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たきたてさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2266
性別 男性
年齢 47歳
自己紹介 好きなジャンル【 SF、アクション、サスペンス、ホラー、ミステリー 】
見たあと面白かったと思える映画は、ドラマ系、実話系、裁判ものが多いかもしれません。
サクセスストーリーが一番好きです。
見た後元気になれるし、夢があるから。

みんシネで面白そうな映画をチェック⇒映画を見る⇒レビューを見る⇒自分のレビューを書く
だいたいこんな感じで映画ライフを楽しませてもらっています。

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21.  ドライブ・アングリー3D 《ネタバレ》 
 ニコラス・ケイジが出るアクションやサスペンスはだいたい見るようにしているので。  普通のバイオレンスアクション。かと思いきや、なんか人外のものが暴れまわる話。  ジョン・ミルトン(ニコラス・ケイジ)は何故死んだのか。どうやって現世に復活できたのか。神殺しの銃とは何なのか。監査役とは何者なのか。一切の説明がなし。すべてご想像にお任せします状態。ここまで開き直りまくりのまる投げ状態だと逆に清々しいというかなんというか。まあ、ザ・バカ映画って感じで。  ただB級グルメに位置する作品なんでしょうが、そこまでおバカに徹する気もないみたいでして。  復讐劇であり、救出劇。そしてニコラス・ケイジの要所要所での迫真の演技。ミルトンの過去の独白なんか、どーゆー気持ちで見ればよいのか。おそらく、ストーリーに深みを持たせようとか、そーゆー気持ちは製作側にあるんじゃないだろーかとも思われるわけです。ですが演出やCG、展開はバカ映画そのものでして。なんともちぐはぐな作品になっています。  ですので、復讐劇ならではのカタルシス、救出劇ならではの爽快感、そんなものとは無縁の作品となっております。  ミルトンを追っかけていたマッド・ポリスの方々が最後まで絡んできて、三つ巴戦とかにしちゃえば、もうちょっと盛り上がったかもしれないですね。それからジョナ・キングでしたっけ?ミルトンの相手をするには、ラスボスとして小物すぎた印象。悪役にもそれなりのカリスマが必要ということでしょう。  最高に良かったのは監査役。ヒロインはいまいち。
[DVD(字幕)] 6点(2020-12-06 13:38:20)(良:1票)
22.  トライアングル(2009) 《ネタバレ》 
 息子は?なぜ1人ヨットハーバーに?あの突然現れた積乱雲は?無人の定期船の正体は?なぜジェスはここに来たことがあるの?  とにかく1から10までミステリーに埋め尽くされた作品。  タイムループ系でもあるし、不思議系でもある。  1つの時間軸に自分という存在が2人いるというのはよくあります。ですが3人というのはあまり見たことないですね。だから『3つのアングル』で『トライ・アングル』なのでしょうか。かなり考えられている脚本とタイトルなのかもしれません。  ごちゃごちゃした構成なのに、ごちゃごちゃしているように感じさせないのに、作り手のセンスを感じます。  とは言え、映画としてはミステリーに重きを置きすぎて、それ以外の要素にあまり良いところが無い気もします。  まずこれだけ個性的な面子を揃えながら、ジェス以外はただのやられ役で終わってしまっていること。  ホラー的演出をしながら、ホラー的な面白さは足りないこと。  どうもアイデア先行の作品という気がしないでもないです。  映画としての面白さ、完成度、満足度でいうと、どれもちょっと物足りないですね。  それから映画とは全然関係ないのですが、DVDのタイトルに勝手なサブタイトルがついています。『殺人ループ地獄』。クソださいうえに、壮大なネタバレ。このサブタイトルをつけた人の良識とセンスを疑います。
[DVD(字幕)] 5点(2020-08-03 05:46:49)(良:1票)
