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ramoさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 618
性別
自己紹介 【好きな映画】
★ヒューマンドラマ系
★恋愛
★コメディ
★推理・サスペンス・法廷
★アニメ
★その他、心がほっこりする・ワクワクする・揺さぶられるものなら何でも。

【苦手な映画】
×ホラー・スリラー
×暴力系・ヤクザやヤンキー系
×アクション
×アイドルが主演
×ハードボイルド
×見せ場が女優の裸だけの80年代日本映画
×映画の質よりも興行成績だけを意識したハリウッド映画

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1.  友だちの恋人 《ネタバレ》 
最初に映る建物、食堂で出会う2人の女性の上着、プールでの水着・・・その後も青と緑が次々と目に飛び込んできます。そうなるとどうしても2つの色の意味を知りたくなりますね。これは4人の恋愛模様の結末につながり、ラストシーンを観れば「あー、なるほど」と、その意味がわかります。 ですが、登場する2組の男女の恋愛観がまるで日本の高校生レベル。解説に書かれていた「大人の恋愛の機微を~」とは掛け離れた、学園恋愛ドラマを見ているようでした。  イメージカラーを、コントラストの強い2色ではなく、緑と青という同系色だったのは、4人の心情の微妙な変化を表現するのに都合のいい色だったから? それぞれの恋愛対象の印象が、青かと思ってたら実は緑だったり、その逆だったり、ちょっとしたことで色合いが変わる、精神的に未熟で自分が何を求めているのかさえハッキリしない、発展途上の恋愛脳の4人にはピッタリの色でした。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2020-10-15 11:48:52)
2.  友だちのうちはどこ? 《ネタバレ》 
母親の言いつけより、友達のピンチを救うことを選択したアハマッドくん。この国は、子どもは大人に逆らえない・大人は子どもの言葉にいちいち耳を傾けていられない社会であることを強調することで、「そんな中であえて友達の家に行くことにした」アハマッドくんの友達を思う気持ちが、より強く伝わってきました。  子どもの気持ちに寄り添う子育てなどガン無視なオトナ社会でありながら、親の言うことをきかず夜遅くに帰宅、当然キツく叱られるであろうシチュエーションで、子どもを気づかう母親の様子に、ホッとさせられました。そしてその後の、強風の中で洗濯物を取り込む母親の姿・・・何を表現したいのかよくわかりませんでしたが、映画全体を引き締めるスパイス的な役割のシーンのように感じました。  そしてラスト、友達のピンチを救ったという結末そのものより、ノートの押し花に心を全部持っていかれました! こんなに温かくさわやかな気持ちになれるエンディング、自分的にこの映画の価値はすべてここにあると言ってもいいほど、素晴らしい演出でした!  友達にノートを返しに行くというだけの単純なストーリーを、ここまで高いレベルの映画に創り上げるキアロスタミ監督。巨匠と呼ばれる理由がハッキリとわかりました。同時に、儲け主義の商業映画・娯楽映画が、いかに底が浅いかということもよくわかりました。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2019-03-14 23:45:25)(良:2票)
3.  TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ 《ネタバレ》 
ツボにハマって大笑いするシーンは「少年メリケンサック」ほどではなかったものの、音楽的にはこちらの方がいいですね! 個人的な趣味ですが、木村充揮の「閻魔をたたえる唄」は、もっと長く聴きたかったです。  あのハイテンションな悪ノリ、普通なら途中で飽きてしまうでしょうが、映画として破綻する寸前で引き締めていたおかげで、最後まで楽しめました! 特にラストのキスシーンは良かったです。  刺激がいっぱいの地獄にあこがれ、天国の退屈さは地獄よりも地獄・・・というのは、オッフェンバックのオペレッタ「天国と地獄」や、桂枝雀の「茶漬えんま」など、いつの時代も変わらないということでしょうか?(笑) キャラとしては、「死神」のなおみさんが魅力的でした。でも、女子部屋に侵入したことを知っていて、その上で「私のこと、好きでしょ」と言ってしまうヒロインの、かわいいけどちょっとエロいところは、若造からおっさんまで、オトコなら心わしづかみにされそうですね(^^;  日本映画、こういう映画ばかりだと困りますが、こういう映画も、無いと困ります!
