1. U-571
これは良かった。まさにノンストップムービー。生き延びるために必死になる人の姿はすばらしい。狭い中での銃撃戦や格闘もうまく撮られていて良かった。 8点(2004-09-21 22:32:11) |
2. タイムライン
面白かった面白かった、マイケル・クライトン原作・リチャード・ドナー監督だけある。話のつながりやプロットがちゃんとしている。フランソワの死に様だけ納得いかないが、後は終始ドキドキものだった。・・・これもドカンとヒットしなかったなあ。2003年の一種のブームだった続編作群の波に押されたか。有名作の続編というだけでマスコミに取り上げられるからなあ。有名俳優を起用すれば話題になったかもしれないが、出演陣の中で一番有名なのがノンクレジットのドナー監督本人。一人くらい出てもらっても・・・世間には泡沫候補みたいな映画に見られたようだ。残念。 8点(2004-07-28 18:05:48) |
3. ブラックホーク・ダウン
凄い映画を見てしまった。最初の30分と最後の10分以外は全てリアルなド迫力戦闘シーン。「戦場って本当にこうなんだろうな」と思わせる映像が続いていく。キース役の人は本人が出演したそうで、徹底的にリアルさにこだわったのだろう。自分のようなあまり深く考えない人は映像の凄さを、ドラマが好きな人はソマリア内戦や戦争の無意味さなどについて考えて楽しんでいただきたい。・・・あっ、でもラストの愛国的な言葉は要らなかったな。血と泥にまみれた兵士たちの映像でよかったのでは・・・さぞアメリカ嫌いの人に叩かれるだろう。プロパガンダだ云々・・・でも民兵側をも描こうとすると長くなるし、何より軍の協力を得られなかっただろう。民兵側の感情や行動に付いては、自分で補完するしかあるまい。そこのところは大目に見ていただきたい。しかし、戦争映画としては傑作の部類に入るのではなかろうか。何のドラマも存在せず、ただありのままの戦闘や恐怖を描き、特殊技術の使用でリアルに仕上げる。正しいCGの使用法だと思う。ブラッカイマーはさぞヒーローを登場させたかっただろうな。 8点(2004-03-21 15:10:50) |
4. ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還
アカデミー賞と自分の評価が一致するのはこの映画が最初で最後だろう。指輪を始末した後が長いのが難点だが、あとはもう素晴らしいの一言。火口の入り口に到着した時は緊張が最高潮に達して、心音が体中に響いた。それほどこの三作には重みがあった。そして相変わらずのあの壮大な合戦シーンに圧倒されてしまった。亡霊軍対オークの対決をもうちょっと見たかったかな。しかし、アカデミー賞やこのサイトの評価のように単品でどうこう言うのは可哀相な気がする。・・・そういえばサルマンってどうなったんだ? 8点(2004-03-01 21:33:25) |
5. “アイデンティティー”
《ネタバレ》 8点と迷った。「犯人」が分かっちゃったから。あの状況で父親を故意に殺すなら、子供が車の前に動く以外に方法はありえない。それに多重人格者内での物語というのも読めた。人格同士が戦う設定は面白いけど、それならネタをばらすのは刑事とエド(もしくは女性)の二人しか生き残っていない時にすべき。現実ではないことが分かった途端に緊張感が薄れてしまった。……でも面白かったからな~。8点にしようか…。7.5点というわけにはいかないか。 8点(2004-02-23 17:43:34) |
6. グリーン・デスティニー
アクションは百点満点。これぞカンフーだ。景色、音楽共によし。物語のほうにはさほど魅力は感じないのは仕方ない。ヒロインと盗賊の馴れ初めは強引過ぎる。しかしそれを補って余りあるカンフー。ジェット・リーが奥さんの出産を理由に出演を断ったのはいかにも惜しい。ハリウッド俳優が安易に披露するカンフーとの違いを見よ。 8点(2003-12-22 21:16:30) |
7. スターリングラード(2001)
これは面白かった。映画を見て久しぶりに手に汗を握った。ただし戦争の悲惨さと汚さを盛り込もうとしたのはよかったが、ちょっと欲張りすぎ。 8点(2003-11-01 20:58:19) |
8. ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔
最初のより断然こっちのほうがいい。戦闘シーンもリアルで派手でありながら、見づらくなく入り込める。三時間があっという間に過ぎた。 8点(2003-09-29 21:22:52) |
9. キス・オブ・ザ・ドラゴン