23.  10日間で男を上手にフル方法 《ネタバレ》 
 古き良き時代のラブコメ。といっても2003年ですが。いや、17年前か・・・。当時見たときは新しく感じたものですが、今見るとなんとなくファッションとかヘアスタイルとかやや時代を感じるかも。  個人的にはケイト・ハドソンが一番かわいかった頃の作品。ファンにはたまらない作品でしょう。  この作品はキャストがまず魅力的。脇を固める面々も良い。それぞれの友人が良い味出しているんですよね。メインの味ではないですが、隠し味。複数の隠し味が絶妙にからみあって、終始飽きない味わいのコメディ作品が出来上がっています。  また、脚本が良い気がします。『絶対別れられない男』と『別れを切り出すように仕向ける女』。アンディのほうから別れを切り出すのは、おそらく雑誌の主旨と反するためできない、という隠れルールが絶妙。あの手この手で嫌な女を演じるアンディに、ひたすら我慢するベンの様子がただただおかしい。  ドタバタコメディより、こーゆーストーリーがしっかりしているコメディのほうが好みです。  『勝手に部屋の模様替え』『お肉食べられない』『プリンセス・ソフィア』『セリーヌ・ディオン』『ポーカー』など笑いのセンスはかなり良い。下品すぎないところも高評価です。
[DVD(字幕)] 8点(2020-07-29 03:21:12)(良:1票)
24.  逃走中 殺人ハンター(OV) 《ネタバレ》 
 有名なテレビ番組をパロった作品。元ネタとなる番組はほとんど見たことがありませんが、少なくとも1回は見たことがあります。結構雰囲気は似ているのではないでしょうか。途中に指示とか出るし。  役者さんの演技はほぼ棒読みだし、とても見ていられないレベル。ですが脚本はそんなに悪くない気がします。  C級エンターテイメント作品としてのつぼを押さえる、シンプルに楽しめる構成。  ちょっとだけ近未来の日本で、国民が『生死を賭けたゲーム番組』に夢中になっているっていうのは『デス・レース』シリーズを思い出させます。  街中を逃げ回り、捕まると殺される。ただそれだけ、でもそれだけだから面白い。  ハンター達の持っている武器がそれぞれ違うのは良い。  ランナー達がそれぞれゲームに参加した経緯を簡潔に説明したのも良い。  ランナーがハンターに反撃して良いっていうのは良くない。こーゆーのは理不尽だからこそ楽しいのです。  ラストでハンターが主人公を助けるのもマイナス。  で、総評は、『C級作品ながら大事なポイントは押さえてある手堅いエンタメムービー』ただし、『演技、特にセリフの棒読みがひどいので、楽しめるかどうかは人による』といったところでしょう。
[DVD(邦画)] 4点(2020-07-27 03:24:41)
25.  ドリアン・グレイ(2009) 《ネタバレ》 
 有名なゴシックホラー作品。原作を読んだことはないのですが、マンガや別の映画でドリアン・グレイを見かけたことがあり、興味本位で見てみることに。まあ、終始乱痴気騒ぎをしているような内容で、決して面白いもんではなかったです。  『なぜドリアン・グレイは絵に自分の魂を封じ込めようとしたのか。また、その方法は』  映画を見る前、気になっていたのはそーゆー部分。これが映画では明らかにされません。そこが知りたかったのに。残念。  なぜかドリアン・グレイの代わりに肖像画が歳をとっていく。ドリアン・グレイが怪我をしても、代わりに肖像画が怪我をする。でもそれだけではなくて、ドリアン・グレイの心が欲にまみれていくと、肖像画が醜くなっていくみたいですね。まるでドリアン・グレイの心を映す鏡のような役割でした。  でもねえ、自主的に動いたのならまだしも、ヘンリーにたぶらかされたのが主な原因なので、終始気が乗らなかったです。どうせ悲劇で終わるに決まっているしね。  ベン・バーンズの美しさに対し、女優陣はいまいち。シビルとの破局があっという間。などなど、いまいちな箇所も多々あり。  ネットで原作のあらすじを読んでみたら、原作のほうがはるかに面白そう。映画はドリアンがただ周囲に流されるだけの人物になってしまって、原作の良さがまったく出ていない気がしました。
