王座奪還を目指すお話。 なんだかゲームを見てるような、古代エジプトの舞台を借りながらも自由でファンタジー色豊か。 ちょっと笑っちゃいそうな展開も迫力のCGと音楽で臆することなく力技で描き切る、そんな作風です。 滝からの落下シーンや白と黒の大蛇と戦うシーン、終盤のオベリスクでの決戦などすごくスペクタクルしてました。 [インターネット(吹替)] 6点(2025-01-19 13:01:02) |
3. 吸血怪獣ヒルゴンの猛襲
《ネタバレ》 沼に住んでる吸血怪獣ヒルゴンが人々を襲うというお話ですが、吸盤がやたらとでかいんで、 ヒルというよりはタコっぽいなぁなんて思いながら見てました。 モノクロで画質も悪いのでまだなんとか見れてますが、それでもヒルゴンの素材は ビニールっぽいもので中に人が入ってんだなというのがわかります。 古い映画なので大目にみたい気持ちもあるのですが、お話もさほど面白くなかったので3点にしときます。 [インターネット(字幕)] 3点(2025-01-14 09:14:05) |
4. 禁じられた遊び(2023)
《ネタバレ》 ホラー映画の評価の尺度は怖いか、怖くないかで測られることが多いですけど、というか自分もそう思ってましたけど、 中田監督の最近の映画を見ていて、いやそういうわけでもないんだなって思うようになってきました。 本作は怖いか怖くないかで言ったら怖くないんですけど、別に怖がらせようとはそもそも思ってないというか。 それよりも、怪談話だからこそ扱うことができるユーモア要素を描きたいんだなという気がします。 でなきゃ芸人さんをわざわざ使ったりしないと思うし。いきなり陰陽師の呪文唱えるところとか思わず吹き出しちゃいましたけど、 孔雀王を見て育った自分としては懐かしさも感じたり。 ファーストサマーウイカが裸になって、アバターのナヴィ族みたいな風貌になるんですけど、 これもまた絵面が面白いというか、えっ、そんな体当たりなこともするんだ、みたいな。 なので、恐怖を目的に見ようとすると期待外れになると思うので、こういうユーモアを楽しむスタンスで見るのがいいと思います。 [インターネット(吹替)] 5点(2024-12-24 10:58:04) |
5. キラーソファ
《ネタバレ》 パッケージだけ見て、ソファが人を逐一襲うだけのよくあるお馬鹿映画だと思いそれを期待して観たのですが、 良い意味でも悪い意味でも裏切ってきたなと。製作陣の狙いにまんまと嵌められたなぁという感じです。 無駄に設定が凝ってて、真面目に作られてるんですよね。ただ実際にソファと女の子が対峙するシーンは マッチつけては消され、つけては消されで笑っちゃったりとかしましたけど。 無駄に捻り効かせたストーリーが面白さに繋がってるかどうかは疑問。 [インターネット(字幕)] 5点(2024-12-10 11:55:20) |
6. キラー・ナマケモノ
《ネタバレ》 世界で最も平和な生き物であろうナマケモノを殺人モンスターに据えるというその設定に惹かれて 観てみたのですが、肝心のナマケモノの動きがあまりにパペットすぎるんですよね。 これがチャッキーみたいに元々が人形という設定ならまだいいんですが、 パナマの熱帯雨林に普通に生息してるナマケモノという設定でこの人形丸出し感なのが大いに減点対象。 まぁ低予算コメディホラーということで目を潰れってことなのかもしれませんが。 んでこのナマケモノ、どういうわけかスマホを使えたり、しまいには車を運転したりするわけです。んなアホなと。 まぁ低予算コメディホラーということで目を潰れってことなのかもしれませんが。 さらにいうとこのナマケモノ、刀で刺そうが銃で何発も撃ち抜こうが何故か死にません。不死身なのです。 まぁ低予算コメディホラーということで目を潰れってことなのかもしれませんが。 ストーリーもあってないようなもんですが、強いて言えばSNSやら人気取りだけに必死になってる ティーンたちへの戒めみたいなテーマがあって、人気のためではなく他人のために生きよという、 それが本当の人気者なんだぞみたいなメッセージがあってその点は良かったと思います。 [インターネット(字幕)] 4点(2024-09-08 10:15:24)(良:1票) |
7. 銀座カンカン娘
《ネタバレ》 1949年の時点でこのようなミュージカルコメディが作られていたなんて。 ほのぼのとしていて、いま観ても十分に楽しいですよ。カンカン娘のメロディがいつのまでも耳に残ります。 [インターネット(邦画)] 6点(2024-08-17 13:11:17) |
