1. 映画 ゆるキャン△
《ネタバレ》 高校の部活動を描いた作品で卒業後にプロの道に進むというのは定番だけど、野外活動サークルにもプロの道があったんだね。 TVシリーズはずっと楽しい雰囲気だったけど、本作はなんだか寂しい空気が漂っている。 新しいことを始めようとしてるはずなのに祭りの後のように思えてならなかった。 希望に満ち溢れてた高校時代とは違って、社会人になって現実に直面した感じですね。 キャンプって自由なところが良いと思うんだけど、キャンプ場の運営はいろいろと制約があって不自由そう。 この先が大変なんだろうなぁって余計な心配しながら見てしまいました。 見て損したというほどではないけど、期待してたのとはちょっと違った作品だったかな。 [インターネット(邦画)] 6点(2024-08-23 14:50:24) |
2. HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス
《ネタバレ》 前作より映像のクオリティは上がっているけど、面白さは半減してる。 特にムロツヨシがずっと面白くない。 ストーリー的には新品でもOKというのがちょっと納得できない。 それで興奮するなら変態度は下がってるような気がする。 どうしても使用済みが欲しいから危険を犯してまで手に入れようとするわけで、新品で代用できるなら苦労しないんだよ。 普通の使用済みですらダメで、ずっと洗濯してない汚れ物じゃないと満足できないくらいにエスカレートして欲しかった。 とは言うものの、穿いて脱ぐ所作はとても良かった。 あの程度の時間だと実質新品に近いけど、実際に目の前で穿いて脱ぐことによって神秘さが増している。 続編がありそうな終わり方だったので、次は1週間物のビンテージを用意するくらいのことはして貰いたい。 [インターネット(邦画)] 6点(2023-07-12 04:00:32) |
3. 映画大好きポンポさん
《ネタバレ》 映画の製作過程を描いた作品というのはよくあるパターンだけど、説得力があって良かった。 劇中作の一部だけを見せておいて、残りを観客の想像力で補完させているので、とんでもない名作になっている。 ニャカデミー賞作品賞も納得です。 とは言うものの、いくつか納得できない部分もある。 映画は女優を魅力的に撮れればそれでOKという理論がいまいち描けていない。 ナタリーをどう魅力的に撮るかという観点ではなくて、マーティンをどう魅力的に撮るかに苦心していた印象。 役作りのために髪を切るというのもよくあるパターンだけど、何故短くする必要があったのか不明確だったのが残念。 髪が長いことの弊害、もしくは短いことのメリットがきちんと描かれていれば、説得力が増したかも知れない。 見た目だけで言うなら、長かったときの方が魅力的だったように感じた。 女優の魅力として尻を強調していたのも女優の魅力とは何かという本質から逃げているように思えた。 もちろん尻も嫌いではないけど、やっぱり女優の魅力を語るならキスシーンや濡れ場は避けて通れないはず。 尻を見せるのに演技が必要とは思えないけど、キスシーンや濡れ場はどう演じるかが問われる。 もしこの作風の中でナタリーの濡れ場があったなら衝撃的だったと思うけど、そこまで踏み込んだ作品ではなかった。 土下座してまで追加シーンを撮ろうとしたとき、キスシーンや濡れ場なのかと期待してしまった自分が恥ずかしい。 ポンポさんなら女優を必然的に脱がせるアイデアを持ってそうな気がしたんだけどね。 あと、90分という縛りにも納得できなくて、無理して90分に削り落とすのは本末転倒だと思う。 必要なシーンだけを繋ぎ合わせた結果が偶然90分だったのなら称賛に値する。 [地上波(邦画)] 7点(2023-02-04 17:05:09) |
4. X-MEN:ダーク・フェニックス
《ネタバレ》 ミュータントが幸せに暮らす未来を先に描いてしまってるので、強い敵を登場させて戦うことに意味はないと思う。 それより、どうやってミュータントに対する偏見を乗り越えて人類と共存していくかが大切なんだろう。 そういう意味では序盤の救助任務は、とても意義深いことだったように思う。 ミスティークの姿もその1つの象徴であり、彼女がありのままの姿で生きていくこともこの物語の本質的なテーマのはず。 仲間の前で人間の姿に変身するのは無意味だし、この作品の存在理由すら否定してしまい兼ねない。 そして、旧3部作でもそうだったけど、彼女に対する扱いが雑過ぎて悲しくなる。 見た目の問題に思い悩んで乗り越えてきた彼女の生き様に敬意を表したい。 どんなに強い能力を持ったミュータントより、強い心を持っていた彼女がいちばんのヒーローでした。 [インターネット(吹替)] 5点(2022-10-07 01:17:20) |