[DVD(字幕)] 5点(2020-05-11 12:06:43)
26.  ドクター・ストレンジ 《ネタバレ》 
 ちょっと不思議の国すぎるなあ。どうして『魔術』とかになると、むつかしい世界へ行こうとするのだろう。もっとわかりやすくていいのに。  いや、途中まではわかりやすくて良かったのです。なんか、『鏡の中の世界』みたいなやつと、『暗黒大王』みたいなやつ。この辺がわかりにくい。  『鼻持ちならない傲慢外科医、事故にあう』⇒『外科医に復帰したいので、魔術にすがる』⇒『立派な魔術士に』⇒『悪い奴をやっつける』⇒『今日から君もアベンジャーズだ』  これだけでよかったのに。  やれ『結界』だ、やれ『時間の概念』だーとか、いらんです。  シンプル・イズ・ベスト。  リアルな世界に起きる、ちょっとだけ非リアルなアドベンチャー。そしてヒーローアクションがあれば十分なんです。  この映像技術があればシンプルな勧善懲悪ストーリーにするだけで絶対面白いんだから。  ドクター・ストレンジの人物像は賛否両論。やや否が多い気がしますね。まあ、彼が好かれないのはわかります。  個人的には、インテリで傲慢。でも良識があり優しい。そんな相反する性格を持ち合わせている人間臭い感じが、スタークにちょっと似ていて好きですね。  ストレンジとウォンとの漫才はかなり面白い。マントもナイスキャラ。  最終決戦がまさかの『根くらべ』。意表を突かれましたね。『地球から出て行かないと永遠に繰り返すぞー。』『もうやめてくれ。』って、まるでコント。魔術の世界は奥が深い・・・。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2020-04-16 21:23:04)(良:1票)
27.  ドラゴン・キングダム 《ネタバレ》 
 これはもう映画の出来がどうとかいう問題じゃないです。ジャッキー・チェンとジェット・リーの共演。これに尽きます。ジャッキーとジェット・リーのバトルが見られるなんて嬉しすぎるじゃないですか。  それにしてもジャッキー。老いたとはいえこの体さばき。さすがです。  ストーリーは『ベスト・キッド』、いや、『史上最強の弟子ケンイチ』か。わかりやすい成長サクセスストーリー。テイストはファンタジーアクション。で、RPGの要素もあり。結構盛り沢山ですが、単純に楽しめる内容なのが逆に良い。  仲間はジェット・リー、ジャッキーに加え、謎の美少女拳士。もの凄いご都合主義で、有無を言わさず増えていく仲間たち。そして皆わけもなく協力的。ジェット・リーはともかく、残りの2人がなぜ力を貸してくれるのかは全くの謎。更には主人公の修行が終わるまで敵は襲ってこないという徹底ぶり。  でもそれでいーんです。  これはそーゆーエンターテイメント。  お約束の連続。既視感満載のストーリー展開。わかりきったオチや趣向を楽しむ、そーゆー時間なのです。  いじめっ子をやっつけるのも期待通り。期待以上のものはないけれど、期待通りでスカッとできる。  ラストは転生したスパロウと出会ってめでたしめでたし。
[DVD(字幕)] 7点(2020-03-19 07:29:19)
28.  トランスポーター3 アンリミテッド 《ネタバレ》 
 『2』よりかは明らかに面白くなった3作目。  『1』同様、運ぶのは謎の女性。手には爆弾ブレスレット。車から離れちゃうと爆発しちゃうっていう単純すぎるアイデアが意外と面白い。この制約を上手く利用したアイデア演出は結構自分好み。その中でも、電話でおびき寄せられた隙に車をとられちゃうエピソードが面白すぎます。狭い街中なので、あまりスピードが出せないという状況を利用して、フランクにチャリで車を追いかけさせる、この追いかけっこがなかなかにスリリングで手に汗握ります。  もうひとつはラストの電車バトル。ここでもブレスレットの制約が上手く効いています。結果、車で電車へダイブ。すばらしいぶっとび演出。そしてラスボス、ジョンソンの圧巻の最期。そうそう、憎たらしい敵の末路はこれぐらい壮絶なほうがカタルシスを得られるってものです。私が見たいのは、まさにこーゆーアクション映画なのです。