8. 恐怖の洞窟
《ネタバレ》 いや〜、これは本当につまらないですねぇ(笑)。 80分が倍の時間に感じられるほど。セリフも展開も退屈だし、 特に中盤からの一人でやってきたおばちゃんのターンはめっちゃ長く感じました。 本来なら5年ぐらいで描けそうなことをなんとか引き延ばして長編映画にしようとしてるみたいな。 怪物さんもほとんど出番がなく、着ぐるみ過ぎてただただショボいだけです。 てか最後のEND?とはなんなんでしょう。 [インターネット(字幕)] 2点(2024-06-17 12:47:30) |
9. 金星ロケット発進す
《ネタバレ》 1959年製作、東ドイツ&ポーランドによるSF映画。いやぁ実に興味深いですねぇ。 今でこそ金星は灼熱の死の星であることがわかっていますが、分厚い大気に覆われていて地表が見えないので 想像力が掻き立てられ、1960年代ぐらいまでは金星には金星人の都市があるんだとか太古の地球に似ていて恐竜みたいなのがいるんだとか 真面目に考えられていたんですね。ソ連の探査機が70年に史上初めて軟着陸に成功して イマジネーションを自由に行える場としては終わりを迎えますが、本作のように50年代にはこういうSF作品が作られておりました。 本作では舞台が1985年とのことで、印象深いのは人種多様性が担保されてると言う点。 ヒロインは日本人が務めていて、なかなか先進的だなと感じました。これは本作の結末、つまり金星文明が地球を攻撃しようしているうちに 自国の武器で全滅した様を教訓に自分たちは平和に行こうぜというメッセージと繋がっております。 クルーを複数名失い、謙虚なラストを迎えるのもまた興味深く、50年代にこんな作品が作られてたんだなぁと感心いたしました。 金星の荒涼とした風景が印象的でした。 [インターネット(字幕)] 7点(2024-06-14 11:40:31)(良:2票) |
10. キングダム 運命の炎
《ネタバレ》 私も「え、ここで終わりなの!?」と思いました。てっきり最終作なのと思ってたので。 完全につなぎの作品なので少々天水は下がりますが、それでも引き続き高いクオリティを保ってましたね。 なぜ中華統一を目指すことになったのかについての紫夏とのエピソードが一番グッとくるシーンです。 [ブルーレイ(邦画)] 6点(2024-02-25 20:44:22) |
11. きさらぎ駅
《ネタバレ》 きさらぎ駅は都市伝説としてはとても面白いですが、どんなふうに一つの映画にするのかと興味本位で観ました。 静的なホラーを予想していたら、ある種ゾンビもの?のような要素が加味された動的なホラーになってましたね。 その辺の好みは分かれるところだと思いますが、前半の一人称視点での展開はなかなか良かったと思います。 話を聞いた主人公が自ら追体験する後半は、少々コメディっぽくなっちゃってましたね。 [DVD(邦画)] 6点(2023-07-24 09:30:07) |
12. キングダム2 遥かなる大地へ
《ネタバレ》 前作の方が良かったとは思うが、本作も引き続きよく出来ていたと思います。 邦画でもこれだけの映像作れるんだぞって、しっかり示してくれている。 お話としては羌カイがいちばんの肝だったかな。彼女の過去と、共に戦うことでの心境の変化が良かった。 [ブルーレイ(邦画)] 7点(2023-01-23 10:07:29) |
13. CUBE 一度入ったら、最後
《ネタバレ》 元々のオリジナル自体が大傑作で、あれ以降密室スリラーみたいなのがたくさん量産されましたよね。 映画史に残るような作品だと思うので、そういうもののリメイクとなるとどうしてもハードルが高く、 観客も辛口になっちゃうと思います。個人的には、これはこれでまずまず楽しめる出来だと思います。 密室での人々のいざこざってのは見てる分には面白いので、まあそこはクリアしてるかなと。 ただ、過去のトラウマとか人間模様を中心に組み立てているという点でやはり賛否あるのでしょう。 私としては、人の感情がなぜかキューブに反映されて、怒ると赤くなるみたいな仕様には野暮ったさを感じました。 杏ちゃんの役柄が実にロボット的なので、勘のいい人は序盤でわかっちゃうかもですね。 [DVD(邦画)] 5点(2022-03-12 15:40:14) |
14. 喜劇 愛妻物語