[CS・衛星(邦画)] 7点(2018-01-09 20:32:08)
4.  ドニー・ダーコ 《ネタバレ》 
これはいったいどのように観ればいいの? サイコ系? SF? ミステリー? デヴィッドリンチ?・・・と、なんだかよくわからないままに観ましたが、大筋のようなものがわかってくると、謎だった部分も「あっ、(たぶん)そういうことかー!」と、作り手の意図がいろいろと見えてきて面白いです!  内容を簡単に書くと、ドニーは「10月2日、この日に自分が生き延びると、10月30日に恋人のグレッチェンは車に轢き殺され、母親と妹は飛行機事故で死んでしまう」ので、彼は10月2日まで戻って愛すべき人たちのために笑顔で死を選択する、という話。そこに、物理の先生、死神オババ、精神科医などのセリフがうまく絡んで、話全体に深みを与えています。  もし10月2日にドニーが、飛行機エンジン落下事故で死んでいたらどうなるか。 次の日に転校してくるグレッチェンと出会わないため、彼女が死神オババの家に行くこともなく、従って彼女は死ぬことはなかったでしょう。また、自己啓発の人の家も放火されることなく児童ポルノもバレないので、ダンスコンテストの引率はおばちゃん先生が行き、母親も飛行機事故にも遭わず、母親がドニーを心配してコンテストが終わってすぐの深夜便に乗ることもなくきっと翌朝の便でゆっくり帰るので妹も死なない・・・。  さて、こういった「もしも」のストーリーを、どのように見せれば面白くなるのか。いろいろな演出アイディアを盛り込んだ結果、「あれれっ?ちょっと難解な感じになっちゃったかなー?」的な印象で、決して「狙った難解路線」ではないような気がします。個人的にはタイムトラベルなんか持ち込まないでほしかったですけど・・・。  最後にドニーに撃ち殺されるウサギ(フランク)以外は、おそらくドニー自身の精神状態を具現化したものでしょう。水道管を壊したり放火したりする自分の行動を正当化させたい意識の象徴だと思います。  まあ、こういう内容を説明的にわかりやすく見せたりしたら、ただの安っぽいSFヒューマンドラマになっちゃいますよね。画面に描かれたシーン、役者が語るセリフを、自分の中でどのようにつなぎ合わせるか。その組み合わせ方から、作り手の意図を感じ、理解する。そういう映画の醍醐味が味わえる作品だと思います。  「映画は映画館で観る」しか手段がなかった時代だとこういう作品は向きませんが、DVD等、自宅で簡単に鑑賞できる環境が定着化した現代、つまり「いつでも・何度でも・気になるシーンは繰り返して」観ることができるという新しい鑑賞環境が根付いたからこそ、こういう映画が生まれたのかもしれませんね。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2017-09-20 00:55:22)
5.  ドライヴ(2011)
冒頭の、派手なカーチェイスだけではない逃走シーンで期待が高まりましたが、バイオレンスな雰囲気が苦手なため、自分的にはダメでした。センスの良い、切れ味ある映画技法も多かっただけに、それを別のカタチで味わいたかったです。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2017-08-11 12:29:17)
6.  東京おにぎり娘
CGで作られたのではない、本物の昭和の風景を見られたことだけで大満足! 自分が子供時代を過ごした頃の空気感が伝わってくるようで、とても懐かしい気持ちになれました。出てくる人のキャラが無理なく立っているからか、普通のシンプルなホームドラマなのに、なぜか見ていて飽きないし、引き込まれますね。 ちょっと変な例えですが、複雑なトリックやウラに隠された人間模様など、ありとあらゆるアイディアをごってりと詰め込んだ最近の推理小説よりも、江戸川乱歩の短編「二銭銅貨」の方が何倍も面白い・・・この映画を観て、ふとそんなことが頭に浮かびました。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2017-05-05 20:15:36)(良:1票)
7.  読書する女
面白いのかどうなのか、よくわからないまま、結局最後まで観てしまいました。話そのものより、音楽と映像(色使い)の美しさが印象に残っています。 官能的なシーンが多いのにドロドロした感じがなくライトでコミカルな雰囲気、モーパッサンやマルクス、ボードレールなどの本の内容と読まれる側のキャラとがうまくリンクしていて、こういうのを「いかにもフランスらしい、おしゃれで知的なフランス映画」って言うんでしょうね(好きか嫌いかは別にして)。 マリーのちょっと突飛な発想や行動は、なんだかサザエさんを連想してしまってあまり好きではありませんでしたが、将軍夫人のメイドのベッラには、何か自分と共通するような、とても不思議な魅力を感じました。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2016-09-14 13:59:24)
8.  突撃(1957) 《ネタバレ》 