『ハラハラする。』『スカッとする。』この2つが満たされていれば、アクション映画としては成功です。  こーゆーエンタメ重視のアクション映画なればこそ、多少の粗は目をつぶります。ですが、どうしても1点、気になったところを。湖からの脱出。果たしてタイヤ2個分の空気で車が浮くものなのか。う~ん。  で、ヒロイン?この人が途中から突然ウザキャラに変わっちゃって、大分イライラします。私だけ?不自然なくらい邪魔ばかりするのが目に余ります。そして最期まで何の役にも立たない。こーゆーウザキャラだからこそ、意外な活躍をさせると面白いのに。  最後にアクション。さすがにカットが細かすぎません?目が疲れます。もっと正当なやり方でスピード感のあるバトルを演出してほしいものです。  
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2019-10-12 05:58:14)
29.  トランスポーター2 《ネタバレ》 
 2作目にして早くも『トランスポーター』というタイトルはどうでもよくなってしまった作品。  まあ、でも良いんです。タイトルとの整合性なんて。それなりに楽しく見られる、それが大事。なぜならこれはエンターテイメントだから。  ジェイソン・ステイサムはかっこいいし、アクションはスピーディ。子供とのやりとりは微笑ましいし、ストーリーは安直ながらもわかりやすい。新しさなんてもちろんないけど、火サスや時代劇を観るときのような安心感があります。  本来、こーゆー作品好きなんですが・・・後半になるにつれ、演出、展開がどんどん雑になるのはなぜ?女ヒットマンなんかボス級の存在感でターミネーターみたいだったのに、あの死に方は何?後半の一番盛り上がるべきシーンの、あまりにチャチなCGは何?こんなチャチな映像にするくらいなら、飛行機バトルなんかやめときゃ良いのに。後半の盛り上げて欲しいところで逆に盛り下げちゃってます。  空気感染するウイルス。だとしたら、お父さん、あんな大勢の中を堂々と歩けば、凄い勢いで爆発的に感染が広まっちゃう。あれっぽちの解毒薬じゃ全然足りないよー。どーすんのー。と、思っていたら、何事も無かったかのように事態が収束しちゃってます。B級エンタメってすげーぜ。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2019-09-30 00:35:22)
30.  導火線 FLASH POINT 《ネタバレ》 
 イップマンのイメージが強いドニー。そのイメージは『瞬殺クンフー』。でもこちらの作品では『投げ』『絞め』『関節技』と打撃以外の技が光ります。なんと多彩な武道家なんでしょう。  ストーリーも単純ながら悪くないです。ウィルソン刑事の潜入捜査がばれているシーンはちゃんとハラハラできます。潜入捜査ものはこのドキドキがたまらない。  ガンアクション、カンフー、ストーリー。どれも一定の水準は超えている完成度の高い娯楽品。ですがその一方で『この作品ならではの突出した面白さ』というものまでは感じ取れず。  3兄妹トニー、アーチャー、タイガーがそれぞれ良いキャラしていたものの、見せ場はほとんどアーチャーの独占状態。ドニーが強すぎるので、3兄弟と順番に戦う『プチ天下一武闘会』みたいなもんをやってくれたら、終盤もうちょっとだけ盛り上がったかも。アーチャーとのバトルは見応えはあったものの、ちょっと長すぎましたね。  まあなんにせよ、この映画は気軽な気持ちでカンフーを楽しむ映画として、完全に合格ラインは超えています。
[DVD(字幕)] 7点(2019-09-01 04:02:51)
31.  トランスフォーマー/最後の騎士王 《ネタバレ》 