《ネタバレ》 これは傑作だなと思いましたね。 なんというか、この夫婦にすごくリアリティを感じさせる、あぁこういう夫婦ほんとにいるだろうなって。 旦那さんのダメダメっぷりと嫁さんの恐妻っぷりが絶妙なまでに合致して夫婦として形作られている。 気になって調べたら、監督さんの自伝的小説が基だとか。あぁ自分たち夫婦をモデルにしてるから、 こんなにリアリティ感じるコメディに昇華してるんだなと感心いたしました。 濱田岳はピッタリの役柄、水川あさみは女優として一皮向けましたね。 本来はこういう、内側から滲み出てくるものを表現するのが映画だよなって再認識。 [DVD(邦画)] 8点(2021-10-19 19:04:10) |
15. きみと、波にのれたら
《ネタバレ》 なかなか良かったです。 二人の仲睦まじさ、ドライブしたりサーフィンしたりといったシーンを始めとして、とてもリアルに描かれてます。 アニメでもちゃんとそこ描くんだ〜って思うシーンもあって、個人的には好感が持てます。 だからこそ、予期せぬ不幸な展開に「まじか、、、」と驚き。 そこからは水の中にだけ現れる彼氏さんというファンタジー展開になるわけですが、 つまるところ残された彼女がこれからどう折り合いをつけるかという話ですね。 そういう、リアルとファンタジーの掛け合わせの妙という作品です。 [ブルーレイ(邦画)] 7点(2021-03-10 16:19:29) |
16. 今日から俺は!!劇場版
《ネタバレ》 ドラマも漫画も見たことなかったので、序盤は「なんじゃこりゃ」という印象だったんですけど、 一旦この世界観を受け入れれば後はそれなりに楽しく見れました。 オーバーすぎるアクションとキャラがまさにギャグ漫画そのものという感じで、 特に橋本環奈ちゃんのキャラ編が良い。 逆に先生方をはじめとる大人たちのシーンは笑いがイマイチだなと感じました 柳楽優弥のヤバい奴キャラはなかなか巧かったですね。 [ブルーレイ(邦画)] 6点(2021-03-10 16:08:51) |
17. キングダム(2019)
《ネタバレ》 とてもわかりやすいストーリーで、かつスケールの大きいヴィジュアルで見せてくれるので 誰でも楽しめるような娯楽作になっていると思います。 元々がコミックなので、いろいろ言われるようなこともあまり気にしなくて良いのではと思いました。 大沢たかおが演じていたキャラは、強いのに丁寧口調なのでフリーザ様を彷彿とさせ個人的には好きでした(笑)。 [インターネット(邦画)] 6点(2020-08-17 14:52:28) |
18. キャッツ
《ネタバレ》 最初に予告編見たときは、ケモナー向けミュージカルかと驚きましたが、 見た目の不気味さはこの際どうでも良くて、そもそものお話が面白くなかったです。 個性的な猫たちを紹介していくと言うだけで、ストーリーらしいストーリーが何もない。 なので、どこに気持ちを入れていけば良いのかわからず、最初から最後まで猫人間たちの踊りを傍観するのみでありました。 せっかく映画にするのなら、風景やセットなども映画的な演出でもっと魅せて欲しかったなと思います。 ミュージルの方は見たことなくどう言うものなのかも全く知らないですが、 ミュージカルファンならまた違った見方になるのかな。 「メモリー」はやっぱり名曲だなぁと。その名曲に5点捧げておきます。 [ブルーレイ(字幕)] 5点(2020-08-06 17:18:25) |
19. キャプテン・マーベル
《ネタバレ》 マーベル通ではない自分にとっては、序盤の段階では少々不安だったのですが、 地球に墜落してからはぐっと面白くなりました。やりとりがコミカルでね。 アクションより、ニック・フューリーと猫ちゃんの掛け合いの方が印象に残ったかも。 [ブルーレイ(字幕)] 7点(2019-08-20 17:33:38)(良:1票) |
20. キネマの天地
《ネタバレ》 いやはや、、、、なんという豪華俳優陣。当たり前ですが、みんな若い! そして亡くなられた名優も何人も出演していて、もう二度とみられない錚々たるメンバーですね。 映画ファンのために作られたのかなと。昭和初期、映画が活動写真とも言われていた頃。 その当時の芸能世界に想いを馳せることができる良い作品でした。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2018-12-04 20:04:42) |