5. X-MEN:アポカリプス
《ネタバレ》 初期の頃からミスティークが好きだったので、大統領を救ってヒーローになってたのは嬉しかった。 でも、過去の作品でありのままの姿を受け入れてたはずなのに仲間の前で人間の姿になるのは辻褄が合わない。 彼女がミスティークの姿で生きていくことがこの作品の感動的なテーマの本質だと思います。 クイックシルバーは学園の爆発に気付いて仲間を助けられるのにストライカーの部隊の衝撃波には気付かず気絶しちゃう。 どう考えても衝撃波より速く動けるはずなのにね。 逆にストライカーの部隊はウルヴァリンに対して銃で攻撃するのがアホ過ぎる。 銃で撃っても殺せないのは知ってるはずなんだから、衝撃波で気絶させなさいよ。 チャールズはハゲちゃってるのに精神世界の中ではまだ髪の毛が生えてて往生際が悪過ぎる。 未来はミュータントが幸せに暮らせる世の中になるって前作で確定してるので、強い敵の存在はあんまり意味がない。 チャールズとエリックがどうやって和解してミュータントを幸せに導くのかを描いた方が面白くなりそうな気はする。 [インターネット(吹替)] 4点(2022-10-07 00:06:04) |
6. X-MEN:フューチャー&パスト
《ネタバレ》 過去に戻って歴史を改変するというネタはよくあるパターンで面白味はない。 いろいろと矛盾もあるし、酷い出来の作品になってしまったね。 今までは他の作品と話が繋がるように上手く作ってたのに1973年の時点であんなロボットが開発されてたなんてやり過ぎ。 現代の人類はミュータントと戦うのに銃を使ってたのにね。 あと、小型のミュータント発見装置も開発済みで、1973年の科学力がとにかく凄い。 セレブロ使って命懸けでミュータントを探してたチャールズがアホみたい。 でも、この歴史改変によって以降の物語が新しい展開になるはずなので、それには期待してみたい。 [インターネット(吹替)] 5点(2022-10-06 21:05:42) |
7. X-MEN:ファースト・ジェネレーション
《ネタバレ》 旧3部作はあまり面白いと思えなかったけど、本作は面白かった。 架空の物語ではあるけど、キューバ危機の裏側として描くことで現実味のある世界観になってる。 レイヴンとの出会いから別れまでが丁寧に描かれていて、ありのままの♪とか歌い出しそうな勢い。 人間の姿ではなくミスティークとして生きていくという強い意志が感じられて、とても感動的。 彼女がどうなってしまうのか知ってるだけに切なくて泣きそうでした。 チャールズが髪を気にするという遊び心もあって良く出来た作品だと思う。 エリックがエマと戦って海に落ちたのにチャールズと出会って自分以外のミュータントの存在に驚いたのはよくわからなかった。 見た目が人間のチャールズより、エマの姿の方がよっぽどミュータントなのにね。 何か重要なシーンを見逃してたのかも知れないので、もう1度見直してみたい。 あと、カッコ悪いヘルメットの理由も知ることが出来て良かったです。 [インターネット(吹替)] 7点(2022-10-06 07:42:59) |
8. X-MEN:ファイナル ディシジョン
《ネタバレ》 相変わらずどうなったら死ぬのかよくわからず、死んだはずのキャラが生きてるパターン。 今回はいっぱい死ぬけど、どうせまた復活するんでしょって感じで悲しくもなんともない。 でも、治療薬の開発でちょっと緊迫感が漂ってきた。 1作目から大活躍してたミスティークが人間になっちゃったときは悲しくて泣きそうになった。 彼女がマグニートーに対してどんな感情を抱いてたのかはよくわからないけど、切ないシーンでした。 人間になったことが悲しいなんて皮肉ではあるけど、青い姿こそが本当の彼女の姿なんだと思う。 そして、異能バトルの定番である能力を無効化する能力が最強ということはよくわかった。 ラストシーンで止められるのは俺しかいないとか言ってたけど、スキンヘッドなら殺さずに止められたよね。 [インターネット(吹替)] 5点(2022-10-05 19:37:16) |
9. X-MEN2