 これだけ映像とキャラクターがいかしているんだから、もっとすっきり爽快な勧善懲悪ストーリーにしちゃえば良いのに。  『クインテッサとメガトロン、その他大勢が悪い奴。地球のエネルギーが吸い取られちゃう。よーし、オートボット、ダイナボット、騎士、軍隊、力を合わせて闘うんだ』ぐらい単純明快なストーリーのほうが楽しめると思うのです。  オプティマスプライムの洗脳、裏切りなんていらないよ。『1』から見ているから、悲しくなるだけです。オプティマス・プライムはいつも人類の味方でいなくちゃ。  そして人類もいまだにオートボット狩りってありえないでしょ。これだけ何回も地球を救ってもらっといて何を考えているのさ。  人類に何度も迫害されて、仲間を殺されて、それでも人類に寄り添うオートボット達のほうがもはやどうかしているような気さえしてきます。  こうなってくると、『1』は本当に良かった。ワクワクしたし、ドキドキした。若い主人公とオートボットたちの友情も良かった。『2』も全然許せる範囲。『3』はいまいち。『4』『5』は論外。  なんか続編があるかのようなラストでしたが・・・さすがにもう見ないかもしれないです。  
[ブルーレイ(字幕)] 3点(2019-08-12 02:47:41)
32.  トランスフォーマー/ロストエイジ 《ネタバレ》 
 シリーズもので登場人物に愛着わいちゃっているので、ここまでメンバー総入れ替えだと寂しくなっちゃいます。  前作ではアイアンハイドがやられ、今作ではラチェットが。初期メンバーで残っているのはオプティマスとバンブルビーくらい。ミカエラがいなくなっただけでも寂しかったのに、ついに前作までの主人公サム・ウィトウィッキーも軍人さんもみんないなくなってしまった。こうなってくると『1』~『3』までの戦い、ドラマはなんだったのかと思っちゃう。  今作の良いところは、新顔ながらオートボットの面々がキャラ立ちしていてしっかり活躍してくれたこと。バトルシーンも今までに比べると随分見やすくなりました。  ストーリーは相変わらず(笑)創造主って?オプティマスを捕らえるその目的は?  今まではメガトロンをはじめとしたディセプティコンが『人類滅亡』『地球乗っ取り』というわかりやすいテーマ。でもロックダウンにしては地球にそもそも興味がない。今作ではどちらかというと『人間』VS『オートボット』の図式になってしまっているのが嫌な感じです。なんだかんだ言って、『ディセプティコンの脅威から人間、地球をオートボットたちが守ってくれる』という戦いが好きだったのかもしれません。そりゃオプティマスも人間に愛想尽かしますよ。今までもさんざん裏切られ、それでも守ってきた人間達に今度は家族を殺されているようなもんです。それを見て『エンターテイメントだー。楽しいー。』とはならないですよ。  ついでに言うと、人間同士の争い、悪くないですが比重がちょっと大きい。結果として『冗長』『テンポの悪さ』というデメリットを生んでいます。
[ブルーレイ(字幕)] 5点(2019-07-22 14:20:47)
33.  トゥルー・グリット 《ネタバレ》 
 思っていたより大分淡々とした映画でした。  復讐ものにしては盛り上がりやカタルシスに欠ける気がします。西部劇として見ると、アクションが物足りない。かと言ってドラマに深みがあるわけでもないんですよね。  見ていて退屈ということはないんです。ただ『最低なクソヤローをぶったおせ』とか、『女の子がんばれー』とか、そんな感情が何一つわきあがってこないのです。かといって爽快なシーンがあるわけでもありません。  『最後の対決やけにあっさり。』『急に穴に落ちて毒蛇にかまれる。』『なぜか馬を射殺』などなど、突発的な演出についていけないこともあります。ついでに言うと、前半にコグバーンとラビーフが言い争いをしていましたが、その争点もよくわかっていませんでした。  ラストで少女が大人になった姿を映像として見せちゃってますが、蛇足じゃないですかね。そこは少女のナレーションだけで良かった気がしますね。
[ブルーレイ(字幕)] 5点(2019-07-16 02:34:45)
34.  トイ・ストーリー4 《ネタバレ》 