ジェット・リーがハリウッドで主演した中では一番の出来。格闘術教室に紛れ込んでしまうところはリーの良さが出ていた。ただしカメラがより過ぎていたりして、彼のアクションが見えづらいのが難点。でも「最高のものが最悪の行いをすることもある」と悪役に言わせたのはよかった。 8点(2003-09-19 11:49:38) |
10. ターミネーター3
面白くはあった。アクションシーンもふんだんで質も高く、一流ではある。しかしT-Xのキャラが生かしきれてない。他のターミネーターとの違いが地味だったし、微妙に感情が混じっていたような感じがあった。ロボットが二度見しちゃいかんよ。怖さで言ったら、前作のT-1000のほうは「どうやって倒せばいいんだ」という絶望感があった。今度のT-Xは液体金属+数々の内蔵武器+他の機械を操作できるという特徴があったわけだけど、後の二つはアイデアとしては平凡で怖さが伝わりにくい。10億の武器って。小学生じゃないんだから。T-800の伝説的な印象度、T-1000のアイデアとCGのインパクトには勝てないのか。2で終わっといたほうが良かった。 8点(2003-08-10 20:37:53) |
11. スパイキッズ2/失われた夢の島
前作よりテンポが良くなってるし、いいんじゃない?あなたはこの子供っぽさ加減についていけるか!? 7点(2004-03-20 13:06:24) |
12. 閉ざされた森
《ネタバレ》 久しぶりにうまく騙された。トラボルタまで犯人だったらどうしようもない作品になっていたところだった。ただし兵士たちの区別がつきにくいのが難点。黒人と女以外の三人は誰が誰やら。なんとか物語についていけたから良かったようなものの、ぐちゃぐちゃになる可能性も秘めていた。マクティアナン、ラッキーだったね。 7点(2004-03-09 19:30:19) |
13. デス・トゥ・スムーチー
最初はサスペンスか?と思わせておき、現代社会の汚さがどうのこうのという作品か?とミスリードする。しかしその実態は、現代ファンタジーとコメディを混ぜ合わせた暖かいお話。ノートン演じる純粋無垢な男はセーラかセドリックかはたまた更生したスクルージか。彼の行動で全てがうまく片付いてしまう、評論家皆さんの大嫌いなストーリー。でもこういう「素直」な映画はそうそう無い。 7点(2004-02-19 15:40:20) |
14. パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち
7点か6点か迷った。ラストがあれでなきゃ気持ちよく付けられたんだが、まあ御祝儀と言うことで7点。アイデアは凄くいい。不死身になる呪いの使い方などは素晴らしい。ヒロインも安易にジョニー・デップとくっつかずに良かった。ただラストがな~。ご都合主義もたいがいにせい。提督がかわいそうだ。つくづく惜しい。 7点(2003-12-31 12:59:21) |
15. ハンテッド(2003)
いや~、久しぶりに骨のある格闘を見たなー。BGMも必要最小限に抑え、徹底的に無駄なものをそぎ落としてある。CG無し、びゅんびゅん効果音をつけたカンフーも無し。派手には程遠く、ヒットしなかったのも仕方ないが、それがかえって手作りナイフでの格闘という泥臭さを際立たせる。これこそ漢の戦いだ。 7点(2003-11-25 19:32:55) |
16. シャンハイ・ヌーン
辮髪でアクションをしたり結構斬新だったが、衰えが目立ちはじめてる。 7点(2003-10-30 00:08:00) |
17. 奪還 DAKKAN アルカトラズ
惜しい!状況設定はものすごくいいのに。セガールはいつも通り強かった。 7点(2003-10-16 19:37:43) |
18. ラッシュアワー2
明るく楽しくすがすがしく。裸で署に帰るシーンは面白かった。 7点(2003-08-09 14:22:48) |
19. ショウタイム
もっと派手な作品かと思ってたけど、そうでもなかった。楽しかったけどね。 7点(2003-07-08 21:26:32) |
20. トランスポーター
前半は車のCMみたいなオープニングから、やたらアーティスティックな光の当て方やカメラワーク・アングルにアクション映画としての興がそがれた。後半で随分取り返したが、あのまま最後まで行ってたらボロクソに言っていただろう。ジャッキーの真似はダメだけどね。バス車庫で自転車を手に取ったときは、「それで逃げたら完全にパクリになる!やめろ!」と心の中で絶叫した。しかし主役が「ワールドダウンタウン」という番組のジル・ベッソンに見えて仕方なかった。「ハマタはどうだい?」 6点(2004-09-26 23:15:33)(笑:1票) |