1. バンクーバーの朝日
《ネタバレ》 他の方も書いてますが、脚本に難あり。 ドキュメンタリーじゃなくて、映画なのだから、登場人物に語らせなきゃ! 予告編でも出てくる、「やれるとこまでやってみよ」も、妻夫木君と勝地君で、月明かりの下で散々もったいぶった挙句の会話の最後の言葉。おいおい、それだけかい! 画はとても綺麗で、尺もあるのだから、人種差別への思いだとか、仕事の辛さだとか、もっと思う事、色々あんでしょ!伝えてくれ! [映画館(邦画)] 4点(2015-02-03 20:16:56) |
2. たそがれ清兵衛
東北、山形の片田舎(と思われる)海坂藩。 映画の視点である「清貧をよしとする」感覚は、今の東北に なぞらえても、同じ感覚であると思う。 東日本大震災でも見られる、東北の人たちの粘り強いチカラは、 こんなところにも見えるんじゃないだろうか。 朋江が、清兵衛の身支度をするために襷を「キュッ」と締める場面。 清兵衛が、その朋江を見つめるラスト。 良かったですね。このラストシーンで映画は終わって欲しかったです。 [DVD(邦画)] 7点(2011-06-30 19:00:32) |
3. マトリックス レボリューションズ
この後、モーフィアスを大将として、機械との最終戦争「マトリックス・最後の聖戦」があるとずっと思ってた。じゃないと繋がれている人間が可哀そう。「望む者たちは解放する」なんて言ったって、人間はみんなほとんど気づいてないで繋がれてるのに。 結局、人間×機械の戦いは、痛み分けってこと?妙な厭戦主義が急に入ってきて、ここまで引っ張って来た「映画だから」の面白さ、バカバカしさを、急に冷静な目で見つめて終わる感じ。 多分、監督のなんとか兄弟も飽きちゃったんだろうな…。 [映画館(邦画)] 4点(2010-07-15 00:07:33) |
4. ターミネーター2
ドラマとしても、アクション映画としても素晴らしい。また、シュワが登場時、不良からサングラスを奪う場面なんて、ひねりも秀逸。 自分、エレベーターに乗るときは、未だに「早く閉めなきゃ…」と「閉」ボタンを一生懸命おします。 [レーザーディスク(字幕)] 9点(2010-07-14 23:44:09)(笑:1票) |
5. ブロークン・アロー
トラボルタはこういう悪役、ハマってますね。 映画そのものは、当たらない敵の弾丸、殴り合ってても全然痛くなさそうなファイトシーンなど、現実感無さすぎで漫画っぽいですが、軽く見る映画としてはいいのでしょうか。 [地上波(吹替)] 5点(2010-07-14 23:13:54) |
6. ホーンテッドマンション(2003)
妻、子供と一緒に観ました。 子供(11才)は怖がっちゃってもうダメ、妻も怖かったそうな・・・。 怖いというか、執事なんかが急に出てきて、ぎくっ!ジュラシックパーク的びっくり。 まあ、ホラーなんてめったに観ない我が家ですから仕方ない。 あまり評判が良くないようですが、我が家では十分怖くて楽しめました。 アトラクションのイメージも上手く踏襲していて良かった。 ただ、各ゴーストのキャラをもう少し出したら面白かったですね。 [DVD(吹替)] 6点(2010-07-12 16:10:48) |
7. CASSHERN
「キャシャーン」の映画なんだから、キャシャーンが何とかしてくれないと何ともならないでしょう! 監督にこれだけは言っておきたい。 「キャシャーンがやらねば誰がやる!」 でも、「キャシャーン」を考えなければ、映像は美しくてこだわりもあるし、テーマも好きです。 [DVD(字幕)] 5点(2007-05-29 16:15:59) |
8. いま、会いにゆきます
素晴らしい。この細やかな優しさ、肌触りは、とても日本的で素敵です。 ストーリーも自然に感じられました。とても良く練られたファンタジー。 最後、澪の回想シーンでパズルが一つずつ埋まっていく。濃密で感動的な時間。 素直に感動できる自分が嬉しい、そして大事な人ともう一度観てみたい。いい映画を、ありがとう。 [DVD(字幕)] 9点(2006-01-09 00:55:44) |
9. コンスタンティン
「マトリックス」のイメージかな?と思って観ました。 他にも言っている方が居ますが、やはり画面の退廃美、暗さが美しいですよね。「どんよりと曇った日は気分がいい」なんて感じる人にとってはスバラシイ映画。かく言う私も、開始約15分で、「僕にとっていい映画」決定でした。 [DVD(字幕)] 7点(2006-01-08 22:45:26) |
10. ラストタンゴ・イン・パリ
パリの風景が見たくて、観てみました。 ある程度トシが行ってて、恋愛経験もそれなりに無いと、きびしいだろうな。 40代であの貫禄、マーロン・ブランドに脱帽。 自分の恋愛は、あそこまで年は離れていないけど・・・身に凍みる映画です。 [DVD(字幕)] 8点(2005-10-15 02:24:24) |
11. パッション(2004)