 1~3を見直してからの鑑賞です。完全に続編として見にいったわけでして、ちょっと裏切られた気分になりますね。  冒頭10分は素晴らしい。ボーについていきたい。でもアンディが自分を探しているとわかると思いとどまる。このシークエンスだけでもう涙腺が。アニメーションについては言わずもがな。CGアニメとしては文句のつけようが無い素晴らしい出来です。もしこれがシリーズ1作目であるならば、私は迷わず満点をつけることでしょう。ですがこれは『トイ・ストーリー』であり、その『4作目』なんです。  まず気になったのは今までのルールからの逸脱ぶり。このシリーズの凄く良いのは、『人前ではおもちゃ』のルール。そしてそれを良いおもちゃも悪いおもちゃも皆守ってきたこと。それが今作はどうでしょう。まず、フォーキー。あまりに好き勝手に動き回りすぎ。見つからなかったのは偶然にすぎない。他のおもちゃも、今までに比べてあまりに軽率な行動が目立ちます。いつばれたっておかしくない。車のパンクやアクセルなんて問題外です。明らかに今作はやりすぎなんです。  不満点の2つ目は、いつものメンバーの出番がほぼないこと。これはシリーズのファンとしては悲しいし物足りない。『1』でもウッディとバズ以外はほとんど活躍していませんが、これは『4』。新しいキャラを入れてもいいけど、今までのメンバーをもっと大事にしてほしかったです。  で、ラスト。これは私以上に妻が激怒。到底受け入れられないそうです。『3』でみんなに『俺たちはアンディのおもちゃなんだから、アンディのもとに帰るんだ。アンデイが押入れの中になおしておきたいのなら、押入れの中でみんなで暮らすんだ。』と力説していたウッディ。それが今作では、自分がボニーにあまり必要とされていないとわかると、好きな人といっしょにいることを選択。『いつも持ち主のために』を全うしてきたウッディ。それがウッディの『おもちゃとしての誇り』であり、彼のアイディンティティーであったはず。最後の最後で裏切られるとは悲しいです。そりゃないぜウッディ。
[映画館(吹替)] 5点(2019-07-15 03:14:40)(良:2票)
35.  トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン 《ネタバレ》 
 3作目ともなると主要なキャラクター達は覚えてしまったので、その分見やすくなるというメリット。その一方で、驚きや新鮮さは薄れてしまうというデメリット。まあそれは仕方がないですね。  そうなってくると、『ストーリーの面白さ』『オートボット達の活躍』の2点に目がいきます。  まずはストーリー。『オートボット前リーダー、センチネル・プライムの裏切り』『サイバトロンの地球転送』『人間側の裏切り者』『シカゴ市街戦』などなど。今までよりややサスペンス色の強い感じでしょうか。また、中盤くらいまでは悪い展開ばかりなので、あまり爽快さはありません。やはり『シカゴ市街戦』あたりからが一番盛り上がります。  個人的にこのシリーズで好きなのが、人間も結構活躍するところ。サムがタイマンでスタースクリームをやっつけちゃうのはやりすぎだけど、こういうのが楽しい。本当はラチェットやアイアンハイドをはじめとした他のオートボットにも活躍して欲しいところですが、相変わらずオプティマスとバンブルビーがぶいぶい言わせていますね。  アイアンハイドはまさかの戦死。敵はセンチネルはもちろんのこと、メガトロンやスタースクリームまでいなくなっちゃって、次回作は誰と戦うのだろうと今から楽しみです。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2019-07-13 14:38:13)
36.  トランスフォーマー/リベンジ 《ネタバレ》 
 1作目よりちょっとだけ好き。  相変わらず、敵、味方の区別がつきづらい部分はあり。そんな中、コンボイ(オプティマス)、ハンブルビー、ツインズといったわかりやすいキャラクター登場。アイアンハイドやラチェットも登場しますが、出番は少なめ。長尺なんだから、彼らの活躍するシーンももっと見たいものです。ハンブルビーやツインズは意外にも活躍シーンあり。見所のひとつです。  ディセプティコンは前作同様個性豊か。おなじみスタースクリームにメガトロン。超大型のデバステーターや動物タイプなどバラエティに富んでいます。デセプティコンが多種多様なので、ロボット好きとしては終始楽しい。  前作ではほとんど無力に近かったアメリカ軍が、今作では善戦しているのが良い。地味ながら、こーゆー部分をしっかり描いてくれるのは嬉しい。軍隊とオートボットが連携して戦うのが、否が応にも盛り上がりますね。  前作に比べ、目的が明快になっているのもポイントが高いです。『コンボイを復活させる。』『太陽破壊阻止』『マトリックス奪取』。目的はなんでも良い。目的がわかりやすいというのが大事。わかりやすさは娯楽作品にとって重要なファクター。おかげで前作よりもより一層アクションに没頭することができました。