《ネタバレ》 どうなったら死ぬのかよくわからないので緊迫感がない。 死んだと思わせておいて実は生きてましたの繰り返し。 ナイトクローラーが見えないとこから突然テレポートして来たり、どこか見えないことに消え去ったりする。 でも、味方になった途端に見えないとこにはテレポート出来ないとか言い出すのが納得できない。 ダムが決壊しそうなのにダムより下に逃げるのもアホ過ぎる。 ダムより上に逃げるのが常識だし、走って逃げるよりテレポートした方が早いでしょ。 あれだけ広々してるんだから、安全な高台は見えてるだろうに。 そもそも決壊してる時点で大惨事だし、決壊の原因を作ったのも自分たちだよね。 こんなことしてたら人間から敵視されるのも当たり前だと思う。 あと、テレポートの能力を邪魔されてるって何なの? 能力を邪魔する能力なんてあったっけ? それが出来るなら最強のミュータントだと思うよ。 [インターネット(吹替)] 4点(2022-10-05 16:46:06) |
10. X-メン
とりあえず登場キャラの紹介という感じでしょうか。 ウルヴァリンがカッコイイということとローグの能力がヤバいということはよくわかった。 あと、敵ではあるけど、ミスティークが好き。 物語として面白いかどうかはまだよくわからない。 [インターネット(吹替)] 5点(2022-10-05 14:34:26) |
11. X-ファイル ザ・ムービー
宇宙人とか謎の組織とかスケールの大きな物語。 でも、そんなことより南極でその服装は大丈夫なのか心配になった。 しかも、びちょびちょ。 無事に帰って来られたことの方が奇跡過ぎる。 [インターネット(吹替)] 4点(2022-10-01 10:34:45) |
12. エンジェル ウォーズ
《ネタバレ》 アニメやゲームの戦闘シーンを実写化したエンターテインメント作品かと思ってたら、メインの物語が絶望的で驚いた。 残酷過ぎる現実を妄想のオブラートに包んで映像化してるわけだけど、その妄想ですらダーク。 ダンスで魅了する設定になってるけど、現実でしてたことを想像すると心が痛む。 その妄想のダンスを更に戦闘に置き換えるというアイデアが斬新な映像感覚を生み出していて良かった。 妄想の中ならなんでもアリなので、なんだか希望があるような気がして、救われるんじゃないかと期待してしまった。 ハッピーエンドとは程遠い結末ではあったけど、犠牲は無駄ではなかったと思いたい。 あと、鎧武者やドイツ兵はなんとも思わなかったけど、ドラゴンの赤ちゃんはちょっと可哀想だった。 意外なところに感情移入しちゃうんだなって想定外の発見があって面白かった。 [インターネット(吹替)] 7点(2022-02-02 20:32:27) |
13. エンバー 失われた光の物語
面白くはないんだけど、世界観が魅力的な作品。 冒頭のシーンをカットして箱が何なのかわからなくした方が面白かったかも知れない。 先が見え見えの展開なので、せめて箱くらいは謎のままにしておいても良かったのかな。 あと、市長が典型的な悪人キャラだったけど、この設定なら悪人は必要ない。 人類の存亡に関わる壮大な物語のはずなのに悪人の市長との対立というしょぼい話になってしまってる。 善人の市長が使命を全うしようとして対立するという設定の方がラストが感動的になったかもね。 [インターネット(字幕)] 5点(2022-01-28 18:13:07) |
14. 映画 賭ケグルイ
《ネタバレ》 過剰な演技だらけの作風の中で、歩火のキャラが突き抜けていたのが印象的でした。 わざと負けようとしてるというどんでん返しは面白かったけど、負ける方法に説得力が無かったのは残念。 小さい数字を出せば負けられるというルールでもないし、味方とバッティングさせるのも運次第。 どんなロジックで負けようとしてたのかが明確だったら面白味が増したのかも知れない。 逆に勝とうとしてたはずの村雨の行動も意味不明。 相手の出すカードがわかってそうな演出になってたけど、バッティングしたり、無駄にジョーカーを使ったりした理由がよくわからなかった。 ジョーカーを出して1を宣言するという蛇喰の負け方だけは理論的で良かったと思う。 [インターネット(邦画)] 4点(2021-11-04 01:52:28) |
15. エジソンズ・ゲーム
いまいち盛り上がりに欠けたけど、歴史的な出来事を描いた意義のある作品でした。 エジソンとウェスティングハウスの醜い争いの根底にあったのは人々の幸せの為という信念だったように思う。 電気椅子によるネガティブキャンペーンとか、負の側面がクローズアップされていたけど、それ以上の多大な貢献を両者が成し遂げたことは間違いない。 ラストの対面で少し心が通ったような演出になってたのは良かった。 [インターネット(吹替)] 6点(2021-11-01 16:43:06) |
16. 映画 ねこねこ日本史 龍馬のはちゃめちゃタイムトラベルぜよ!