戦争が、いかに人間を愚かな方向に導くかということを痛感させられる映画でした。日本もそうでしたが、戦争になれば、理不尽な命令や滅茶苦茶な裁判、見せしめの処刑なども当たり前、真っ当な理屈がまかり通る状況ではありません。もちろん、兵士の命などどうでもいいんです。処刑される一人が「なぜ何もしていないオレが殺されなきゃならないんだ」と泣き喚きますが、同情する気にはまったくなれません。理由はどうあれ、戦争に参加したということは、相手を殺します。まだ殺していなくても、そういう状況になれば、相手と殺し合いを繰り広げます。そういう人が「何もしていないのに殺さないで」などど言わないでほしいですね。もちろん誰も好き好んで戦争に参加しているわけではありませんが、戦争に参加して死ぬくらいなら、戦争を止めようとして死んでいく方がよほど「名誉な死」、キューブリックが言いたかったことって、こういうことなのでは?と、見終わってふと頭を過りました。キューブリックの作品、そんなにたくさん見たわけではありませんが、キューブリックって「いい映画を作る」ことより、自分のメッセージを、いかに強く伝えるか。そのために映画を作ってるんじゃないか、と思える作品でした。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2015-03-01 21:35:16)
9.  トライアングル(2009) 《ネタバレ》 
これはなかなかの傑作!アイディアとよく練られた脚本で、かなり高いレベルに仕上がった映画だと思います。単に登場人物が殺人鬼に次々と惨殺されるという低級ホラーとはまったくの別物。殺人鬼の正体は誰?なぜ殺そうとするのか?その理由が解明されるたびにどんどん引き込まれ、最後、「死神を騙してこの世に居座った罰」の意味がわかった時には「おぉ~!」と思わず唸ってしまいました。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2014-01-17 23:30:37)
10.  童貞放浪記
せっかく山本浩司を起用しながら、なんでこんなことになるんでしょう・・・。致命的なのは相手役の女性の描き方。脚本がダメなのか、演出のセンスがないのか、女優の演技がヘタなのか、とにかく何もかもが薄っぺら過ぎて、ただのエロ映画に成り下がってました。話のテーマは面白し、リアルだし、これが山下監督なら・・・。アングルに凝ったり、映像に対する細かいこだわりはあるようですが、結局、作り手の自己満足的な印象しか残りませんでした。
[CS・衛星(邦画)] 2点(2013-12-27 14:40:56)
11.  ドライビング Miss デイジー
徐々に距離が縮まっていく2人の関係を、様々な重い問題を堅苦しくなく織り交ぜながら、素敵に描いた良い作品です。シンプルな話なのに飽きることもなく、意外な展開もないのに目が離せませんでした。見終わったあとは、心が成長したような気分でした。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2013-10-28 20:52:42)
12.  同棲時代-今日子と次郎-
いま見ると「ひゃあ!」と叫びたくなるくらい、見ている方が恥ずかしくなる映画でした。原作は読んでいませんが、なんとなく劇画タッチの恋愛漫画というイメージがあり、その雰囲気を表現しているので全体的に陰気な感じでした。当時は「進んでる」内容だったのでしょうが、死語だらけのセリフや表現、クサい演出など、今となってはもうお笑いレベルです。ただ、70年代を懐かしむにはいいかもしれません。特に大信田礼子の歌う「同棲時代」が醸し出すあの時代のムードは、もはや再現不可能。その時代に作られたものと、昔を懐かしんで作られたもの(三丁目の夕日のような)とは全然別物です。なので、映画としてよりも「昔の記録映像」として鑑賞することをおすすめします。追加:この当時、花粉症の女性は「私、結婚できない体なんです」だったそうです。
[CS・衛星(邦画)] 2点(2013-04-14 11:17:10)
13.  東京画 《ネタバレ》 
東京物語も小津作品も観たことないし、ヴェンダースという人も知りませんが、彼が小津のことを相当好きだったということだけはわかりました。印象としては、小津かぶれの外国人が東京にやってきてビックラこいた、という記録映像で、でもそれが意外と面白かったです。小津に関わった役者やスタッフのインタビューだけなら、おそらく途中で観るのをやめてました。80年代の東京を、まじめなのかジョークなのかわからないくらい滑稽に描いたフィルムについついひかれました(もちろん本人はマジメに作ったのでしょうが)。普通なら、当時の東京の様子を見せられても特に興味を示さないと思いますが、ちょっと違った観点から見せられると面白いものですね。パチンコ屋、ゴルフ練習場、食品サンプル、竹の子族など、このように紹介されると笑ってしまいます。特にタモリ倶楽部のオープニングは爆笑でした。アメリカ文化がどうのこうの等、なにやらメッセージ的な意味を伝えようとしたのでしょうが、これを観て「小津映画を通して現代の日本文化の堕落と精神性の変化について考察した映画」みたいなことを思う人っているんでしょうかねぇ???