[ブルーレイ(字幕)] 8点(2019-07-01 14:20:17)
37.  トランスフォーマー 《ネタバレ》 
 ずっと見たかった映画の1つ。子供のときに見ていたアニメの記憶を呼び起こしながら鑑賞。といっても、コンボイくらいしか覚えていませんが。  当時はこーゆー変形ロボットアニメっていっぱいあった。その中でもとりわけ好きだったのが、『実生活に存在する道具への変形』でした。『車両に変形するトランスフォーマー』と『ライターに変形するゴールドライタン』がとりわけお気に入りでした。とゆーわけで、期待を込めての鑑賞です。  はたしてそのビジュアルは、まさに期待通り、いや、期待を超えるものでした。正体不明の戦闘ヘリのトランスフォームで、いきなり興奮がMAXに。次から次に出てくる出てくる。車、パトカー、工事用車両、戦車に戦闘機。ラジカセやら携帯やらまでトランスフォームできちゃうことに感動。最後まで画面に釘付け。本当に楽しいひとときです。  その一方で、不満点を3つ。まずはいらないエピソードをつめこみすぎ。『ハッキングの分析』『取調べ』『めがね探索』『連行』などなど、省略するか短縮しても良さそうなエピソードが多すぎます。これがまさに冗長というのでしょう。それにエピソードと複数機関を入れ込みすぎちゃったせいでさすがにごちゃごちゃしすぎでしょう。  2つめ。ひっぱりまくりの、満を持しての最終決戦。迫力は申し分ないんですが、誰が誰やらわからんですよー。  3つめ。せっかく一人ずつ自己紹介してくれたのに、コンボイやハンブルビー以外に見せ場らしい見せ場がないのが寂しいです。むしろディセプティコンのほうがキャラデザインに個性があってかっこよかったです。  ただ見たいものは見せてくれたし、個人的好みに合致する映画。ノリと勢いで楽しんじゃえ。  オートボットたちが主人公の元に集まるシークエンス。冴えない君だった主人公が、好きな女の子の前で、唯一無二のなんかすげー特別なやつ扱いされる瞬間。嫌いじゃないんだなー、こーゆーの。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2019-06-17 05:41:30)(良:1票)
38.  トゥモロー・ワールド 《ネタバレ》 
 期待していたSFの感じとは趣きが大分違っていました。  『18年前から人類は生殖能力を失った』『世界最年少の若者が殺されて世界中が悲しむ』  このように、マクロの世界観で始まるプロローグに興奮。いったい、どんな世界が、物語が待っているのだろう。  しかし物語が進むにつれて、世界はどんどんミクロの世界へ。ラストはただの脱出劇になっちゃって、それはそれで面白かったのですが、見たかったものとは違います。  例えば、『生まれた赤ん坊が人類の大きな希望となって内戦が終結する』とか、スケールのでかいストーリーを期待しちゃいましたね。  それが、ずっと行動を共にしていた助産師が急に戦線離脱。あれよあれよという間になんか戦争ものみたいになっちゃって。  更にこの映画の設定がやや複雑なのも気になりますね。世界情勢もそうですが、通行証とか不法移民とか。子供が生まれなくなって人類は滅亡への道を歩んでいるはずなのに、それ以外の問題がクローズアップされすぎている感があります。  だから、はっきり言ってわかりにくいし、不親切な映画だと思います。そーゆー理由もあって、面白いとかいう以前に、こーゆー作品って好きになれません。
[DVD(字幕)] 4点(2019-03-08 04:53:31)
39.  東京フレンズ The Movie 《ネタバレ》 