私は教会に通っていましたので、色んな思いを持って観ました。残酷なシーンを殊更に強調したのは、「キリストはこれだけ強い思いで、我々の原罪を背負った」事を描きたかったのではないか、と思います。 2時間の枠で全てを語るには、テーマが大きすぎます。逆にもっと長くて時間を取って、「何故、これ程までにエルサレムの大祭司やパリサイ人、サドカイ人たちに忌み嫌われるのか?」という部分を描けば、より分かり易い映画になったのでは、と思います。 でも、多分メル・ギブソンは、「わかる人にわかればいい!」なんて思っているのでしょうね。「キリストの一生」「キリスト教」を全く知らずに、普通の映画として評価するのはやっぱり厳しいと思います。 興味を持った人は聖書を読んでくれ!それで成功!の映画だと思います。 [DVD(字幕)] 7点(2005-06-12 18:10:08) |
12. マジェスティック(2001)
DVDで観ました。 「フランク・ダラボン3部作の最後!」を最初は意識してて、でも他の2作からするとあまり名前を聞かないので「コケたのかな?」なんて勝手に思いながら見始めたら、これが実にのめり込めました。 子供達を失ったローソンという町にルークが戻り、潰れていた映画館を再生していく場面に、失意の底にいた町の人たちの、「取り戻していく」喜びが感じられ、こちらもワクワクしました。実際ピーターは、10年以上前、脚本家になる前はルークだったのかな?などと思いながら・・。 最後の聴聞会の時、「合衆国憲法うんぬん・・」となった時、「やばい!これはまたアメリカ万歳でお気楽に終わってしまうのか?」と焦りましたが、そこまでではなく(少々その臭いを残しながら)、ローソンの町にもう一度歓迎された所で、「良かった・・・」と素直に思える良い映画でした。 監督は、この映画を、先の大戦で亡くなった人たちへのオマージュ、そして遺族への贈り物としたかったのではないでしょうか?日本でもこういう映画が作れるようになるといいな、と思いました。 8点(2004-11-15 17:24:22)(良:2票) |
13. トランスポーター
前半の「過去を持つ、ストイックな運び屋」の雰囲気は、ゴルゴ13を連想させくれて惹きつけられたんだけど・・・・ 後半、その自分の「ルール」を破りまくり。だから前半の現実味がバッサリ斬られてしまって、一気に軽くなってしまったのが残念。 でも、テレビでタダで観せていただく分には、いい映画でした(笑)。 6点(2004-09-26 23:55:36) |
14. 黄泉がえり
《ネタバレ》 途中で集中力を欠いていたからかも知れないけれど、最後に竹内結子が消えてしまう理由が判らなかった。なんで?ようやく皆さんのレビューでわかった位でしたよ。 あと、単なる自分の感情で、簡単に人を殴る場面が何カ所かあって、どうもいい気分がしなかった。ちゃんと謝りなさい君たち! 4点(2004-06-18 14:10:33) |
15. パール・ハーバー
作った方もお金の無駄だし、観てしまった私も時間の無駄。字幕の最後に、「この映画はフィクションです。実在の団体、個人とは関係ありません」と出てたら、まあ許してあげられるかな。 2点(2004-03-28 23:48:15)(笑:6票) |
16. タイムコップ
《ネタバレ》 素直に面白かったっす。 ストーリーに突飛なひねりもなく、分かり易いストーリー、そして勧善懲悪。 ラスト、「2回目」の戦闘シーンが始まり、ヴァン・ダムが家の入り口でいきなりやられてしまう筈の所で、敵を殴り倒したとき、思わずガッツポーズ出ましたもん。 8点(2004-03-08 00:48:20) |
17. スモール・ソルジャーズ
何とも後味が悪い映画。 前半は、面白いかな?と思わせてくれたが、途中から「笑えないよ・・」とハラハラ見せられた。 どう考えても素直に笑えない。何とも困った映画だ・・・。 5点(2004-03-08 00:29:53) |
18. ラスト・シューティスト
「面白かった」というよりは、「観て良かった」と思える作品です。 ジョン・ウェイン最後の作品・・・これだけでも何かを予感させてくれるところで、恐らくは、もう余命幾ばくもないと悟っていた彼から、今までの役柄全てに対してのお別れの映画だったのだと思います。 淡々と進む映像、そして彼の望んだ最期。決して派手ではないけれど、人生とは?と考えさせられる映画でした。 8点(2004-02-08 17:16:38)(良:1票) |
19. スパイ・ゾルゲ
監督は、こういった事実があった、という事を伝えたいが為にこの映画を作ったんだと思います。 そういった意味で楽しめました。この時代の歴史や空気を確認する上でも、非常に意義のある映画だと思う。 でも、やっぱり監督はちょっと左翼がかってますね。タッチは「日本=軍国主義=悪」というお決まりの路線が垣間見える。 でも・・やっぱりいくら何でも「イマジン」は持って来ちゃいかんでしょう。すっかり興醒めでした。 6点(2004-02-06 00:10:14) |
20. ラスト サムライ
他の方も言ってますが、やはりコレをアメリカ人に作られてしまったのは口惜しいですね・・。 エドワード・ズウィックさんという監督は、余程日本の文化を好いてくれているのでしょう。確かに美化しすぎの部分はあるかも知れませんがいいじゃありませんか!他の映画では、日本人にはあまりいい役どころが来ないのがほとんどなのだから。 でも私はああいった日本人が沢山居たと思いたい! 日本の文化の一端を、分かり易く世界に発信してくれた事について、本当にありがたく思います。 8点(2004-01-12 23:48:17) |