アニメを通じて日本史を学べるような作品かと思ったけど、歴史上の人物を次々に紹介してくだけの総集編みたいな作品でした。 テレビアニメの方は個々の時代をそれなりに学べそうなので、そっちを見た方が有意義かも知れない。 登場人物は基本的にねこだけど、秀吉がさるだったのは面白かった。 [インターネット(邦画)] 5点(2021-06-01 11:56:21) |
17. 映画 聲の形
開始5分でもう泣きそう。 絶対に楽しい作品じゃないことがわかって覚悟したけど、小学生時代を乗り切ったら、少し楽になった。 その後の数年間は地獄の日々だったのかも知れないけど、スキップしてくれたことで深刻さが和らいだ。 いじめは良くないという説教臭い作品ではなくて、どう乗り切るのか、どう変わってくのかという前向きな作品。 過ぎ去った日々に縛られるより、一歩踏み出すことの大切さが描かれていたように思う。 ちょこちょこ蟹が出るのも可愛いし、癒されるシーンもあって、トータルすれば心が軽くなったような気がする。 贅沢を言うなら、ラストで幸せな余韻にもう少し長く浸らせて欲しかった。 もしも小学生時代にいじめの無かった世界線があったなら、どんな高校生活を送っていたんだろうと考えてしまう。 もちろん倫理的にはそっちの方が良いに決まってるけど、それが必ずしも順風満帆の人生に繋がるわけではないのかも。 どっちにしても紆余曲折あって、悩み苦しみながらも同じ形に収まるのかも知れない。 [地上波(邦画)] 9点(2021-04-30 19:50:29) |
18. エイプリルフールズ
この手の作品は上手いと思わせる脚本かどうかの勝負で、結論としては下手糞。 それぞれのエピソードの繋ぎ方が強引で、そんな無理矢理に繋ぐくらいなら、独立した物語でもよかったと思うよ。 個々の役者はよく頑張ってたので、それなりに見られる作品になってるけど、モッタイナイ作品になっちゃってる。 戸田恵梨香の犯行をもう少し納得できる理由で肯定させてくれたらスッキリしたかも知れないけど、相手がどんな人であれ怪我させちゃったらモヤモヤしたものが残る。 [地上波(邦画)] 4点(2019-05-23 17:36:18) |
19. 映画立川談志
正直言って、この作品を映画として評価するのは難しい。 談志の芝浜は味わい深くて良かったけど、それなら古典落語名作選とかで充分。 高座以外のインタビューも支離滅裂で理解するのが難しい。 結局、落語とは何なのか、イリュージョンとは何なのか、さっぱりわからなかった。 それでも、観なきゃよかったとまでは思わなかったので、点数は少し甘くしておきます。 [DVD(邦画)] 6点(2017-03-22 17:16:05) |
20. エウロパ
固定カメラで構成された映像は斬新。 でも、直ぐに飽きてくる。 どうしても単調な構図になってしまうよね。 あと、この手の作品のオチに期待するのは酷だと思う。 人類の想像の限界を超えることが出来ないのなら、想像通りのオチを用意するという開き直りも潔し。 [DVD(字幕)] 5点(2017-03-20 17:25:42) |