 ドラマの特番って感じですね。DVD版を見ていない人は、登場人物に思い入れがないので、本当の意味ではこの映画を楽しめないのかもしれません。私もDVD版は観ていません。いつもだったら手を出さないであろう映画です。  ではなぜ見てしまったのか。それは大塚愛がいたからです。そして予告がちょっと面白そうでした。魔が差したとしか言いようがありません。  内容は大塚愛の壮大なプロモーション映画といったイメージ。なので個人的には満足。  ストーリーは全く面白く無いです。人気が出てきたアマチュアバンド、いよいよデビューの話が、というサクセスストーリーならまだ良かったのですが。以前のバンド仲間であり恋人の隆司が夢を失ったので、ニューヨークまで会いに行くという物語。  もっというなら、画家をめざす人。結婚に憧れる人。劇団員で頑張る人。それぞれの夢や、恋愛の価値観をそれぞれの視点から描いた群像劇。なので映画としてはこれ以上無いくらい薄味で、面白みや旨みといったものはほとんど感じ取れません。ただ薄味のわりに退屈はしなかったので、小粒ながら楽しめていたのでしょう。  『隆司に会って来ます。』『バンドはどーすんだ。男のためにバンド捨てんのか。』『一発殴ったらすぐ帰ってきます。』と言っておきながら、ニューヨークでいつまでも隆司といちゃいちゃしている玲にまったく共感できなかったのがイタい。それまでの玲は好きだったのに、ここで一気に熱が冷めましたね。  まだ元気な頃の小林麻央さんを見れたのは嬉しかった。
[DVD(邦画)] 6点(2018-07-20 14:52:33)
40.  ドラゴンxマッハ! 《ネタバレ》 
 前作SPLの続編となっていますが、ストーリー上のつながりはありません。前作で凄腕の殺し屋を演じたウー・ジン。今作では主人公の一人となり、逆にナイフ使いの殺し屋を圧倒します。そしてもう一人の主人公、トニー・ジャー。  タイトルとパッケージから連想するのは、夢のタッグ。そして軽快で爽快なカンフーエンターテイメント。  ですが実際は違います。これはSPLのシリーズですから。内容は臓器売買をメインとした、ドラッグ、拷問、なんでもありのえげつない作品。ポップなエンターテイメントとは程遠い内容です。  実際、二人がタッグを組むのは、物語も終盤になってから。  マッハシリーズでは、無敵の正義マンを演じたトニー・ジャーも、この作品ではその正義がなかなか表に出てきません。トニー・ジャー演じるチャイは、自分の上司が何か悪いことをしているのが、なんとなくわかります。でも妹のことがあるので反抗できません。  ウー・ジン演じるチーキットは、とにかく悲惨な目にあいまくり。敵につかまって、刑務所に入れられて、ずーと拷問。そんな状況で中盤、やっと携帯というチャンスをつかむ。でもこの携帯の電波がなかなか入らないんですね。  とゆーわけで、終盤、逆転に転じるまでは事態が全然好転しません。やきもきします。シリアスで真面目な作風なのはいいんですが、あまりにも焦らされるんです。  ただ、カンフーアクションはすごい。主人公の2人はもちろんですが、謎のナイフ使い。こいつが良い。更にはラスボス、マックス・チャン演じる刑務署長みたいな人。この人のアクションがとにかくきれい。チャイとチーキット相手に互角の戦いをするのだからアツイ。  決して見て損は無い映画ですが、まあまあ精神的に疲れるのでご注意。
[ブルーレイ(吹替)] 7点(2018-05-20 18:13:52)
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2291.28%
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41446.35%
527812.27%
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773532.44%
832514.34%
91024.50%
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