[CS・衛星(字幕)] 5点(2013-03-16 20:08:03)
14.  都会のアリス
上質でセンスあふれる作品でした。二人の関係が少しずつ深まっていく様子が、ジワ~と心にしみていくようでした。そしてアリスがどんどん可愛く見えてきて、ラストは切なかったです。ハリウッド的なゴテゴテした装飾がなく、シンプルな中にもメッセージがぎっしりと詰められていて、作り手のセンスを感じました。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2013-02-16 21:07:25)
15.  時をかける少女(2010) 《ネタバレ》 
この作品、せいぜい「光の惑星」と同レベル。脚本・演出のセンスは高校の映画研究会並みで、シロートが作ったとしか思えないくらいのヒドさ。70年代のシーンは、単に古いものだけを集めただけで全然70年代に見えないし、仲里依紗の演技力もとてもプロとは思えません。こんなトホホな映画、ひさしぶりに見ました。
[CS・衛星(邦画)] 1点(2012-08-17 19:01:21)
16.  TRICK トリック 劇場版2
小ネタはいろいろと盛り込まれていましたが、肝心のストーリーがイマイチで、これはあまり好きではありません。そう思うと、一作目はよくできていたと思います。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2012-05-23 16:04:26)
17.  遠い空の向こうに 《ネタバレ》 
お父さん、カッコいい!最初は「こんなわからずやのオヤジ、どこにもいるよなあ」と思って観ていましたが、受賞後、ゴンドラの網目からメダルを自慢する息子を見つめるシーン、最高に良かったです。でも最後の、打ち上げの発射に姿を見せるのはちょっとどうかなと思いました。こういうお父さんの性格なら、遠くからそっと最後の発射を見つめる・・・みたいな演出の方が合ってたかも。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-03-26 13:21:19)
18.  ドリームガールズ(2006) 《ネタバレ》 
とにかく歌が素晴らしかったです!これは、映画鑑賞ではなく、音楽鑑賞するための作品ですね。ビヨンセの役は、エフィよりも歌の実力が低く、また個性がない歌い方をするという設定だったため、ほとんどの歌は抑えて歌っていて、最初、ビヨンセファンには物足りない印象でしたが、ラストに近い「リッスン」で一気に実力を見せつけてくれましたね。ビヨンセ、本当にきれいだし、オーラはものすごいし、素晴らしいです!この映画ではよく「エフィ(の役の人)がビヨンセを食った」と言われ、事実、何かの賞もエフィが取ったそうですが、ビヨンセ、全然食われていませんよ。ただ、「ワンナイトオンリー」のエフィは最高でした。
[DVD(字幕)] 7点(2012-01-11 00:08:36)
19.  TRICK トリック 劇場版 《ネタバレ》 
わざわざ映画館に観に行く必要はなく、DVDで充分だと思いますが、何度観ても面白いです。主役・脇役ともにドラマで生まれたキャラそのままなので、ドラマを見ていない人には、この面白さは伝わりにくいかも・・・。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2011-09-02 23:52:17)
20.  時をかける少女(2006) 《ネタバレ》 
これはかなり良い出来ですね。特に脚本が素晴らしく、心地よいテンポ感が生まれていました。背景の絵も素晴らしくて、夏の陽のコントラストなど、「夏休みに観たい映画」という雰囲気たっぷりでした。声優も、うまくはありませんでしたが、逆にそれがこの作品の味になっていたと思います。
[CS・衛星(邦画)] 9点(2011-08-19 11:13:38)
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